地球の自転が遅くなっていく理由
※地球の自転がだんだん遅くなっていく原因は,月との潮汐摩擦が主です。月の引力が地球の海水を引っ張って(本当のことをいうと,万有引力と遠心力の差です。だから,月の反対側の海も満ち潮になる。),地球の周りを回るので朝夕の潮の満ち引き(潮汐)が起こります。
月は1ヶ月で一周しますが,その間に地球は24時間で一周するので,その差の摩擦が生じます。その摩擦によって,地球の自転は,徐々にゆっくりとなっていってしまうのです。実は,潮汐摩擦は,海水のみでなく,地球の形そのものもゆがませながら,まわっていくことが確認されています。すごい摩擦力になりますね。
実は,太古の昔,巨大彗星(?)が地球に衝突して月ができました。その時は衝突の影響もあり,地球の自転はもっと速かったのです。月ができて,潮汐摩擦が発生するようになり,自転は徐々にゆっくりとなっていきました。
そして,ゆっくりとなった分,角運動量保存則により,月が徐々に遠ざかっていきました。つまり,当時は月はもっと地球に近かったのです。「月が遠ざかっていく理由へ」
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2002.5.19