徳力悦子の詩(8)


『金木犀』

秋の長雨と台風が多いいこと

それも大きくって日本列島縦断する

本当に一日か二日は秋晴になって

空は青い絵の具を塗ったように まぶしい

金木犀の香りが流れて来る

懐かしい香り

ふるさとの香りはいいな

10月半ばになって またまた台風がやってくる。

2004年10月18日


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『平和』

 今 台風の被害 新潟地震の恐ろしさを感じながらも

「市民展」が始まり

来週は私のクループ展が始まる

毎年 いつもと同じように忙しい日々が続く

平和って日々はたんたんと過ぎて行く

それがいつ壊れるが分からない怖い

心の中の方で 怯えてる 私がいる

そんな時に知り合いの人に逢って

話す一瞬でも恐怖を忘れて

やっと安心して笑う

平和を守る事は一番大変と思って祈りつつ

2004年10月27日


 『猫と落ち葉』

木々の枝から紅葉した葉がぱらぱらと

落ちては舞う

その葉を猫がおう

飛び跳ねてる 転がる 体を縮めて目で狙う

そしてスピード付けて取る

何度もやっては休み 又始める

見てる方は笑いが止まらず

休まないでやって欲しいのにと いつ声を掛ける

相手はそんな事も知らずに気まぐれだ

とうとう立派な猫小屋に入ってしまう

あーあとつぶやく私

気まぐれがいいさ

枝からぱらぱら ぱらぱら

と舞いながら落ちていく。

       2004年11月11日





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