| 5:ギャグの持つ強さ |
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「シリアス」というのには「常識」という、一言で多大な意味を持つ条件がある。世界は違っても、そこにはちゃんと(合理的かどうかは別にして)万物の法則がある。クトゥルフなどの世界観は常識外れのように見えるかもしれないが、それも「クトゥルフ」という世界観の中では常識なのである。 ところが「ギャグ」というのには「面白い事」というのしか条件がない。万物の法則が存在しないのだ。
例を挙げてみよう。 ギャグというのは強力なのだ。
特にU−RPGではルールがギャグを考えられて作られているので、その傾向が強い。前述の小柴のやっていた行動なんてギャグだから許される行為であって、シリアスな話だったら絶対になりたたないだろう。 |
| 6:強さを押さえてみる |
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ところが実際にギャグプレイをしてみると、その事を分かってない人が多い。ギャグの強力なところで利益を求めすぎて、本来のギャグがおろそかになっているのだ。ギャグはあくまでも「面白いもの」が先にある。「強力なもの」は副産物である。 強力な技能ってのは、使い方次第で良くも悪くもなるのは分かってもらえるだろう。しかし、ほとんどのギャグ的技能というのは強力になりえる。では、どうやったら強力な面を前にださず、ギャグな面が前にだせるのか? 俺は以下のように考えている。 プレイヤー自身がギャグの強力な部分をセーブするしかない。
しかし慣れていない人がこれをやるのは難しい。TRPGをやっていると、最初の頃はどうしても「目立ちたい」と思うのが常である。せっかく目立てる技能を持っているだから、使ってしまうのはしょうがない。 |
| 7:墓穴のススメ |
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表題は趣味丸出しですいません(笑)。
さて、ギャグの強力な部分を封じるにはどうしたらいいだろう?
強力なのはあくまでも自分以外の何かに働きかける時に生まれる概念であって、自分にだけ影響のある行動に強力かどうかというのはない。こうする事によって強い部分をなくし、ギャグの部分だけを生かそうというのが墓穴をほる狙いだ。
単純な例で漫才やコントなどを考えてみよう。 「ギャグ=墓穴を掘る」という方程式は極端であるが、墓穴を掘れないようではギャグを使いこなす事はできないことは確かである。やったことが無い人は、一度墓穴を掘ることを勧める。 |
| 8:正しいツッコミ |
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さてさて。ボケの話をしたらツッコミの話もしなければならないだろう。
ツッコミとは「ボケを引き立てるもの」であるのだが、広い意味で言えば「人の揚げ足をとる」という行為でもある。このツッコミの2つの要素の内、後者しか使ってない人をたまに見る。どういう事かというと「ボケを引き立たせないで沈ませるだけ」という使い方だ。例をあげれば「そんなわけないじゃん」とあしらったりすることだろうか。 ギャグというのは不条理であることが多い。特に俺がU−RPGなんかでやっているメチャクチャなギャグというのはそうだ。だからそういう事を考えてギャグをやっている場合、「おかしい所」なんてたくさんある。だがそれは、面白いことにはあたりまえであって、揚げ足をとるところではない。ギャグはそれをされると何もできなくなってしまう。
しかし相手のギャグの色を落とさずにつっこむのはかなり高難易緯度の技術であると思うし、俺自身もあまりツッコミがうまいと思わないので説明のしようがない。そこで誰かがボケたなら、一緒にボケることを勧める。それが出来ない人は、ただ笑っていれくれればいい。そして、機をみてシナリオを元に戻すことをしてみよう。 そしてこれは経験上感じたことなのだが、ギャグが面白くて場を支配している人にたいして妬み心で突っ込んでくる人がいる。おそらく他人が目立っていることが面白くないんだろうが、そういう人はギャグプレイがどうのと言う前に人として成長したまえ。ツッコミでは主役になれない。 |