| 平和夫婦漫才「I WISH」台本 概要:掛け合い夫婦漫才(ボケ、ツッコミ一人ずつ) 筆者:紳助 演者:服部平次、遠山和葉 警告:この台本に関する著作権は全て筆者に所属しています。 著作権に関する扱いは全て、ベルヌ条約の定める関係法令に従うものとします。 本作品の頒布権はフリーとします。 |
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【イントロ:子供の頃にあこがれた職業は?】 両「はいどーっもっ!!」 和「遠山和葉ですー。」 平「服部平次ですー。よろしくお願いしまーす。」 和「しかしアレやねー、平次。こうして工藤君や蘭ちゃん達と関わるようになったけど 時が経つのは早いもんやなー。」 平「そやなー。ここまでえらいせわしなかったな−。」 和「思えば色々な事件に遭遇してきたね。 これまで何がありました?・・・えーと通天閣の事件?」 平「ホームズフリーク?」 和「人魚伝説殺人事件?」 平「魚人伝説殺人事件?」 和「ないないない。」 平「そして夢にまで見た最終回!!」 和「まだ終わってない!!!!」 平「え、違った?」 和「ぜんぜん違うやん。いきなり終了してどうすんのよ。 ・・・しかしスゴイ事になったね。」 平「何が?」 和「だって私らあと1年もしたら、もう高校卒業なんよ。 そしたら平次はいよいよ本格的に探偵の勉強始めるやろ?。」 平「なんと言うんか、ビシッと緊張感みたいなんでてくるなぁ。」 和「そうなんよ。そしたらついに平次も探偵デビュー!! ・・・・平次って、いつから探偵に憧れてたん?」 平「20歳の時。」 和「3年後やん。」 平「つまり、まだイメージが固まってないってこと。」 和「なるほど。実際に仕事始めてから、色々とわかってくるものやしねぇ。」 |
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【第1章:平次君の車掌への挑戦】 平「ところでさあ、和葉は昔は何に憧れてた?」 和「私はやっぱり、こう『勇ましい職業』が良かったな。」 平「例えば?」 和「女のクセにって言われそうやけど、 F1レーサーにパイロット。あと自転車のメッセンジャーボーイ。 格好良かったなぁ。目的地に向けて高速でシューーーーーン!! もう最高やん!!」 平「俺も似たようなコンセプトや。スリにひったくりに、あと無銭飲食。」 和「完全犯罪のために高速でシューーーン!!!・・・・あかんやん!! 平次、それどんなコンセプトがあんのよ。」 平「『いじましい職業』。」 和「【いさましい】【いじましい】・・・・。頭の【い】しかあってないやん。」 平「最後の【い】もあっとるで。」 和「なるほどね。いやそうじゃなくて、もうちょいマジメな職業目指してよ。」 平「例えば?」 和「あるやん、建築技能士とか、通訳とかさあ。」 平「JRの車掌とか?」 和「そうそうそう。車掌さんって憧れたよねぇ。」 平「あのアナウンス、子供の頃すっごくやりたかったやろ?」 和「うん、わかった?・・・次は新大阪ー、新大阪ー。 新大阪の次は大阪に止まりマース。」 平「大阪の次は古い大阪に止まりマース。」 和「おい。」 平「その次は、もっとオンボロの大阪に止まりマース。」 和「違うやん。止まる駅は別にええの。ほら他に言う事あるやんか。 ・・・本日はJR東西線にご乗車いただきましてありがとうございます。」 平「この列車は伊丹発、尼崎経由、札幌行きです。」 和「遠すぎるっ!!」 平「ええやんか。一気に札幌行けるんやで、乗換えなしで。」 和「なんで鈍行なんよ。必要無いやん。」 平「企業努力やんか、お客様を確保するための。」 和「努力する方向、間違えとるわ。」 平「今ならワイドキャンペーン中につき、NYまで。」 和「いらん!!!」 平「まさにサービス満点。」 和「0点や!!」 |
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【第2章:平次君のバーテンへの挑戦】 平「あかん?」 和「平次、絶対に車掌ならなくて正解やったで。他の職業やって。」 平「うーん、けど他に大した夢ないからなぁ。例えば・・・・バーテンダーとか。」 和「ええやんか。カッコええやん。やってみてよ。」 平「イケそうかな?」 和「うん、イケそうやって!!あのさ私、客やるからバーテンやってよ。」 平「じゃあ、店に入ってくるところからやってくれる?」 和「OK、じゃあ始めるよ。・・・・マスター、こんにちは。」 平「いらっしゃーーい!!」(桂三枝のアレ) 和「三枝かい!!」 平「企業努力や。」 和「普通でええって。(着席して)・・・・・・マスター、いつもの。」 平「そんなカクテルはございません。」 和「カタイ事言わんといて。そういう時は、客が飲みそうなモノを出したらええの。」 平「どうやって?」 和「例えばな。20代の女が、夜遅く静かに来店するわけや。」 平「そしたら?」 和「トレンチコートはおって、くわえタバコにサングラス。ニヒルで」 平「アヒルで」 和「ガーガーガー。そうじゃなくて!!」 平「何が言いたいねん?」 和「酒飲むとき、大体男は辛口、女は甘口が好きってのが相場やん。」 平「さっきの客なら、渋いカクテルがええわけか。」 和「そういうこと。狙い目はバンブー、マルガリータ位かな。 じゃあもう1回やるよ。・・・・・マスター、いつもの。」 平「もみ上げはどうされますか?」 和「斜めにカットしてください。」 平「ムースやワックスは付けますか?」 和「結構です。」 平「じゃあ、全部バリカンでガーッとやっちゃいますね。」 和「そーです。全部ガーッと・・・・・それは丸刈り!!」 平「あかんか?さっきよりマシやろ?」 和「悪くなったやんか!!」 平「【まるがり】と【マルガリータ】、ほら4文字もあってる。(指で”4”と客に示す)」 和「文字数はええねん、もう。」 平「明治マルガリアヨーグルト♪」 和「関係ないやん!!」 平「ソフトキャンデー♪」 和「もっと関係ないやん!!!!!どこから出て来たんよ、ソフトキャンデー。」 平「じゃあ、何作ったらええねん?」 和「わかった、私が決めたる。・・・・・・・マスター、ジンライム。」 平「かしこまりました。」 和「おっ、作れるの?」 平「作れるらしいです。」 和「作れよ!!」 平「作り方知らんねん。」 和「情けないなぁ。ジン半分、ライムリキュール半分。5回振って出来あがり。」 平「了解。ジンが半分、ライム半分、シャカシャカシャカシャカシャカ、ごっくん!!」 和「飲むなぁー−−!!」 平「釣りはいらねえよ、取っときな。」 和「客は私!!」 |
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【最終章:平次君の果てしない挑戦?】 平「あかんかったか?」 和「平次、ホンマにアカンわ。もう探偵だけやっとき。」 平「あ、そうや。一個だけ自信があんねん。」 和「今度は何?」 平「お嫁さん♪(はにかむ)」 和「あんた、男やろ!!」 平「ダメか?」 和「ダメやろ。」 平「面白そうやん。」 和「面白ない。」 平「想像しろよ。」 和「したない!!」 平「ダーリンッ♪(肩にもたれかかる)」 和「いらん!!」 平「あなた、お帰りなさい。ご飯にします、お風呂にします?」 和「いらねぇ。」 平「それともア・タ・シ?」 和「ぜっっっっっっったいに似合わない。」 平「もう照れちゃって。」 和「照れてない。」 平「いらない?」 和「結構です。」 平「残念やなぁ、今ならワイドキャンペーン中につき・・・・・・」 和「何かくれるん?」 平「お嫁さんがもうひとり!!」 和「もうええわ。」 両「ありがとうございました。」 |