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宇宙に帰りそこなったちょっとドジなエイリアンと高校生の女の子の恋愛ストーリー。
「あたしのエイリアンシリーズ」を一行で表現するとこんな感じになりますが、実際はそんな単純な物ではないと思います。
単なる甘いラブストーリーなら当時、たくさん刊行されていた「少女小説」と言う分野でたくさんありました。
月日が経った今でも多くの読者を魅了してやまないこのシリーズには「何か」があったはずです。
今もって忘れ得ない「あたしのエイリアン」
主人公の「百武千晶」と一緒に蘇らせて見ませんか?
百武 千晶(ひゃくたけ ちあき)って?
名字が堅いですね。まるで戦国大名の末裔の様(笑)。
名前から連想されるイメージってどんなものでしょう?
一応、小説と言うことなので、読み手が頭の中でいろいろ想像を膨らませてイメージを創り上げていく訳なんですが、少女小説特有のお約束事があって挿絵と言うかイラストが付いてくる。
したがって、この場合、新井葉月先生が絵を付けてしまっているので、読み手はあれこれ考える必要がない。
で、前ページの下手な絵が千晶なんですけどね。
(身勝手なヒロインの時の千晶で、目一杯、よそ行きの格好をしてみたもののヘアースタイルとのギャップに戸惑う所です。)
前置きが長くなってしまいましたが、彼女が「あたしのエイリアン」の主人公です。
百武家のひとり娘、パパとママの愛情に育まれて15歳の今日まで生きて来ました。
性格は明るく活動的なのでスカートを穿くよりもジーンズ姿を好む女の子。
だからってボーイッシュなタイプかと言えば、決してそんなことはなく、普通に女の子してます。
ヘアースタイルは伸ばしていた時もあれば短かった時もあるので外見から判断できません。
本シリーズでは彼女の16歳から19歳までの多感な時期を描いています。
千晶は千晶であって千晶ちゃんではないんですね。
唐突に何を言うのかと思われるでしょうけど・・・。
本HPで唯一「ちゃん」を付けていないキャラクターなんですね。
それだけ本気で好きだったのかもしれません・・・。
百武千晶と言うキャラクターと過ごした5年間、楽しかったです。
いつまでも心に残るキャラクター・・・百武千晶・・・・・・素敵な思い出・・・ありがとう。
都立黄島高校1年生、百武千晶はクラブ活動で帰宅が遅くなったのを取り戻す為、神社を通る近道をします。
運命の出会いに向かって・・・。
足取りも重く神社の境内に続く石段を登る千晶。
そして、家まであと数分という所で何かにつまずく千晶ですが・・・。
それが千晶の運命を変えた星男(ホシオ)との遭遇でした。
自分はシジジシジシシュ星から来たと言う星男クンとの奇妙な同居が始まります。
さて、千晶はどうなるのでしょう?
1989年春にシリーズ第1作「星からきたボーイフレンド」が世に出て以来、1994年春のシリーズ最終作「素顔にKISSして」まで全17作品(正確には1995年から1996年までのあたしのエイリアンEXシリーズ4作を加えた21作品、22冊)を数える「あたしのエイリアン」シリーズはこうして始まります。
尚、このシリーズは現在絶版ですので入手は困難かと思われます。
興味を持たれた方は古本屋等を探してみてください。
現状では初期の頃のものは比較的入手可能ですが、後期の作品はかなり手に入れ難くなっています。
特にEXシリーズや読み切りものはかなりレアな状況となっています。
ネット検索や遠方の古本屋などこまめに回って頂く以外に方法は無いようです。
でも、あるところにはあるみたいですので希望を捨てず探しましょう。
いつかあなたに幸運が・・・。
復刊運動により復刊が決定してますが状況は未知数です
津原 やすみ先生について
1964年9月4日、広島県生まれ。
青山学院大学国際政治学部卒。
1989年5月「星からきたボーイフレンド」で作家デビュー。
1996年12月発売の「ささやきは魔法」を最後に少女小説から撤退。
1997年に培ってきたものを生かしてホラー小説「妖都」を発表。
今に至るまで各誌で新フィールドに挑戦しつつ、作家活動を展開。
現在のペンネームは「津原泰水」。
代表作に「妖都」「少年トレチア」などがあります。
また、「うふふ・ルピナス探偵団」をリニューアル刊行しています。
新井 葉月先生について
「あたしのエイリアン」シリーズ全てにイラストを提供している少女マンガ家。
1974年6月12日、広島県生まれ。
1988年「MOVEMENT」でデビュー。
かつては「なかよし」誌中心に活躍されていました。
同人活動などを経て現在、双葉社発行の雑誌にて連載中。2004年現在
代表作に「心のスゥイング」、「役立たずな神さま」などがある。
講談社X文庫著作品名
「あたしのエイリアン」シリーズ以外のX文庫化されているタイトルです。
| タイトル | 発行年月 | イラスト | コメント |
| 天使の見つけ方教えて | 1994年 8月 | 新井葉月 | 初の読みきりです。私は好きです、これ。 |
| お菓子の家で恋が始まる | 1996年 2月 | 新井葉月 | 読み切り、第2弾。これもいいです。 |
| ささやきは魔法 | 1996年12月 | 新井葉月 | 津原やすみ、最後のナンバー。 |
| うふふ・ルピナス探偵団 | 1994年 9月 | 谷口亜夢 | いきなり始まる新シリーズ。 |
| 雪の館へようこそ | 1995年 4月 | 谷口亜夢 | そしてその続編です。 |