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出会いは書店でした。
あの日たまたま、立ち寄った書店(場所も覚えてます・・・普段は行かない本屋さんでした)で、必要とした本を手にしてレジへ向かっていた時、ふと、文庫の新刊コーナーが目に入りました。
平積みにされた本の数々・・・何十冊とあったはずです。
なのに・・・引き寄せられる様に手はある1冊の本へ伸びていました。
知らない作家さんの作品・・・それがいわゆるティーンの女の子向けに書かれたものであるのは一目でわかりました。
黄色を背景にしたカバーが多分、目に付いたんだと思います・・・。
「恋のペーパーチェイス」・・・タイトルはそう書かれていました。
受験生・・・ホシオの学費・・・誰が払うの?
目に飛び込んで来た帯の文字・・・。
カバーを折返してあらすじ紹介を眺める・・・。
・・・何かなあ・・・少し、身につまされました。
当時、受験生だった私にとってそれは同じ悩みだったんです。
正直、言って自分の家が裕福だと思ったことはありません。
それで、学費の問題は悩みの種でした。
同じ問題を抱えているのかなあ・・・この本の主人公は・・・大変だね。
それからまた、カバーを見つめ直して・・・・・・。
数秒後、購入予定だった本に上乗せしてレジに向かっている私がいました。
衝動買いでしたね。
それまで全く知らなかったんですから・・・この存在。
で、どうなったかと言えば・・・部屋の片隅でほこり被ってました・・・この本。
読みたいと思って買った訳ではないので・・・そうなるのが当然の成り行きです。
何気なく再び手にしたのは一月くらい経ってからでしょうか・・・。
期待も何もしていませんでした・・・。
ちょっと、時間が出来たから・・・読んで見るか・・・そんな気持ちでした。
まあ、つまらなければ数ページで、読むのを辞めるつもりでしたから・・・・・・。
最初の目次・・・。
どうやら、ゴガツは転校してしまうらしい・・・・・・12
・・・ゴガツって?・・・5月?・・・MAY・・・如月・・・ふうん・・・五月って言う季節が過ぎてしまうって言う意味なのかな?・・・さすが少女小説・・・詩的な書き方してますねえ・・・。
・・・とんでもない勘違い(^^;;;
これが私の第一印象でした(笑)
すぐに人物って分りましたけどね。
8・・・9・・・10・・・11・・・12・・・13・・・14・・・・・・。
ページは止まりませんでした。
静かな部屋の中で・・・ページをめくる音だけが響いていたと思います。
・・・はあ、なんかいいお話しだったなあ・・・エピローグまで読み終えて・・・妙に満ち足りた想いで一杯になりました。
ものすごくいい買い物した後とか・・・そんな気分に似ていたかもしれません。
既刊が五冊あることを知り、買いに走ったのはそれから間もなくのこと・・・。
でも、なかなか、無くて、数軒廻りましたね・・・。
どれも満足の行く物でした・・・。
それから、新刊が出るのを毎月、楽しみにしてましたっけ・・・。
シリーズが終わり・・・「やすみ」の名前を聞かなくなって数年が過ぎ・・・。
ネット社会の到来は身近に及び・・・1999年の夏。
・・・そうだ、千晶のHP・・・作ろう・・・。
思い立ちました。
昔を振り返って・・・あの頃の想い・・・詰め込んで・・・スタートさせました。
「百武千晶のお家」・・・。
わたしのエイリアン・・・
あなたの想い・・・
ささやいて・・・みませんか?・・・・・・。
あなたにとっての「あたしのエイリアン」ってどんなものだったのでしょう?
よろしければお聞かせ下さい。
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