トップページへ

弓道の本


我が家にある弓道の書籍・雑誌を紹介します。
あくまで私個人の感想を書いたものですので、内容について保障するものではありません。
ご理解のほど、お願い致します。



書籍

表紙 タイトル 感想・解説
弓と禅 改版

著者:オイゲン・ヘリゲル
訳者: 稲富栄次郎/上田武
出版社:福村出版
本体価格:1,400円
弓道書の中でもっとも有名かもしれない本。
ドイツの哲学者 オイゲン・ヘリゲル(1884-1955)が1924年から1929年まで東北帝国大学の講師をしていた時、阿波研造師範に弟子入りしたのだが、この本はその修行した事の回顧録であり、ヘリゲル氏と阿波師範の問答を通して弓道の真髄を垣間見ることができる本だと思います。
はじめ私はこの本を難しい哲学書かと思ったけど、確かに小難しい表現はイッパイ出てくるのだけど、全体が回顧録になっているので、意外と読みやすいですよ。
弓道は「弓を引く事」自体が禅道の問答や座禅や苦行のような効果があるのかもしれないし、いわゆる「無心」とか「悟り」とかの心境に達することが弓道上達のための早道なのかもしれない...などというようなことを、この本を読んで感じました。
弓道小事典

著者:春原平八郎
発行者:財団法人 全日本弓道連盟
2040円(送料込)
購読希望は全日本弓道連盟、所属地連、弓具店へ
弓道用語と教歌の解説をした辞典・辞書。
弓・矢の種類や部位、教歌、弓の達人、弓術の極意を説明する言葉などが書かれており、聞いたこともないような言葉がたくさん載っています。おそらく弓に関する古書を紐解くには大変役立つと思います。初心者が弓道用語を確認するのには向かないかも。
紅葉重ね・離れの時機・弓具の見方と扱い方

著者:浦上栄
校註:浦上直/浦上博子
出版社:遊戯社
本体価格:2,400円
戦後の弓道界において最も優れた弓の達人の一人である浦上栄範士十段がその極意である手の内と離れについて解説し、後半は弓具の見方と扱い方を解説しています。タイトル通りですね。
165ページのうち100ページ以上は弓具に関するものです。ここまで弓具について書いたものは他にないんじゃありませんか。

教本・入門書

表紙 タイトル 感想
DVDで学ぶ基本の弓道 (よくわかるDVD+BOOK―SJ budo)

著者:石山 佳彦
出版社:スキージャーナル
税込み価格:2,520円
DVD付きなので分かりやすいです。
石山先生は神奈川県の大先輩で、自分が社会人弓道に入った頃は国体選手。県内の試合や強化練習の時などにはいろいろ御話を聞かせていただきました。
DVDで学ぶ有段者の弓道 (よくわかるDVD+BOOK―SJ budo)

著者:石山 佳彦
出版社:スキージャーナル
税込み価格:2,520円
四・五段をターゲットにした指導書でDVDで演武を解説しているので、これから称号者を目指す人には良いと思います。
神奈川県の先輩・石山先生の本で、DVDで見る演武では良く知っている先生方が出演しています。
弓一筋 初心者向け、特に中・高校生向けの指導書。
準備体操、メンタルトレーニングなども載っていて、写真は大きめで、文章も分かりやすいと思います。
「弓道教本」第一巻 −射法編
「弓道教本」第二巻 −射技編
「弓道教本」第三巻 −続射技編


発行者:財団法人 全日本弓道連盟
各1220円(送料込)
購読希望は全日本弓道連盟、所属地連、弓具店へ
第1巻は弓道人必携です。
話によると「錬士五段までは第1巻だけでいける」と聞いたことがあります。

第1巻は弓道の倫理性などの序論から入り、射法の基礎、八節の解説、体配、射礼など、おおよそ弓道家が知らなければいけないことをすべてにわたり解説しています。

第2巻、第3巻は主に射法八節の一節一節を高名な先生方がそれぞれに解説しています。射法のほかには第2巻では「射技の病癖」、「基本訓練」などが、第3巻では「弓道の理念」についてが解説されています。
「弓道教本」第四巻 −理念と射技詳細

発行者:財団法人 全日本弓道連盟
1530円(送料込)
購読希望は全日本弓道連盟、所属地連、弓具店へ
第4巻は6人の先生方が30〜50ページを受け持ち、それぞれ弓道の理念から八節の解説までを記述しています。
第2・3巻が1項目を数人が代わる代わる解説していたものに対し、一人で全項目を続けて解説しているので、それぞれの先生の考えを理解しやすいかもしれませんね。
また昭和59年に初版が発行されているので、文章も読みやすくなっています。
みんなの弓道

著者:高柳憲昭
出版社:学習研究社
本体価格:2,000円
新しい弓道の入門書ですね。
著者は弓道五段ということで一般的には指導者の位ではないかもしれませんが、慶応義塾中等部の弓術部長を40年以上していたので、指導のプロであることはもちろん、アーチェリーではオリンピックの元監督ということで、アーチェリーと比較した科学的見地からも解説しています。
写真や図解が多く、モデルも中学生を使っており、文章も分かりやすくなっています。
章立ても「第3章 驚くほど的にあたる、弓道攻略テクニック」、「第4章 強い自分をつくる、弓道メンタルトレーニング」、「第5章 ランクアップをめざす、射癖克服法」などキャッチーですね。
柔帽子のスーパーユガケや会における「両肩の入ったパターン」など、独創的と思われる表現もあり意見の分かれるところかもしれませんが、多くの初心者にとって「目からウロコが落ちる」ような発見があると思いますよ。
初心者のための弓道

著者:浦上博子
出版社:成美堂出版
本体価格:1,000円
代表的な入門書ですね。
射法、弓具、段級審査まで初心者に向けた優しい言葉で解説されています。写真も多くて分かりやすいものです。
弓道場についても記述があり、弓道場や安土の建設・改築の時、参考になるはずです。
写真と図解による弓道 増補版

著者:小笠原清信 / 白石暁
出版社:大修館書店
本体価格:1,800円
私が高校生のとき、初めて買った弓道書です。
非常に優れた入門書で、写真、図解を多く取り入れ、科学的に解説を加え、理解しやすいものでした。射癖についても科学的に考察が加えられており、他の入門書にないものだったと思います。
残念なのは、現行のは分かりませんが、私の持っているものは1975年版(初版1968年)なので、写真などが最近の本に比べると見づらいです。

雑誌

表紙 タイトル 感想
財団法人 全日本弓道連盟 機関誌「弓道」

定期購読:4,000円(1年12回発刊)
購読希望は全日本弓道連盟、所属地連、弓具店へ
全弓連発行の機関誌で、唯一、弓界の動きの分かる刊行物でしょうね。
行事・審査・大会の案内・要項や結果、諸先生の論文に加え、ホームページや書籍の紹介、地方の道場の紹介まで、弓人の関心事をすべてにわたって取り上げています。
大きな大会に限らず地方の大会結果も掲載されるので、私も弓道誌に載るのを目標にがんばっています。

武道・その他

表紙 タイトル 感想
武士道―戦闘者の精神

著者:葦津珍彦
出版社:神社新報社
本体価格:1,300円
私が2003年に全国弓道遠的大会で第5位入賞したときに賞品の1つとしてもらったものです。
武士道の精神を説くものではなく、歴史上の大きな戦いにおいて歴史的人物がいかに戦ったかを書いたものです。

気になっている本

表紙 タイトル 感想




トップページへ

(C)1997-2008 Copyright Site-Y. All rights reserved.