「月刊ぷらざ」コラム センスアップ講座

「月刊ぷらざ」掲載より











機内食の話                                                                        − 2005/08月号掲載−
 ひところ前と比べ、それほど珍しくなくなった機内食ですが、それでもやはり退屈な機内では旅の楽しみのひとつではないでしょ うか。国際線では通常の食事の他に、宗教上、健康上の理由で次のような機内食を用意してあります。●ベジタリアンミール・・・肉なしの野菜中心の食事。● ストリクトベジタリアンミール・・・厳格な菜食主義者食事、卵、ミルク、バター等の動物性のものは一切使用しない。●ヒンズーミール・・・牛肉を食べない ヒンズー教徒のための食事。●モハメダンミール・・・豚肉を食べない回教徒のための食事。●コーシャミール・・・ユダヤ教徒のための食事。ユダヤ教徒の掟 に従い調理され、封印され祈りを捧げられた食事、食器は一度使用したものは絶対使わないので、すべて紙食器、使い捨てのフォーク、ナイフを使用します。通 常シール(封)して提供することが大切なポイントなので、かなり神経を使います。●特別規定定食・・・病人、減塩の方の食事。●ベビーミール・・・缶詰主 体の赤ちゃんの離乳食。すべて予約時に申し込めるので、該当する方、リクエストなさってはいかがでしょう。

世界の挨拶・日本の挨拶                                                        − 2005/07月号掲載−
 日本には、お辞儀という挨拶の仕方があります。お辞儀にも立礼と座礼があり、会釈(草)敬礼(行)最敬礼(真)と、なかなか細かい作法が あります。世界の人たちはどんな挨拶をするのでしょうか? まず一番近いといえば韓国、やはりお辞儀に近い文化があります。次に中国、一番多い漢族の挨拶 は両手で握りこぶしを作り胸にあてて挨拶します。これが相手を敬う意味とは驚きですね。モンゴル民族は、抱き合い懐かしいにおいを嗅ぐという挨拶をしま す。アラブ人は両頬にキスを1回、スペインでは頬2回、フランス人は頬に3回します。 私たち日本人には、キスは特別な意味を持つので、戸惑うことが多い ですね。ヨーロッパ、アメリカ、ロシアでは友達同士は握手、家族ではやはりキスが挨拶。 日本ではスキンシップの習慣はあまりないけれど、外国では相手に 触れることが多いようです。挨拶の奥に、その国の文化や生活観がのぞかれて、ちょっと楽しいですね。

敬語を楽しむ                                                                                 − 2005/06月号掲載−
 本当に心の通った友人関係の間には敬語はあまり必要ありませんが、職場・サークルなどでは職階・年齢の差をうめコミュニケーションを円滑 にするために、敬語を上手に使いこなしましょう。それには「お手数ですが」「よかったら」etcの前置きの表現(クッション言葉)をほどよく使いながら敬 語を用いる事です。間違えやすい敬語の例をいくつか上げてみます。★山田様おりましたら→いらっしゃいましたら★今から参られれば間に合うと思いますが→ いらっしゃれば★となりの窓口で伺ってください→おたずねください★このパンフレット拝見されましたか?→ご覧になりましたか★珈琲に致しますか紅茶に致 しますか→なさいますか★記念品をいただいてください→お受けとりください★お客様が申されるには→おっしゃるには いかがでしょうか?日常のたくさんの 場面でみられる光景ですね。固苦しく考えずに日本語の美しさ、表現の豊かさを楽しむ気持ちで使ってみると意外に面白く趣深いかもしれません。

‘新鮮’ということ                                                                            − 2005/05月号掲載−    
 新緑が目にまぶしい5月。毎年この季節に私が思う事、‘それはいつまでも自分も新鮮でいたい!’という事なのです。新鮮でイメージするの は・若葉・雨上がりの朝・降りつもる雪・飛び散るレモンの雫etc。フレッシュなオーラを感じます。人は誰でも年を重ね、やがて命を燃え尽くします。年齢 に関係なく新鮮でいるためには、どうも生き方がものを言うようです。いつも何か新しい事に挑戦している人は文句なく若い。目が少年少女のようにキラキラし ています。次に年齢にこだわらない人。「もう幾つだからこんな事したら笑われる」私たち日本人に多い発想ですね。後は心の柔らかいひと。はいと素直に言え る人。いろんな考えを一度は自分の中に受け入れ認めることの出来る人。最後におしゃれな人。これらの人達は文句なく若く、そしていつまでも‘新鮮’でしょ う。

さて話題は?                                                                    − 2005/04月号掲載−
 初めて会った人と、さて何を話そうかと迷う事も多いのでは。今回は話題探しの時、知っていると便利な話題で す。き・・季節の話。もうお花見に行きましたか?○○の桜は見事でした!ど・・道楽。着道楽・食道楽いろいろあります。に・・ニュースです。最近の日本、 世界も想像もつかない出来事が多すぎますね。明るいニュースがほしいものです。た・・旅。どこか旅行に行きましたか?私は先日韓国に行ってきました。 ち・・知人。情に厚い上州人は共通の知人・友人の話が好きなようです。か・・家族。ご家族は何人ですか?私は夫と子供の3人家族です。け・・何がなくとも 健康第一。元気な身体さえあれば、何でも出来る気がします。私の健康法は毎日30分の半身浴。それと心の動きに正直に生きる事かな。し・・趣味です。皆さ んの趣味は?衣・食・住と続きます。楽しく豊かな会話で、出会いは大切に!でも最も大切な事は相手の話をしっかり聴いてあげることかも知れません。うなづ きながら。

教える・教わる                                                                    − 2005/03月号掲載−
 春、新入社員の季節。また転職、再就職の季節です。年齢に関係なく人にものを教える、教わるといった光景が多くみられる時。まず教える側 としては親しさと慣れ合いは別、嫌われたら困るという意識を捨てて徹底的に教える事が大切でしょう。そのやり方として「ロールプレイングで何度も繰り返 す」事です。口で説明して自分でやってみて見本を見せ、やらせてみる。その際、‘この人の言うことならやってみよう’と思わせる事。教える人の人間的魅力 が大きくものを言います。思いやりや優しさ、熱意を感じ合うことによってやる気になったり、またその逆になったりするものです。また教わる側としては新鮮 なうちに基本を徹底的に身につける事。そのために教えてもらうという素直な気持ち、態度が大切。人間いくつになっても知らないことだれけ。謙虚でありたい ものですね。

自分のことばで                                                                  − 2005/02月号掲載−
紀宮様と黒田さんの御婚約会見を見て日本語って何てきれいなんだろうと強く感じました。私たちはこんなに美しい言葉を持つ国民 だったのだと。言葉は時と共に動き、変わってゆくものです。若い子とちの間で今、‘全然おもしろい’‘全然おいしい’の言葉、全然という本来なら後ろに否 定の意味の言葉が来るところを肯定で使う。これもおもしろいなと思います。でも日本人ならではのせっかくのきれいな日本語を使いこなすのも、素敵な事で しょう。ありがとうの感謝の言葉をちょっと使い分けてみる。例えば●助かりました。●お心遣いに感謝致します。●〜さんのおかげです。●大変勉強になりま した等々。すみませんも具体的に●ご迷惑をおかけしました。●不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした●私の勉強不足で失礼致しました。言葉は生きも のです。自分の気持ちを自分の言葉で自分らしく、相手に使えてこそ、生きてくるのだと思います。 

心にしみた言葉                                                                  − 2005/01月号掲載−
静庵をオープンして、早いもので20年以上たちました。商売はまったくのど素人、たいした予備知識も先入観もなく慌しくスター トしました。開店は朝の7時、閉店は夜9時。長い長い労働時間にもかかわらず、お客さまはなかなか来て下さらない。働いても働いても赤字。仕入れ業者さん が来ても支払いができず、居留守をきめこんだことが何度あったことか。一番苦しい大変な時期、仕入先のおじさんの言ってくれた言葉。「頑張んな、石の上に も3年だよ!」ことわざではなじみ深いものでしたが、これほど心にしみた言葉はありませんでした。あと一言。「売れない、顔、暗い顔をするな。いつも売れ ていそうな顔をしていなさい」と。「いつもニコニコ売れていそうな顔」これが商売にも人生にも、とても大切なことだと、今では強く思っています。

聖 書より                                                                          −2004/12月号掲載−
                                                                       
聖書のヨハネによる福音書に‘はじめに言葉があった’と出てきます。‘言葉は初めに神と共にあった。すべてのものはこれによっ てできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった’と。クリスマスなので聖書をひもといています。私はクリスチャンではないけれど 困った時や悩んでしまった時、聖書を開きます。何故ってこれはすごいヒントがかくっされているからです。普段何気なく使っている言葉。結婚式のスピーチな どではひとつ々言葉を吟味して使いますが、生活上ではほとんど無意識口にだす事多い言葉。‘出した言葉が形になる’この意味を理解すると言葉のもつ意力・ パワーに驚かされるとおもいます。
普段口ぐせで結構つかっている言葉。「私は運がわるい」「ついてない」「どうせできっこない」そんな言葉が言葉が多いあなただったら「私は運が強い」「大 丈夫できる」こんな言葉にすり変えてみたら。だした言葉は現象となり必ず現れます。幸運は自分で招きたいですね

ト イレのエピソード                                                               −2004/11月号掲載−

今回はこんなお話で失礼します。トイレは大切な場所。仕事中なら自分に戻れるプライベートな空間、ホッと一息、気分転換の場所でもあります。客室乗務員時 代搭乗中に あなたトイレに行ってらっしゃい、こう言われた事がありました。どんな意味かというと「お客様に失礼な印象を与える変な表情(顔)をしている から、ちょっとトイレで鏡を見て自分の顔を治して来なさい」という事なのです。トイレの鏡を見て表情を動かし、いい顔になって客室に戻ってこる乗務員達。 表情が相手に与える印象は思った
以上に大きいもの。時に鏡の前で大きくスマイルしてみては。想像以上に気分がすっきりしますよ。またイライラしたり落ち着かない時は、何も考えずにトイレ 掃除をしてみては。私はいつもそうします。きれいになったトイレと一緒に心の中もすっきり爽やかに。水周りをきれいにすると何かいい事が起きる!とても不 思議ですが一度お試し下さい。 

お いしいワインの楽しみかた                                                  − 2004/10月号掲載−

  秋、ワインのおいしい季節となりました。‘食事にワインがつかないのはまるで太陽のない一日のようだ’は西洋のことわざですが、最近では日本人の食生活に もワインがだいぶ身近になってきました。フランス人が一年間に飲むワインの平均量は一人60リットル;。私たち日本人は3〜4リットルといわれています。 日本一のワインの産地ご存知ですか?私の出身地山梨県です。さて今回はワインの話、料理がさっぱり系の時は白ワイン・こってり系濃厚な味の時は赤ワイン、 中間味の時はあっさりした赤か白ワインが相性がいいでしょう。注いでもらう時はグラスは自分で持ち上げないで軽くグラスの足に手を添えるくらいに。
おかわりがいらない時はグラスの上に手をかざしてサインしましょう。グラスが汚れてしまったら指でぬぐってナプキンで軽くふくとスマートです。赤ワインを 必要以上に冷やしてしまうと渋みが出て口がかたまりそうになるので要注意です。

スープの食べ方                                 −2004/09月号掲載−
 
和 食は今や世界的に健康食・美食としてもてはやされています。和食のスープともいわれるみそ汁。私達日本人はアツアツのみそ汁を結構音をたてて飲む国民では ないでしょうか。湯気のたつおいしいラーメンも冷たいざるそばもツルツル音をたてて食べるのがいいですね。オツな食べ方です。ところがスープだけは音をた てないで食べるように飲むのがスマート。コンソメ・ポターュ・ボルシチ・オニオングラタン・ミネストローネと世界には何百種類ものスープがあります。
皆さんはどれくらい食べましたか?
まず背筋を伸ばし、テーブルと自分の間をこぶし一つくらいの距離にしてスプーンを動かして下さい。手前から向こう側にスプーンに八分目程のスープをすくう のがこばさないコツ。いかがですか?美味しく食べられましたか?
  
イ タリア式道路横断法                                                         −2004/08月号掲載−

 私はイタリアが大好き。イタリア人のあの豪快さ、陽気さ、人なつこさ、美味しいパスタ。
食文化のゆたかなイタリア人は、食は人生最大の楽しみのひとつと考えます。
食べ過ぎるとイタリア人はスプーン一杯の重曹にレモンをしぼり、ガス入りウォーターを豪快に飲み治しています。
 イタリア人の交通意識、これがまたユニークです。信号無視は当たり前「よくこれで事故がおきないな」と感心させれられます。
 ★赤・・・・・可能な限り注意して渡れ。
 ★黄・・・・・色強引に進め。
 ★青・・・・・全速力で進め。
これに対し、歩行者もドライバーに眼(がん)をつけて命がけで渡ります。お互いの気合い合戦という訳です。交通マナーの厳しい日本では考えられないことで すね。国民性の違いです。

世界のあ りがとう                                                                          −2004/07月号掲載−
 世界中どこの国でも 心をふくらませ嬉しくさせる言葉‘ありがとう’今回はこのありがとうで世界中をまわってみましょう。
  韓国     (カムサ ハムニダ) 
  中国     謝謝(シェシェ)
  ドイツ    Dank Schon(ダンケ シェーン)
  フランス   Merci beaucoope(メルシー ボークー)
  イタリア   Grazie(グラッツェ)
  スペイン   Gracias(グラシャス)
  スウェーデン Tac Sa mycket
(タックソー ミューケット)     
   アメリカ   Thank you(サンキュー)

 使えば使うほどよいことばかりおこる魔法の言葉 ‘ありがとう’でもっともっとまわりの人といい  コミュニケーションをとってみませんか。自分のまわ りは自分で明るくしなくちゃ・・・ですね。まずは試してみて下さい。

クッション言葉                                −2004/06月号掲載−     雨の日が続き何となく気分も沈みがちなこの頃です。こんな時は何気ないひと言が心に突き刺さったり、気になったりする 時があります。言葉って不思議なも のですね。ふわふわした柔らかいクッションを想像してください。言葉のやりとりも間に クッション言葉を入れるだけで、人間関係や仕事がスムースにいくで しょう。
 も しあなたが人にものを頼む時、または何か をねだる時、いきなりズバリ切りださないでしょう。本題に入る前に「忙しいところ悪いんだけど」etcの言葉を つけると思います。 これがクッション言葉です。★お手数ですが...★よろしかったら...★失礼とは思いますが...★お忙しいところ恐縮 です が...★恐れ入りますが...etc  友達同士なら★手をかけさせてごめんね...★忙しいところごめんね... ★いつもありがとうetcクッショ ン言葉をたくさん使いお互いに温かい柔らかい気分になって会話を進めたいですね。 仕事もこのひと言でスムースに運ぶことでしょう。

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