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第3回2002年全日本選手権レポート(Update December 07 2002)
第2回NHK杯総括レポート(Update December 07 2002)
第1回 トリプルアクセルは"ハイリスク・ローリターン?(Update Nov.24 2002)
第3回 2002年全日本選手権レポート(Update December 29 2002) 今回の全日本女子は今までの全日本では見られなかった、まさしく「史上最強」と言える層の厚さを感じる大会であった。
ジュニア勢の追い上げが大変際立っており、見ているものを熱くさせる壮絶な闘いだったと言えよう。
SP終了時点では順位が上位からシニアとジュニアが入り混ざった順位だっただけにフリーではいったいどのような結果になるのか期待と注目が集まった。勝つのは若く勢いのあるジュニア勢かそれとも経験豊かなシニア勢か―。
早くも第3グループから非常にレベルが高く、最終グループと同じように大きな歓声、拍手が沸いた。
その第3グループでひと際目を引いたのが浅田舞、真央の姉妹である。
まず先に姉の舞が滑った。3アクセルは惜しくもステップアウトし失敗。しかしそれ以外は3ルッツー3トゥループのコンビネーションを決めるなどノーミスで滑りきった。
すらりとした体型ながら5種類のジャンプは安定しており、3アクセルを失敗しても他の部分に影響がないことが強みと言える。
欲をいえばもう少し滑りに伸びがほしい、スローの振りにしなやかさとハッと思わせるタメがほしい等改善するべき点はある。が、まだ中学2年生のジュニア選手ということを考慮すれば素晴らしい出来であった。
3番目に浅田姉妹の妹、浅田真央の登場。今大会最年少の小学6年生でノービスからの出場となる。先に演技の終わった姉の舞もコーチと共に妹の演技を見守っていた。
まず最初の3アクセル、やや回転不足ではあったが、片足で降りて成功。もうそこからは勢いがとまらないという様子で「すごい!」の一言につきた。3ルッツー3ループー3トゥループの3回連続のコンビネーション、3ルッツ―3ループのコンビネーションなど高度な技を成功させ、3サルコワをオーバーターンした以外はほぼノーミス。おそらくトリプル3回連続のコンビネーションは世界トップ選手でも入れてない技であり、女子で成功させたのは史上初ではないだろうか。
ノービスということで滑りはまだ成長段階であるが、丁寧に踊り、表現力があり、華もある。ジャンプを飛ぶたびにコーチと姉の舞の方を見て微笑む姿、スケートが好きでたまらないというように楽しそうに滑る姿はなんとも愛くるしかった。
キス&クライでは姉の舞がとなりに座る中うれし涙を浮かべ、記者会見には舞、真央と二人揃って現れた。姉妹同じ質問を投げかけられた時はお互い顔を見合わせ、舞がインタビューのフォローをするといったお姉さんらしい一面も見せた。また妹の演技について、
「ジャンプを飛んだとき、こっちを見てニコっと笑ってとってもかわいかった」
と笑顔で答えたが、妹より下の成績については
「妹に負けてすごく悔しいから次は勝ちたい」
と悔しがっていた。前日のSPでは失敗して姉より下の成績になった真央も
「悔しい。明日はがんばって姉に勝ちたい」
と負けん気をだしていた。
大会中もほとんど一緒に行動していてとても仲のいい二人だが、氷の上にあがると最大のライバルとなり刺激しあっているのだろう。また今大会でもシニアの年がかけ離れたお姉さん選手が多い中、一人だったら圧倒されて戸惑うこともあっただろうが姉妹が出場したことによって二人が支え合い、心強くさせたと思われる。カレン&ミシェル・クワンよろしく、今後もこのように姉妹でお互いを高め合い、二人とも順調に成長してほしい。
最終グループのウォーミングップ。ウオーミングアップ時はプログラムを通すのではなくジャンプのみを練習するため、正直なところシニア勢にあまり目が行かなかった。
今大会の最も注目を集めた女子と言えば、前週オランダで行われたジュニアグランプリで四回転を成功させた安藤美姫である。
前日のSPではキレのいい3ルッツー3ループのコンビネーションを見事成功しノーミスで滑って2位でフリーを迎えた。前日SPではのびのびと滑っていたが、フリーでは周りも騒いでいるプレッシャーからか表情や滑りも固い。ウォーミングアップでも成功し期待された四回転は回転が足りていたにもかかわらず、惜しくも転倒。その後3ループもお手つきするという失敗が続く。
オランダから帰ってきたのが大会の週の火曜日という過密スケジュール。プログラムの時間が3分半から4分へと延びたということもあって、後半はいささか疲れている様子だった。最後のポーズの表情からは納得いかない「残念」という気持ちが伝わってきた。
会見でも目を伏せてかなり疲れた様子が伺え、ゆっくりと休んでまた頑張ってほしいと思わずにはいられなかった。しかし3―3のコンビネーションなどのジャンプは。キレがあり軸もまっすぐでいつ見ても惚れ惚れする出来である。まだプログラムの繋ぎや姿勢など改善するところはあるが、昨年から比べて格段と表現力、滑りが良くなってきているだけに四回転をさらに安定させ、全体をレベルアップしていって欲しいと思う。
そして地元京都から出場した太田由希奈。まさしく最終滑走者にふさわしい圧巻とも言える完璧な演技を披露した。地元での大きな大会は応援という心強い味方もあるが、時には大きな期待から極度なプレッシャーがかかってしまう場合もある。しかし、彼女の場合は地元の応援、期待全て味方につけたと言っていい。ジャンプがノーミスだったこともさることながら、「トゥランドット」の曲に合わせてしなやかに手先から足先まで体全体を使って表現しており、本当に見ていて心が震える演技だった。
多くの観客が感動したためか、てスタンディングオベーションをおこり、表彰台にのってもおかしくないぐらい素晴らしい出来であった。
満面の笑みを浮かべたまま会見に現れた太田は演技のイメージとはうって変わって、おっとりと質問に答え16歳らしい一面も見せた。インナーバウアーの反りやレイバックのポジションの美しさ、そしてジュニアの選手とは思えない表現力の持ち主だけに今の個性を生かしつつ、今後はジャンプを3−3のコンビネーションを入れるなど技術力をアップして更によくなって欲しいと切に願う。
シニア勢も頑張った。ショートで二つミスをし7位と出遅れた荒川静香。
フリーでは表現面でNHK杯ほどの迫力がなかったものの、ジャンプは二回目の3ルッツがダブルになった以外はトリプル―トリプルのコンビネーションを二つ入れるなどして、ほぼノーミスで滑り終えた。前日から気持ちを切り替えて最後までよく攻めて滑ったと思う。
中野友加里も前日ショートで3アクセルのコンビネーションを失敗。フリーでも2つのトリプルアクセルを入れ、一つ目は失敗したものの二つ目もチャレンジし、コンビネーションで成功させたのは素晴しく、3アクセルもだいぶ安定したように見える。
恩田美栄はフリーではNHK杯時より少し元気がなく見えたが、3アクセルと3サルコーのオーバーターン以外はノーミスという出来でうまくまとめた。
しかし今大会中で一番光っていたのは、やはり村主章枝。何か吹っ切れたように滑っており、NHK杯よりも全ての面が改善されていた。ジャンプは2回目の3ルッツと3サルコーがダブルになったが、その失敗をカバーできるだけの滑り、表現力であった。最初から最後までスピードにのった滑りを見せ、また「白鳥」らしいきめ細かい表現や表情もNHK杯時よりずっと冴えていた。ステップも機敏にエッジを動かし、最後まで衰えることなく存分にアピール。ようやく村主らしい滑りが現れた。
こうしてシニア勢がジュニア勢に追い上げられながらも、最終的には1位村主章枝、2位恩田美栄、3位荒川静香と結局表彰台はシニア勢が占めた。しかしすぐ下に4位太田由希奈、5位安藤美姫、7位浅田真央、8位浅田舞とジュニア勢が上位に何人もいる全日本はここ数年なかったことだ。
こうしてジュニア勢はシニア勢を追いつき追い越せ、シニア勢は下からジュニア勢が追いついてきていると緊張感を持って練習、試合に臨めばお互い凌ぎを削るようになり、さらにプラスに働くと思われる。
このように素晴らしい才能をもったジュニア選手達だが、今後は目先だけにとらわれず、長い目で見て世界で活躍するシニア選手まで成長してほしいと心から祈るばかりだ。今後はアジア選手権、四大陸選手権、世界ジュニア選手権、世界選手権と大きな大会が続く。これらの大会も日本女子フィギュアの上位入賞という活躍が予想され、ますます楽しみになってきた。


第2回 NHK杯総括レポート
NHK杯女子フリーは実力からみて日本の3選手恩田、荒川、村主とスルツカヤ4人の闘いがハイライト。SPでは上位3名が日本選手という結果でフリーを迎えることとなった。
最終グループは今大会一番の注目を浴び、報道陣の数も多く、観客席からも「日本のどの選手が優勝するのか」という期待と応援の熱気が伝わってきた。
前日トリプルルッツのコンビネーションがダブルになりSP4位のスルツカヤが最終グループ最初に登場。
ヴェルディの「La traviata」の曲で昨年とはまた違うとてもやわらかい振り、身のこなしでスピンなども美しく、さすがは世界ディフェンディングチャンピオンを思わせる滑りの一面もあった。しかしジャンプの切れ味は落ち、3ループがお手つき、2回目の3ルッツがダブル、3+3のコンビネーションは入れていない。彼女のジャンプがまだ本調子ではないことは誰の目から見ても明らかだった。太ももの筋肉が少し落ちたせいであろうか。まだ滑り込みが足らないようだ。いつものはじけるような力強さが感じられない。とりあえずベテランの貫禄で2位となった。
「大会前、一ヶ月間体調を崩し、まだ完全ではない」
と会見の席では咳きこみながら疲れた様子を見せていたが、今後さらに滑りこんで本来のスルツカヤの調子に戻って欲しいと思う。
2番目にSP1位の恩田の登場。コールされてから出るまで祈りが長いように見えたが、あのとき十字を切ったのは
「(ジャンプは)たても横もまっすぐに」(恩田談)
と何回もジャンプの確認でしていたそうだ。出だしの滑りと表情は固く、スピードもかなり落としていた。トリプルアクセルは残念ながら両手つきで失敗だったが、その後はぐっと全体が柔らかくなった。あとのジャンプはすべてほぼ成功。2回目のトリプルルッツはオーバーターンしてしまったが、これは高く飛び上がりすぎて回転が回りすぎたためである。
満面の笑みとガッツポーズで演技を締めくくり、圧倒的な強さの優勝となった。恩田の場合、今季は5種類のトリプルジャンプは安定しているし、質の高いジャンプである。ジャンプ以外でも表現力に磨きがかかり心をこめて丁寧に滑っているのが伝わってきた。スローの振りも随分やわらさが見えるようになり、スピンやスパイラルのポジションもとても良くなっていて目を見張るものがあった。
今季は昨年までと苦手としていた芸術面で「自分から逃げない」ということでオフは週に2、3回バレエに通ったと言う。五輪で身をもって経験したことを糧に自覚を持って取り組んだことがプラスとなって動き、彼女を大きくさせたのであろう。トリプルアクセルなど課題がまだ残っているだけに今後楽しみである。
3番目にSP2位の荒川が「タイタニック」の曲に合わせて最初から情感のこもった表現を披露した。ジャンプも3サルコー+3ループの難度な技を成功し、そのまま終盤まではすべてジャンプを成功。
途中から曲調が変わって早くなり、堂々たるポーズからステップへ―。急にストップしたり、細かく脚を動かしたり一定のテンポではない高度なステップを踏み、上半身は激しいメリハリのある振りで力強く、迫力満点のステップだった。その後、最後の3トゥループが2回転でばらけてしまい、ダブルアクセルもシングルになってしまった。飛ぶ瞬間に両足に力を入れ損ねたためだろう。
そこまでは恩田の技を上回るペースだったために、最後の二つの失敗は非常に悔やまれる。会見の席では終始笑顔だった荒川だが、
「最後のステップで順位のことを考えてしまい、集中力が切れてしまった」
と語ったときだけは顔を引き締め、悔しそうだった。
しかし最初から終盤まで体全体を使って本当によく動いており、迫真ある演技だった。今大会中、荒川の演技が一番心に残り、何か人を惹きつけるオーラみたいなものを感じた。演技中見ていて我忘れてしまうほど感慨深くなり、泣けてきてしまったほどだった。
今季のプログラムはSP、フリーともヤグディンの振り付けをしたモロゾフが振り付けを担当し、曲を含め振りが非常に合っていたと言える。昨シーズンはオリンピック代表を逃し、今まで本来の実力が出し切れず影に隠れた存在の荒川だったが、今季は精神面にも技術、芸術面も全ての面で大きくなった。今大会では3位となり、初めての表彰台ということで大きな自信となったことであろう。これからは「まとめる練習より自分自身に挑戦していく練習をしていきたい」と意欲的なので今後さらなる活躍に期待したい。
ハイライトの最後である村主が「白鳥の湖」に合わせて、出だしから白鳥の羽根の動きで登場。
白鳥らしい繊細な表現、昨季世界選手権3位の村主らしいのびのある滑りやステップなどは健在だったが、ジャンプのミスが痛かった。序盤のトリプルルッツのコンビネーションは成功させたが、そのあとのミスを連発し、結局成功したのは3つのトリプルジャンプのみ。そしてジャンプのミスが響いてかいつもより表情も固く、少し元気がなく精彩に欠けて見えた。公式練習でもジャンプの調子は悪くなかったもののジャンプの切れがすこし悪く、軸も微妙にぶれかけていた。これが裏目に出てしまったのであろうか・・・。キス&クライでは涙で目を潤ませ、記者の前を無言で立ち去っていった村主。4位となり、この悔しさをバネに全日本、GPファイナルなど今後の大会ではジャンプを立て直し、「氷上の白鳥」として世界へ羽ばたいていってほしい。
翌朝エキジビションの練習では真剣な表情で何回もジャンプの練習をしていた姿が印象的だった。
とにかく今大会ほど盛り上がったNHK杯女子シングルは今までなかったかもしれない。SP終了後日本の3選手とも優勝できる可能性があり、日本選手のみ表彰台を埋め尽くすとも考えられ、日本選手の層の厚さが証明された大会でもあった。そしてシニア以外でも今大会のエキジビションではまだジュニア選手の安藤美姫が四回転を成功させたというビックニュースも入ってきている。
今大会アイスダンスのイスラエルチームのコーチとして来ていた元五輪チャンピオンのエフゲニー・プラトフが、
「一体今の日本女子はどうなってるんだ。すごすぎる!」
と感嘆したほど日本女子のレベルは上がってきている。
2週間後には全日本選手権が行われ、ジュニア、ノービスの有望選手も出場し、シニア選手をおびやかす存在になってきている。国内でもトリノまで熱く激しい闘いが始まっており、まだまだ目が離せそうにない。


第1回 トリプルアクセルは"ハイリスク・ローリターン?(Update Nov.24 2002)
今季の“スケート・アメリカ”で中野友加里とリュドミラ・ネリディナ(ロシア)の二人がトリプルアクセルを成功させた。1992年アルベールビルオリンピックで伊藤みどりが成功させて以来10年ぶりの快挙となる。
トリプルアクセルは四回転ジャンプより、ある意味で難しい。
アクセル以外の四回転ジャンプの場合、後ろ向きから飛ぶ。だから踏み切り時にスピードという反動を使って飛ぶことができる。
これに対してアクセルは前踏み切りである。スピードの反動というものはほとんど使えない。踏み切った後、足を振り上げる力、踏み切りの脚力が必要だし、踏み切りがとても重要である。踏み切り時のタイミング、方向などが少しでも狂うとその後の動作が続かないからだ。
中野友加里選手もトリプルアクセルの場合、「踏み切った瞬間に飛べるかどうか必ずわかる」と言う。
女子選手の場合、ジャンプ力、回転力、踏切時のパワーなどが備わっていないと飛べない至難のジャンプと言えるだろう。
これに対して男子の場合、基礎の筋力があるのでパワーでカバーできる部分があるけれど、男女両選手ともに、トリプルアクセルは「前に飛び出す」という恐怖感も伴う。したがって、怪我など体に対しての 負担も大きい。
例えば、田村岳斗選手のように四回転ジャンプが飛べるのにトリプルアクセルが飛べない選手がいるのは、こうした理由からである。
そう考えると十年も前にトリプルアクセルを成功させた伊藤みどりは、一緒に練習していてもジャンプの高さに思わず見惚れてしまうものがあり、ずばぬけた能力を持っていたと言えた。
女子はトリプルアクセルをマスターするために多くの時間を費やす。そのため他の部分がおろそかになりがちだった。したがって、トリプルアクセル以外の5種類のトリプルジャンプとコンビネーションでプログラム全体をバランスよくまとめた方が良いと思われてきた。
つまり、今までトリプルアクセルは“ハイリスク・ローリターン”だったのである。
ところが、この“スケート・アメリカ”を機に革命が起ころうとしている。
女子も近い将来、トリプルアクセルが“当たり前”の時代になっていくと思われ、日本では中野友加里の他に恩田美栄、ジュニアの安藤美姫、浅田舞、浅田真央など練習では成功させているという。とても喜ばしいことである。ただ彼女達に“トリプルアクセル” だけにとらわれて欲しくない。
フィギュアスケートは技術と芸術性が兼ね備わったスポーツなのだから、トータルな意味でバランスの良いプログラムが重要なはずだ。ジャンプ以外の大切な要素としては“表現力”と “滑 り”が挙げられるのではないだろうか。
“表現力”に関して言えば体の内から沸き出るような表現力になるように磨くこと=顔の表情、足先、手先まで細心の配慮を払うことによって、演技の迫力が増す。それが芸術点である「アーティスティック・インプレッション」での高得点取得につながるであろう。
“滑り”といえば、まずスケーティングやフットワークだ。氷に吸い付くように一歩一歩スピードをあげて滑ること。さらに複雑で“魅せる”フットワークなどが大切だ。これらはシニアにあがった後でも十分改善できることである。
欧米選手はジャンプを含めたトータルな意味でのプロデュースが上手い。それは周りのとりまく環境の差も考えられる。アメリカなどではチームを組んでレッスンしていて、メインコーチ、振り付け師、トレーニングコーチなど、分業してチーム全体が選手を支えている。リンクの貸切時間も多く、選手は各貸切時間ごとにテーマを絞って滑ることができる。
しかし日本の場合は個人が専属コーチからスケートのレッスンのみ、というケースがほとんどである。振り付けは海外の有名な振り付け師に振りつけてもらう。あとは日本のコーチが振り付けを手直しするといったケースが多い。
貸切時間も短い。一日平均1.5時間ぐらいだから、曲をかけてプログラムを滑ることで貸切が終わってしまう。ジャンプやスピンは主に営業時間内で練習している。
日本は環境的に恵まれていないのは確かだ。問題点は多いがどうにか克服して欲しいと思う。
トリプルアクセルにプラスしてバランスのとれたプログラムを滑ることができれば―。間違いなく世界は見えてくるからだ。(取材・文 今川知子)
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