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第5回 浅田舞・真央姉妹(Update March21 2003)








☆浅田舞
―世界ジュニア選手権4位おめでとうございます。
世界ジュニアでの予選、ショート、フリーを振り返ってみてどうでしたか?
浅田舞: 初めてのジュニアの大きな大会だったので予選の前は「もし予選落ちることになったらどうしよう」とか思ってしまい、すごく緊張して固くなっていました。しかし予選で3アクセルは失敗したけど、ほぼミスすることなく滑れてほっとしました。それでショートを迎えて二つ目のステップからの3ルッツを失敗してしまい滑り終えたときは「やばいなー」と思った。フリーでは気持ちを切り替えて「自分の持ってる力を出し切る」ということを心がけて挑みました。3アクセルも降りることができたし、ほとんどミスなく演技ができたのですごくうれしかったです。
―始めてのジュニアの大会で外国のジュニア選手と競い合ってどうでしたか?
浅田舞:外国人の方は表現力も豊かでスピードがすごいあるなーと思いました。これから私もこの点を見習ってもっと磨いていきたいです。
― 1位、2位は太田さん、安藤さんと日本選手でしたが二人が表彰台に立った姿を見てどう思いましたか?
浅田舞:やはり日本はレベルが高くてこれからはこの中で競い合っていかないといけないので「大変だなー」と思った。来年は自分も表彰台に立てるようになりたいです。
―妹の真央ちゃんはどんな存在ですか?
浅田舞:真央は最大の「ライバル」です。私はお姉ちゃんだし「負けたくない」と思う。妹が頑張っていたら「私もがんばろう」と熱くなるし、妹がいたからここまで頑張ってこれたと思う。しかし試合は妹の演技も必ず見て「自分の力を出して頑張ってほしいな」と思う反面、負けたら「すごく悔しい」と思うので複雑です(笑)たまにお互い「こうなってるよ」悪いところを言い合ったりしてもしています。―スケートを始めたきっかけは?
浅田舞:友達とスケートリンクに遊びに行って、選手の人達がジャンプを飛んでるなどを見て「やってみたい」と思って習うようになりました。小学2年生からレッスンを受けるようになりました。妹も同じ時期から始めました。―目指している選手は?
―今季のプログラムは誰に振り付けてもらったのですか?浅田舞:山田先生、樋口先生、デビッド・ウイルソン先生です。大部分は山田先生と樋口先生が振付けて下さいました。
―試合前に必ずする事ってありますか
浅田舞:うーん!?スケート靴は必ず右から履きますね。あとは氷に滑る前にプログラムを踊ることくらいかな。
―今までスケートをやってきた中で一番印象に残っていることは?
浅田舞:やはり世界ジュニアです。全体を振り返ってみると「夢のような」大会でした。目標であったエキジビション(エキジビション出場は5位以内)に出ることもできたし、楽しかったです。

☆浅田真央
―真央ちゃんには全日本での3−3−3は凄かった。世界初だったそうだけどあれは自分の思いつき?それとも山田先生?
浅田:あのジャンプは先生がプログラムに入れて下さいました。練習していてそれを先生が見ていて「入れてみたら」と言って下さいました。
―3回目のジャンプまで決めるのに何かコツとかありますか?
浅田:一回目のフリップをちゃんと決めれば2回目のループもちゃんと決まる。2回目のループもちゃんと決めれば3回目のトゥループもちゃんと決まってつながります。一番はじめのジャンプがダメだと絶対3回目のジャンプまで続かないです。
―真央ちゃんはあのとき伊藤みどりのコスチュームを着ていましたね。その理由は?
浅田:クラブのみんなでみどりさんの着なくなったコスチュームを回して着ているんですけれども、選ぶときに先生から「これ着てみなさい」と言われてピッタリだったのでそのコスチュームがフリーのコスチュームになりました。先生が「このコスチューム着たときにみどりさんがトリプルアクセル飛べた」って言われていたので、自分も「飛べるかな」と思いました(笑)
―おねえちゃん(舞)はどんな存在ですか?
浅田:一緒に試合に出たときの方が安心できます。全日本のときはシニアのお姉さんばかりでしたけどおねえちゃんと二人だったので心強かったです。
―試合に出てお姉ちゃんに負けて悔しいと思いますか?
浅田:はい。思います。反対に「頑張ってほしい」とも思いますが負けたときは「次は絶対に勝つ!」と思います。負けたときは悔しいけど大会ではお互い自分の力を全部出し切れればいいなと思っています。
―世界ジュニアでお姉ちゃんが4位になったと聞いた時はどう思いましたか?
浅田:「すごいなー」と思い、私も頑張ろうと思いました。
―振り付けの先生は?
浅田:山田満知子先生と樋口美穂子先生、リー・アン・ミラー先生です。 選曲も山田先生と樋口先生がして下さいます
―どんな振り付け、曲が好きですか?
浅田:今のフリーのような曲と振り付けが好きです。あ、でもショートも好きかな。曲はかわいらしいのも、大人っぽくてスローなものもどっちも好きです。―今まで着たコスチュームの中で一番気に入っているコスチュームは?
浅田:今着ているフリーとショートのコスチュームです。なぜかと言うとかわいいから。―今までスケートをしてきた中で一番印象深い大会は?
浅田:やはり昨年の全日本選手権です。出場できたこと自体うれしかったし、フリーではほぼノーミスで滑れたので。出ることが決まったときは「やはり出させていただくのだから恥ずかしいことはできないなー。」と思っていたので、あのように滑れて本当にうれしかったです。
―全日本は出る前緊張しましたか?
浅田:そんなに緊張しなかったけど「ジャンプは全部決めたい」と思っていました。だからあのように滑れてすごくうれしくて自然に笑っていました。―今後やってみたい技は?浅田:4回転ジャンプです。今はサルコーから練習しています。だいぶいい感じになってきました。あとはループとフリップも練習しています。―今後どのように滑りたいですか?浅田:もっとジャンプをレベルアップしたり、難しいステップを踏めるようになったり、表現力ももっと身につけていきたいし、試合でも自分の持っている力を全部出し切りたいです。
―将来の夢浅田:オリンピックに出て、その後プロスケーターになって世界中を回ることです。
―その将来の夢に向かって頑張って下さいね。ありがとうございました。

<プロフィール>
・浅田舞
1988年7月17日生まれ、160cm 42kg
趣味: 読書
特技: バレエ
好きな歌手 :浜崎あゆみ
今シーズンのプログラム曲
ショート:GABRIELS OBOE
フリー:ROND ADAGIO ESRESSIVO


・浅田真央
1990年9月25日生まれ、142cm 31kg
趣味: バレエ
最近はまっていること:ジグソー・パズル
好きな歌手:浜崎あゆみ、モーニング娘

今シーズンのプログラム曲
ショート:SEY HEY KID
フリー:INCA DANCE ANDES


とても素直で微笑ましい姉妹だった。舞ちゃんはおねえちゃんらしくしっかりとした滑りでジャンプを黙々とこなしていた。黒の練習着が手足の長い舞ちゃんのスタイルを際立たせ、「風」のように爽やかに滑る。真央ちゃんは、リンクで私の前を通る度にお目めをくりくりさせてニコーっと笑いかけてくれてとってもかわいかった。それでいて次の瞬間には目の前でスパッとトリプルートリプルという高度な2連続の3回転ジャンプをバシっと決める。もうこれには参りました。本当に人を惹きつける「華」を持っている子だなと思った。とても対象的な二人だがここまで来られたのも二人一緒だったからこそ、頑張れたと言えるだろう。一番身近な「ライバル」でもあり「同士」でもある姉妹。二人の絆は強い。これからもお互いを高めあって、そのまま真っ直ぐ育ってほしいと願う。
(インタビュー・文 今川知子)





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第2回 荒川静香
第3回 岡本治子コーチ
第4回 安藤美姫


 
 


 
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