2002年 2月12日 ラーメン屋はしご&市川駅から歩く
■ お天気
家事をテキトーに片付けて昼飯は市川市役所前のラーメン屋「まごころ」。前にも書いたことがあるが、ここのラーメンはだしが効いていて上品な飽きのこない味だ。食べ終わってからてくてく本八幡駅まで歩いて最近できた「ブックオフ」で漫画の立ち読み。一時期の漫画喫茶熱もあっという間に冷めてしまっているし、こういう立ち読み歓迎の古本屋があればそれで事足りるなあと思った。漫画喫茶で読み進めていた新谷かおるの「エリア88」も何冊か見つかったので飛ばし飛ばし読んで最後まで行ってしまった。そのあと「人間交差点」の短編をふたつほど読んで、棚をふと見ると楳図かずおの「恐怖」が。冴えない劇団員がメーキャップを施されるとそのとおりの人格になりきってしまう話や、死んだ妻が残した自画像が抜け出して恐ろしい形相で夫の再婚相手に襲い掛かる話など、子供の頃に確かに読んだ記憶がある。あまりの懐かしさについつい買ってしまった。

そのあと特に用もなかったのだが、最近市川駅近くにできたと広告できいた「むつみ屋」へ行ってみた。昼にラーメン2杯なんて阿呆だと自分でも思うのだが、まごころのラーメンがあっさりだったのでまだ胃袋は食べたがっていたのだ。ここは北海道の月形町が本店で東京にも10店舗くらいあるらしい。味噌ラーメン(750円)を注文。味噌は紅白が週替わりで今日は白味噌だった。絶品というほどの感動もないけれど、なかなかコクがあっておいしい。こうやって休みの日を利用して当分ラーメン屋めぐりをしてみようかな。

一度探検してみたいと思っていた市川駅周辺をウロチョロした。当たり前のことだけど、本八幡よりはいろんな飲食店があって楽しそうだ。と、一角に細い路地があって、覗くと廃屋となった店舗がいくつか並んでいる。なんだか二、三十年前にタイムスリップしたかのようなスポットだ。壁には「急募」と書かれた色褪せた張り紙があるが、そのスナックはどうみても営業していない。一番端に昔ながらの中華料理屋が一軒だけ生き残っていてホッとしたけれど、これがあるから区画整理ができないのかもしれないなあ。今はどこの地方都市へ行っても、駅前はロータリーがあって駅ビルがあってお馴染みのファーストフード店があって消費者金融の看板がいくつかあって、って感じで個性がなくなっている。だから、かつて風景に馴染んでいたと思われるこうした商店街も、周りがどんどん整備されてくると異様に見えてしまうのだ。私がアジアの雑然とした繁華街に魅力を感じるのは、子供の頃見たそういう原風景に懐かしさと憧れを抱いているからなのかもしれない。

何だか歩いてみたくなって、酔狂にも市川駅からわが家まで踏破してしまった。たぶん1時間くらいはかかっただろう。普段車で通り過ぎると気付かない町の様子は感じることができたように思うけど、だから何なんだと言われたらそれまでだ。(^_^;)

季節が良くなったら水道橋から歩いてみようかな。でもいったい何時間かかるんだろう。