ピョンヤン最深部へ潜入

 終日市内観光。あいにくの曇り空の中8時出発。まずは地下鉄に試乗した。湿っぽいにおいのする入口から古ぼけた回転レバー式(香港のメトロに近いイメージ)の改札を抜けると長い長いエスカレーター。ビデオでは10チョンコインを入れて通るらしいが、我々はフリースルー。このエスカレーターはとてつもなく深く、約200メートルあるという。3基あるうちの2基が上りになっていた。今まで経験したエスカレーターの中では一番スピードが速い。まるで蟻地獄に引きずり込まれる蟻の心境だ。手すりを持っていないと恐いくらい。隣の上りのエスカレーターから不自然なくらい整然と並んだ乗客(?)が上がってくる。走ったり歩いたりしている人は全然いなくて、本を読んでいる人が多い。エスカレーターを降りると長い廊下になっていて、ホームまではさらに短い階段を下りる。ホーム頭上には大げさなシャンデリア、壁面には絵が描いてあるが、照明のせいだろうか明るい雰囲気ではない。ホームには労働党の新聞がプラスティックのケースに収められていて閲覧できるようになっている。あいにくみんな文盲なので読めないがきっとありがたい記事なのだろう。ホームに計ったように入ってきた列車に乗り込む。広告のない車内は殺風景だが、偉大なる人の肖像はここにも飾られていた。数分で次の駅に到着。同じように長いエスカレーターに乗り、同じように無表情な人々の群れとすれ違う。地上に出るとバスが待っていた。


地下鉄の路線図

シンプルな改札機。これより地底へ。


紅一点の駅員。でも表情は硬い。(-.-)

恐ろしく速いエスカレーター。転んだら死ぬと思う。

ホームは有事の核シェルターという説も。

先頭部分はこんな感じ

車内は異常に暗い

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