ギリシャ新婚旅行記(1999)

『なぜギリシャへ?』

 新婚旅行先を決めるにあたって2人で話し合いました。二人とも何度か海外旅 行は体験していますが、共通点としてはヴェトナムへ単独で行ったことがあるこ とだったので、当然候補にあがりました。しかし、東南アジアはまた行けるから 遠いところへ行こう、ということになりました。仕事柄、もうこんなに長い休みは取れないかもしれないのです。 私は以前から憧れていたイエメンを主張しましたが、妻は当然却下しました (笑)。普通の女性はイスラムの戒律の厳しいところへ行きたがらないのは当然 ですね。しかも、観光客が殺害されたりと治安は決して良くないし、何よりもき っと酒が飲めないに違いない。酒が飲めない人生に何の楽しみがあるものか、と 諭されて私もしぶしぶながら納得しました。ちなみに二人ともお酒は大好きです。

  で、妻の希望は最初モロッコでした。モロッコというとすぐにカルーセル麻紀を 想起する私も阿呆ですが、迷宮のような城壁都市があると聞いたことがあるので、 悪くないなあ、と思いました。が、行ったことのある友人に聞いたところ一言 「飯はまずいぞ」。新婚旅行でまずい飯を食わされるのはごめんだ、ということ で却下。 結局、妻がヨーロッパで足を踏み入れたことのない国の中で、ポルトガルとギリシャが残りました。どうせならビーチでのんびりしようよ、ということでギリ シャとりわけエーゲ海の島々を目指すことになりました。もちろんポルトガルに も素敵なビーチはあるのでしょうが、やはりここは知名度で。

  島での滞在を中心に考えていたので、行ってみたかったペロポネソス半島は残念ながら諦め、アテ ネ、ミコノス島、サントリーニ島に絞って滞在することにしました。 そんなわけで、たいして勉強もせず「地球の歩き方」と「個人旅行」を持って出発です。

なお、巻末に「パッケージツアーではなく新婚旅行でギリシャを目指す方へのアドバイス」を掲載しましたのでお急ぎの方はまずそちらをお読みください。

旅のスケジュール
パルテノン神殿は遠きにありて思うもの(アテネ編)
エーゲ海の太陽と風を満喫するならフェリーの甲板(ミコノス島編)
いったい誰がこんな断崖絶壁に住み始めたのだろうか?(サントリーニ島)
時ならぬ夏の大雨に弱いアテネ

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