
■2003年8月29日(金)〜8月30日(土)
金曜の夜に1週間の勤めを終えた人達を(自分もその1人だが)横目で見ながら旅に出るというのは何となくいい気分だ。
今回は「サンライズ出雲」でまず松江に向かう。22:00定刻発車。横浜辺りまではホームも賑やかだが、それを過ぎるともう人影もまばらだ。日付が変わって静岡を過ぎた頃眠りにつく。今回の旅も順調なスタートだと思ったのだが。目を覚ますと外はすっかり明るくなっている。時間は6時少し前。だいぶ早く目が覚めてしまった。予定では姫路を過ぎた辺りかと外を見てみるとたくさんのビルが立ち並んでいる。ん?途中にこんな都会あったっけ?よく見てみると見たことのある風景。ここってもしかしたら大阪では?アナウンスも何もないので分からないが、どうやらかなり遅れている様子。結局放送があったのは6時もだいぶ回ったころ。いくら朝早いとはいえ、お知らせくらいしろよ!放送によると途中の人身事故で1時間40分位遅れているとのこと。おいおい、松江からの接続に間に合わないじゃないか。早速車掌室に行って見るが何か要領を得ない。次の列車にしてくださいとか。そうできないからこうやって来てるんだろ!山陰本線なんてそれじゃなくても本数が少ないのに。払い戻しができるのか聞いても「よくわかりません」。よくこんな奴を社員として雇っているものだ。結局まるで当てにならないので、自分で対応を考えることにして部屋に戻る。考えた結果当初のルートでは間に合わないので岡山で下車し、新幹線を使うことにする。結局岡山には2時間遅れで到着。早速払い戻し窓口に行くがここでも一悶着。2時間遅れだから、特急券全額と接続列車の払い戻しを頼むと「ちょっと待ってください」と少し偉い人を呼んできて了承。ここまではまだ許せたが、乗車券のルート変更と差額の払い戻しを頼むとそれはできないという。列車が遅れたせいだと粘ると、また上司を呼びに行く。その上司も結局払い戻しはできないと言うことで、らちがあかないので、差額なしでルート変更だけすることで折れる。しかし、社会人になりたての若い駅員ならともかく、俺より年上の充分ベテランの社員が物事ひとつ決められない。民営化してかなり経ったが、結局お役所気分が抜けないというか。今回のJR西日本の対応には本当に頭に来た。ということで、今回の旅は出だしからつまづくこととなった。
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| サンライズ出雲で出発 | ||
●錦帯橋
思わぬハプニングで湯田温泉までのルート変更を余儀なくされたため、これから先の予定を検討しなくてはならない。このまま新幹線で山口に向かっても早すぎるし・・・何か途中で寄ってみたいと思うところがないかと考えていたら、ふと思いついたのが「錦帯橋」。そこなら新幹線の新岩国からそれほど遠くもないし時間的にはちょうどいいかということで、とりあえず新岩国までの自由席特急券を購入。岡山からはひかりレールスターに乗るが土曜日ということもあり、結構混んでいて1駅は立つことになった。徳山からはラッキーなことに立っていた目の前の席が空いたので、広島までの約30分間は座ることができた。広島で接続のこだまに乗換えて1駅、岡山から1時間強で新岩国に到着。ここから錦帯橋まではバスで約10分。土曜日だが意外と人は少ない。今日は曇りがちであまり天気が良くないからだろうか。錦帯橋は錦帯橋は木造の5つのアーチ型の橋で日本の三名橋の1つ。確かに外観的にはきれいだが歩きにくいし決して機能的ではない。今はちょうど修繕工事中ということで橋の途中から新しい木が使われ色が違う。時間がないので橋を往復した後、またバスに乗って新岩国に戻ってきた。
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| 錦帯橋 | |
●山口
新岩国から再び新幹線に乗って小郡へ。小郡からは山口線で山口に向かう。小郡に着いたときは雨が降っていたが、山口では運良くやんでいた。山口着は予定より1時間位早いが天気も悪そうだし、早めに宿に入るのもいいだろう。山口は大内文化の街で西の京とも言われている。まずは、大内文化のシンボルとも言える瑠璃光寺五重塔へ向かって歩き出す。山口駅前はそれほど賑やかではないが、駅から5分くらい歩くとショッピングアーケードがあり、ここが中心という感じだ。アーケードを歩いていると旅行会社を見つけたので帰りの飛行機のチケットを購入する。予定では帰りも寝台列車「あさかぜ」で帰る予定だったが、今回の遅延とJRの対応の悪さに頭にきたので飛行機で帰る事にした。途中、八坂神社に寄るが人はほとんどいない。
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| 瑠璃光寺五重塔 | |
瑠璃光寺五重塔までは駅から徒歩で15分くらい。さすがにここには観光バスも泊まって、それなりに賑やかだ。その後、「一の坂川」に沿って県庁のほうに向かう。この川、幅的には小川程度なのだが、上流にダムがあるらしく結構水の流れが早い。しかし、こうやって街の中に川が流れているのは結構風流な感じで好きだ。しばらく川沿いの道を歩いた後、県庁の傍にある藩庁門に向かう。山口県庁はモダンな感じの建物が現存している。傍には藩庁門があり、ここは萩から山口に藩庁を移した際、時の藩主・毛利敬親が、山口政事堂の表門として築造されたとされている。県庁の前には亀山公園が広がり、公園の中には美術館や博物館などもあり、山口の文化ゾーンともいえる場所だ。公園の前の道もパークロードと名付けられて、この周辺はきれいに整備されているので、歩いていても気持ちがいい。西の京と言っても京都ほど見所が多いわけではないが、結構この街が気に入った。
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| 山口市内 | ||
●湯田温泉
湯田温泉は山口の隣駅で、駅から10分弱歩くと温泉街がある。山口からバスで行けば温泉街の中心に停留所があるので、そのほうが便利かも知れない。温泉街は街中にあり、大型旅館が数件点在しているが、昔ながらの温泉街という感じはあまりない。ここは中原中也が挙式を挙げた旅館もあり、街中には中原中也記念館もある。駅から温泉街に歩いていると雨が降ってきたので傘をさしたが、今回の旅で傘をさしたのはこの5分くらいだけだったので、まあ天気に恵まれたといえるだろう。今日の宿は「四季の宿 梅乃屋」。持っていった地図がわかりにくくてちょっと遠回りしてしまったが、駅から温泉街へ行く道をまっすぐくれば着く。旅館は30部屋程度の中規模旅館だ。
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| 湯田温泉駅前の白狐 | 梅乃屋の食事(この後も出てきた) |
着いた時間が早かった(15:30頃)せいもあるのか、部屋に案内してくれたのはフロントの人。荷物も持ってくれないし、部屋に着いてもお茶も出してくれない。HPをみたら何となくサービスがよさそうな感じがして、ここを選んだんだけどなぁ。
荷物を持ってくれないところは何回かあったけど、着いてお茶を入れてくれないところは初めてだ。普通、お茶菓子食べながらお茶を飲んで一息つくというのが旅館のいいところだと思うのだが。部屋は15畳と広くて一人ではちょっと寂しい感じ。部屋にアクセントがないので単にだだっ広く感じるが、掃除とかはきちんとしてあるようで清潔だ。気を取り直して風呂へ。土曜日ということもあり混んでいるかと思ったが、入っていたのは1人だけ。その人も入替るように出て行ってしまったので、ずっと貸切状態で温泉を満喫。ここの風呂は10人程度が入れる大浴場と3人程度が入れる露天風呂があり、街中なので景色は良くないが源泉から引いてるということ。やっぱり疲れた身体には温泉がいいなぁ、などと思いながら気持ちの良いひと時を過ごした。部屋に戻り少しくつろいでいると、部屋係の人がやってきて挨拶しお茶を入れてくれる。まぁ、いまさら?という感じだったが。外を見ると土砂降り。早めに旅館に着いていて良かったかもしれない。食事はお造り、はものしゃぶしゃぶ、鮎の塩焼き等13、4品が並び結構豪華。予約の際、季節はずれではあったけどふぐ刺しも頼んでおいたので、必死で食べた。最近体調があまりよくなくお酒はほとんど飲んでなかったのだが、おつまみ系の料理が並ぶと口寂しくなりビールを1本飲んでしまった。食事の後も酔い覚ましを兼ねてお風呂へ。まだ、みんな食事中なのか今回も貸切でゆったりつかる事ができた。翌朝もお風呂に入り朝食をしっかり食べて出発。
■8月31日(日)
●秋吉洞・秋吉台
秋吉洞行きのバスは山口駅前から出るので、湯田温泉駅から山口へと移動。実はこのバス、山口駅を出発して湯田温泉も通るのだが、時間が余るので山口から乗ることにした。しかも、今日は日曜日だからそれなりに混んでるかもしれないし。しかし、今日は昨日の雨がうそのようにいい天気で、真夏に戻ったように暑い。旅館から駅まで歩くだけで汗が出てくる。せっかく朝風呂でさっぱりしたのに。
予想は外れ駅からバズに乗ったのは俺一人。湯田温泉から数人乗り込んではきたが、それでもガラガラ。夏休み最後の週末ということで人でも少ないのかもしれないし、地元の人はみんなマイカーを使うのだろう。秋吉洞まで約1時間で到着。バスセンターからお土産屋が建ち並ぶ道を5分程歩くと秋吉洞の入り口。ここからは景色が一変。森のような木々の中には洞窟から流れ出る川が流れ、涼しくて気持ちがいい。細い階段を上るといよいよ洞窟の入り口。中には遊歩道が設けられていて両端の入り口から入場できるため反対方向から団体客とかがくると結構狭い。中は思ったより暗くて写真を撮ってもイマイチうまく映らない。ガイドブックとかで見る写真はかなり光を当てて写しているため幻想的に映っているのだろう。でも、こんなところに突然こんな大きな洞窟があるなんて信じられない思いだ。名所である百枚皿」や「黄金柱」を通って約45分で黒谷口に出る。途中には秋吉台の展望台に近いエレベータ口もある。黒谷口からは秋吉台の展望台に向かう。車道もあるのだが、歩行者用には専用の近道も設けられている。この道が結構急だったり昇り階段があって結構大変。
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| 秋芳洞 | ||
秋吉台まで約15分。暑さもあって汗だくになってしまった。秋吉台は日本最大規模のカルスト大地で、広い草原?の中に石灰岩が点在している。イメージ的に岩がもっと白いのかと思っていたがそうでもなかった。でも、見渡す限りの草原?でその大きさは雄大だ。ここには人が結構いて特に小学生が子供会なのかたくさんいてお弁当を食べていた。ここからは一旦秋吉洞バスセンターに戻り萩に向かう。この秋吉台からバスセンターまではバスもあるのだが、バスがくるまで30分もあったので歩いてみることにした。秋吉台からはかなり急な下り坂が続く。バスセンターまでは20分強で着いたが、再び汗びっしょりになった。萩行きのバスも乗車は4人だけで、約1時間20分で東萩駅に到着。
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| 秋吉台 | |
●萩@
萩は今日と明日の午前中をかけて周る予定だ。今日は松蔭神社の周辺を歩いてみることにする。東萩駅からは「まぁーるバス」で松蔭神社に向かう。まぁーるバスは松蔭神社などを周る東回りの「松蔭先生」と城下町などを周る西回りの「晋作くん」の2系統があって、30分おきに運行されている。観光地だけでなく市の施設なども回るので市民の足としても利用されているようだ。しかも、どこまで乗っても100円というのがいい。ただ、もう少し本数を増やして欲しいのと両方向に巡回してくれるともっと便利なのだが。
「松陰先生」に乗って約10分で松蔭神社に到着。ここはあの「吉田松蔭」を祭った神社で、松下村塾を開いていた家や松蔭が幽閉されていた家などもある。また、有料だが松蔭の一生がわかる吉田松陰歴史館などもある。松蔭といえば松下村塾で桂小五郎、高杉晋作、伊藤博文などを教えた人である。長州の中でも萩周辺にこういった英雄が多いのもそれぞれ才能もあったのだろうが、やはり松下村塾のような環境面での影響が大きいのかもしれない。坂本竜馬にしろ吉田松蔭にしろ30代の若さで亡くなったにもかかわらずこれだけ名を残し人々に影響を与えたのだから、それを考えると自分が情けなくなる。松蔭神社で吉田松蔭の足跡を辿った後、歩いて5分程のところにある伊藤博文の生家などを見る。その後さらに10分ほど歩いて東光寺へ。東光寺は毛利家の菩提寺で萩藩主3代吉就などの墓がある。東光寺からは再び「松陰先生」に乗り、東萩駅に向かう。
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| 松蔭神社 | ||
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| 東光寺 | ||
駅で荷物をコインロッカーから出し今日の宿に向かう。バスで行くと乗換えが面倒なためそれほど遠くもないのでタクシーで移動することにする。タクシーで10分くらいで今日の宿「千春楽」に到着。タクシーを降りると早速宿の人が荷物を持ってくれ海の見えるロビーに案内され冷たいお茶とお菓子のサービス。こういう気遣いがうれしい。長い廊下を通って案内された部屋は海の見える(あらかじめ指定しておいた)部屋。増築したのか部屋はきれいで12畳位の広さがあり一人には十分。気さくな部屋係さんは部屋に着いてもお茶を入れてくれた。大きな窓からは目の前の菊ガ浜と日本海が一望できて景色は最高だ。今日はたくさん汗をかいたので早速風呂へ。ここでも10人くらい入れる風呂を貸切状態。ここの風呂は温泉ではないが、萩焼の陶器がいたるところに飾られ、湯船の真中にもでかい壺?が置いてあった。長寿陶芸風呂というここの大浴場は地下にあり、露天は1階なので露天にも行ってみるがまだ用意ができてなかったらしく30分後なら入れるということなので、夕食の後に行ってみることにする。部屋でのんびりした後夕食。うに特選コースを予約していたので、うにづくしかと思ったが、それほどでもなかったのがちょっと残念。それでも品数は十分で満足のいくものだった。ただ、ご飯がうに釜飯で松茸とうにが入っていたのだが、松茸の香りが強すぎてうにの味が全然しなかったのが残念。これならうに丼のほうがよかったなぁ。食事後は露天風呂、朝も朝食前に大浴場に行ったが結局ずっと一人で誰にも会わなかった。そういえば昨日からお客さんは1人しか見てないもんなぁ。朝食は大広間ということで指定した時間に行ってみると、ぽつんと8人分の食事が用意されているだけ。しかも、食事しているのは俺を含めて4人。係員が2人で暇そうだ。宿泊客が少ないのはわかっていたが、たった8人なのだろうか。まぁ、客にとっては空いてるほうが風呂も独占できるしいいんだけどね。ということでこの宿もなかなかいい宿でした。
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| 千春楽 | |
■9月1日(月)
●萩A
宿を出た後一旦萩のバスセンターで荷物をコインロッカーに入れ、萩城跡に向かう。萩城は毛利氏の居城で今はその名の通り内堀の石垣などが残るだけで城自体は残っていない。しかし、こんな海の近くの城なんてうらやましい。その後は萩観光のメインとも言うべき城下町へ。ここでは菊屋家、高杉晋作生家、木戸孝允旧宅などを回る。さらに10分ほど歩いて鍵曲などを見る。その後「晋作くん」に乗り橋本町で降り、藍場川沿いをブラブラ。ここも小さな川なのだが川には鯉などもいる。再びバスセンターに戻り荷物を出した後、今日の宿泊地川棚温泉に向かうため東萩駅へ。ここから川棚温泉までは2時間強。大して距離はないと思うのだが、ローカル線だから仕方ないのかもしれない。東萩から乗り込むのはほとんど女子高生。1両編成なので席も少ないわけだがどうにか座れた両横、正面は全て女子高生で、ちょっと気恥ずかしくなる。それにしてもルーズソックスをはいてない女子高生は久々に見たなぁ。
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| 萩の街と旧跡 | ||
●川棚温泉
2回乗換えをしてやっと川棚温泉駅に到着。事前に連絡してあったので宿の人が迎えに来てくれていた。駅から宿までは車で5分くらい。途中で見える「歓迎川棚温泉」の看板もさびれてしまっている。残った旅館も数件で比較的規模が大きい旅館は今日泊まる「川棚グランドホテル」だけだそうだ。宿に着いたのは15:30位。チェックインは16:00なので近くをブラブラしようかと思っていたが部屋に入れるということで時間前だが部屋に案内してもらう。部屋までは2名のフロントの女性が荷物を持ってきてくれ、その後すぐに部屋係りの人が挨拶に来た。でも、ここでもお茶は入れてくれなかったが・・・。でもそんな些細なことを忘れさせるほど、部屋はよかった。今回は一人でもOKということで露天風呂付きの臥龍梅(がりゅうばい)という部屋を予約した。部屋は洋室でリビングとベッドルームに分かれていてかなり広い。それぞれの部屋にTVとエアコンも付いている。そして肝心の風呂は内風呂と露天に分かれていて露天は3・4人入れる程広い。言ってみればスイートルームに露天がついている感じだ。これで2万円台半ば(一人で)というのはかなり安い。去年北海道に行った時に泊まった露天風呂付きの部屋は3万円台後半だったのに。部屋も風呂もそれより全然広い。いつもの通りまずは大浴場へ。ここの大浴場も広くてジェットバス、打たせ湯などがあり気持ちいい。露天風呂もかなり広くていい気持ちだ。この日は日帰り入浴客が数人いたがそれでもゆっくり温泉を満喫した。夕食前には部屋の露天風呂を楽しむ。一人では十分な広さで家の風呂もこれくらい広かったら最高なのになぁ。食事は部屋食でリビングのテーブルでいただく。部屋食というと和室でというイメージがあるのでちょっと違和感がある。ここの名物は「海鮮おさかな劇場」という名の海の幸を石焼にしたもの。それともうひとつの名物「瓦そば」を別注で頼む。夕食は懐石っぽくてそれほど量がないと思っていたし、瓦そばもそれほど量は多くないと思っていたのだが、瓦そばも結構な量があり必死で食べた。瓦そばは、抹茶入りの茶そばを油でいため、あつく熱した古い素焼きの瓦の上に盛りつけたもので、錦糸玉子や牛肉、海苔、ねぎ、もみじおろしなどの具が麺の上にのっていて、それをだしにつけて食べる。でも「海鮮おさかな劇場」にしろ他のものにしろおいしくて満足、満足。この日は食事後と寝る前に風呂に入り、朝も1回名残を惜しむように(料金分元が取れるように?)温泉を満喫した。帰りも駅まで送ってくれ、フロントの女性は玄関まで見送ってくれ、なかなかいい宿で、コストパフォーマンス的にお勧めの宿です。なかなかもう1度行きたいという宿は少ないがここはぜひもう一度訪れたい宿だ。
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| 川棚グランドホテル(臥龍梅) | 部屋の露天風呂 |
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| 名物の瓦そば | 海鮮おさかな劇場 |
■9月2日(火)
●下関・門司港
いよいよ今日がこの旅の最終日。実質土曜日からの3日間なんてアッという間だ。今日は下関と門司港をブラブラして帰途につく。川棚温泉から下関まではJRで約30分。下関で荷物をコインロッカーに入れ、唐戸というところまでバスで移動。ここからは下関と門司港をむすぶ船が出ている。門司港までは5分で着く。門司港はちょっと小樽に似たレトロな感じの街で、古い建物が所々に建っている。街自体は小さいので1時間もブラブラすれば一通りのものは見ることができる。
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| 門司港 | ||
再び船で下関に戻り、駅までバスで移動。そこから「ゆめタワー」までブラブラ歩く。ゆめタワーは海峡メッセ下関の一施設で高さは153mとのこと。ゆめタワーのエレベータも客は俺一人でマニュアル通りに解説をするエレベーターガールになんか気恥ずかしい思いをする。30階の展望台からの眺めは最高だ。眼下にあの巌流島、そして九州など360度の展望が楽しめる。中ではNHK大河ドラマの資料などの展示も行われていた。ゆめタワーを降りて下関駅へ。後はもう帰るのみだと思うと寂しい気がする。
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| 下関 | ||
山口宇部空港まではバスで約1時間。山口宇部空港からは約1時間半のフライトだ。乗客率は60%位で隣がいなかったので狭いながらも少しはゆったり座れた。そして定刻より少し早めに羽田到着。海外に行くときは長時間のフライトのためあまり早いと思わないが、やっぱり飛行機は早い。当初の予定通り寝台列車で帰ってきていたらまだ広島県辺りを走っていただろう。
初日からハプニングがあったし、連日の残暑でちょっと辛いところもあったが、日本の歴史に触れ、海の幸を満喫し、温泉でリフレッシュしてと充実した4日間だった。