イイモノ

 

「○○が最近売れてないんだってねー」

友達と話をしていてあるアーティストについて友達が言ったコトバ。

彼女に限らず、たまにこういうことを言われるのだけど、

いっつもなんか答えに困ってしまう。

売れてるか、売れてないか、それは私にはまったく意味がない。

CDに限らず売れてるかどうかでなにかを買ったことないし。

CDでいえばそのアーティストが好きか嫌いか、その曲が好きか嫌いか、

聴いてみたいかみたくないか、ほとんどそれだけ。

なんにしても基準は単純。

 

思えばムカシから流行っていうものには疎いというか興味がないヒトだった。

むしろみーんながしているから、っていうのが大の苦手で、

(ま、へそ曲がりともいう 汗)

その流行ってるものが自分の好みだったらやるけど、

カンケーなければふーん、と思ってみているだけだった。

ヒトがやっているのはこれまた気にならないし。

 

応援している選手にしても、人気があるかどうかまったく関係ないし。

今、私が好きな選手はある程度人気があるヒトが多いのだけど、

それもたまたま、という感じ。

自分が好きで、好きなプレーが見れれば結構満足だったりするので、

応援! と言ってもただただ試合を見に行ってるのみ。

よーするに自己満足の世界。

選手について書いているテキストもほとんど自分の中のもの吐き出してるだけで、

こんな選手がいます! っていうのとは程遠い気がするし。

 

かなり前だけど、阪神にいた北村照文という選手が好きだった。

それこそ阪神ファンでも知ってる人は少なそうな外野手。

守備は超一流だった(と私は思ってる)けど、打率は2割台半ば、みたいな選手。

でもその守備を見るために試合見に行きたいなー、というくらい好きだった。

一度、1試合に2本ホームラン打った時なんて狂喜乱舞してた。

(相手チームの監督の「1年に2本しか打たんやつに1試合2本打たれたら・・・云々」というセリフ、

いまでも憶えてるしなあ)

好きなサッカー選手はたまたま人気があるんだけど、

気持ちは北村選手を好きだったのとなんにも変わらない。

自分が見たいか、見たくないか、好きか、嫌いか。ほんとにそれだけ。

 

ビジネスだったら、売れる、とか考える必要あると思う。

売るために、っていうのを考える仕事をしていたこともある。

でも自分がものを買ったり、なにかをしたりする時、

それが理由になることってない。

だからなんか困ってしまうのだ。

だって別にデータを元にしゃべっているわけじゃないし。

売れなくなったとか、人気がなくなったとか、

それが誰かをなにかを嫌いになる理由になることもないし。

基準は全部自分で、自分にとって魅力がなくなったらそこまで。

それしか、ないのだけど、私には。

だから、「売れてるんだってね」と言われても

逆に「売れてないんだってね」と言われても、

私の中には「だから?」とか「それが?」とかいう言葉しか浮かんでこない。

でもそれってなんかキツイ言葉だったりするし。

それで、いつも、「ふーん、」という便利(?)な気のない言葉で逃げてしまう。

こういうのってなんていう返事を期待されているのでしょうねえ?

私には謎です。

 

 

 

P.S. 北村さんは現在、確か阪神タイガースのスカウトをされているかと思います。

 

 

2003.9.18  by miki=ジョジョ