カスピ海ヨーグルトってご存じでしょうか??
  京都大の家森教授が、ヨーロッパ・カスピ海沿岸の長寿村から持ち帰られたヨーグルトで、酸味が少なく
 粘り気があり、ひと味違ったヨーグルトとして、口コミで全国に広がり密かにブームになっているものです。

  そしてこのヨーグルトは、種になるヨーグルトさえあれば、牛乳に入れるだけで自然に発酵し、
 数時間後に出来るという手軽さが受けているようです。
  もちろん美容、健康、そして便秘なんかにもいいそうですよ。
  実際、私はお通じは普通にありますが、食べた後、翌日はお通じの回数が増え、胃腸の働きが良く
 なった感じがしました。
  さらに、菌の生命力が強いので、何度繰り返し作っても、ヨーグルト自体が薄まったり、悪くなったり
 しないのも特徴です。

  しかし、このヨーグルト、一般に市販されていないため、ヨーグルトを作っている人に種をもらい、
 自分で作らなければなりません。
  その人気さから種保有者に株分け希望が殺到し、なかなか手に入らないようです。

  そんな中、この度、種を手に入れる事に成功したので、その製造過程を紹介したいと思います。
 これがタネヨーグルトです。
  このヨーグルトを提供してくれた人は、このようなパックに入れて送って
  くれました。触った感じは、とろろいもの様な感じです。

  送られてきたヨーグルトは、とりあえず食べるためのものではありません。
  本格的にヨーグルトを作る前に、もう少しヨーグルトを増やさねばなりません。
  これだけの量だと、食べるだけのものを作るのにはちょっと少なすぎるので、
  さらに、タネヨーグルトを作る訳なんですね〜〜。
  提供者によっては、もっと多い量を宅急便などで提供してくれる場合も
  あるようです。いろいろ探してみて下さい。
 とりあえず、私はタネから作らねばならないので、このようなものを揃えました。
  1) 牛乳(加工乳でないもの)200ml
  2) プラスティックのコップ

  3) かきまぜるスプーン
  4) タネヨーグルト
  5) ティッシュ(コップを蓋するためのもの)
  6) ティッシュを止める輪ゴム
 いよいよタネヨーグルトの加工開始!!です。
  まず、タネヨーグルトをコップに入れます。

  噂通り、もちもち、どろ〜っとした感触でした。
  送られてきたタネヨーグルトを一袋全部入れました。
 次に、牛乳をコップに注ぎます。
  タネをくれた人のレシピ通り、50mlの牛乳をコップに入れました。
  几帳面な私は、牛乳を計量カップで量って入れました。
  ちなみに余った牛乳は、後でおいしく頂きました。
 牛乳を入れたら、スプーンでよくかき混ぜます。
  かき混ぜた後は、写真のような感じになります。(見た目は普通の牛乳ですね。)
  このときは、まださらさらの牛乳のままです。
 かき混ぜたらコップにティッシュで蓋をします。
  タネヨーグルトを埃から守るためです。
  ティッシュは風で飛ばされないように、輪ゴムでしっかりと止めておきます。

  なお、ヨーグルトは生き物です。菌が呼吸をしているので、絶対にサランラップ等で
  密封してはいけません。せっかくの菌が死滅してしまい、ヨーグルトを作ることが
  できないからです。
  この状態で、10時間程度寝かせておきます。(こうすることで発酵させるのです。)
  発酵させるときは、かき混ぜたり、動かしたりしない方がいいようです。
  夏場だと8時間、冬だと10〜16時間程度寝かせるそうです。
  ただし、周囲の温度によって多少時間が前後することがあるようです。当然の事ながら、
  タネヨーグルトをたくさん入れれば、それだけ発酵時間は短くなります。
  コップの置き場所は、直射日光が当たらない場所がいいそうです。乾燥に弱いから。
  あと、こたつの中など、
極端に暑いところもダメ!
 発酵時間を経過したコップの中身です。
  綺麗なヨーグルトが出来ています。ちょっと振った位ではぷるぷるしません。
  ヨーグルトの表面が平らになって、うす〜い膜が出来たら完成です。
  私の場合、これが本当のタネヨーグルトとなります。
  このあといよいよ食べるためのヨーグルト製作にかかります。
 ヨーグルトの粘度は、こんな感じです。
  どろ〜っとした感じですね。
  
 それでは、食べる分のヨーグルトを作りましょう。
  基本的な作り方は、今までと同じです。
  ただ、食べる分だけの牛乳を用意するところが違うかな。
  あとは計量のための、大さじを用意しました。
  今回牛乳は500ml用意しました。
  なお、発酵させるための容器は、牛乳パックを使用します。私は500mlのパックを
  そのまま使用しましたが、1リットルのパックの上から1/3切り取った物を使用する
  のが基本のようです。
10 タネヨーグルトを、牛乳の中に入れます。
  おおよその挿入量は、500mlで大さじ5杯位だそうです。
  入れる量は、厳密に決まっているわけでなく、タネヨーグルトが多ければ、それだけ確実に
  出来上がります。(私も入れる量の厳密な所はわかりません・・・。)
  私の場合、コップの中身がちょうど大さじ5〜6杯位の量でしたので、コップの中身を
  全てパックに入れました。
  タネヨーグルトを入れた後、スプーンで十分掻き混ぜて馴染ませます。
11 掻き混ぜたら、パックにティッシュで蓋をします。
  例によって風に飛ばされないように、しっかりと輪ゴムで止めておきます。
  そして、直射日光があたらない、こたつの中などに入れないようにして、規定時間
  このままにしておきます。
  タネヨーグルトと同じで、夏なら8時間程度、冬なら10〜16時間程度放置しておきます。
  このとき、掻き混ぜたりしないようにしましょう。
12 再び発酵時間を経過したヨーグルトです。
  例によってモノの見事にヨーグルトに変化してます。
  これでいよいよ食べることが出来ます。
13 食べる分は、別の容器に移して、冷蔵庫で冷やしてから食べます。
  もちろんそのままでもOKですが。
  この時注意するのは、
次回作るためのタネヨーグルト分を残しておくこと。そうしないと
  せっかくの楽しみが1回ポッキリで終わっちゃいますからね。
  タネヨーグルトは、冷蔵庫の野菜室に保存しておけば、4〜5日位は保ちます。それ以上
  保存する場合には、
新聞紙に容器ごとくるんでおけば、約1ヶ月位保つそうです。
  食べる分は容器を密封してもかまいませんが、タネだけは呼吸できるように
密封しない
  でティッシュでカバーするようにして下さい。
14 食べ方の一例。
  定番のフルーツを入れて食べる方法。
  善玉菌を守るオリゴ糖を加えて食べる。私はこの方法で頂いています。
  イチゴジャムや蜂蜜を混ぜて食べるのもグッド!!
  カレーなどの料理に入れて食べる。これが以外とイケルようです。
  飲むヨーグルトとして、そのまま飲むのもいいでしょう。
  かの教授のお薦めは、きなこやごまを入れて食べるのが良いとか。
  皆さんも是非菌を手に入れて試してみて下さい。
  ちなみに、あまり多く食べ過ぎると、初めのうちはおなかをこわす可能性もありますので
  程々の量を食べましょうd(^-^)ネ!