空のコトバ 水の想い

ひとひらの結晶

作詞・そうじゅもりお 作曲・三好友樹

ちいさな木造の部屋 古い時計の

ゆるやかに時を刻む音 まわる秒針よ

あたたかな暖炉の火も いまは静かに

そっと居眠りで春を待つ むかしを夢みて

ひらり 思い出は雪のよう

胸に降りつもり

からり らら からり からり

時はすぎてゆく

いつかあなたが灯してくれた明かりが

いまも消えずにあたたかく わたしをつつむの

色をなくした世界に 近づく夜明け

古い時計の音だけが時を告げていく

雪明かりの窓際に ひとりたたずみ

硝子に触れればとけていく ひとひらの結晶

白い天の羽 ひそやかに

町に降りつもり

はらり らら

はらり はらり

闇を癒してく

よろこびもかなしみさえ 白く閉ざして

手のなかにつつみ ぬくもりでそっと とかして