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とてもやわらかな季節ですね。
いま、わたしのそばではハーブたちが元気に葉をのばしています。カモミールやラベンダー、タイムにミントなど、どのハーブもみんなよい香りです。お気に入りはアップルミント。部屋に入るたびに甘い香りにつつまれます。
きょうはわたしの近くの植物たちのことをお話しようと思います。
わたしは空気も大好きなのですが、樹や草も好きなのです。それも、できれば鉢植えなどではなく、その辺りに立っている樹や、いわゆる野草です(いちばん好きなのはニリンソウ)。樹のそばにいると妙に安心できて、よい気持ちになってしまいます。とくに好きなのは春ごろの樹です。散歩しているとぼうっとしてしまうほど気持ちいいのですよ。
なんだか樹って、とても不思議な雰囲気がありませんか? 空気と土のまじったにおいがするのですよ。曖昧な表現ですが、土の想いと空気の想いがまじりあった感じです。空と大地がまじわるところ、そんな感じがするのでした。
樹は大地に属するものなのでしょうが、わたしには土と空気、両方のにおいがするのでした。
みなさんはどんなにおいを感じますか?
もしよろしかったら、ご一報ください。では、また。
1995.4「水森通信1 春の号」より