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夕焼け空が色を変えていく夢や、一面真っ青な空を白い梯子でどこまでものぼっていく夢。地平の彼方へ、果てしなく土の大地と青空が続く夢など、内容のない、ただ空だけの夢です。黄昏時、藍色の空にかかる月虹や、夕暮れまえ、木々の隙間からさしこむ金色の光・・・そんな夢をよくみます。
眠ったあとのもうひとつの世界。わたしのなかで、こどものころから夢のなかはひとつの世界で、ある意味で現実でした。
見知らぬ古い校舎のなかを歩くセピア色の夢や、街のはずれにある大きな古本屋の夢もよくみる夢のひとつです。見たこともないはずなのに懐かしい、そんな夢をみた日はぼんやりして午後まで仕事が手につきません。なにかを忘れているような・・・でも、それがなにかわからず、胸が苦しくなります。
夢は目覚めているときにも現れます。
なにか少し哀しかったり疲れていたりすると、ふいに目のまえに空がひろがることがよくあります。それは空のほかにも草原だったり、緑のけむる森のなかだったりします。むかしからつらいときや哀しいときは、空や木々を見ていると元気になれました。そんな、自然界に癒された記憶が自分の潜在意識のどこかに刻みこまれているからなのかもしれません。
そうじゅもりお