みかん 産直の奏耕園。青島みかん 興津ミカン 極早生などのミカン通販です。みかん 産直

産直トップ みかん 産直 買い物 方法 特定商取引の方法

趣味のみかん栽培Q&A 2        ご質問はメールにて imikan@mbf.nifty.com までどうぞ。

@ みかんの皮が厚くなるのですが。 Y様
A 日向夏の受粉について。  K様
B 種から芽をだすには   MM様
C 日向夏の主な病害    S様
D 今年はみかんの実が付かないのですが。   N様
E カボスの実が付かないのですが。   I様
F みかんの花芽が付かないのですが   Y様
G みかんの鉢植えについて  TA様
H みかんの葉っぱに虫がはいずり回ったような後があります。  KS様
Iハッサクが酸っぱいのですが    E様
Jみかんの幹から粘りけのある樹液が出ます。   HT様
K葉っぱが縮れるのは水不足からくるのですか?    IA様
Lデコポンを植える間隔について   U様
M新しいやわらかい葉が「ミカンハモグりガ」の被害にあっています。  KM様
N葉に白い粉のような、小さな蛾のようなものが無数に付いています T様
O20年前に薩摩みかんの苗木を植えましたが、枝が枯れました。
P枝を切ったら、実が付かなくなりました。
Q秋肥の施用について
Q1

@ みかんの皮が厚くなります。品種は たしか”上野早生”だったと思います。10年ぐらい前にサカタのタネから送ってもらいました。毎年良くなるのですが皮の厚いのが気になります。皮が薄くなるような方策があれば教えて下さい。

A

 ご質問メールどうもありがとうございます。
 上野早生は宮川早生の枝変りで、10月上旬から収穫できる極早生品種です。果皮は薄いのが特徴ですそれでも皮が厚くなる原因には
 1若木であること
 2窒素過多であり、生育旺盛な場合。あるいは土壌が栄養に富み深いこと。
 3品種の特性、早生みかんは大体薄皮ですが、青島のような晩生みかんは総じ
   て厚皮のみかんです。
 4薄なりであること。温州みかんの場合25葉に1果実くらいが標準です。
 5寒冷地であること。
S様の場合1と2が考えられます。原因が1の場合は年が進むとともに、樹が 落ち着いて皮も薄くなってきます。2の場合は花の着きも悪くなります。S様 の場合には、果実が成っているのですから、おそらく1の可能性が高いと思います。

Q
はじめまして、
 私は、千葉に住む「K」というものです。日向夏の受粉の必要性について教えてください。
 日向夏(ニューサマーオレンジ)の苗木を購入したのですがインターネットで調べると、ある農家の方は、自家受粉できないので、四倍体甘夏?の花粉を受粉させれば、比較的小さい種しか出来ずに作ることができるとの説明がありました。、そして、他の種類の花粉をつけると種が大きくなってしまうと書かれていました。しかし、四倍体甘夏?の苗木は一般のホームセンターには売られていません。
 また、葡萄のようにジベレリン処理をすると種無しが出来るとの話もありました。しかし、具体的には、どのように処理を行えばよいかも分かりません。また、実の大きさが若干小さくなるとの気になるコメントもありまし
た。
 そこで、日向夏の実の中に、無核化するか、または種を少なくするには、どのような処理を具体的にどのようにすればよいか、教えてください。何卒宜しくお願いしいたします。
 また日向夏は自家受粉できないとのことなので、ジベレリン処理をする前に他の種類の花粉をつけてやることが、必要なのでしょうか。他の木として、デコポン(不知火)を購入していますが、問題ないのでしょうか。
  素人で、今年買ったばかりなので、花が咲く時期も同じになるか分かりません。

A

ご質問ありがとうございます。回答が遅れて申し訳ございません。私はニューサマーオレンジを栽培しております訳ではありませんので、手元の資料を見て回答していることを、お断りしておきます。4倍体甘夏に関しては、私もホームページで探して見ましたところ、ヒュウガ農園さん(http://www.hyuga.co.jp/index.html)のトップページから、"小核 日向夏"をクリックされますと、4倍体甘夏について記されています。その要約は
 
 昭和59年、宮崎県は染色体が倍化した「四倍体夏柑」が神奈川県に1本存在。 その後、穂木を入手した宮崎県は2年の基礎試験、清武町比江ヶ久保団地で4年の実用試験を行い、日南市「宮浦ポンカン生産組合」の日向夏団地でこの技術を導入して実用化される 。現在「宮浦ポンカン生産組合」で少核日向夏のブランドで販売したところ人気となり、生産は各地に広がりました。
 このように四媒体夏柑の花粉を日向夏に受粉させると少核日向夏が誕生します。

 日向夏は主に宮崎県、土佐、愛媛、静岡などで栽培され、4倍体甘夏を入手するには直接これらの限られた産地に問い合わせてください。ただ最近の傾向としては、個別の産地の特色を出すため外部に品種を出さない傾向があります。
ビニールハウス栽培の場合には、特に受粉の必要性がありますが、露地栽培の場合、身の回りに甘夏など柑橘が植えられていれば特に必要ないとおもいます。身近にあまりない場合は夏カン、ハッサク、などの有核種も一緒に植えて頂く必要があります。産地では受粉樹の比率も高く、2:1とか3:1の間隔で植えられることもあります。またミツバチ、ハナアブなどの昆虫類を利用することもあります。
 自然受粉がうまくいかない場合は人工授粉をします。開花中の受粉樹の花を採取して、花粉のついた雄ずいをつまんで、開花中の日向夏に交配します。
 ジベレリン処理につきましては無種子化、落下防止のため300〜500PPM(1PPM=百万分の1)を満開7日〜10日後に果実にしたたるように散布する。となっています。
また使用回数は年1回のみとなっています。

       
なおジベレリンの散布される際には、購入された農薬に添付された説明書をよく読んで間違いのないように散布してください。とくに濃度は非常に薄い量ですので、単位にご注意ください。
 
 またジベレリンは無種子化、落下防止のため散布するもので、果実を着けるためには花に受粉させる必要があります。そこで受粉樹としてのデコポンですが、デコポンの含核化率が非常に少ないので、受粉樹としてはあまり適していないと考えられます。やはり夏みかんとか甘夏、タチバナのように種のある品種がいいと思います。
 それからK様の土地柄少し心配されることとしては、日向夏の果実は、一般には三月中旬まで樹上にありますので、冬季の寒さが心配されます。果実は−4.5℃の低温に6時間くらいあうと凍結し,ス上がりを起こすそうです。防止のためには果実温度を−4℃以下にしないこと、あるいこごく短時間内にすることが肝要です。そのためできるだけ果実を樹間内部に結実させること、コモなどで被ってやること等が考えられます。(農薬は時間の経過とともに対象病害虫、倍数など使用方法の変更の可能性があります。薬剤の使用の際には、必ずラベルの注意を良く読んで対象作物、病害虫名等の名があること等を確認してから、ご使用ください)

Q3

種から芽をだすには、たねを、どのような状態にしてどのように植えたらいいですか
?すみませんが、よろしくお願いします。MM様

A

MM 様 奏耕園のページにご訪問ありがとうございます。

 さて柑橘類の種を取り出す方法ですが、私たち農業者が種から栽培することは、ほとんどありませんが、みかんの台木に使うキコクを、栽培する時に種から使います。

 キコクの果実を収穫した後、日陰の場所に並べ、コモなどで覆い2月下旬になったなら、腐敗した果肉部分を洗い流し、植え付けます。この途中腐敗が甚だしいときは、種を取り出し、水洗いして日陰に干して,川砂と一緒に貯蔵します。
 他の柑橘でも、同様に植え付けるまで、果実のまま置き、直前に洗って種を蒔くのがいいと思います。川砂に入れるのは、湿度調整などが、難しいのです。後は一般的な土壌に蒔いて軽く土で覆ってやれば大抵発芽します。

Q4

初めまして、 大学、農学部の学生 Sと申します。
宮崎特産の日向夏の品質研究の資料として、日向夏の主な病害について教えてもらえませんでしょうか?
よろしくお願いします  S様

A

 S様メールをありがとうございます。私は日向夏を実際に栽培しておりませんので、実際の体験としてはわかりません。また三重県においては、栽培事例は、ほとんどなくあまり参考になりません。

文献としては農文教の農業技術体系の中で、波多野洋(宮崎県総合農業試験場)さんが少し述べられています。その部分を抜粋しますと、
 病害虫対策
(1)黒点病
 日向夏は枝梢が割合密生するので,樹齢がすすむと枯枝ができやすいうえに果実を樹冠の内側に結実させるため,黒点病が発生しやすい。黒点病は,果皮表面の汚損だけでなく貯蔵中に軸腐病を起こすので,枯枝を努めて剪除することが大切である。

薬剤防除は温州ミカンに準じて行なう。

(2)害虫による果面の外傷
 訪花昆虫のうちコアオハナムグリ,ケシキスイ類は開花時に花にもぐり込み,子房表面に足などで引っかき傷をつける。それが果実の肥大にともない,果面に傷痕を残す。そのほか果面にケロイド状網目状に外傷ができることもある。これら果面の外傷防止対策は薬剤による防止が主で,コアオハナムグリなどの訪花害虫にはテック剤などの散布を,ケロイド状などの傷害防止にはジネブ剤などを満開後30日間に2〜3回散布する。

 カイガラムシ類,ミカンハダニなどの防除は温州ミカンに準じて行なう。カネタタキ,ウスカワマイマイ,サビダニなどの加害も局所的にみられるが,防除は温州ミカンに準じて行なえばよい。となっております。

また、高知県農林水産部農業技術課
営農支援室 西本年伸(果樹専門技術員)さんが日向夏の防除歴を公開しておられますのでこちらをご覧ください。
http://www.nogyo.tosa.net-kochi.gr.jp/saibai/kaju/hyuganatu/boujo.html

Q5

 はじめまして、3年ほど前の春にH3,0の成木の甘夏の木を農家の方から譲っていただいて庭に植えました。1年目は大きく40個ほど収穫。昨年は、50個の果実を収穫しましたが、全体に小ぶりでした。今年こそはと意気込んでいましたが、残念なことに花が二つしか咲きませんでした。新芽も葉もよく伸び元気なのです。これは、窒素肥料が多く効きすぎでしょうか?
昨年の果実の大きさから考えても燐酸肥料が足りないようでしょうか?来年の為にこれからどのような管理をすれば良いのか教えてください。土壌は鉄分の多い赤土で、剪定も特にしていませんが、日当たりと風とおりがよい様に枝の抜き程度です。

A

N 様メールありがとうございます。
ミカンの樹には隔年結果をおこす性格があります。隔年結果とはたくさんミカンが生った翌年は少ししか生らないということです。ですからN様の場合、来年はたくさんの花が着き、小ぶりなミカンがたくさん生ることになります。
 とりあえず今年は窒素、燐酸、カリの三要素をバランスよく施用してください。そして来年が問題です。たくさんの花が咲くと思いますので、そのころから序序に摘蕾(花落とし)6月下旬からは摘果(果実を落とす)をして、最終には葉60〜80枚に一果となるまで、落としてください。とりあえず葉60枚を数えて、それに一果着けて、摘果の程度を確認して、全体もそれくらいに落とせばいいのです。

Q6

3年ほど前にカボスの苗木を購入し植えましたが、花が咲きませんがなぜでしょうか。
また、剪定の方法や、肥料、消毒について教えて下さい。 I様   

A

I 様ご質問ありがとうございます。
カボスは3年目くらいから花を着けるようですが、I 様の場合はたまたま遅れているのかもしれません。仮に3年目に花を着けたとしても、そのまま花を着けたままでいますと、樹の成長を阻害しますから花は着けない方がいいでしょう。

花を着けにくい原因としては、若木で樹勢が旺盛なのだと思います。ですから樹の状態としては、栄養成長期で花を着け実をつける生殖成長期にまだ到達していないのでしょう。あまりにも樹の成長が旺盛なら少し肥料を減らすといいでしょう。ただし果実が着いたなら十分施用してください。

剪定は、1年生を購入しましたら30センチくらいで剪除します。その後出てきた枝を3本くらい、主枝候補として三方に均等に配置します。さらにその主枝から亜主枝を各2本くらい出します。一応理屈としてはこういう事ですが、難しいと感じられましたら、庭木のように外側を刈り込んだような形にされて、枝が交差して混んだ場所のみ、剪定するようにされても、趣味の場合はいいのではないでしょうか。剪定で切りすぎるくらいなら、切らない方がいいのです。

肥料 春肥 3月上旬
   夏肥 6月上旬
   秋肥 9月上旬 と一応この時期に施用するのを基準にしてください。
   
消毒 病害虫に関しましては、カイヨウ病、ソウカ病、エカキムシ、灰色カビ病、コナカイガラムシ類、等があります。一般的には趣味などで1本程度植栽されている場合は、病害虫の発生はそれほどではありませんが、たまたま大量発生と言うことも時にはあります。病害虫に関しましては、梅雨時にカイヨウ病防除のためコサイドボルドー、ストマイ剤などを散布してください。 (農薬は時間の経過とともに対象病害虫、倍数など使用方法の変更の可能性があります。薬剤の使用の際には、必ずラベルの注意を良く読んで対象作物、病害虫名等の名
があること等を確認してから、ご使用ください)

Q7

 2001年に越した家にはみかんの木があって毎年楽しませてくれていますが、今年に関しては全くと言っていいほど花芽が付いていません。昨年の台風での塩害によるものかなあと素人判断しています・・・ (葉っぱの多くが落葉してしまった)

それと今葉に黒い粉のようなものがいっぱい付いており、『マラソン』液を散布してもさほどの効果はありません。
よろしくお願いします。

A

Y様 初めまして、よろしくお願いします。

今年は花芽が着いていない、とのことですが、それはその樹のためにはとってもいいことだと思います。前年落葉して、樹勢が弱っていると考えられますから、本年は樹勢を回復するための年と割り切って、もし花が着いているなら、すべて落として、樹の回復に努めてください。

葉の黒い粉は見ていませんので、確実ではありませんが、おそらくすす病ではないかと思われます。このすすは枝にも着きます。すす病は、カイガラムシ類の分泌物にスス病菌が繁殖して、みかんが真っ黒になる病気です。枝や葉裏を見て頂きますと、いろんなカイガラムシ類が繁殖しているのを、確認できます。

スス病の元になる、主なカイガラムシ類をあげてみますと、イセリヤカイガラムシ、ミカンワタカイガラムシ、ルビーロウムシ、ツノロウムシなどがあげられます。これらカイガラムシ類に効果のある薬剤はスプラサイド乳剤 1500倍(水10リットルにスプラサイド 6.7cc) がいいでしょう。

なおスプラサイドは劇物ですので、使用には最善の注意をして、安全に使用してください。500cc入りを購入されますと、残った農薬の保管などに困りますから、100cc入りを購入してください。(農薬は時間の経過とともに対象病害虫、倍数など使用方法の変更の可能性があります。薬剤の使用の際には、必ずラベルの注意を良く読んで対象作物、病害虫名等の名があること等を確認してから、ご使用ください)
 

Q8

ミカンが食べたくて苗木を購入しました。 全くの無知識で天草オレンジとデコポン温州ミカン(詳しい品種は不明)を購入しました。
今になって、育つのか不安になってしまい、いろいろ調べていたらここにたどり着きました。デコポンは庭植えで天草オレンジと温州は鉢植えにしています 鉢植えで実が収穫できて、育つのでしょうか?教えていただきたいと思います。
千葉、に住んでいます。よろしくお願いします。TA様

A

鉢植栽培でも可能ですが、当然栽培には細心の注意をする必要があります。特に水の管理には注意してください。鉢の排水が良好で、発酵牛糞のような炭素率の高めの腐食を入れておくと、栽培が容易になります。また鉢も円周の直径30センチくらいは、ほしいと思います。肥料についても、やりすぎれば根ヤケをおこしますから、少量を回数多くされた方がいいと思います。
食用をめざされるのであれば、直接地面に植裁されたほうが、栽培は容易かと思いますが、目が行き届くという意味では、鉢植えもいいかと思います。鉢植えの場合は、リタイヤも早くなりますので、ある時期には、地面に移植する必要があります。

また天草オレンジとかデコポンは、ハウス栽培が行われますように、栽培に最適な平均気温が温州より高めですので、鉢のほうが暖かい場所に、移動をするのに、便利かと思います。また経済栽培でも、コンテナ栽培と称される栽培方法があります。これは鉢に植えることにより、よりきめの細かいコントロールができる利点があります。たとえば8〜9月に水を制限して、味の向上を目指すといった場合などです。

栽培の容易さでいいますと、デコポン、天草オレンジは少し育てにくいかと思います。

Q9

はじめまして。神奈川よりメールします。

子供と一緒に育てている大事な記念苗木について質問です。園芸センターでデコポンの苗を購入し、6月からなんとか元気に育ってくれておりましたが、最近、新芽が出てきてもすぐに葉っぱに虫が這ったような筋がついたり、葉っぱが外側に丸まってしまいます。消毒は一切しておりませんが、やはり無農薬は無理なのでしょうか?また、他のスレで難しい名前の農薬も紹介頂いてるようですが、普通に園芸センターで売っている簡単野菜用スプレーでも可能なものなんでしょうか? 

症状はこんな感じです。

 A

KS様ご質問ありがとうございます。この写真に見られる、虫がはいずり回った後を残すのは、エカキムシと呼ばれる害虫です。ミカンハモグリガとも呼ばれます。
 
この卵は直径0.3ミリくらいで、肉眼では見つけにくく、若い葉の葉肉内を食害します。この幼虫は、ごく若い軟らかい枝葉にしか潜入できませんので、防除は、新芽 3週間が勝負となります。

無農薬では無理かとご質問ですが、目視で発見するのは相当難しく、しかも芽が1ミリほど出たときが散布適期、つまり軟らかく細かい芽から害虫を発見するのは少し難しそうです。またこの害虫駆除は新芽だけに散布すればよく、一部は春から発生しますが、主に夏芽の害が顕著ですので、夏場の新芽のみの散布となり、将来果実が成ってくれば、夏芽は、ほとんど出なくなりますから、この防除はしなくてよくなります。

alt 主な防除薬剤は  ロディ乳剤 2000倍
            アドマイャーフロアブル  4000倍
            モスピラン水溶剤   4000倍
            デミリン水和剤   2000倍  等があり、1週間から10日間隔で葉が硬化する3週間くらい散布します。もちろん新芽だけに散布します。(農薬は時間の経過とともに対象病害虫、倍数など使用方法の変更の可能性があります。薬剤の使用の際には、必ずラベルの注意を良く読んで対象作物、病害虫名等の名があること等を確認してから、ご使用ください)

簡単野菜用スプレーについては、果実が付いていない間はそれで代用できないかと、近くのホームセンターで見てみましたが、これに効く成分の入った物は見つかりませんでした。

参考に農薬取締法を見てみますと、次のような一文があります。
「一 適用農作物等の範囲に含まれない食用農作物等に当該農薬を使用しないこと」つまりラベルに載っている作物以外の食用農作物には使用するな、となっおります。みかんの苗木は解釈で微妙という感じですが、法の趣旨からは、使用しない方が無難でしょう。

いずれにしてもこの害虫が、とくに問題にるのは、幼木の間ですが、この害虫の防除を行わないと、成長に相当の差がでます。

Q10

最近、家庭菜園に興味が出てきました。以前からある畑(小さいですが。)にはっさくと柚子があるんですが、はっさくがあまりにもすっぱくて、出来ればもう少し甘くなって欲しいのですが。どうしたろ良いでしょうか?

A

E様  奏耕園の前川です。よろしくお願い致します。
 ハッサクが酸っぱいとのことですが、最も簡単な方法は食する時を送らせることです。なぜなら時間とともに酸は減っていくからです。一般には3〜4月が食用適期となります。

 またハッサクは2月頃完熟するのでこのころまで樹上で成らせておくのがいいのですが、冬季にマイナス4度以下になりますと、苦みが強くなったり,ス上がりになりますので、12月中に収穫貯蔵します。これはE様の土地柄によります。


 柑橘全般で甘みを強くする要素を上げておきます。
  化学肥料ではなく、有機質資材、肥料  ただし未熟有機質肥料は、百害あって一利無しです。
  8月から収穫時期までの乾燥   ただし乾きすぎは樹を弱らせます。また糖も高くなりますが、酸も高くなります。
  樹が安定していること、若木は薄味です。
  開花が早いこと、
  収穫時期を送らせる(完熟)
  根が浅いこと、  深く入った根を持ったミカンは樹勢旺盛ですが、味はまずいです。
  
Q11

徳島市 HTです、ご回答お願い致します。
 1ヶ月前から甘夏の幹(根本)から樹液が3カ所流れ出ています。1m位上の幹からも1カ所流れいます。すこし粘りけがあり、ゼリー状に固まったのもあります。甘いのか、ありが沢山集まっています。かみ切り虫にやられたのかと思い根本の土をのけて、穴を探しましたが見つかりません。このままだと枯れてしまわないかと心配しています。樹齢は15年近いと思います。対処法を教えて下さい。

A

ご質問のメールありがとうございます。田村様ご指摘のように、カミキリムシが地際部に産卵した場合にも、その部分から樹脂が分泌されますが、その可能性の無い場合は、「樹液が3カ所流れ出ている、すこし粘りけがあり、ゼリー状に固まったのもある」といったことを、考えますと樹脂病の可能性があります。樹脂病は比較的古い樹に多く発生し、5月から7月にかけて発生が多くなります。日焼け、寒害、風害などの傷口から病原菌が入って発病します。梅雨期にかけて黄褐色の樹脂を分泌して異臭を発します。病勢が進みますと病斑部が拡大し,病患部は乾燥して凹陥します。病患部が古くなると表面に亀裂を生じて剥離し,太い枝幹のほぼ全周が変色するようになるとそこから上部は萎ちょうして枯れます。
 
 防除法としては、寒害・干害・風害などによる落葉や高接更新・強剪定などによって枝幹部に日焼けを生じたところから発病しやすく、カミキリムシなどの被害で樹勢が弱っている場合にも発病しやすくなりますので、事前にはこれらの点にご注意ください。

。落葉が多かった時などには,枝幹が日焼けを受けないように白色塗布剤を塗布するか藁を巻くなどして保護する。つまり直射光線が直接幹などに当たらないようにする必要があり、太い枝などの切り口にはトップジンMペースト,などの塗布剤や癒合剤を塗布して保護します。亜主枝や側枝の発病枝は,病患部より下部の健全部分で切除し,切り口部に前記の塗布剤を塗布してください。

太い枝幹部の病患部は,その部分を削り取る外科手術を行ない,削り取った部分に前記の塗布剤を塗布してください。ただしあまり大きく削り取りますと養分が流れなくなって枯死します。この外科手術は5〜8月の間に行なうと癒合が早くて治癒しやすいです。

かみ切り虫の穴を探したとのことですが、カミキリムシの穴を発見できるくらいの大きさになるのは、成虫になって、外部に出た後でなくては、発見できません。つまり穴が見つかるころには、もう出て行ってしまっている可能性が高いのです。

Q2  丁寧な回答ありがとうございます。私の所の甘夏はどちらかと言うと透明または乳白色の樹液で、異臭もないので、樹脂病ではな いと思います。
◎もう一つだけ教えて下さい。
 カミキリムシに産卵されたら、樹液が出るの場所は、産卵場所からでしょうか?そして、その穴はどのくらいの大きさに成るのでしょう  か?見つけて取り除きたいと思います。
A2 HT様 どうもありがとうございます。もし透明な液だとしますと、樹液そのものなのかもしれませんね。
 さてカミキリムシの産卵した場合の穴ですが、ま1〜2ミリ程度の縦の裂け目のように見えます。穴そのものは肉眼では見えません。  そして少しずつ木質部に進入を開始して1年後には直径1センチくらいの穴ができます。そして樹液は、卵を押し出すために出ますの  で産卵場所から出ます。

Q3  いつも丁寧なご回答ありがとうございます。徳島のHTです。わたしは、樹液の出る所の皮を小さく(約1cm四方)はがしてスミチオンの原液を塗布してみました。これで、カミキリムシの卵が駆除できるか分からないのですが、なにか他にカミキリムシの卵を駆除する手段があればお教え下さい。

A3 HT様 どうもありがとうございます。卵の駆除につきましては、趣味のミカン栽培質問1ページのQ1をご覧ください。ただ、今はしばらく様子を見られてはどうでしょうか。もしその後、その部分から木くずが出てきましたら、防除の必要がありますが、現在のところ虫がいるかどうかわかりません。時々患部を見回ってみて木くずが出るようでしたら、Q1で書いたように、針金などで防除してください。農薬につきましてはあるにはありますが、おそらく少量では手に入れにくいばかりでなく、手に入れても使い切れず、農薬の保管や、廃棄にリスクを伴います。実は私が次年度に用いることを、考えている資材にボーベリア菌(商品名バイオリサ)を使った防除があります。これは
根本に菌を着けたバンドを巻き付け、その上を通ったかみ切りを殺虫する物です。安心安全を指向する私は、化学合成農薬でないこの資材に注目しています。

Q12

@葉っぱが縮れるのは水不足からくるのですか?

Aみかんの果実が、当り年とはずれ年が交互に繰り返しますが、毎年結実を平均化するにはどうしたらよいですか? 宜しくお願いしま  す。

A

IA様メールありがとうございます。
水不足の場合は、縮れるというより、萎びれる感じです。縮れる場合は水不足の可能性もありますが、たとえばエカキムシなど害虫被害、またウイルス病のような、病気の場合があります。ウイルス病の場合は樹全体が小葉化します。

結実の平均化には摘果をして頂く方法があります。だいたい6月頃から徐々に開始して、私たち生産者は極端な場合収穫の前日まで行います。
落とす量は25枚に一果(温州みかんの場合)位に、落とします。9月現在ではどうするかといえば、いま25枚に一果以上着いていましたなら、全体の中で小さい果実と、外観の悪いみかんを落とします。ただ来年も確実に成るようにするには、7月中にそうとう摘果をしないと無理です。

Q13

 お尋ねいたします。

「デコポン」を 8m×27m(216u) の畑に植える予定をしておりますが、
 @この畑に何本植えられますでしょうか? 

 A苗木の植栽間隔はどれだけ空ける方が良いのでしょうか? 

 B植える時期はいつが良いでしょうか?

 C隣接して「宮川早生」の畑も有るのですが何か注意する点は有りますでしょうか?

 「はるみ」の場合も教えていただきたいのですが宜しくお願い致します。

 ※定年後農業を引き継ぐ新米百姓です。

A

U 様 ご質問どうもありがとうございます。

一般的に植栽距離は、その農家の方針などによって、いろいろあります。一応一般的な植栽距離で申し上げます。

デコポンの最終の植栽距離を、4m*4mとして16uとなります。
  216u/16u=13.5本 最終時
しかし4m*4mは最終であって、とりあえずその間にもう一本植ますから、
2m*2m=4uとなります。
  216u/4u=54本となります。

苗木の植栽間隔とは仮植苗木の植栽間隔ということでしょうか。1〜2年苗木圃において育てる場合は、30〜40センチで2本並べてその畝は1m間隔くらいで高畝にします。

植える時期は3月の霜の心配が無くなった頃から4月上旬くらいで春芽が出るまでくらいです。

宮川わせに注意する点は、今のところ特に思い当たりませんが、強いて申し上げるなら、温州みかんに種が入る可能性があるかもしれません。
「はるみ」もこれに、準じてください。
Q2   早速のご回答本当に有難うございます。
何せ、素人でして基本的なことも分らず質問して済みませんでした。

「 しかし4m*4mは最終であって、とりあえずその間にもう一本植ますから、 2m*2m=4uとなります。  216u/4u=54本となります」 と、有りますが、どの時期に  「4m*4mとして16uとなります。 216u/16u=13.5本 最終時」 とするのでしょうか?

間引き(間伐)するのですよね?いろいろ愚問致しますが宜しくお願い申し上げます。

A
少し説明が足りずすみません。白井さんか゜おっしゃるように最初は2*2に植えて、最終には、4*4となる訳です。これは最初は空間が多いですから、狭く植えて、早くからみかんを取ろうというわけです。

間伐の時期は、樹と樹が混んできたときです。たとえは隣の樹と30センチ以上交差するようになったなら、もはや木の下をくぐって作業するしかないですよね。これではたまりませんから、間伐予定樹を徐々に切りつめ、最後に根元から切断するのです。また山の樹を見てください、混んだ林は、下の枝がなく、はげ上がっていますよね。ミカンでも混み合いますと、同じようにはげ上がっていくのです。このためにも間伐が必要な訳です。

Q 14
庭に温州みかんを一本植えてます。
@毎年、新しいやわらかい葉が「ミカンハモグりガ」の被害にあっています。 対策をご教示ください。
A芽かきをしたほうが良いとの話を聞きましたが、これは何のためで、どの程度したほうが良いでしょうか?
お忙しいところすみません
A KM 様 ご質問ありがとうございます。

ミカンハモグリガは春の芽にはほとんど出ませんから、6月中旬以降に出る夏芽に対し ての対策が必要になります。もっとも有効に効く方法は芽が出始めて2ミリくらいになった時から薬剤散布を開始して、葉が硬化する直前まで7日から10日間隔で散布します。

使用薬剤は  アドマイヤーフロアフル  4,000倍
          モスピラン水溶剤     4.000倍
          デミリン水和剤      2.000倍 などがあります。

(農薬は時間の経過とともに対象病害虫、倍数など使用方法の変更の可能性があります)
薬剤の使用の際には、必ずラベルの注意を良く読んで対象作物、病害虫名にみかんのハモグリガの名があることを確認してから、ご使用ください。
  
ミカン栽培においては芽かきをすることはそう多くはありません。徒長した夏芽が多数発生した時等に多少芽かきをするかもしれませんが、ほとんど芽をとってしまうことはありません。ただ苗木の枝を早く充実させる為、葉っぱ5〜7枚で先端をつみ取ることはあります。具体的には、若いみかん樹で早く成長させたい時夏芽に対して先端をつみ取り、早く充実させて、その次の秋芽を出させます。そして秋芽は成長が遅れますと、寒い時期になってしまいますので、これも先端を摘んで早期の充実をはかるわけです。

Q15
みかんの葉に白い粉のような、小さな蛾のようなものが無数に付いています。枝をゆすると一斉に飛び立ちますが、又戻ってきます。葉の表面はべとべとし、裏側は白い粒のような平らな物がいっぱい付いています。
苗を植えて6年、今年は沢山結実し、収穫が楽しみなのに困ってしまいました。
実に影響はありませんか?退治法も教えていただけたら嬉しいです

A T様 ありがとうございます。おそらくミカンヒメコナカイガラムシかミカンノコナカイガラムシかと思われます。この虫の被害としては樹勢を衰弱させ、果実はコブができて着色しない。また翌春の発芽期にも発芽しないなどの症状が出ます。またこの害虫以外にもサンホーゼカイガラムシ、ツノロウムシ、イセリヤカイガラムシなどの可能性もあります。

使用薬剤としてはこれらカイガラムシ類にはスプラサイド乳剤の 1500〜2000倍の散布がいいかと思います。
(農薬は時間の経過とともに対象病害虫、倍数など使用方法の変更の可能性があります。薬剤の使用の際には、必ずラベルの注意を良く読んで対象作物、病害虫名等の名があること等を確認してから、ご使用ください)

農薬を使用しない場合は、物理的に取り除くしかありません。昨日NHKの野菜栽培でアブラムシを捕るのに、ガムテープの粘着部分を外側にして虫に貼り付けてゆくシーンを見ました。この方法は使えるかもしれません。一度おためしください。

Q16
ロスに30年在住しているTEです。

庭に20年前に薩摩みかんの苗木を植えて以来、毎年枝もたわわにみかんがなり、日本からの友人達にもお分けし皆で楽しんでおりました。昨年は萎縮した感じで皮が実にピッタリ張り付いたようなみかんがとれ、天候異変のせいかなと思っておりました。ところが、今年は花芽もあまりつかず、よくみると枝の半分くらい枯れており、幹には添付のようにところどころ木のかわが削り取られたような傷をみつけました。庭にはもも、びわ、レモン、柿などの木がありますが、他の木には異変はありません。今年は桃がかなりとれ、かなぶんもかなり飛んできていました。なんとか、薩摩みかんを再生させたいのですが、ご助言をいただきたくメールいたしました。宜しくお願いします。


A
質問メールありがとうございます。写真の範囲くらいの食害なら枝の半分も枯れることはないと思いますが、このような傷が幹をくるりと 回るほどですと、いわゆる環状剥皮の状態となり枯れることもあると思います。ただこの傷だけが原因でない可能性もあります。一般に枝が枯れこむ原因としては 樹勢が弱ってきていたところに、強い気象的な影響など、たとえば干害、寒害、塩害などで枯れこむ。葉が落葉もしくは少ないところに、強い日照を幹に受け日焼けをおこし幹半分くらいが枯れこむ。カミキリムシ(天牛)が幹に進入して枯らす。添付の写真も日本の虫とは違うもののよく似た系統の虫かもしれません。これ以外に日本ではわからない原因等が考えられます。 
               
薩摩みかんを再生 いったん弱ってしまった樹を再生させるのは容易ではありませんが枯れた枝は枯れ始めの部分で切り取って、日本ではトップジンMペーストのような傷口を殺菌保護する薬剤などを塗ります。また樹が再生するまで花と果実は摘果(花)してしまいます。肥培管理はこれまで20年間順調だった訳ですが、一度に大量に施肥するのでなく月一度くらい少なく施肥する分施の方が、弱ったみかんにはいいと思います。
 
また雨の少ない地方だと思いますので、灌水はされていると思います。    
   
Q17
六年前に越して来ました。
家のすぐ横に、みかんの木があり沢山の実をつけていたのですが、結構大きな木になっていたので、枝を切ったところ、それから六年間実がなりません。枝を切るともう実はつかないのでしょうか?
種類は夏みかんのような気がします。
宜しくお願いします。
A    
M様 メールありがとうございます。
枝を切るともう実はつかないのでしょうか?ということですが、枝を切ってもいずれは実がつきます。ただ6年間実がつかないのは少し長いと思います。そこで樹の状態ですが、非常に元気で青々とした葉が大量に出ている場合は、樹が生殖成長でなく(実をつける方向)、栄養成長(葉など樹を大きくする成長)に偏っている可能性があります。このような場合は強い芽が出てどんどん成長してゆきます。そのような場合は少し肥料を減らしてください。とくに窒素分を減らします。ただ肥料を減らすということは、樹勢を弱らせる方向ですから、実がついたらきちっとそれに見合う肥料は施用してください。また逆に強い枝を切った場合、樹勢が弱ってしまい、再生できない状態の場合もあります。この場合は樹勢の回復を待つしかありません。

太い枝を切る場合は一気に切らず、たとえば3本の太い枝がある場合は、一年に一本ずつ切るように、分散して切ってください。
Q18
山口県でみかんを栽培しております。品種は興津早生みかん 植栽 35年位 受け継ぎ続けております。
秋肥の施用について教えて下さい。
収穫後に液肥の散布(尿素300倍)と作業暦に有るのですが具体的に銘柄とか時期を教えて頂けたらと、お願いします。

収穫の終わったら樹にお礼を込めて肥料をまきます。とあるのですが収穫が終わるのが 12月中旬になりますがそれから施用するのでしょうか?
12月の終わりにはマシン油をかけていますが時期の関係を教えて下さい。
A
メールありがとうございます。収穫後の液肥の散布はマシン油の散布前に行ってください。ですからむしろ春先に尿素300倍を週間隔で3回くらい散布するほうがいいかもれません。尿素は市販の肥料です。

お礼肥といわれる秋肥は収穫1ヶ月前くらいに施用してください。施用が早すぎますと、酸っぱくなったり皮が浮いたりする悪影響が出ます。逆に遅いと肥料を吸収できないこととなってしまいます。地温12度以下では吸収できないようです。

みかん