谿で一会 別界へのいざない


別界へのいざない


奥域の谿は、霧が湧くと途端に色を失って幽閉になる。
あの角を曲がって、其の先に行こうか行くまいか・・・。
独行の弱心
其の先は、別界への入口であって
もう、戻って来られないような気さえしてくる。
“如何しよう・・・か”岩魚に問うても、目を見張るだけで答えてはくれない。


                                                滝川水系 豆焼沢の燕(つばくら)岩峰下で



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