「窓使いの憂鬱」を使って T-Code 入力してみる - Memo


この Page は汎用キーバインディング変更ソフト「窓使いの憂鬱」を使い
Windows で T-Code 入力してみた時のメモです

窓使いの憂鬱用T-Code入力設定ファイル
テスト環境
T-Code 入力できたソフトウェア
使い方
問題点
拡張ストロークの設定
TUT-code用設定ファイル


窓使いの憂鬱用T-Code入力設定ファイル

窓使いの憂鬱」という素晴らしい Windows 用キーバインディング変更ソフトウェアがあります。

Emacs のキーバインディングを使うことに慣れてしまった自分にとって、 「窓使いの憂鬱」は Windows を使う際に欠かすことのできないものです。

窓使いの憂鬱の FUNCTION には &ClipboardCopy(text) というものがあり、 text をクリップボードへコピーできます。 これを使って T-Code 入力設定ファイルを成作してみました。

キーバインディングの変更は時にキー入力ができなくなるなどの危険が伴う場合があるため、この T-Code 設定ファイルは自己責任にてご使用ください。

現在 Qwerty 配列専用の設定となります。

窓使いの憂鬱用 T-Code 入力設定ファイル 2005/4/25 版 20050425-t.mayu.zip (10.5 KB) 変更履歴


テスト環境


  • 窓使いの憂鬱 3.30 (UNICODE) (mayud: $Revsion: 1.20 $)
  • Micorsoft Windows XP Professional Version 2002 Service Pack 2
  • Microsoft(R) IME スタンダード 2003 (9.0.5516.0)

  • 以上の組み合せでとりあえず動作しています。

    WindowsXP 上で MS-IME 2002 を使用してテストを行なってみましたが、 変換できなかったり MS-Word で入力できなかったりと問題が多く、まと もに使用できません。他の IME でのテストは行なっていません。



    T-Code 入力できたソフトウェア


    T-Code 入力できて、交ぜ書き変換できたソフトウェア:

  • Microsoft(R) Office Word 2003 (11.6113.5703)
  • Microsoft(R) Office Excel 2003 (11.6113.5703)
  • Microsoft(R) Office PowerPoint(R) 2003 (11.5529.5703)

  • 以上 Microsoft Office Standard Edition 2003 の一部

  • Micorsoft(R) メモ帳 Version 5.1 (Build 2600.xpsp2.030422-1633 : ServicePack 1)
  • Micorsoft(R) ワードパッド Version 5.1 (Build 2600.xpsp2.030422-1633 : Service Pack 1)

  • Micorsoft(R) Internet Explorer (Version: 6.0.2800.1106.xpsp2.030422-1633)

  • Micorsoft(R)/Shogakukan Bookshelf(R) Basic Version 2.0

  • ここで「交ぜ書き変換」と言っていますが、実は MS-IME 2003 に変換キーコードを送り再変換させているだけです。

    他 IME 入力が使用できるほどんどのソフトウェアで T-Code 入力できます。しかし MS-IME 2003 の再変換機能に対応していないソフトウェアの場合、交ぜ書き変換できません。


    使い方


    (1) Microsoft IME スタンダードのプロパティ中から「互換性」を選び、その中の 「詳細なテキスト サービスを使用しない(N)」 を選択、設定します。詳細なテキストサービスを使用すると MS-Word で入力できません。

    (2) この設定では無変換キーコードを MS-IME の「全確定」として使用します。
    IME 詳細プロパティのキー設定で、 無変換キー『入力/変換済み文字なし』の定義を「かな英数」から「-」(使用しない)に、 その他を「全確定」に変更します。

    (3) .mayu 内で include "t.mayu" してから、使用するソフトウェア毎にキーマップを定義します。

    .mayu 設定例
    include "109.mayu" # 109 キーボード設定
    include "104on109.mayu" # 109 キーボードを 104 キーボード風に
    include "default.mayu" # Emacs ライクなさまざまな設定
    include "t.mayu" # T-Code 入力用設定
    
    window MS-Word /winword\.exe/ : T-Code
    window MS-Excel /excel\.exe/ : T-Code
    window MS-PowerPoint /powerpnt\.exe/ : T-Code
    window MS-NotePad /:Notepad:Edit$/ : T-Code
    window MS-WordPad /wordpad\.exe/ : T-Code
    window IE /iexplore\.exe/ : T-Code
    

    (4) 通常の IME 起動にて漢字直接入力が可能になります。T-Code の交ぜ書き 変換風に、Qwerty 配列の fj 打鍵で MS-IME 2003 による変換ができます (変換の様子 - NotePadMS-WordMS-Word縦書き )。 また、変換キーも使用できます。

    Unix 版 Canna 設定風に、かな文字の一打目のみを Shift 入力して IME 変換モードに入ることもできます。 カタカナ文字・漢字・句読点・記号を入力すると自動的に IME 変換モードから抜けて、直接入力モードとなります。

    keymap T-Code を Global 設定したりすると Login 時に入力できなくなることがあるなど、極めて危険です。
    必ず使用するソフトウェア毎にキーマップを定義し、動作を確認してください。



    問題点


    とにもかくにも、窓使いの憂鬱の設定方法を理解しきれていため、かなりあやしい設定になっています。

    具体的な問題点、不足点は・・・

  • 部首合成変換ができない


  • クリップボード経由で文字もしくは文字列をコピーしているため、 クリップボード動作が制限される

  • 配字案内他、ストローク表示の補助機能が全くない


  • 一部のソフトウェアでは直接入力できなかったり、変換できなかったりする


  • MS-IME 2003 での交ぜ書き変換は、本当の交ぜ書き変換ではない


  • 文中の再変換時に意図した箇所が変換されない場合がある


  • 以下のように、ソフトウェアのウィンドウクラス全体で T-Code を有効にしてしまうと操作が少々面倒な場合がある

  • 日本語 109 キーボードでしか動作を確認していないので、もしかしたら 104 キーボードでの入力がおかしいかもしれない


  • 配列変更、拡張漢字の設定

    独自に配列を変更したり拡張漢字を設定したい場合には、別に設定ファイルを作成し .mayu 内で include すると便利です。近くサンプル設定ファイルを作成、公開の予定です。

    include "t.mayu" # T-Code 入力用設定
    include "t-extension.mayu" # T-Code 拡張設定
    


    TUT-code用設定ファイル

    TUT-code 用の設定ファイルも作成してみました。これも Qwerty 配列用のものです。
    「変換」キー、もしくは tc2 の設定と同じく Qwerty alj 打鍵にて漢字変換されます。

    窓使いの憂鬱用 TUT-code 入力設定ファイル 20050425-tut.mayu.zip (17.3 KB)

    .mayu 設定例
    include "109.mayu" # 109 キーボード設定
    include "104on109.mayu" # 109 キーボードを 104 キーボード風に
    include "default.mayu" # Emacs ライクなさまざまな設定
    include "tut.mayu" # TUT-code 入力用設定
    
    window MS-NotePad /:Notepad:Edit$/ : TUT-code
    

    tut.mayu の設定では再変換機能に対応していないアプリケーションで IME 変換できません。
    下の拡張設定を使用すると、かな文字一打鍵目を Shift 入力することにより IME モードに入ることができます。

    TUT-code 入力 IME 拡張設定ファイル tut-shiftIME.mayu.zip (1.53 KB)
    include "tut.mayu" # TUT-code 入力用設定
    include "tut-shiftIME.mayu" # かな文字一打鍵目を Shift 入力して IME モードに入る
    


    更新日 April 25, 2005
    Since May 3, 2004.

    FUJITA Yasuhiro
    Email : yasuhiroff at ka.baynet.ne.jp

    T-Codeで入力を[tc2でTコード!]