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 カメラ関係 FAQ 


カメラ関係のFAQです。
 

 
+カメラ
  ・一眼レフと二眼レフのメリット比較

+レンズ
  ・レンズの画角
  ・6x6判用レンズの被写界深度
  ・レンズ構成概説

+フィルム
  ・フィルムサイズの種類

+撮影
  ・ライトバリュー値(LV値)とは?
  ・正方形フォーマットにおける構図の基本

+ショップ
  ・中古カメラ店ガイド(ライカ主体)
  ・各カメラ別 修理引受先一覧

+ハッセル HASSELBLAD 
  ・ハッセルブラッドシリアルナンバーの読み方

  ・アジャスタブル フラッシュシューの取り外し方

+ローライ Rollei 
  ・ローライ二眼レフ搭載レンズ一覧
  ・ローライ二眼レフのバヨネットタイプ
  ・ローライフレックス2.8F・3.5F用 内蔵露出計の交換方法
  ・ローライフレックス4.0FWについて

+フジ FUJIFILM
  ・フジTX-1、TX-2のフルパノラマ画面(24x65mm)を簡単にスキャンするには?
  ・フジTX-1、TX-2のフルパノラマ画面(24x65mm):DPE店での現像注文方法

+ライカ Leica 
  ・バルナック型ライカ 基本スペック一覧
  ・M型ライカ 基本スペック一覧
  ・レンジファインダー 有効基線長からレンズとの組み合わせの適否を計算する
  ・M3マイナーチェンジの軌跡
  ・贈呈ライカのラッキーナンバー表

+国産 
  ・マキナ67の系譜
  ・レンズ:ズノー「眼より明るい ZUNOW F1.1 50mm」について

 
 



分類 FAQ
カメラ 一眼レフと二眼レフのメリット比較
説明
二眼レフは構造上どうしてもパララックスが生じてしまうが、一眼レフと比較してブラックアウトもミラーショックもなく、静かな撮影が可能である。一眼レフもピントを合わせた後にミラーアップして手ぶれに注意すれば、衝撃や音を軽減させた撮影を行える。

  ミラーショック ファインダーの明るさ ブラックアウト パララックス(視差) レンズ交換
一眼レフ ある レンズによる する ない 可能
二眼レフ なし 明るい しない ある 不可能
※一部例外機種あり
 


分類 FAQ
レンズ レンズの画角
説明
標準、広角、望遠というようにレンズを使い分ける時に目安となる数値がレンズの画角である。一般的に対角線画角が50度前後のレンズが標準、60度以上が広角、40度以下が望遠レンズと区分できる。

35mm判の50mmレンズは対角線画角が47度、6x6判の80mmレンズは52度なので、実際にフィルムに写り込む画像の範囲がほぼ同じになる。6x6判の50mmレンズは対角線画角が75度で写る範囲はより広い。

対角線画角表(°)
焦点距離 30mm 35mm 40mm 50mm 60mm 75mm 80mm 100mm 105mm
35mm - - 57 47 39 32 30 24 23
6x6 180 91 88 75 67 55 52 42 41

焦点距離 110mm 120mm 135mm 150mm 160mm 180mm 250mm 350mm 500mm
35mm - 20 18 16 - 13 9 7 5
6x6 39 37 32 30 27 24 17 13 9
 


分類 FAQ
レンズ 6x6判用レンズの被写界深度
説明
レンズの被写界深度は撮影距離、絞り値、レンズの焦点距離、許容錯乱円によって決定される。許容錯乱円とはどの程度のボケ(錯乱円)ならピントが合っていると見えるかを表す数値で画面サイズによって値が変動する。6x6判の許容錯乱円を0.0625mmという条件に設定して被写界深度を作成している。

50mmレンズの被写界深度(m)
撮影距離(m)/絞り(F) 4 5.6 8 11 16 22 32
0.5 0.48-0.53 0.47-0.54 0.45-0.56 0.44-0.58 0.42-0.63 0.39-0.69 0.36-0.83
0.55 0.52-0.58 0.51-0.60 0.50-0.62 0.48-0.65 0.45-0.71 0.42-0.79 0.38-0.98
0.6 0.57-0.64 0.55-0.66 0.54-0.68 0.52-0.72 0.48-0.79 0.45-0.90 0.41-1.15
0.65 0.61-0.70 0.60-0.72 0.58-0.75 0.55-0.79 0.52-0.88 0.48-1.01 0.43-1.35
0.7 0.65-0.75 0.64-0.78 0.61-0.81 0.59-0.87 0.55-0.97 0.51-1.14 0.45-1.59
0.8 0.74-0.87 0.72-0.90 0.69-0.95 0.66-1.03 0.61-1.18 0.56-1.43 0.49-2.22
0.9 0.83-0.99 0.80-1.33 0.76-1.10 0.72-1.20 0.66-1.41 0.60-1.78 0.52-3.21
1 0.91-1.11 0.88-1.16 0.83-1.25 0.78-1.38 0.71-1.67 0.65-2.22 0.56-5.00
1.2 1.07-1.40 1.03-1.44 0.97-1.58 0.90-1.79 0.81-2.31 0.72-3.53 0.61-30.00
1.6 1.38-1.90 1.31-2.06 1.21-2.35 1.11-2.86 0.98-4.44 0.85-13.33 0.70-∞
2 1.67-2.50 1.56-2.78 1.43-3.33 1.29-4.44 1.11-10.00 0.95-∞ 0.77-∞
2.5 2.00-3.33 1.85-3.85 1.67-5.00 1.48-8.00 1.25-∞ 1.05-∞ 0.83-∞
4 2.86-6.66 2.56-9.09 2.22-20.00 1.90-∞ 1.54-∞ 1.25-∞ 0.95-∞
8 4.44-40.00 3.77-∞ 3.08-∞ 2.50-∞ 1.90-∞ 1.48-∞ 1.08-∞
10.00-∞ 7.14-∞ 5.00-∞ 3.64-∞ 2.50-∞ 1.82-∞ 1.25-∞

80mmレンズの被写界深度(m)
撮影距離(m)/絞り(F) 2.8 4 5.6 8 11 16 22
0.9 0.88-0.92 0.87-0.93 0.86-0.95 0.84-0.97 0.82-1.00 0.79-1.05 0.75-1.12
1 0.97-1.03 0.96-1.04 0.85-1.06 0.93-1.08 0.90-1.12 0.86-1.19 0.82-1.27
1.1 1.07-1.13 1.05-1.15 1.04-1.17 1.01-1.20 0.98-1.25 0.94-1.33 0.90-1.44
1.2 1.16-1.24 1.15-1.26 1.13-1.28 1.10-1.32 1.06-1.38 1.01-1.48 0.95-1.62
1.3 1.26-1.35 1.24-1.37 1.21-1.40 1.18-1.45 1.14-1.51 1.08-1.63 1.02-1.80
1.5 1.44-1.56 1.42-1.59 1.39-1.63 1.34-1.70 1.29-1.79 1.22-1.96 1.13-2.21
1.7 1.62-1.78 1.59-1.82 1.56-1.87 1.50-1.96 1.44-2.08 1.34-2.31 1.25-2.68
2 1.90-2.12 1.86-2.17 1.80-2.25 1.72-2.37 1.65-2.55 1.52-2.91 1.40-3.51
2.5 2.34-2.68 2.28-2.77 2.20-2.90 2.09-3.11 1.97-3.42 1.80-4.10 1.63-5.40
3 2.77-3.27 2.69-3.40 2.58-3.59 2.43-3.92 2.27-4.43 2.04-5.65 1.82-8.44
4 3.61-4.49 3.46-4.74 3.28-5.12 3.05-5.82 2.80-7.01 2.46-10.67 2.15-28.4
5 4.40-5.79 4.18-6.21 3.93-6.88 3.60-8.21 3.25-10.80 2.81-22.86 2.41-∞
7 5.88-8.66 5.50-9.63 5.06-11.34 4.53-15.45 4.00-28.22 3.34-∞ 2.80-∞
10 7.85-13.76 7.19-16.41 6.46-22.06 5.61-45.71 4.82-∞ 3.90-∞ 3.18-∞
20 12.93-44.14 11.23-91.43 9.55-∞ 7.80-∞ 6.35-∞ 4.84-∞ 3.78-∞
36.57-∞ 25.60-∞ 18.29-∞ 12.80-∞ 9.31-∞ 6.40-∞ 4.65-∞

120mmレンズの被写界深度(m)
撮影距離(m)/絞り(F) 4 5.6 8 11 16 22 32
0.8 0.79-0.81 0.78-0.82 0.78-0.82 0.77-0.83 0.76-0.85 0.74-0.87 0.72-0.90
0.9 0.89-0.91 0.88-0.92 0.87-0.93 0.86-0.94 0.85-0.96 0.83-0.98 0.80-1.03
1 0.98-1.02 0.98-1.02 0.97-1.04 0.95-1.05 0.94-1.07 0.91-1.11 0.88-1.16
1.2 1.18-1.23 1.17-1.24 1.15-1.25 1.13-1.27 1.11-1.31 1.08-1.36 1.03-1.44
1.5 1.46-1.54 1.45-1.56 1.43-1.58 1.40-1.62 1.36-1.67 1.31-1.75 1.24-1.89
2 1.93-2.07 1.91-2.10 1.87-2.15 1.83-2.21 1.76-2.32 1.68-2.47 1.57-2.77
3 2.85-3.16 2.80-3.24 2.72-3.35 2.62-3.50 2.48-3.79 2.33-4.20 2.11-5.14
5 4.60-5.47 4.46-5.69 4.26-6.05 4.04-6.57 3.71-7.66 3.38-9.57 2.95-16.36
10 8.52-12.10 8.04-13.21 7.42-15.32 6.77-19.14 5.90-32.73 5.12-221.54 4.19-∞
20 14.85-30.64 13.46-38.92 11.80-65.45 10.23-443.07 8.37-∞ 6.87-∞ 5.29-∞
57.60-∞ 41.14-∞ 28.80-∞ 20.95-∞ 14.40-∞ 10.47-∞ 7.20-∞
 


分類 FAQ
レンズ レンズ構成概説
説明
レンズ構成概説 --------

エルノスタータイプ(Ernostar type)

トリプレットタイプレンズの1枚目と2枚目の間に凸メニスカスレンズ(群)を配置したレンズ。エルネマン社のルービット・ベルテレ(L.Bertele)が1924年に開発したレンズで、エルノスターは「エルネマンの星」を意味する。この改良によって球面収差を抑えながらトリプレットレンズの限界を超えた明るさを達成できたが、コマ収差や非点収差の補正の点ではまだ十分ではなかった。これをレンズの構成枚数を増やすことで解決しようとすると、レンズの表面反射が増加して画像のコントラストが低下してしまう。このジレンマにベルテレはツァイス・イコンへ移籍後も精力的に取り組み、エルノスターを発展させたゾナータイプを開発した。

オルソメタータイプ(Orthometar type)

1926年にカールツァイスのウィリー・ウォルター・メルテ(Merte)が設計したオルソメターからこのタイプ名が生まれた。この4群6枚・対称構成のレンズは、焦点距離の割に薄型で、あまり明るいものは作れない反面、画角は相当大きく取れる。また歪曲収差が少ないため、大判カメラや引伸し用レンズなどとして使われている。

ガウスタイプ(Gauss type)

現在の一眼レフ用標準レンズの型式としては最もポピュラーなタイプ。ガウス(K.F.Gauss)の望遠鏡対物レンズ(凹凸2枚の組み合わせ)を、絞りをはさんで対称的に向かい合うように配置したものがガウスタイプの基本型である。この4群4枚構成のレンズは、ダブルガウスタイプと呼ばれ、1889年にイギリスのクラーク(Alvan G.Clark)がポートレートレンズとして設計した。その後カールツァイスのパウル・ルドルフ(Paul Rudolph)が1896年にプラナーF3.6(4群6枚)を設計し、現在のガウスタイプの基礎となった。しかし、現在一般的なガウスタイプ(対称性のくずれた、いわゆる変形ガウスタイプ)の始祖は1920年にテーラー・テーラー・ホブソン社のリー(W.Lee)が設計した画角46度のオピック F2である。色収差のほか、球面収差、像面湾曲がよく補正され、バックフォーカスも長くとれるなどの優れた特徴を持っていた。しかし当時はレンズコーティングの質があまり良くなく、またレンズ枚数が多く、表面反射の影響を受けやすいガウスタイプはコントラストも低くなるため、それほど普及していなかった。しかしコーティング技術が確立されると一眼レフカメラ用レンズとして広く用いられるようになり、大口径化が進んだ。

ゾナータイプ(Sonner type)

エルノスタータイプの2番目の凸レンズと3番目の凹レンズとの間を低屈折率のレンズでつなぎ、貼り合わせたレンズ。ツァイス・イコンのベルテレが開発したエルノスタータイプのレンズは構成(群)枚数が多く、それと比例して表面反射によって失われる光量が多かった。彼はこの欠点を改良し、1929年にゾナー F2が発売された。ゾナーはさらに大口径化され、距離計連動カメラ時代には標準レンズとしてガウスタイプを圧倒していた。1950年に来日したライフのカメラマンD・D・ダンカンによって評価され、日本製写真レンズの名を世界に知らしめたニッコール標準レンズは、このゾナー・タイプである。しかし、バックフォーカスの短いゾナータイプは一眼レフと適合せず、やがて姿を消していった。

テッサータイプ(Tesser type)

1902年にカールツァイスのルドルフ(Paul Rudolph)とヴァンデルスレブ(Wandersleb)が設計した3群4枚構成のレンズ。4群4枚のウナーの前群と2群4枚構成のプロターの後群を組み合わせたものだが、トリプレットの3番目のレンズを2枚の貼り合わせとしたものと考えることもできる。構造上あまり明るいレンズはできないが、すべての収差が良好に補正されるため、当時としては非常にシャープなレンズだった。万能レンズと呼ばれ、日本でもヘキサー、タクマー、シムラー、セレナー、ニッコール、ズイコー、セコール、ロッコール、フジナーなど、ほとんどのカメラメーカーのレンズとして採用された。

テレフォトタイプ(telephoto type)

凸レンズの後ろに凹レンズを置き、凸レンズの焦点距離を延長した光学系で、レンズの第一面からフィルム面までの長さ(レンズの全長)が焦点距離よりも短いものをいう。テレフォトタイプにすることによってレンズの全長を1〜2割短くすることができ、焦点距離が数百mmのものでは3割以上の短縮が可能である。1600年頃、天文学者ケプラーによって見出され、1847年にイタリアのポローが写真用のレンズとして初めて採用した。35mm判では200mm以上の望遠レンズに使用される場合が多い。

トポゴンタイプ(Topogon type)

70度以上の画角をカバーする4群4枚構成の対称型レンズ。1933年にカールツァイスのロベルト・リヒター(R.Richter)が開発したトポゴン100mm F6.3からこの名がついた。このレンズは100度以上の画角を持ち、18x18cmをカバーする航空写真測量用レンズとして開発され、歪曲収差もごくわずかだった。ガウスタイプの変形といわれ、湾曲の強い凹メニスカスレンズが向き合い、その外側に凸メニスカスレンズを配置した構成をしている。

トリプレットタイプ(Triplet type)

1894年、英国のテーラー・テーラー・ホブソン社のテーラー(H.D.Taylor)が発明した2枚の凸レンズの間に1枚の両凹レンズが入った形のレンズ。このレンズは発売元のクック社(Thomas Cooke & Sons)と3群3枚構成であることからクックトリプレットの名称が名づけられた。それからこのタイプのレンズをトリプレットタイプと呼ぶようになったのである。トリプレットは、設計上の自由度の数(6面)と、写真レンズとして必要な要求の数(球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、ディストーション、色収差)とが、ほぼ一致する。つまり無理な明るさや焦点距離を求めなければ、実用的に満足できるレンズが設計できる。このように簡単な形式でありながら、一応、全ての収差が補正されているため、トリプレットタイプは現代写真レンズの一つの基礎形式となった。

ビオゴンタイプ(Biogon type)

前後に凹レンズ(群)、そして中央に凸レンズ(群)を配置した超広角レンズ。第二次世界大戦の1951年、新生カールツァイスのベルテレが開発したビオゴン21mm F4.5は典型的なビオゴンタイプの構成をしている。明るいレンズを作れない半面、ディストーションが少なく、広い画角をカバーできる。また前部の強い凹メニスカスレンズの効果で周辺光量の落ち込みが少ない。バックフォーカスが短いため、一眼レフカメラとの相性はよくないが、レンジファインダーカメラや大判カメラのレンズとして採用されている。

レトロフォーカスタイプ(retrofocus type)

テレフォトタイプとは逆に凹レンズを前群に、凸レンズを後群に配置したレンズ型式。距離計連動カメラの時代、レンズはバックフォーカスの影響を受けなかったが、一眼レフカメラが実用化されるとレンズ最後部がクイックリターンミラーにぶつからないような設計が要求され、焦点距離をバックフォーカスより長くしたレトロフォーカスタイプが開発された。これによって画面の周辺光量をあまり低下させずにすむといった利点もある。1950年にフランスのアンジェニュー社から発売されたレトロフォーカス35mm F2.8からこの名称が生まれた。


レンズ その他 --------

メニスカスレンズ(meniscus lens)

普通のレンズは凸レンズにせよ凹レンズにせよ、前後の曲面は互いに反対方向を向いているが、両曲面が同じ方向に向いているものをメニスカスレンズという。メニスカスは新月形の意味。写真機が出現したことは両凸レンズが使われていたが、両面中央でしか比較的良好な画像を得ることができなかった。これに対し、イギリスのウォラストン(W.H.Wollaston)は前面に絞りを付け、凹面を被写体に向けて使用する凸メニスカス写真レンズ、ペリスコープを1812年に考案し、F8まで絞り込むことによって良好な写真を写した。均一な画質を得ることが必要とされる写真レンズはメニスカスレンズから発達したといってよく、現在の写真レンズにもいろいろな曲率のメニスカスレンズが組み込まれている。

非球面レンズ(aspheric lens)

レンズの1面、またはそれ以上の面が球面以外の曲面になっているレンズで、楕円面、双曲面、放物面やさらに複雑な曲面もある。この非球面レンズを使うことによって高度に球面収差、コマ収差、歪曲収差(ディストーション)などの除去が可能となり、レンズの大口径化やコンパクト化を光学性能を低下させることなく実現できる。非球面の研磨は非常に難しく、量産化できなかったが、写真用レンズとしては、1966年、ライツ社からノクティルックス50mm F1.2が発表された。このレンズは研磨によって生産されたので高価だったが、その後プレス加工やプラスチックを使った複合非球面などの技術革新によりコストが低くなり、普及した。

バックフォーカス(back focus , back focal distance)

撮影レンズの最後玉の後面(頂点)からピント面までの距離。一眼レフカメラが一般的となる以前は、バックフォーカスの長さはあまり問題にならなかったが、一眼レフのミラーボックスを確保するために十分な長さのバックフォーカスが要求されるようになった。そのため、標準レンズではゾナータイプがすたれ、バックフォーカスの長くとれるガウスタイプが全盛となった。また、広角レンズでもバックフォーカスを長くする必要からレトロフォーカスタイプが一般的となっている。
 


分類 FAQ
フィルム フィルムサイズの種類
説明
6x6判カメラは35mm判用の135フィルムではなく、フィルム幅61.5mmでスプールに巻き込まれているブローニーフィルムを使って撮影する。120フィルムは6x6判で12枚撮影でき、220フィルムは2倍の24枚撮影が可能である。

120フィルムは遮光用の裏紙と一緒にスプールに巻き込まれているが、220フィルムは頭にリーダーペーパー、後ろにトレーラーの紙を付けているだけで、中のフィルムは裸の状態で巻き込まれている。

なお、24x36mmサイズの一般的な35mmフィルムは「135」という3桁の番号で表現されることも多い。これはコダック社が名付けたフィルム番号のことで、ブローニーフィルムの「120」「220」も同様の番号である。ローライフレックスオリジナルの使用フィルム「117」やベビーローライのベスト判フィルム「127」は、現在では製造中止になっている。

フィルム番号 画面寸法(mm) 発売年 製造中止年 使用した最初のカメラ(コダック)
117 57.2x57.2 1900 1949 The Brownie
120 57.2x82.6 1901   No.2 Brownie
127 41.3x63.5 1912 1995 Best Pocket Kodak
135 24.0x36.0 1934   Kodak Retina
220 67.2x82.6 1965    

参考)各フォーマットの面積比・縦横比
画面サイズ 実画面サイズ 縦横比 実面積 面積比
35mm 24x36mm 1.5 864mu 1倍
6x4.5cm(セミ判) 56x41.5mm 1.33 2324mu 2.69倍
6x6cm 56x56mm 1 3136mu 3.63倍
6x7cm 56x69mm 1.23 3864mu 4.47倍
6x8cm 56x76mm 1.36 4256mu 4.93倍
6x9cm 56x82.6mm 1.48 4625.6mu 5.35倍
※実画面サイズはJIS規格に準拠(6x8cm除く)
 


分類 FAQ
撮影 ライトバリュー値(LV値)とは?
説明
LV値、EV値。フイルムの固有の感光度と被写体の明るさをあわせた明るさにおいて、絞りとシャッタースピードの組み合わせが常に同じ露出量を持つように系列化したもの。

LV値は、ある一定の露出量を表すもので、ひとつのLV値に複数の絞り・シャッタースピードの組み合わせがある。たとえば以下のLV値早見表を見ると、「LV値8」と言えば、5通りの絞り・シャッタースピードの組み合わせを表していることになる。










(秒)
1 絞り値(F)
2.8 4 5.6 8 11 16 22
1/2 4 5 6 7 8 9 10
1/4 5 6 7 8 9 10 11
1/8 6 7 8 9 10 11 12
1/15 7 8 9 10 11 12 13
1/30 8 9 10 11 12 13 14
1/60 9 10 11 12 13 14 15
1/125 10 11 12 13 14 15 16
1/250 11 12 13 14 15 16 17
1/500 12 13 14 15 16 17 18

 


分類 FAQ
撮影 正方形フォーマットにおける構図の基本
説明
35mm判カメラユーザが6x6判カメラを手に取ると、スクエアフォーマットでどのような構図の写真を撮ればよいか迷うことも多い。以下に、正方形でスケール感や安定感が出る6つの基本構図を紹介する。被写体を画面上にどう配置するかの構図パターンの目安として活用できる。また黄金分割法を応用して1:1.618で区切る線を上下左右から引き、4つの交点に被写体をフレーミングする方法もある。


 


分類 FAQ
ショップ 中古カメラ店ガイド(ライカ主体)
説明
※「休みなし」・・・正月休みは除く

●中古カメラ店マップ
銀座・新橋
新宿
渋谷
赤坂
上野・浅草・他
横浜
心斎橋
梅田
名古屋


銀座・新橋  カメラ店が密集するライカ密度の高い地区

スキヤカメラ ライカの品揃え豊富。委託品スペースも充実
 〒104-0061 東京都中央区銀座 4-3-7 猿谷ビル 1階 TEL 03-3571-5555 FAX 03-3571-5633 休み なし
 (地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅、JR山手線 有楽町駅 下車)

  昭和初期から銀座に店を構える老舗。晴海通りの並びに位置。ウィンドゥはバルナック型とM型に分かれ、機種ごとに見やすく並べられている。実用に向いた求めやすい
  価格のボディからコレクション向けの美品まで予算に合わせて選ぶことができる。交換レンズやファインダーなどのアクセサリーの品揃えも豊富。なお、ニコン(レンジ
  ファインダー・一眼)を専門に扱っている「ニコンハウス」(数寄屋橋交差点)も本スキヤグループのひとつである。店員は精力的でよく説明してくれる。年1〜3回交替で
  海外に買い付けに回るという、プロの目を持ったベテランだらけだ。

 
三共カメラ本店 ライカ使いの神様、木村伊兵衛行きつけの店
 〒104-0061 東京都中央区銀座 4-10-11 TEL 03-3543-3951 FAX 03-3546-1183 休み 日曜
 (地下鉄日比谷線・都営浅草線 東銀座駅、JR山手線 有楽町駅 下車)

  ライカを使わせたら右に出るものはいないと言われたプロカメラマンの故木村伊兵衛氏が通ったことで有名なカメラ店。店内には氏から贈られたサイン入りの写真集が
  大切に保管されている。田中長徳氏も贔屓にしている。すぐそばにある三原橋店では国産のライカコピー機を手に入れることもできる。いつも暇そう。


レモン社 ライカの正規代理店としてつとに知られた店
 〒104-0061 中央区銀座4-2-1 銀座教会堂ビル8階 TEL 03-3567-3131 FAX 03-3567-8100 休み 第1日曜を除く日曜
 (地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅、JR山手線 有楽町駅 下車)

  日本シーベルヘグナーに次いでライカの正規輸入代理店となる。店舗は舶来物を扱うお店と国産物を扱うお店に分かれている。ライカコレクションの展示コーナーには
  軍用ライカや記念モデルなどマニア垂涎のカメラを間近に見ることができる。商品は実用に向く、使いこなされたものが主体。回転が速いので、掘り出し物をゲットする
  なら足繁く通う必要がある。知識は豊富だが、常連を非常に珍重する傾向があり、一元や写真好きを感じさせない若造は、年長の店員に話しかけても即若い店員に
  回される。


銀一 中古ライカが豊富に揃ったプロショップ
 〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-11 土志田ビル TEL.03-3564-1211 FAX:03-3564-1213 休み 日曜・祝日(1,8月は土曜も休み)
 (地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅、JR山手線 有楽町駅 下車)

  本来はプロカメラマンを相手にするプロショップだが、信用のおける中古ライカショップとしても有名。レンズ、アクセサリーともに品揃えは豊富である。この店では自分
  の生まれた年に作られたライカを購入することを勧めている。そのためウィンドゥに並べられた商品はすべて製造年が表記されている。自分と同じ歳月を経たカメラを
  所有すれば、それだけライカに思い入れが深まるという理屈である。


ダイヤモンドカメラ 珍品を主体としたレンズやアクセサリーなど個性的な品揃えが特徴
 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビルB1 TEL&FAX 03(3287)2866 休み 日曜・祝日
 (地下鉄日比谷線・千代田線・都営三田線 日比谷駅、JR山手線 有楽町駅 下車)

  オフィスビルの地下にある小さな中古専門店だが、コダックやボルシーなど外国製コンパクトカメラの珍品が手に入ることで、その道の達人には知られている。
  ライカ関係の品数はそれ程多くないが、やはり珍品の部類に入る交換レンズやアクセサリーなどを主体とした個性的な品揃えが特徴。


富士越写真機店(富士越カメラ) 新品・中古を問わずライカ関係には強い
 〒103-0091 東京都中央区日本橋室町1丁目13番地4号 室一ビル 1階 TEL 03-3241-1635 FAX 03-3241-1281 休み 日曜・祝日
 (地下鉄銀座線 三越前駅、JR総武線 新日本橋駅 下車)

  カメラボディだけでなく交換レンズやアクセサリーも豊富。中古品だけでなく、新品のライカも扱っている。

清水商会 創業60年を超える老舗。大きなウィンドゥが目印
 〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-2 TEL 03-3564-1008 FAX 03-3561-5246 休み なし
 (地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅、JR山手線 有楽町駅 下車)

  角地という立地条件を利して、道路に面したショーウィンドゥは面積が広く、道行く人が足を止めずにはいられない引力を持っている。中古カメラはライカを中心に舶来、
  国産など様々な品が揃っている。新品ライカの品揃えも豊富である。新品の国産カメラも充実し、コンパクトから一眼レフまで何でも揃う。35mm判だけでなく中判や
  大型カメラも扱っている。


カツミ堂写真機店 コレクターズアイテムに強い店として有名
 〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-1 TEL 03-3571-0468  FAX 03-3575-4808 休み なし
 (地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅 徒歩1分、JR山手線 有楽町駅 下車)

  ライカの市販第一号機であるA型から、最新のM7まですべてのライカがここには揃っている。特に軍用ライカなどコレクターズアイテムにも力を入れていて、店内中央の
  ショーケースにはライカファン垂涎のレアな商品が常時陳列されている。見ているだけでも楽しめる店と言える。さらに交換レンズの品揃えも豊富で、M型用、バルナック
  型用のLマウントとも充実している。商品は、高価だが、コレクターズ・コンディションの程度の良いものが主流を占める。店舗はゆったりとしたスペースに美しく商品が
  ディスプレイされ、銀座の歴史と風格が感じられる。店員の対応は非常に品があり丁寧。店長は宇佐美氏。文献を発行するなどライカファンからも注目視されている。


ノックス・フォト・サーヴィス ヨーロッパの雰囲気を備え、スタジオ機材も充実
 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-4-1三信ビル117号 TEL 03-3591-4739 FAX 03-3580-7790 休み 日曜・祝日・第2,3土曜
 (地下鉄日比谷線・千代田線・都営三田線 日比谷駅、JR山手線 有楽町駅 下車)

  日比谷公園に面したクラシカルな雰囲気を漂わせるオフィスビルの1階に店を構えている。それほど広くない店内にはどことなくヨーロッパの空気が感じられ、落ち着いて
  カメラを見ることができる。舶来品が中心でライカだけでなくジナーやリンホフなどプロ向けのスタジオ機材が充実している。また、ファンの間ではスパイカメラとして有名な
  ミノックスクラブの事務局になっていることでも知られている。


銀座フォト商会 銀座の中心地にあるアットホームな店
 〒104-0061 東京都中央区銀座5-4-14 TEL 3573-5454 FAX 03-3573-5455 休み 日曜・祝日
 (地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅 下車 徒歩2分)

  銀座に中古カメラ店は多けれど、お茶菓子を出してくれるような店はここだけであろう。国産の実用機種を中心に約500台が並ぶこじんまりとした店構えだが、良心的な
  価格帯で思わぬ掘り出し物も多い。また店の奥はギャラリースペースとなって写真愛好家たちを楽しませてくれる。「お客様の情報交換の場になってくれれば」と語る
  気さくな小澤社長。閉店時間を過ぎても、店は社長を囲み盛り上がる、カメラ店というよりは骨董店に多いタイプの店である。


ウツキカメラ 入りやすい店構えの奥にライカコーナーがある
 〒105-0004 東京都港区新橋2-20-15-101 新橋駅前ビル1号館1F Tel:03-3573-2251 Fax:03-3573-2257 休み なし
 (地下鉄銀座線・都営浅草線 新橋駅、JR山手線 新橋駅 下車)

  新橋駅前ビルの1階にあって、間口が広くて入りやすい。入ってすぐ左側の壁一面はウィンドゥになっていて国産カメラのボディと交換レンズが整然と並んでいる。
  ライカは店の奥のほうにあり、専用のコーナーになっている。M型、バルナック型をはじめ、交換レンズが鎮座している。ライカ以外の外国製カメラ、大判カメラにも
  力を入れている。数寄屋橋店はライカの密度が高く、交換レンズやアクセサリーが充実している。


ファースト商会 国内外の傑作・珍品カメラが極上の状態で揃う名物ショップ
 〒105-0004 東京都港区新橋3-7-3 ミドリヤ第2ビル TEL 03-5501-3781 FAX 03-5501-3386 休み なし
 (JR山手線 新橋駅 下車 烏森口より徒歩3分 )

  原宿・竹下通りに30年に渡り出店していた老舗ショップ。その後、2001年1月28日に原宿から新橋に移転している。品揃えは、ライカ、ニコンなど国内外の傑作、人気
  モデルがズラリと勢ぞろい。何より驚くのが、その程度の良さである。「良いライカを長く使ってもらいたい」をモットーに品揃えに厳選を重ねる。外観が綺麗なのは勿論
  のこと、元箱や取説付き、OH済みという極上品ばかりである。


大庭商会 ニコン好きは必見。同一機種の多さも魅力
 〒105-0004 東京都港区新橋1-15-6 TEL 03-3591-0070 FAX 03-3591-1727 休み 第2,3日曜
 (JR山手線 新橋駅 下車 徒歩1分 )

  新橋駅から徒歩1分、外堀通りの西口交差点の角にある。ニコンやキャノンを中心に国産一眼レフがメインの品揃えだが、機種の豊富さには圧巻である。店内在庫は
  常時5,000店以上、そして同一機種が数多くあるので、比較検討できるのも嬉しい。マニュアル一眼ニコンF2などは12〜13台、F3で10台程度存在する、現行品や1〜2
  年落ちの極上のお買い得品が頻繁に出回るので目が離せない。また、2Fは中・大判カメラ、クラシックカメラ、レンズ、アクセサリー類が揃う。



新宿  銀座に次ぐ高い密集度が特徴。実用機中心の店からコレクター向けの店まで、いろいろな店が揃っている。

ラッキーカメラ 立錘の余地がないほどライカがぎっちり
 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-36-16 TEL 03-3354-7898  FAX 03-3350-0780 休み なし
 (JR山手線 新宿駅 下車 東南口徒歩2分)

  店の看板のロゴまでライカに似せてあり、ライカに対する店の姿勢が強く感じられる。店内は狭いが道路に面したほとんどの部分をウィンドゥが占め、まさに立錘の余地
  もなくライカが並べられている。ライカの密度の濃さで他店と一線を画しているといえるだろう。ライカ以外の舶来カメラも扱っている。まず、店の外からウィンドゥをくまなく
  チェックし、それから店内に足を踏み入れるというのが常連の作法になっているらしい。中にはいると、スタッフの斉藤晃一氏に「いらっしゃい」の一言もなく一瞥されるが、
  けっしてひるまないこと。


ミヤマ商会新宿店 初心者からプロまで納得の品揃えが自慢
 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-32-8(伊勢丹そば) TEL 03-3356-1841 FAX 03-3356-1848 休み なし
 (JR山手線 新宿駅 下車 西口徒歩3分、地下鉄丸ノ内線 新宿3丁目駅 徒歩1分)

  ゆったりとした広いスペースの店内に、常時数千台のカメラが並ぶ大型店。品揃えもコンパクトカメラから一眼レフ、中判、大判、デジカメと幅広いが、中でも充実している
  のが一眼レフの実用機。とにかく実写程度がよく、価格も安いカメラを探そうと思ったら、絶対お勧めである。また買う前、買った後でも、専門知識豊富なスタッフが気軽に
  アドバイスしてくれるので初心者でも安心。下取り、交換販売にも強いので、カメラのステップアップを狙っているなら利用するとよい。店長は吉村正明氏。


トーホーカメラ 商品の8割がライカ。珍品の品揃えも豊富
 160-0021 新宿区歌舞伎町2-23-1 風林会館1階 TELL 03-3209-0078 休み 日曜
 (JR山手線 新宿駅 下車)

  輸入中古カメラが中心で、そのうちライカ関係が8割以上を占める。店内はそれほど広くないがM型やバルナック型をはじめ在庫が豊富で、目的や予算に応じて選ぶ
  ことができる。スウェーデン軍仕様のミリタリーライカなど、珍品の品揃えも豊富。カメラボディー本体のほか、交換レンズやフード、ファインダーなど細かやなアクセサリー
  類も充実している。新宿で中古カメラ店巡りをするなら避けて通れない。商品は、高価な稀少品を中心とする。奥さんとおぼしき女性店員がしっかりしている。


カメラのアルプス堂 新宿駅東口アルタの並び。いつもファンでにぎわう
 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-23-1 新宿ターミナルビル1階 TEL 03-3352-6337 FAX 03-3352-6171 休み なし
 (JR山手線 新宿駅 下車 アルタ口徒歩1分)

  間口は狭いが明るい雰囲気の入りやすいカメラ店である。新宿東口広場に面しているため、店内はいつもウィンドゥショッピングを楽しむカメラファンでにぎわっている。
  舶来、国産を問わず中古カメラが専門で。35mm判だけでなく、中判やプロ用の大判カメラ、交換レンズやアクセサリーなども扱っている。特にライカ関係は交換レンズが
  充実。ニコンやキャノンなどの国産のライカ用レンズも在庫している。ジャンク品・アクセサリーの安売りコーナーが楽しい。店員は物静かで優しい。


新宿中古カメラ市場 カメラだけでなく説明書や書籍まで幅広く商品を扱う
 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-13-2 松原ビル2階  TEL&FAX 03-3348-0118 休み なし
 (JR山手線 新宿駅 下車 西口徒歩3分)

  店名の「カメラ市場」が示すとおり、カメラ本体やレンズだけでなく、カメラに関するものなら、三脚やケース、フード、フィルターなどの小物から、説明書や写真に関する
  書籍まで、ありとあらゆる商品を扱っている。レアなアクセサリーを探すならここしかない。委託品が中心のため、商品の回転が速い。店員は親切。代表の三村氏の
  他にいらっしゃるおじいさんは、お歳からか手先が器用な方ではないので、品物を見せてもらうときや梱包してもらうときは客のほうでリードしたほうがいいかも。


マップカメラ(Map Camera) 目指すライカは1号店の地下フロア
 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-12-5 TEL 03-3342-3381 FAX 03-3342-3350 休み なし
 (JR山手線 新宿駅 下車 西口徒歩2分)

  パソコンで有名なソフマップの系列店。1号店と2号店に分かれ、1号店の地下がライカをはじめとする舶来中古カメラ専門フロアである。中古カメラ店としては新興のほう
  に位置するが、品揃えは年を経るごとに充実しており、他の老舗カメラ店を脅かす存在となっている。ライカの有料レンタルも行っているので買う前に試用することも
  できる。店内は綺麗。


カメラのきむら新宿店 広い売り場面積。扱う商品量も多い
 160-0022 新宿区西新宿7-9-15 ダイカンプラザビジネス清田ビル2階 TEL 03-5338-5583 休み なし
 (JR山手線 新宿駅 下車 西口徒歩5分)

  カメラのきむらは日本全国にチェーン展開している大手カメラ店だが、新宿店と日本橋店については中古カメラの扱い量で他の支店と一線を画す。特に新宿店は
  売り場面積が広く、扱う商品も舶来、国産問わずあらゆるジャンルにわたっている。書籍・取説用のコーナーもある。ライカ関係は力が入っており、他のライカ専門店
  にもひけをとらない品揃えを誇っている。また、委託品の扱い量も非常に多い。店員は客が恐縮するほどの低姿勢ぶり。きちんと対応してくれる。


KING-2 旧ソ連・東ドイツ製のカメラが満載
 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-12-14 TEL 03-5348-7237 FAX 03-5348-7267 休み 水曜
 (JR山手線 新宿駅 下車 西口より徒歩8分)

  外観はライカやコンタックスにそっくりで、機構やレンズ性能も本家に劣らず、しかも安い。そんな旧ソ連・東ドイツ製カメラを専門に扱う。品揃えは5万円以下の手軽な
  価格帯が中心で、レンズやカメラの特性も丁寧に教えてくれるし、メンテナンス・修理などアフターケアもしっかりとしているので(1万円以上の商品には保証つき)、初心者
  でも安心。専門店ならではの豊かな経験と知識、キメ細やかなサービスがうれしい。代表は井上治氏。


有美堂 美しいライカを在庫していることで有名
 〒160-8404 新宿区新宿1-7-2 TEL 03-3341-0376 休み 日曜・祝日
 (地下鉄丸ノ内線 新宿御苑前駅 下車)

  新宿御苑の大木戸門の近くに店を構える。店名の示すとおり、新品同様の美しいライカを揃えていることで有名な中古カメラ店である。ボディー、交換レンズともに
  品揃えが豊富で、フードやフィルター、ファインダーなどのアクセサリー類もかなり充実している。ライカだけでなく、ローライやリンホフなど舶来カメラを中心に、
  扱うカメラのブランドの幅も広い。クラシックカメラコレクターにはお勧めの店である。



渋谷・原宿・代々木  

代々木カメラ 超お買い得な実用機や掘り出し物が満載
 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-6 TEL 03-3370-8682 FAX 03-3370-8683 休み 日曜・祝日
 (JR山手線 代々木駅 下車 徒歩1分)

  もともとは買い付け専門の店舗としてオープン、創業は1954年からという歴史を誇る都内屈指の老舗がここである。品揃えは国産実用機がメインだが、同業者も仕入れに
  くるというくらい、その程度の良さと安さが魅力のショップである。小さいお店なので並びきれないが、カメラはもちろんレンズも在庫は豊富。探しているモデルがある人は
  問い合わせてみよう。通販を強化しているので、地方の人も安心して利用できる。



赤坂  品揃えに特徴のある個性的な店が多い。ウィンドーショッピングだけでも十分に楽しめるエリア。

アカサカカメラ ライカを中心にした舶来カメラが中心
 〒107-0052 東京都港区赤坂四丁目2-3 TEL 03-3585-6284 FAX 03-3585-8736 休み 第2・4・5日曜、祝日
 (地下鉄銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅下車)

  赤坂の一ツ木通りにある老舗の中古カメラ店。ライカを中心に輸入カメラ全般を扱っている。特にライカに関してはM型、バルナック型を問わず品揃えが豊富で予算に
  あった買い物ができる。交換レンズも充実している。また、フードやファインダー、フィルターやケース、露出計など、こまやかなアクセサリー類の在庫にも力を入れており、
  熱烈なライカファンの心強い味方となっている。

 
赤坂三共カメラ 舶来品の比率が高い中堅の中古カメラ店
 〒107-0052 東京都港区赤坂4-3-4  TEL 03-3583-4611 FAX 03-3583-4687 休み 日曜、祝日
 (地下鉄銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅下車)

  TBSの近くにあり、交通の便もよい。店のつくりは一見すると、DPEを中心とした街の写真屋さん、といった風情だが、ショーウィンドーをよく見ると並んでいるカメラが違う。
  扱い品目は舶来品が中心でライカ関係も充実している。特に店の奥にあるウィンドゥにはファインダーやフード、フィルターなど、他店では手に入りにくいアクセサリー関係
  が展示されているので、見逃さないよう注意が必要。


レチナハウス(2002年12月22日 閉店) レチナに限らず舶来品を中心に扱う
 〒107-0062 東京都港区南青山2-22-17 川上ビル1F TEL 03-3746-1641 休み なし
 (地下鉄銀座線 外苑駅前 下車 徒歩3分)

  貿易会社を経営する、レチナ・アルパ研究の第一人者望月良二社長の趣味が高じて開店したユニークな中古カメラ店。店名のレチナとはドイツコダックが発売した
  35ミリカメラの商品名だが、レチナに限らず舶来品を中心としたカメラを扱っている。店はガラス張りでおしゃれなブティックのようである。青山通りに面している。既に
  閉店しており、現在は存在しない。



上野・浅草・他  クォリティーを追求する高級志向の店や求めやすい価格の商品を提供する店など、店ごとにポリシーの違いがはっきり

千曲商会 上野店 ライカだけでなく、コンタックスも充実
 〒110-0015 東京都台東区東上野3-19-15 小森ビル1F TEL 03-3833-1037 FAX 03-3833-1038 休み なし
 (JR山手線 上野駅 下車)

  品質第一をモットーに、質の高い舶来カメラを提供している。ライカ関係の品揃えもさることながら、ライカとライバル関係にあるツァイス製のコンタックスの品揃えが
  充実していることでも有名。その他、ローライやリンホフなど、ドイツ製のカメラに強い。もちろんハッセルブラッドも扱っている。横浜の関内にも、舶来品を扱う系列店が
  ある。品物は高価だが、極上品が多く質がよい。舶来中古7割、国産中古3割の構成。他店では見られない珍品・レアものが頻繁に入荷する。店員は親切。社長は
  木鋪俊一氏。


喜久屋カメラ 御徒町で異彩を放つ中古専門店
 〒110-0005 東京都台東区上野6-2-14 喜久屋ビル地下1階 TEL 03-3832-2331 FAX 03-3839-0320 休み 水曜
 (JR山手線 御徒町駅 下車)

  舶来高級カメラを専門に扱う中古カメラ店。展示されている製品は新品同様のきれいなカメラばかりで、御徒町という雑然とした街の中で異彩を放っている。高級カメラを
  看板に掲げているだけあって扱っているカメラはライカをはじめ、ローライやツァイスイコン、ハッセルブラッドなど、世界を代表する一流品ばかりである。カメラだけでなく
  高級腕時計や貴金属類も扱っていることで知られる。状態の良いものを厳選し、ほとんどの商品に6ヶ月の保証が付く。


アメ横カメラ 良質の国産中古が揃うアメ横の有名店
 〒110-0005 東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル3F TEL 03-3833-3671 FAX 03-3833-3672 休み 第3水曜(12月除く)
 (JR山手線 上野駅 下車 徒歩4分)

  アメ横のほぼ中心地にそびえるセンタービル3Fにある。品揃えは国産中古が中心で、初期の距離計連動機から、コンパクトカメラやAF機など初心者向けのものまで、
  そのバリエーションは幅広い。また、特に状態の良さにこだわっているのも特徴である。調整の必要なものはきっちりオーバーホールした上で販売されているので
  ありがたい。お店の左手には取説書コーナーもあって、マニア必見である。店長は田中登女男氏。


カワマスカメラ店(川桝カメラ店) コンパクトから大型カメラまで揃う
 〒111-0042 東京都台東区寿3-12-6 TEL 03-3844-4711 休み 日曜、祝日
 (都営地下鉄浅草線 浅草駅 下車)

  店内のショーウィンドゥにはミニチュアカメラから8x10の大型カメラまで、幅広いジャンルのカメラが並んでいる。製造年代も戦前のアンティークカメラから最新のカメラまで
  バラエティーに富んでいる。中古カメラ初心者からコレクターまで幅広い層が楽しめる店である。店員は適確なアドバイスしてくれるので従おう。


早田カメラ クラシックカメラ修理の早田名人の店
 〒111-0032 東京都台東区浅草2-1-3 TEL 03-3841-5824 休み 木曜
 (都営地下鉄浅草線 浅草駅 下車)

  運がよければ5坪に満たない店の奥で、店主自らドライバーを握ってクラシックカメラの修理に精を出している姿を見ることができる。店に並んでいるカメラはすべて
  オーバーホールし、保証付き販売しているので安心である。主にヨーロッパから商品を仕入れているのでレアな珍品も数多く入荷する。


ヒカリカメラ ウィンドゥが見やすい駅ビルの中のカメラ店
 130-0022 東京都墨田区江東橋3-14-5 錦糸町ステーションビル テルミナ4F TEL 03-3632-2239/2339 FAX 03-3846-0424 休み なし
 (JR総武線 錦糸町駅 下車)

  通路に面したウィンドゥには必ずカメラファンが張り付くようにしてカメラを物色している。JR錦糸町駅のステーションビルの中にあるので天気や季節に関係なく心ゆく
  までウィンドゥショッピングが楽しめる店である。ライカや国産距離計連動式カメラのほかアクセサリー類も充実している。


カメラのにっしん(秋葉原にっしんカメラ) 委託品を中心にした在庫が特徴
 〒101-0033 東京都千代田区神田岩本町1番地 TEL 03-3251-7504 FAX 03-3251-5194 休み なし
 (JR山手線 秋葉原駅 下車)

  委託料率業界ナンバーワンを誇る店だけあって委託品の多さに圧倒されてしまう。特に国産の一眼レフの在庫は充実していて、往年の名機から現行商品の中古に
  至るまで、隙間なく並べられている。移転後に中古カメラの売り場が広くなりライカ関係も充実した。


フジヤカメラ 広い売り場面積と豊富な品揃えが特徴
 〒165-0026 東京都中野区中野5-61-1 TEL 03-3388-1821 休み なし
 (JR中央線 中野駅 下車)

  JR中野駅北口から歩いて3分。交通のアクセスが非常によい、カメラ売り場は1階と2階に分かれとても広い。新品と中古、両方を扱っていてマニュアル機、
  オートフォーカス機、デジタルカメラを問わず在庫が豊富。35ミリ判だけでなく、中判や大判カメラまで取り扱っている。国産機中心だが、ライカも充実。


日東商事 カメラ通販元祖。ペンタックスファン必見
 〒164-0001 東京都中野区中野5-49-6 TEL 03-3387-0111 FAX 03-3387-0112 休み 木曜
 (JR中央線 中野駅 下車 北口より徒歩6分。早稲田通り沿い)

  早稲田通りの商店街に、昭和18年から創業する老舗。「良いカメラを、より安く流通させたい」と語る店長の川田治氏と社長の川田久子氏。中古カメラ通販を始めた元祖
  であり、多くのマニアから信頼を得ている店である。それは、客の4割が東北、北海道など地方であることでもわかる。「とにかく電話で話し、お客さんに不安を持たせ
  ません」。国産一眼レフがメインだが、「なぜか集まってしまう」というペンタックスが目に付く。そのせいかペンタックスマウントのあるコシナの正規代理店でもある。


三宝カメラ 納得の品揃えと極限の低価格が自慢
 〒152-0002 東京都目黒区目黒本町2-5-5 TEL 03-3793-2273 FAX 03-3793-2966 休み 木曜・祝日
 (東横線 学芸大学駅 下車 徒歩12分、JR山手線 目黒駅 大岡山小学校行きバス 目黒郵便局前下車 徒歩3分)

  国産一眼レフをメインに、コンパクトカメラから中判・大判・デジカメまで、在庫が常時3,000点以上という大型店。品揃えの豊富さもさることながら、この店舗で驚くのは
  その安さである。古い国産のマニュアル機なら1万円以下から盛り沢山、高級AF機もかなりお買い得な価格で並んでいる。基本的に1万円以上の商品には1年間の
  長期保証が付くのも嬉しい限り。駅から遠いのだけが難点だ。


松坂屋カメラ(マックカメラ) ライカといえども掘り出し物を見つけるならここ
 〒140-0001 東京都品川区北品川1-14-1 クルーズ八ツ山4F TEL 03-3458-7401 FAX 03-3458-7017 休み なし
 (JR山手線 品川駅 下車)

  以前は外国製クラシックカメラ専門のマックカメラと国産中古カメラ専門の松坂屋カメラ、金融商品を主に扱うカメラ高輪の3店がひとつのビルに同居していたが移転。
  手狭になったが、過去の栄光からか一通りは揃っている。求めやすい価格帯の商品の品揃えが豊富で、実用向けライカを探すなら見逃せない。


渋谷カメラ マニアも唸る珍品が見つかる穴場店
 〒174-0072 東京都板橋区南常盤台1-29-12 ホンダビル1F TEL&FAX 03-3554-8566 休み 大雨の日
 (東武東上線 ときわ台駅 下車 南口より左へ20m)

  ショーケースには、国産実用機をメインに35mmから中判・大判カメラ、コンパクトカメラまで約600台が良心的な価格で並ぶ。この店のおもしろいところは、長く居れば
  居るほど、通えば通うほど、奥から珍品、見たこともないような稀少品がどんどん出てくることである。面倒見の良い水上社長はカメラに関する知識が豊富で、面白い
  裏話もたくさん知っている。連日のように長居するお客で、店の明かりが閉店21時に消えることはない。田中長徳氏愛用の店でもある。


サカエカメラ(閉店) 嬉しくなるような懐かしの銘機が並ぶ
 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-21-4 TEL 03-3338-1346 休み 水曜
 (JR中央線 高円寺駅 下車 北口より徒歩2分)

  昭和29年にオープン、現在の高円寺駅前に移って20年。開店当初からライカを中心とした品揃えで、ライカファンなら知る人ぞ知る店であった。また、店内には
  フォクトレンダーやコダックレチナ等の舶来品モデルや国産の珍品レンジファインダー機、かなりマニアックな一眼レフ等々、さりげなく銘機が並ぶ。どれも程度の良い
  美品ばかりで、坂詰店主のカメラを愛する心がしみじみと伺える。絶版アクセサリーなども充実していたが、現在は既に閉店。


田中商会(今どこに?) 中古カメラ専門家が開いているコレクターのための店
 〒167-0043 杉並区上荻2-42-12 TEL 03-3390-4461 休み 第2,4木曜
 (JR中央線 荻窪駅 下車)

  荻窪に店を開いてほぼ半世紀。カメラを通して時代の変化を見続けてきたのだ店主の田中政雄氏である。田中氏はクラシックカメラの専門誌に執筆を依頼されるほどの
  カメラ通として知られている。店内は珍しいクラシックカメラの宝庫で、店主のカメラに対する造詣の深さが品揃えに現れている。2002年11月に引っ越したらしいが、
  引越し先不明。



横浜  港町として長い歴史を持つ横浜ほど「舶来」という言葉が似合う街はない。商品の高いクォリティを誇る店が多いことが特徴

大貫カメラ 横浜随一の老舗カメラ店
 〒231-0065 横浜市中区宮川町2-47 大貫ビル1F TEL 045-231-0306 FAX 045-231-8531 休み 水曜
 (京浜急行 日の出町駅 下車 徒歩3分。横浜市営地下鉄 桜木町駅 下車 徒歩7分)

  戦前(昭和9年)から横浜で営業しているカメラ専門店。堂々とした店構えが老舗の風格を感じさせる。店内も広々として居心地がよい。中古カメラだけでなく、新品の
  品揃えも豊富である。まず店に入ると正面にコレクターズアイテムを集めたショーケースが迎えてくれる。ライカの限定モデルをはじめ、ずらりと並んだ100万円を超える
  高額商品に圧倒される。初心者からベテランまで、すべてのカメラファンを満足させる店。下取りの歴史が古いので東京を一通り回っても出ないような珍品が豊富に
  存在する。しかも程度は良い。通販では、商品の細かい状態を親切に説明してくれ、FAXの質問も、どんなに忙しくても即答してくれる。店長は福井氏。


千曲商会 横浜店 クォリティーの高さがセールスポイント
 〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町3-43 TEL 045-651-7437 FAX 045-651-7438 休み なし
 (横浜市営地下鉄 関内駅 下車)

  「質を求めるマニアの店」を自負する千曲商会は、看板の通り国内外のクォリティーの高い商品を販売することで知られている。そのため扱う商品は世界を代表する
  一流品ばかりである。ライカをはじめツァイスやハッセルブラッド、ローライやリンホフなど名の知られたメーカーの製品はすべて揃っている。また、限定品や少量生産品
  の品揃えにも力を入れていて、熱心なコレクターの間では注目を集めている。


タナカカメラ(閉店) 国産実用機種とレンズ類が充実した横浜駅構内店
 神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 シアル4F TEL 045-320-8093 FAX 045-311-6348 休み なし
 (JR横浜駅 下車 西口より徒歩1分)

  ニコン・キャノンを中心とした国産の実用機が多い。横浜駅ターミナル内ということで使いやすいカメラを求めるファミリーも多いが、レンジファインダー機の人気が高かった
  時期に、ニコンSなどの入荷に力を入れていた。また、交換レンズの種類では右に出る店はいないほどで、アクセサリーと共に充実の内容である。シイベルヘグナーの
  正規販売店でもあり、新品カメラに関しては、ライカなどが超お買い得価格で手に入る。店長は小松氏。残念ながら2004年に閉店した。



心斎橋  大阪でもっとも中古カメラ店が集中している地区が心斎橋である。店もそれぞれ個性的で、すべてのライカファンが満足できる。

カメラショップ川口 舶来カメラだけでなく、国産実用機も充実
 大阪府中央区心斎橋1-11-12-201 TEL 06-252-3223 休み 日曜、祝日
 (地下鉄長堀鶴見緑地線・御堂筋線 心斎橋駅)

  長掘通りに面したお洒落なビルの2階にある。店はガラス張りで初めてでも入りやすい雰囲気である。扱う商品はライカ、ハッセルブラッドをはじめとする舶来カメラだけで
  なく、国産カメラも存在する。細やかなアクセサリー関係も在庫しているが、めぼしい商品は回転率が早いので、探している商品がある場合は足繁く顔を出すとよい。
  中古だけでなく新品も販売している。商品数は少なめ。


鈴木特殊カメラ クラシックカメラを中心に珍品も充実の品揃え
 〒542-0081 大阪市中央区南船場2-7-14 大阪写真会館4F TEL 06-6261-1601 FAX 06-6264-0108 休み 日曜、祝日
 (長堀橋駅 徒歩5分、地下鉄長堀鶴見緑地線・御堂筋線 心斎橋駅)

  中古カメラ店が集まる大阪写真会館の4階にある。主にアメリカとヨーロッパから買い付けてくる商品は100%手を入れて完璧な状態で販売している。店名が示すとおり
  大判カメラの品揃えはすごい。ライカはもちろん、レチナやプロミネントなど35ミリカメラの種類も豊富。また、スイスの時計メーカーが製作したことで知られる超コンパクト
  カメラなど珍品も扱う。在庫数は約1000台。店長の吉岡延通氏自ら毎月海外に買い付けに出掛け、納得のいく商品のみを品物に加える。店頭に並ぶ商品は全てOH済み
  の完動品である。


ラ・ホーヤ クラシックカメラを愛する店長のコレクションを販売
 〒542-0081 大阪市中央区南船場2-7-14 大阪写真会館2F TEL 06-6264-1121  休み 日曜、祝日
 (長堀橋駅 徒歩5分、地下鉄長堀鶴見緑地線・御堂筋線 心斎橋駅)

  中古カメラ店というよりは、コレクションルームと呼んだほうがふさわしいような雰囲気を持つ店である。長年コツコツとクラシックカメラを集め続けてきた店主の田原氏が
  1995年に開店した。ライカに限らず、ローライやハッセルブラッド、リンホフ、国産カメラなど、品揃えはバラエティーに富んでいる。店名は、アメリカのリゾート名にちなんで
  いる。


フジイカメラ(藤井商店) 店は狭いがライカ密度の濃さは相当なもの
 〒542-0086 大阪市中央区心斎橋1-3-12 Trillo心斎橋2階 TEL&FAX 06-6281-0398 休み 第2日曜、祝日、水曜
 (地下鉄長堀鶴見緑地線・御堂筋線 心斎橋駅)

  長掘橋の大阪写真会館にある藤井商店の支店がここ。カメラの量販店として有名なナニワ商会の向かい側の路地を入ったビルの2階にある。クラシックカメラが専門で
  ライカの品揃えも豊富である。黒で統一されたクラシックな店内にはカメラがギッシリ並んでいる。店は狭いがライカ密度の濃さは非常に高い。整備済みのボディーには
  3ヶ月の保証が付くの安心して購入できる。


サン・エス 現ライカに惚れ込んだ元従軍カメラマンが開いた店
 大阪氏中央区心斎橋筋2-3-24 ジャパンライフビル1F TEL 06-6213-0044  休み 第3水曜
 (地下鉄長堀鶴見緑地線・御堂筋線 心斎橋駅)

  大阪はミナミ、心斎橋筋のブティックの多いおしゃれなビルに入居している。社長は報道カメラマンとして第二次世界大戦に従軍し、ライカの信頼性の高さを身を持って
  体験。復員して開いたのがこの店である。ライカ専門店としては日本初の店。「使ってもらうためにライカを売りたい」というモットー通り、展示してあるライカはすべて
  点検済み。ライカにほれ込んだ店主の心意気が感じられる。


ナニワ商会(カメラのナニワ) カメラ量販店のなかにある中古専門フロア
 〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋1-4-29 TEL 06-6281-4100 休み なし
 (地下鉄長堀鶴見緑地線・御堂筋線 心斎橋駅 徒歩1分)

  1997年に創業50周年を迎えたナニワ商会は大阪では超有名なカメラ量販店である。前会長をキャラクターにした看板は、食い倒れ人形に次ぐ大阪名物になっている。
  店の周辺はナニワ村と呼ばれ、カメラだけでなくAV関係やコンピュータ、時計などそれぞれ専門の店舗が建ち並んでいる。中古カメラのフロアは本店の5階にあり、
  ライカをはじめハッセルブラッドなどの舶来カメラや国産品全般を扱っている。特に年式の新しい使いやすいカメラを探すならお勧め。



梅田  大阪のキタ、ビジネスの中心地、梅田にも中古カメラゾーンが存在する。特に集中しているのが梅田駅前である。

カメラの大林 広い店内は中古カメラがズラリと並ぶ
 〒530-0001 大阪市北区梅田1-3-1-100 大阪駅前第1ビル一階・北西角(ヒルトンホテル南側すぐ) TEL 06-6341-8091
 FAX 06-6341-8039 休み 第2,4日曜
 (JR大阪駅 徒歩4分。JR東西線 北新地駅 下車)

  新品と中古を扱う広い店内は、明るくて入りやすい。大きなウィンドゥには国産の実用機を中心に、大量のカメラボディと交換レンズが並んでいる。もちろんライカや
  ローライ、ハッセルブラッドなど外国製品も扱っている。大阪では珍しい委託販売も行っているため、旧ロシア製レンジファインダー式カメラや、1960年代のアメリカ製
  コンパクトカメラなども扱っているのが特徴である。原則1年間の長期保証が付き安心して購入できる。店長は柳橋氏。


八百富写真機店 コレクション向けのアンティークカメラ専門店
 〒530-8280 大阪市北区梅田1-8-17 第一生命ビルB1 TEL 06-6346-7476 休み なし
 (大阪市営御堂筋線 梅田駅 下車)

  コレクション向けのアンティークカメラ専門に扱っているのが、この第一生命ビル店である。落ち着いた雰囲気の店内には、歴史を感じさせるアンティークカメラが、
  緩やかにカーブしたショーケースに整然と並んでいる。アクセサリー類もきちんと整理されていて見やすい。入り口近くに1932年撮影された店の写真が飾ってあり、
  古き良き時代にタイムスリップしたような気分にさせられる。


河原写真機店(阪急三番街店今ない?) 1999年に創業80年を迎えた大阪の老舗
 〒530-0012 大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街1F TEL 06-6372-8745 休み 第3水曜(7,12月は不定)
 (阪急電鉄 阪急梅田駅 下車)

  ライカが世に出たのが1925年なので、その6年前にこの店は創業している。蛇腹付きのフォールディングタイプのカメラが全盛の時代である。阪急三番街店正面の
  ウィンドゥにはクラシックがたくさん陳列されている。中古カメラの品揃えはライカ関係が中心で、専用のコーナーがある。ボディ本体、レンズ、アクセサリーと整理して
  陳列されていてとても見やすい。レチナやローライも扱っている。


OSカメラサービス本店 価格交渉にも応じる外国製カメラの専門店
 〒530-0027 大阪市北区堂山町15-17 ACTV1F TEL 06-6364-2773 FAX 06-6364-2774 休み 日曜、月曜、祝日
 (神戸線 JR大阪駅 下車 徒歩2分)

  中古カメラの在庫の多さでは恐らく大阪一である。店内はありとあらゆるカメラで埋め尽くされている。特にライカのボディや交換レンズは在庫が豊富。そのため価格帯の
  幅が広いので、予算に応じた買い物ができる。M3の試作モデルやM4軍用モデルなど、博物館級の超お宝カメラが拝めるため是非一度は行きたい店である。価格交渉
  にも応じてくれる。ハッセルブラッドや大判カメラ関係も充実している。基本的には外国製品専門のため、国産品を下取りした場合などは、超破格値で処分してしまうこと
  もあるらしい。店員は客の立場にたってとても親身に相談にのってくれる。品物を選ぶ際は是非意見を聞きたい。


ウオジカメラ クラシックから実用機まで品揃えの幅が広い
 〒530-0001 大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル1F西側 TEL 06-6341-1666 休み なし
 (神戸線 JR大阪駅 下車 徒歩3分、JR東西線 北新地駅 下車)

  店の間口は狭いが奥行きが深く、常時1000台以上のカメラを在庫している。ジャンルにこだわらず、どんなカメラでも扱うのが特徴で、35ミリカメラを中心にありとあらゆる
  カメラが揃っている。とにかくクラシックカメラのコレクターから実用派まで、すべての中古カメラファンの要望に応えることができる店といえる。ライカ関係もボディ、レンズ、
  アクセサリーともに充実している。後々まで面倒見がよいお店なので、買った後の修理や交換レンズ・撮影の相談もOK。店長は黒岩康夫氏。


ツカモトカメラ 舶来コーナーが充実。アクセサリー類も豊富である
 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目11-4 大阪駅前第4ビル1階 TEL 06-6341-2778 FAX 06-6341-2784 休み 第2,4日曜
 (地下鉄谷町線 東梅田駅 下車)

  国産カメラを扱う店と舶来品を扱う店が2軒、隣同士に並んでいる。新品がメインの店だが、中古カメラの在庫も豊富。特に舶来品の店は幅広い品揃えが特徴である。
  ライカはボディやレンズだけでなく、こまやかな部品までも扱っている。また、ライカだけでなくハッセルブラッドの在庫にも力を入れており、常連客によると関西一だそう
  である。中古品はすべて整備済みのため安心して購入できる。


カメラの三和商会 現現行機種の中古品を手に入れるならココ
 〒550-0014 大阪市西区北堀江1-1-15 TEL 06-6536-2000 FAX 06-6538-3792 休み 第1,3日曜
 (大阪市営御堂筋線 心斎橋駅 下車)

  新品の安売り店として大阪では有名だが、中古品も充実している。特に現行品の中古には力を入れていて、ライカをはじめニコンやキャノン、コンタックスの一眼レフ
  など人気が高い機種の在庫が豊富である。価格で勝負が店の方針のため、カメラの使い方や写真の撮り方などの説明は、あまりアテにしないほうがいい。とにかく目的
  のカメラをはっきり決めて来店するのが、この店で買い物をするコツである。



名古屋  名古屋のライカゾーンは栄の繁華街を中心にして展開。老舗と気鋭のこだわりの個性的な3点がしのぎを削る。

アイシンフォト 「きれいなライカを提供」がモットーのライカ専門店
 〒460-0011 名古屋市中区大須4-1-71 時計ビル3F TEL 052-262-7684 休み 日曜、祝日
 (地下鉄名城線 矢場町駅 下車)

  名古屋随一のライカ専門店といえるのが、このアイシンフォトである。栄の繁華街から少し外れた落ち着いた雰囲気のオフィスビルの一室に店を構えている。「きれいな
  ライカを提供することがモットー」という店主の吉川愛真氏の言葉通り、ショーケースには新品と見間違えるばかりのライカがズラリと並んでいる。もちろん外観だけでなく、
  内部のメカニズムも点検済みである。すぐに使える状態に保たれている。


カメラのヒダカヤ 大正7年創業の老舗。ライカの品揃えも完璧
 〒464-0008 名古屋市中区栄3-17-15 TEL 052-261-8571 FAX 052-241-8513 休み 水曜
 (地下鉄名城線 矢場町駅 下車)

  名古屋一の繁華街、栄に店を構える老舗のカメラ専門店。表通りに面して広い間口の店を構えている。創業は大正7年と長い歴史を誇る。店内は広くゆったりとし、腰を
  落ち着けてじっくりとカメラを選ぶことができる。扱う商品は舶来、国産を問わず、守備範囲が広く、中古だけでなく新品も扱っている。カメラは写真用品のほかにも、
  カメラ関係の書籍が充実している。


コレクションハウス・ダゲレオ ライカを中心としたクラシックカメラ専門店
 〒460-0008 名古屋市中区栄2-1-12 ダイアパレス伏見2F TEL 052-201-3707 休み 日曜、月曜
 (地下鉄東山線 伏見駅 下車)

  茶色いタイルで覆われた瀟洒なマンションの2階にあるクラシックカメラの専門店。店名のダゲレオは150年以上も前に写真を発明したフランス人の名前から付けられた。
  品揃えはライカを中心としてクラシックカメラ全般。舶来品が主体になっている。

 


分類 FAQ
ショップ 各カメラ別 修理引受先一覧
説明
専門:ハッセル
専門:ローライ
専門:ライカ
専門:マキナ
共通
塗装
レンズ


専門:ハッセル

シュリロ トレーディングカンパニー リミテッド 現行品の修理
 〒108-0073 東京都港区三田3-7-16 御田八幡ビル2F TEL 03-5440-2890 FAX 03-5440-2891

  ハッセルブラッドの総代理店であるシュリロ トレーディング カンパニー リミテッド。現行品の修理を全て請け負う。スウェーデンのハッセルブラッド本社と同じ
  カリキュラムで一定期間の講習を受講し、技術を習得したメカニック達が、メーカーで行うサービスとまったく同じ内容で、最上級のメンテナンスを提供する。メーカー
  純正部品を専用工具で調整、オイルグリス、その他薬剤も全てメーカー純正品を使用している。サービスメニューとして、預かったすべてのカメラにおいて、ピントの点検、
  レンズとの連動軸の点検をしている。なお、シュリロ トレーディング カンパニー リミテッドでの正規輸入品であるモデルに関しては、モデル名の頭部分にスターマーク
  がある。


VH・PICTURES 旧モデルから現行品まで。プロからの信頼も厚い
 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-5-21 I・Sビル522 TEL・FAX 03-3440-2870
 
  ハッセルブラッドの旧モデルから現行品まで、すべてのモデルの修理、点検を行う。角田善彦氏が、長年のハッセル整備の経験を元に2001年10月に独立し開設。
  「ハッセルブラッドを所有しているユーザは、定期的にカメラを作動させ、かつ定期的なメンテナンスをすることによって、その偉大さを堪能できる」という理念の元、ボディ
  はもちろん、レンズシャッターの内部に至るまで、全てを分解し、点検・修理する。


ワタナベ・カメラ・サービス  確実な技術で応える、カメラマンの駆け込み寺。シュリロ認定の修理専門店
 〒104-0061 東京都中央区銀座1-4-9 第一田村ビル8F TEL 03-3561-8666 休み 日曜、祝日
 (有楽町線 銀座一丁目駅 下車)

  「近所のスタジオで撮影中のカメラマンが、故障したカメラを持って駆け込んできて、その場で修理したこともよくあった。ここはF1レースのピットと同じ」と語る渡辺貞夫氏。
  確実な技術とスピーディーな対応をモットーにしているカメラ修理のプロフェッショナルである。修理を受け付ける機種はライカをはじめ、ハッセルブラッドやリンホフ、
  ローライなど外国勢カメラが中心で、基本的には電気仕掛けではない機械式カメラが得意分野である。渡辺氏は、日本を代表する写真家の木村伊兵衛氏や土門拳氏の
  カメラの主治医であった貫井提吉氏のもとで技術を習得した。元報道カメラマンの経験もあるので、使う側の立場で応じてくれ、簡単なものは客の目の前でこなしてしまう。

  なお、ハッセルのテレンプ交換は5000円程度(2006年1月現在)で引き受けてくれる。



専門:ローライ

駒村商会  ローライ認定技術者による信頼のリペア
 〒311-0105 茨城県那珂市菅谷3957-3 (株)駒村商会カストマーサービス TEL 029-352-0520

  日本総代理店の駒村商会では、ドイツ・ローライ本社で修理の研修を受け、知識・技術を習得した証である「ローライ技術認定証」を持った本田直之氏
  (カストマーサービス)が修理を担当している。このため、一般的な修理は1〜2週間で完了。フルメカニカルの二眼レフでも、ひとつひとつ手作業で行う微妙な調整が
  必要になるが、同じく1〜2週間での修理が可能である。旧二眼レフの修理基本料金は5万円(普通修理のみ受付)。なお、ローライでは、一般的なオーバーホールや
  普通修理を「修理」と呼び、パーツ交換が必要になるなど重修理に近い場合を「オーバーホール」と位置づけている。


専門:ライカ

関東カメラサービス  ライカのまさに大規模修理工場
 〒210-0026 神奈川県川崎市川崎区堤根49-1 TEL 044-541-8111 FAX 044-541-8116 休み 日曜、祝日
 (JR京浜東北線 川崎駅、京浜急行 八丁畷駅 下車)

  自社製パーツを使ってライカを修理することで有名な修理専門会社。ボディだけでなくレンズまでも新品同様に再生してしまう。先に見積もりを出してくれるので、その額
  に納得がいけば修理を依頼ということになる。塗装・革張り・カスタムなども受け付けてくれるが、カメラ資源の目減りになるような「ニコイチ」などの依頼には応じない。


フォトメンテナンス・ヤスダ  ライカ専門の修理店、ドイツ仕込みの技術で勝負
 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5-51-7 大進ビル5F TEL&FAX 03-3801-3507 休み 水曜、祝日
 (JR山手線 日暮里駅 下車)

  元ライカの輸入代理店シュミットの技術部長を勤めていた安田和世氏が1981年に独立、ライカ専門の修理店として開業した。安田氏のライカ修理暦は1951年の
  シュミット時代からにも及ぶ。現在の世紀輸入代理店にも1人しかいないというディプロム(ライカ本社で修理の研修を受け、厳格なテストに合格しないと得られない
  資格)の持ち主である。修理に試用する部品は100%ライカの純正品を使用。正規代理店にない部品まで在庫している。受け付ける機種はライカ バルナック、M型
  すべての機種。一眼レフはR3型まで。料金はM3のオーバーホール代が3万円、故障箇所があればそれに部品代も加算される。修理の期間は早ければ3〜4日。
  長くかかっても10日くらい。


コタニメンディング(コタニカメラメンディング)  コピーライカで培った技術、ライカの修理はおまかせ
 東京都葛飾区柴又6-24-12 TEL 03-3657-7728 休み 不定(要確認)
 (京成金町線 柴又駅 下車)

  東京は葛飾柴又、寅さんでおなじみの帝釈天近くで永年、機械式のカメラ専門に修理を営んでいるのは、日本の機械式カメラの生き字引的存在のコタニメンディング
  小谷久盛氏である。昭和30年代に人気のあった国産ライカコピー機レオタックスの製造、修理に携わったあと、会社倒産を機に修理工として独立。以来レオタックス、
  ニッカ、ライカはもちろん、機械式カメラのほとんどを修理してきた。修理場には、会社倒産時に小谷氏がやっとの思いで守り運び出したレオタックスの部品が所狭し
  と並んでいる。おかげでレオタックスに関しては純正部品でほぼ完全に修理することができる。ライカももちろん熟知していて、丁寧にきっちりと直してくれる。



専門:マキナ

マキナサービス  マキナシリーズの専門修理
 〒192-0032 八王子市石川町2553-5 TEL/FAX 0426-48-1755  休み 日曜、祝日、土曜不定

  プラウベルマキナカメラの製造時に開発、製造、修理を担当した技術者佐藤茂男氏が設立したプラウベルマキナカメラの修理専門会社。1978年にドイ国際開発部に
  入社、マキナシリーズの生産に関わってきた佐藤氏は、シリーズ終了後にメンテナンス担当となり、1998年5月に独立。多くの純正パーツとともに引き続いて
  マキナシリーズのカメラ修理を行う。



共通

田鹿写真機研究所  プロカメラマンを陰で支える縁の下の力持ち
 〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル3F TEL 03-3571-2241 休み 日曜、祝日
 (地下鉄銀座線 銀座駅 下車)

  出版関係に携わるカメラマンの機材のメンテナンスを中心に行っているのが、ココである。先代の義雄氏が昭和24年に大森の自宅で開業し、その4年後、現在のビル
  に事務所を構えた。以来、この地でコマーシャルカメラマンたちを陰で支え続けている。秋山庄太郎氏をはじめとする写真界の大御所たちも常連客に名を連ねる。
  扱う機種としては、ハッセルブラッドやリンホフ、ジナーをはじめとするプロ向けの大型カメラが多いが、ライカなどの35ミリカメラも得意分野である。社名が示すように、
  単なる修理にとどまらず、カメラやレンズの改造等も幅広く行っている。小さなスプリング、ネジ1本に至るまで完全に分解し、溶剤で洗浄する。とにかく徹底的にやるの
  が特徴である。


ウメハラカメラサービス  一流の外国製カメラに一流の技術で対応する
 〒112-0002 東京都文京区小石川1-6-1 春日スカイハイツ TEL 03-3814-1934 休み 第2,4土曜、日曜、祝日
 (地下鉄丸ノ内線 後楽園駅 下車)

  カメラ修理の世界には、貫井提吉氏の門下生が多いが、ウメハラカメラサービスの梅原晃氏もその1人である。父親もカメラ修理業を営んでいたという梅原氏は1961年
  より、カメラ修理一筋に打ち込んできた。この店は外国製カメラを専門に扱っている。ライカのほかスイスの名門ジナー、リンホフ、ローライなどプロ向けの機械を中心に
  こなしてきた。修理を重ねて同じカメラを何十年も使い続けるプロカメラマンの客も多く、ジナーなど大判カメラは相当に古くても完璧に修理できるという。ライカ関係の修理
  にもかねてから定評があり、確かな技術で信頼を得ている。M4の場合だとオーバーホールは4万円から。修理期間は具合にもよるが、約2週間見込めばよい。


ナオイ・カメラサービス  おもちゃから高級機まで、カメラなら何でもござれ
 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-25-16 TEL 03-3663-1737 休み 第3土曜、日曜、祝日
 (都営浅草線 人形町駅 下車)

  おもちゃのカメラからライカ、コンタックスなどの高級機まで、機械式カメラなら国産、外国製を問わずどんな機種でも修理を引き受けるのが特徴の店である。「ほかの
  修理店で断られたら、うちに持って来てみてください」と控えめに語る直井浩明氏は、カメラファンにとってまさに救世主のような存在といってよい。直井氏は独学でカメラ
  修理をマスターし、1982年に開業した。もともとカメラ好きかrふぁこの道に入ったとのことで、そんなに広くはない店内にあらゆるジャンルのカメラがひしめいている。
  修理料金は国産二眼レフのリコーフレックスなら5000円程度、内部機構が複雑なことで知られるドイツの高級機コンタレックスでも2万5千円からと、リーズナブルな設定
  である。


鈴木特殊カメラ修理部  クラシックライカの修理に強い中古カメラ店
 〒542-0081 大阪市中央区南船場2-7-14 大阪写真会館4F TEL 06-6261-1602 休み 日曜、祝日
 (地下鉄長堀鶴見緑地線・御堂筋線 心斎橋駅)

  現在では、クラシックカメラの販売がメインになっているが、もともとはカメラ修理店としてスタートした店である。店の名前が示すとおり、開店当初はプロ向けの大判カメラ
  のメンテナンス中心で、現社長の吉岡氏は戦後間もない頃、スピグラの修理のため、新聞社や通信社にもよく足を運んだ。修理するカメラの守備範囲は広く、国産、
  外国製を問わず、ライカのほか大判カメラからミニチュアカメラまで、あらゆるカメラの修理を引き受けている。コンタックスをはじめフォクトレンダーやレチナ、イコンタなど
  も得意分野である。店頭に販売用に並んでいるカメラは多岐にわたる。そのため、店のスタッフはさまざまなカメラに接するうちに各カメラの修理方法を身につけてしまって
  いる。


OSカメラサービス本店  スタッフ全員が修理のプロの販売店
 〒530-0027 大阪市北区堂山町15-17 ACTV1F TEL 06-6364-2773 FAX 06-6364-2774 休み 日曜、月曜、祝日
 (神戸線 JR大阪駅)

  梅田にあるOSカメラサービスは、もともとプロカメラマン向けにカメラの修理や改造をする店として出発した。そのため、店頭に立つスタッフ全員が修理の技術を身に
  付けることが店の方針になっている。まったく頼もしい限りである。カメラを売っている店の奥に作業場があり、接客の合間を利用してスタッフが修理を行っている。修理を
  受け付ける機種は外国製機械式カメラが中心で、ライカのほかはハッセルブラッドやリンホフなどがほとんどを占めている。修理期間はおよそ2週間程度である。以前は
  心斎橋支店にて、店の中央にメンテナンスコーナーが設置され、修理作業の様子を間近に見ることができた。



塗装

七宝塗装室高橋  黒皮病ライカをはやらせた張本人。塗装のプロ
 〒144-0034 東京都大田区西糀谷2-16-2 TEL 03-3741-5995 休み 日曜、祝日
 (京浜急行空港線 大鳥居駅 下車)

  ライカマニアの間で、カメラボディーを黒く塗り替えてしまう「黒皮病」が流行っている。この病原菌の巣になっているのが、自ら「黒塗り師」を名乗る高橋正昭、史昭氏
  兄弟が経営する七宝塗装室高橋である。もともと、計器の文字盤などを大企業の下請けで作っていたが、その技術をカメラの再塗装に転用した(1995年頃)。本来、
  塗装のプロだから仕事には一切妥協しない。再塗装する場合、元の塗装を完全に落とし、メッキまではがして真鍮の下地を出し、その上に焼付け塗装を施している。
  値段はライカM3で12万円と高めだが、オリジナルをしのぐ出来栄えを見ると思わずため息が漏れる。色もいろいろ自由に選べる。



レンズ

山崎光学写眞レンズ研究所(山崎光学写真レンズ研究所)  レンズを新品同様に再生、その研磨術は職人芸
 〒160-0022 東京都新宿区4-4-9 TEL 03-3362-1809 休み 日曜、祝日
 (JR中央線 大久保駅 下車)

  「レンズを作る技術があって、はじめて修理ができる」という山崎和夫氏はレンズ修理のエキスパートである。創業は昭和初期。戦前は撮影用レンズの生産も行って
  いたが、戦後は特注品のレンズ研磨や修理を中心に営業してきた。ここの修理の内容は他店と一線を画す。レンズは古くなると表面が曇ってしまったり、傷がつくことが
  多い。山崎氏はそんなレンズを研磨し直し、新品同様に再生させてしまう技術の持ち主である。レンズ製作時の許容誤差内で研磨するから性能は以前と変わらない。
  ライカ用交換レンズの依頼が多い。戦前の名レンズ、ズマールなどは再研磨すると見違えるような性能を見せる。料金はおよそ2万円程度。修理期間は3〜4週間が
  目処である。ヘリコイド等の機械部分については、別途、他のカメラ修理店にお願いする必要がある

 


分類 FAQ
ハッセルブラッド ハッセルブラッドシリアルナンバーの読み方
説明
ハッセルのシリアルナンバーは、マガジンを外し、シャッター幕の底部にある。シリアルナンバーはアルファベットと数字の組み合わせで、そのアルファベットはハッセルブラッド博士の名前にちなみ、下記のように数字を置き換えられている。また、アルファベットは、製造年の下二桁を示している。

V H・ P I C T U R E S
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
 


分類 FAQ
ハッセルブラッド アジャスタブル フラッシュシューの取り外し方
説明
後部(マガジンに近い方)を持ち上げることで抜ける。
 


分類 FAQ
ローライ ローライ二眼レフ搭載レンズ一覧
説明
プラナー付き/クセノター付きなど、いくつかのレンズバリエーションがあるモデルが多い。各レンズタイプは以下の通り。

4x4判 焦点距離60mmレンズ(35mm判換算=42mm)
レンズ名 テッサー テッサー クセナー
モデル名/レンズメーカー名 イエナ イエナ シュナイダー
F値 2.8 3.5 3.5
ローライフレックス4x4(1th〜3th)  
ローライフレックス4x4(4th)    
グレー/ブラックモデル    

焦点距離55mmレンズ(35mm判換算=30mm)
レンズ名 ディスタゴン
モデル名/レンズメーカー名 ツァイス
F値 4
ワイドローライ

焦点距離75mmレンズ(35mm判換算=41mm)
レンズ名 テッサー クセナー プラナー クセノター トリオター トリオター
モデル名/レンズメーカー名 イエナ/オプトン/ツァイス シュナイダー ツァイス シュナイダー イエナ イエナ
F値 3.5/3.8/4.5 3.5 3.5 3.5 3.5 4.5
オリジナル〜スタンダード・ノイ          
3.5/3.5A/3.5B        
3.5C/E        
3.5F        
3.5E2/E3        
ローライマジックT/U          
ローライコードT/Ta          
ローライコードU      
ローライコードV/W          
ローライコードX/Xa/Xb          

焦点距離80mmレンズ(35mm判換算=44mm)
レンズ名 テッサー ビオメター クセノター プラナー
モデル名/レンズメーカー名 オプトン オプトン シュナイダー ツァイス/ローライHFT
F値 2.8 2.8 2.8 2.8
2.8A      
2.8B      
2.8C/D/E/E2/E3/F    
2.8GX/FX      

焦点距離135mmレンズ(35mm判換算=74mm)
レンズ名 ゾナー
モデル名/レンズメーカー名 ツァイス
F値 4
テレローライ
 


分類 FAQ
ローライ ローライ二眼レフのバヨネットタイプ
説明
ローライ二眼レフのレンズまわりに装着するアクセサリーは、ほとんどがバヨネット型となっており、レンズの種類によって3サイズが存在する。購入する際は、持っているカメラのバヨネットタイプを把握しておくことが必要となる。アクセサリーには必ずT〜Vのどのタイプなのか明記されている。

バヨネットサイズ レンズタイプ
T(28.5mm径) テッサー75mm F3.5
クセナー75mm F3.5
クセナー60mm F3.5
(ベビーローライ戦後タイプ)
U(34mm径) プラナー75mm F3.5
クセノタール75mm F3.5
クセナー75mm F3.5
(ローライマジック)
V(38mm径) プラナー80mm F2.8
クセノタール80mm F2.8
ビオメター80mm F2.8
ゾナー135mm F4(テレローライ)
W ディスタゴン55mm F4(ワイドローライ)
スーパーアンギュロン50mm F4(4.0FW 2003
 


分類 FAQ
ローライ ローライフレックス2.8F・3.5F用 内蔵露出計の交換方法
説明
取り付け方は、カメラ本体のDIN/ASAダイヤルを12、フィルター・ファクターを0、シャッタースピード1/500、絞り値をf:22に設定したのち、露出計を取り付けて2つの小さなネジで固定する。取り外し方はその逆。
 


分類 FAQ
ローライ ローライフレックス4.0FWについて
説明
平成15年5月に発売された、新しいワイドアングルのローライフレックス二眼レフ。

新型ローライフレックス4.0FWは新設計のシュナイダー・クロイツナッハ製の6群8枚構成、スーパーアンギュロン50mmF4HFTマルチコーティングを、これまでのローライフレックス2.8FXのボディーに搭載したものである。旧ワイドアングルに55mmレンズでの組み合わせでも大変だったのに、50mmワイドレンズを二眼レフの上下に2個、巧妙に組み込んでいる。この50mmは前玉は55mmと同じ寸法だが、後玉が大きい。シャッターはコパル製のB・1〜1/500秒、X接点シンクロ、シャッター速度と絞り値は露出計に連動する。機械的にはローライフレックスGX、FXと同じボディー、露出計の組み込みである。

スーパーアンギュロン50mmと、デイスタゴン55mmだが、その差はほとんどない。好き好きということになる。50mmと55mmも35mm判での換算で28mmと30〜31mmだから、思ったほどの差はない。75mmと80mm付きのローライの場合の方が、差が大きいように感じる。描写についても大差はない。それだけスーパーアンギュロン50mmが良くできているということかも知れない。青味のかかりやすいスーパーアンギュロンに、やや赤味がかるHFT(高精密蒸着)マルチコーティングの組み合わせが良いのかも知れない。感じでは青赤が溶け込んでいなくて、少々赤っぽく、青っぽく描写している感じである。コントラストはデイスタゴン55mmに比べてやや強い。歪みもワイドレンズなのに少ない。ただ強いていえばタル型が少々ある。

ハッセルブラッドのデイスタゴンT*50mmF4の公称焦点距離は「アサヒカメラ」の「ニューフェース診断室」によると、実測で52mm、8群9枚レンズだと発表されているが、ローライフレックス4.0FWのスーパーアンギュロン50mmは、開放での周辺光量不足が目立ち、F5.6に絞ると感じなくなる。前ボケが美しい。後ボケはF5.6 1/2まで絞れば良くなる。旧ワイドアングルのデイスタゴン55mmはその焦点距離のせいか周辺光量不足はなく、歪みも少ない。開放では後ボケが美しい。前ボケが良くなるのはF5.6 1/2以降。優劣はつけにくく、好みで決めることになるだろう。ただ、広い範囲が写るし、「もの」の強弱を強調しやすい分、50mmレンズの方に分があるかもしれない。絞り羽根は55mmは5枚、スーパーアンギュロン50mmは7枚羽根、後ろのレンズのコーティングは強いように見える。


1.ボディーの比較

前述のように新型は2.8GX、FXをベースに広角レンズを新しく設計してアンギュロンとビューレンズにハイドスマットを組み込んだものである。旧型は「F」の前の「E2」のボディーにデイスタゴン55mmとハイドスマットを組み込んだものである。なので、1959年発売のローライフレックスFのころのE2のボディーと1987年発売のFX、FGのボディーの比較になる。残念ながら50年代のローライは一番資力も実力も持っていたし、当時上り坂のローライフレックスE2に分があるのは当然だ。裏蓋を見ると、E2は凹凸の2枚の組み合わせで全体の光線漏れを防いでいる。GXの裏蓋は金属とゴム布の組み合わせで、ゴム布は経年変化で張り替えの必要が出てくる。撮影レンズとフイルムの間には乱反射防止の壁(蛇腹のようなもの)があるのだが、E2は3〜4枚、GXは1〜2枚である。塗装の良さで差は出ていないが、これも経年変化の心配がある。フイルムの詰め替えの際、正面から見て右側、ピントの繰り出しノブの上下にある爪(ノブ状)は、E2は強く引くとストッパーが上下ともにかかる。フイルムは入れやすく、取り出しやすい。GXにはこのストッパーがない。また、新型ローライフレックスは、フィルムの装填はスタートマーク合わせ、E2は二つのローラーを通すだけでリーダーペーパーとフイルムの重なった厚みを感知し、スタートマークが作動するオートマット式。故障するという人もいるが、E2に軍配が上がるだろう。

さて、新型の良いところも探さねばならない。先にも書いたが一つ目はやはり、55mmから50mmレンズになったことだろう。55mmレンズを長年使ってきた経験からいえば、50mmは新鮮だし、使いやすいレンズの画角だと言える。ローライ2台使用で80mmF2.8中心に使うならもう1台は55mmレンズでいいし、75mmF3.5とは50mmレンズとの組み合わせもいい。二つ目は露出計の組み込み。2個のシリコンフォトセルによる中央部重点測光方式である。撮影レンズを通過する光量を測るのでなくて、ピントを合わせるビューレンズの方の光量を測るのだからTTFと呼ぶ人もいるが、ここはTTL測光でいい。露光は正確である。LEDの表示はファインダー上部に5個のLEDが点灯する。緑色が適正、黄色が半絞り、赤は1絞り以上と左右にオーバー・アンダーを表示してくれる。左右どちらが「+−」かは、折り畳みフードを使用して上からのぞく場合と、ペンタプリズム・ファインダーで正像を見る場合とでは逆になる。三つ目はピントの繰り出しノブが太くなったことである。四つ目はフラッシュ撮影。アダプターSCA356を使えばストロボの光量を自動的に調光する。ISO感度をセットするダイヤルの下にフラッシュユニット用のホットシューがあるが、アダプターと繰り出しノブとの間に隙間がなく、ピントの繰り出しがしにくくなる欠点はある。古いE2にはX接点はあるがバルブ球シンクロのM接点と切り換え式である。時々動いて接点が狂うと何も写らないことがある。ここはX接点だけでよかったはずだ。

その他、コパル製のシャッターは優秀。フイルム巻き上げのクランクについては、これは別にロールフィルムを使う全てのカメラにいえることなのだが完全とは言えない。リーダーペーパーとフイルムの両方に巻き癖が出るので、庄板を強くしてもパーフェクトではない。ただし、リーダーペーパーを使わない35mmフイルムでも、4×5、8×10inch判でも起こり得ることではある。新ワイドアングル・ローライフレックス4.0FWも平面性保持のためか圧板はきつめで、そのためにフイルム巻き上げが重く、硬い。

小売価格598,000円

 
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分類 FAQ
フジ フジTX-1、TX-2のフルパノラマ画面(24x65mm)を簡単にスキャンするには?
説明
光源移動型フィルムスキャンユニットを搭載したフラットベットスキャナー「ESPON GT-X800」で一発スキャンが可能。

●エプソンESPON GT-X800:

 ・取り込み可能な原稿のサイズ:反射原稿がA4まで、リバーサルフィルムなど透過原稿が最大で8×10判
 ・光学解像度:4,800dpi

透過取り込み領域の拡大が可能で、35mm判の場合、6コマ繋がりのストリップ状態ならば4本計24コマ、マウント状態ならば8コマの同時取り込み作業が可能。中判以上のフィルムサイズに関しては、最大6×12判が入るフレームに3カ所の枠があり、1回のセットで6×6判ならば6コマ、6×7判以上ならば3コマまで取り込める。4×5のフィルムも一度に2枚のセットができる。

35mm判に関しては、選択した画像を連続で取り込んでの保存が可能。中判以上はトリミングの形で必要なコマを選択後、順次取り込んで保存を行なう。この場合は1コマ毎にユーザーがスキャン開始を指示する必要がある。
 


分類 FAQ
フジ フジTX-1、TX-2のフルパノラマ画面(24x65mm):DPE店での現像注文方法
説明
●カットしてもらう場合:
「フルパノラマ。3コマづつ切って」  ※Kodak純正はフルパノラマとだけ言っておくと、3コマずつ切ってくれる。

●自分でカットする場合:

「フルパノラマ。長巻きで」。      ※フジ推奨の現像注文方法
 


分類 FAQ
ライカ バルナック型ライカ 基本スペック一覧
説明

カメラ名称 製造期間 製造台数
※1
レンズ
交換
ファインダー 距離計
連動
視度調節
レバー
シャッタースピード シンクロ
機構
セルフ
タイマー
吊り
金具
フィルム
インジケーター
ボディー構造 ボディーカラー※1
日本式 ドイツ式 アメリカ式 クローム ブラック
A T A 1925〜36年 57,405台 × × × B・1/20〜1/500秒 ※2 × × × × 板金加工 ×
B T B 1926〜41年 1,710台 × × × B・1〜1/300秒 ※3 × × × × 板金加工 ×
C T C 1930〜33年 10,224台 ※4 × × B・1/20〜1/500秒 × × × × 板金加工 ×
DU U D 1932〜48年 52,509台 × B・1/20〜1/500秒 × × × × 板金加工
スタンダード スタンダード E 1932〜50年 27,225台 × × B・1/20〜1/500秒 × × × × 板金加工
DV V F 1933〜39年 76,457台 アイピース部 B・1〜1/500秒 × × × 板金加工
DVa Va G 1935〜50年 92,687台 アイピース部 B・1〜1/1000秒 × × × 板金加工
DVb Vb G 1938 1938〜46年 30,855台 ※5 巻き戻しノブ部 B・1〜1/1000秒 × × × 板金加工 ×
Vc(以降、名前は統一) 1940〜51年 138,174台 巻き戻しノブ部 B・1〜1/1000秒 × × × ダイキャスト ×
Vd 1940〜47年 427台 巻き戻しノブ部 B・1〜1/1000秒 × × × ダイキャスト
Uc 1948〜51年 10,999台 巻き戻しノブ部 B・1/30〜1/500秒 × × × ダイキャスト ×
Tc 1949〜52年 12,013台 × × × B・1/30〜1/500秒 × × × ダイキャスト ×
Vf 黒ダイヤル 1950〜52年 71,000台 巻き戻しノブ部 B・1〜1/1000秒 × 巻き上げノブ上 ダイキャスト ×
赤ダイヤル 1952〜53年 54,000台 巻き戻しノブ部 B・1〜1/1000秒 × 巻き上げノブ上 ダイキャスト ×
赤ダイヤル/セルフ付 1954〜57年 59,300台 巻き戻しノブ部 B・1〜1/1000秒 巻き上げノブ上 ダイキャスト ×
Uf 黒ダイヤル 1951〜52年 8,400台 巻き戻しノブ部 B・1/30〜1/500秒 × 巻き上げノブ上 ダイキャスト ×
赤ダイヤル 1952〜56年 27,591台 巻き戻しノブ部 B・1/25〜1/500秒 ※6 × 巻き上げノブ上 ダイキャスト ×
Tf 黒ダイヤル 1952年 1,188台 × × × B・1/30〜1/500秒 × 巻き上げノブ上 ダイキャスト ×
赤ダイヤル 1952〜57年 15,786台 × × × B・1/25〜1/500秒 ※6 × 巻き上げノブ上 ダイキャスト ×
Vg 1957〜60年 41,589台 ※7 巻き戻しノブ部 B・1〜1/1000秒 ボディー背面 ダイキャスト ×
Tg 1957〜63年 5,968台 × × × B・1〜1/1000秒 × ボディー背面 ダイキャスト ×
※1:記念モデル、軍用など特殊なボディーは除く。
※2:初期型はB・1/25〜1/500秒。
※3:レンズシャッター(コンパー)付き。旧型と新型がある。
※4:初期型は専用レンズのみ使用可能。途中からどのレンズでも使えるよう改良された。
※5:この機種から距離計とファインダーアイピースの間隔が狭くなる。
※6:1/1000秒が追加された後期型もあり。
※7:パララックス補正機構付き採光式ブライトフレームファインダー。

(参考:復刻版 ライカの歴史 中川一夫氏著 写真工業出版社刊)
 


分類 FAQ
ライカ M型ライカ 基本スペック一覧
説明

型番 製造年 レンズマウント ファインダー
倍率
ブライトフレーム表示 距離計
基線長
有効
基線長
シャッタースピード シャッター形式 シンクロ接点 露出計 受光
素子
露出計バッテリー フィルム
巻上
フィルム巻き戻し フィルムカウンター サイズ 重量
28
mm
35
mm
40
mm
50
mm
75
mm
90
mm
135
mm
M3 1954〜66 ライカM
バヨネット型
0.91倍 - - - - 68.5mm 62.3mm 前期:B・1・2・5・10・25・50・100・250・500・1000 機械式横走り布幕 X接点 - - - 初期:2回 引き上げ式ノブ 自動復元順算方式 138Wx77Hx33.5Dmm 595g
後期:B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 後期:1回
M2 1958〜70 ライカM
バヨネット型
0.75倍 - - - - 68.5mm 51.4mm B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X/FP接点 - - - 1回 引き上げ式ノブ 手動リセット式 138Wx77Hx33.5Dmm 580g
M1 1959〜64 ライカM
バヨネット型
0.75倍 - - - - - - - B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X/FP接点 - - - 1回 引き上げ式ノブ 手動リセット式 138Wx77Hx33.5Dmm 545g
M4 1967〜75 ライカM
バヨネット型
0.72倍 - - - 68.5mm 49.3mm B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X/FP接点 - - - 1回 クランク式 自動復元順算方式 138Wx77Hx33.5Dmm 600g
M5 1971〜75 ライカM
バヨネット型
0.71倍 - - - 68.5mm 48.6mm B・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X/M接点 TTL Cds 水銀電池1.5Vx1 1回 クランク式(底蓋) 自動復元順算方式 149Wx82.5Hx34Dmm 680g
CL 1973〜76 ライカM
バヨネット型
0.6倍 - - - - 31.5mm 18.9mm B・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X接点 TTL Cds 水銀電池1.5Vx1 1回 クランク式(底蓋) 自動復元順算方式 120Wx77Hx32Dmm 365g
M4-P 1981〜87 ライカM
バヨネット型
0.72倍 - 68.5mm 49.3mm B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 初期:X/FP接点 - - - 1回 クランク式 自動復元順算方式 138Wx77Hx33.5Dmm 545g
後期:X接点
M6 1984〜99 ライカM
バヨネット型
0.72倍 - 69.25mm 49.9mm B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X接点/ダイレクト接点およびシンクロターミナル付 TTL SPD ボタン型酸化銀電池(SR44/V76PX)x2または1/3Nリチウム電池 1回 クランク式 自動復元順算方式 138Wx77Hx33.5Dmm 560g
M6 0.85 1998〜99 ライカM
バヨネット型
0.85倍 - - 69.25mm 58.9mm B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X接点/ダイレクト接点およびシンクロターミナル付 TTL SPD ボタン型酸化銀電池(SR44/V76PX)x2または1/3Nリチウム電池 1回 クランク式 自動復元順算方式 138Wx77Hx33.5Dmm 560g
M6 TTL 1998〜 ライカM
バヨネット型
0.72倍 - 69.25mm 49.9mmm B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X接点/ダイレクト接点およびシンクロターミナル付 TTL SPD ボタン型酸化銀電池(SR44/V76PX)x2または1/3Nリチウム電池 1回 クランク式 自動復元順算方式 138Wx79.5Hx33.5Dmm 600g
M6 TTL 0.85 1998〜 ライカM
バヨネット型
0.85倍 - - 69.25mm 58.9mm B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000 機械式横走り布幕 X接点/ダイレクト接点およびシンクロターミナル付 TTL SPD ボタン型酸化銀電池(SR44/V76PX)x2または1/3Nリチウム電池 1回 クランク式 自動復元順算方式 138Wx79.5Hx33.5Dmm 600g
 


分類 FAQ
ライカ レンジファインダー 有効基線長からレンズとの組み合わせの適否を計算する
説明
表1,2,3を用いてカメラとレンズの組み合わせの適否を検討する方法を述べる。これにより、誰でも自分のカメラとレンズの可能性と限界を知ることができる。肉眼の分解能は一般に1'とされる。しかし機械にはさまざまな要素が加わり、誤差を生じる。分解能1'は理論上の数字で、レンズ、ボディの誤差、フィルムの浮動、肉眼視力誤差等を考慮して安全率を加算する。常識的には1.5'が妥当。2.0'はやや厳しすぎる。過焦点距離とはこの距離の1/2から∞まで被写界深度に入る距離をいう。

例:LM=50のカメラ(Leica M4、M6、Nicca、VL)で90mmレンズを用いる。安全率1.5'での絞り値の限界値を知りたいとする。表2でLM=50に対するそれは115mである。次に表3で90mmの過焦点距離、すなわち115m以内に該当する絞り値は約2.4程度。これより明るいレンズは絞り全開で写すには若干無理があるということになる。

次に、ミノルタCL(LM=18.9)とCLE(LM=28.9)の90mmレンズの常識的安全率1.5'ではどの明るさまでのものが絞り全開で使用可能か検討する。元来この両者には90mmF4が付属している。メーカー側がその短基線長をF2.8を敬遠したからである。CLのLM=18.9での表2の安全率1.5'は約40mにすぎない。これを表3び90mmの段でみると5.6より少し暗いF6.3に落ち着く。即ちCLはこのレンズに対してアンダースペックになる。CLEでは同じ方法でLM=28.9による90mmのF値はF4をクリアしてF3.5辺りとなり、こちらは少し余裕がある。

ライカタイプの限界は大体135mm F3.5レンズ辺りとなるが、180mmクラスのレンズでもF6.3辺りで我慢すればM3ならかつてのコンタックスのように実用になり得る。M3やCanon Y型、Contax U型、あるいはNikon SPやS2などの所持者であれば、ビゾを併用してレフレックスで撮影せずとも自信をもって長焦点距離を楽しめる。

●表1:ライカ・タイプの距離計性能比較(有効基線長の検討)

  L実基線長
(mm)
M距離計倍率
(LxM=LM)
LM有効基線長
(mm)
135mm許容絞り値
安全率(1.5'/1')
Leica U 38 1.0 38 6.3/4.8
Leica V〜Vg 38(38.1) 1.5(1.48) 57(56.39) 4.2/3.0
Leica M3 68.5 0.91(0.916) 62.3(62.75) 3.8/2.4
Leica M2 68.5 0.75 51.4(51.38) 5.0/3.2
Leica M4 68.5 0.75 51.4 5.0/3.2
Leica M5 68.5 0.71 48.6 5.0/3.2
Leica M4-2 68.5 0.7 47.9 4.3/3.2
Leica M4-P 68.5 0.7 47.95 4.3/3.2
Leica M6 69.25 0.72(0.71) 49.86(49.17) 4.8/3.2
Leica M6J〜M6 0.85 69.25 0.85 58.85(59.1) 4.0/2.6
Minolta 35T 40.0 0.38 13.0 16/11
Minolta 35U 40.0 0.7 28.0 8.0/5.6
Leitz-Minolta CL 31.5 0.6 18.9 16/8.0
Minolta CLE 49.6 0.58 28.768 8.0/5.6
Canon SU 38.5 0.6 23.1 9.3/6.3
Canon UB〜WSb 37.5 1.5 56.25 4.2/3.2
Canon XT(L1) 43.0 1.4 60.2 4.0/2.4
Canon YT(YL) 43.0 1.55 66.65 3.5/2.4
Canon P 42.2 1.0 42.2 5.6/3.8
Canon 7〜7S 61.0 0.8 48.8 5.0/3.2
Zeiss Ikon ContaxT(前期) 103 1.0 103 2.4/1.4
Zeiss Ikon ContaxT(後期) 93 1.0 93 2.6/1.4
Zeiss Ikon U〜V 89.5 0.7 63(62.65) 3.8/2.4
Zeiss Ikon Ua〜Va 71.5 0.61 43.62 5.6/3.8
KievW 89.0 0.7 62.3 3.8/2.4
Nikon T〜S 60.0 0.6 36.0 6.3/4.5
NIkon S2,3,4,SP 60.0 1.0 60.0 4.0/2.4
Voigtlander ProminentT 40.0 0.55 22.0 9.3/6.3
Voigtlander Prominent U 28.0 1.0 28.0 9.3/6.3
Nicca VS 38.0 1.5 57.0 4.2/3.0
Nicca 5 38.0 0.7 26.6 9.3/5.8
Nicca 33 38.0 1.5 57.0 4.2/3.0
Nicca VL 38.0 1.0 50.0 5.0/3.2
Leotax TV 38.4 0.51 19.6 13/8.0
L:実基線長。左右の距離計窓の各中央を結ぶ実寸法。単に基線長ともいう。
M:距離計倍率。各機固有の交換レンズの焦点距離の長短、明るさを考慮して距離計の実基線長Lに適宜プラスあるいはマイナスの倍率を適用。
LM:有効基線長。距離計の性能に左右する重要な要素で、LにMを掛けた実数で決まる。この数字が大きい程、正確な距離測定が可能であり、逆に小さなものでは
  大口径レンズや望遠レンズの使用に際しては、レンズがいかに優秀であっても正確なピントを期待できない。これには、個人の視力及び距離計像の明快さ・見え方も
  重要な要素となる。



●表2:距離計の測距限度表
有効基線長
(LM)
測距限度
分解
安全率加算
1.5' 2.0'
10mm 34m 23m 17m
15 52 34 26
20 69 46 35
25 86 57 43
30 103 69 52
35 120 80 60
40 138 92 69
45 155 103 78
50 172 115 86
55 189 126 95
60 206 138 103
65 223 149 112
70 241 160 121
80 275 183 138
90 309 206 155
100 344 229 172


●表3:過焦点距離表
(許容ボケ 1/30mm)
f 50 85 90 100 135mm
F1.0 75m        
1.4 54 155      
2.0 38 108 121 150 273
2.8 27 77 87 107 195
3.5 23     85 156
4.0 19 54 61 75 137
4.5         122
5.6 14 39 43 54 98
8.0 9.5 27 30 37 68
11.0       27 49m
48


分類 FAQ
ライカ M3マイナーチェンジの軌跡
説明

●表1:主要ポイント21+α

※内部機構に加えられたマイナーチェンジ(巻き上げスプリングへのラチェット追加、シャッターブレーキの一軸化、ファインダーユニット関連)については、組み立て工程の
 簡素化、整備、調整の容易化を意図したもので、品質・性能を低下させることなくコストの低減に努めた軌跡を示すものである。本稿では、外観からの見分けが可能なもの
 以外は触れていない。
共通
1 トップカバーの形状が丸みを帯びる M3のシリアルナンバーはNo.700000から始まっている。超初期の時代に作られた千数百台(最初の1ヶ月くらいのロット)の中に混在しているいくらかのM3については、トップカバー前面張り出し部の端面が丸みを帯びておらず、角度を持って折れ曲がっている(通称:段付きM3)。段付きのトップカバーはM3の試作モデルに使われたデザインだが、「角ばった端面はコンタックスに似てマズい」と思ったのか、曲面を大事にするライカの伝統に沿ったのか、プレス型を手直しして端面の角を削り、なだらかな曲線を描くおなじみのトップカバーの形状に変更された。ライツ社が最初に発表したM3の写真はNo.700059だが、これは段付きではなく、曲面の端部になっているので、ライツ社は曲面のM3を正式デザインと考えていたとわかる。なお、端面が曲面のトップカバーでも、No.700285などは段付きと同じように前面ウィンドゥの額縁が大きく、張り出し部の端部が傾斜面に仕上げてある。こうした折衷型/応急処置型もごく少数見受けられる。(ライカ歴史協会LHSA機関紙 ビューファインダーより)
2 レンズマウント12時位置にネジが追加 超初期のモデルでは、レンズマウントをボディケースに固定するネジが4本だった。No.703001以降は、バヨネット・フランジの12時の位置に1本追加され合計5本になっている。出荷時には黒い塗料のようなものでカバーしてあった。
3 フィルムガイドレバーが2本->3本へ増設 1954年製造のM3のガイドレールは2本。これ以降に製造されたM3では1本追加され、合計3本になっている。フィルム面の平面性をより向上させるための改良と思われる。2本レールで製造されたM3は数百台と思われる。
4 アクセサリーシューのピンの直径が小型化 No.730000以降ではアクセサリーシュー前方に付いているストッパーピンが変更されている。直径が約3mmの半丸スタッドのかしめ止めから、小型約2mmの簡単なネジ止めのパーツに変更されている。
5 巻き戻しノブの刻印がマイナス表記からポイント表記へ No.73000以降では、巻き戻しノブの刻印が変化している。それ以前は赤いマイナス表記(赤溝マーク)だったが、この時点で赤いポイントに変更され、その後さらに2つのポイントの刻印に変更されている。これによってフィルム巻き上げの確認がしやすくなっている。
6 視野枠セレクトレバーの増設 M3史上最大級のマイナーチェンジ。No.785801から視野枠セレクトレバーが追加された。このレバーにより、どんなレンズを装着していても、任意のフレームに切り替えて表示ができるようになっている。これ以降のM型ライカに標準装備されている。ちなみに、No.785801以前のM3にもこのレバーが比較的簡単に装着できるので、20ドルの費用で改造を引き受けていた。
7 トップカバーを固定する4本のネジの除去 トップカバーを本体に固定しているネジは合計5本(前に3、後ろに2)あった。No.780000以降はこれが1本になっている。その1本はレンズマウント上部、採光窓の隣にある。これはカバーを固定しているのではなく、正確には距離計調整用のネジである。また巻き上げ軸と巻き戻し軸に支持リングが追加されている。
8 フィルムカウンター指標が黒三角->白抜き三角へ No.800000以降のM3では、フィルムカウンターの位置を示す三角系の指標のデザインが若干変更されている。これ以前は黒い三角形だが、No.800000以降では三角形の中が白抜きされており、視認性を良くしている。
9 本体側ベースプレートのフィルム装填図示の簡略化 底蓋を外すと見える本体の底面にはスプールにフィルムを差し込んだ状態の図がある。初期型には最適なフィルムの先端サイズ「11cm」の文字とその上に1本のネジがあるが、後期型ではなくなっている。おそらく1955年以降と思われる。
10 フィルム巻き上げスプールに「M」の刻印追加 フィルム装填時に使用する巻き上げ用のスプールの刻印にもバージョン違いがある。シリアルナンバーや年代は特定できないものの、後期型ではスプール上部に「M」の刻印がある。おそらく1955年前後の時期と思われる。
11 圧板素材がガラス製->金属製へ/バックプレートの変化 初期型の圧板は静電気防止のためガラス素材が使われている。フィルムインジケータはASA200までの一体構造ダイカスト製。肉厚なので重量は50gあり、後のタイプより8g重い。また、ボディーシェルにパチンとはまるスナップボールが裏蓋の両端に付いている。裏蓋上縁の中央寄りには裏蓋とトップカバーのバッファーになる2個のプラスチック製小片が付いている。また、上縁の幅が後のタイプに比べて広い。

No.854001以降は、長期間フィルムを入れっぱなしにするとフィルムが張り付いてしまうという欠点から、フィルム圧板が金属製になった。裏蓋本体も板金の組み合わせになり軽くなる。同時に圧板が取り付けられているバックプレートのスナップボールがなくなっている。そのため、裏蓋は底蓋をはめなくては固定しなくなった。バッファーのプラスチックは中央寄りのものと、両端に移ったものと2種類ある。元々あまり効果が得られないお粗末なものであるので、両端に移した意図は不明である。また、流線型をしたフィルムガイドもなくなっている。
12 シャッターダイヤルの倍数系列化・表面仕上げが梨地仕上げへ シャッターダイヤルの倍数系列化はM3の大きな改良ポイント。No.854001からシャッターダイヤルの間隔が等倍(倍数式系列:B、1、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000)に近くなっている。それ以前は国際式系列(B、1/2、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/250、1/500、1/1000)である。また、ダイヤルの表面が光沢のある仕上げから梨地のクローム仕上げとなり、暗い場所での視認性が向上している。
13 シャッターダイヤルの倍数系列化・表面仕上げが梨地仕上げへ シャッターダイヤルの倍数系列化はM3の大きな改良ポイント。No.854001からシャッターダイヤルの間隔が等倍(倍数式系列:B、1、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000)に近くなっている。それ以前は国際式系列(B、1/2、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/250、1/500、1/1000)である。また、ダイヤルの表面が光沢のある仕上げから梨地のクローム仕上げとなり、暗い場所での視認性が向上している。
14 接眼レンズのねじ込み位置の変更 No.854001以降のファインダーブロックには接眼レンズがなく、それをトップカバー側にねじ込むようになっている。それ以前はファインダーブロックにダイレクトに接眼レンズをねじ込むようになっている。ちなみに、TYPEは以下の5種類存在し、光学系も若干変更されている。

・No.700001〜703000:TypeA:1954年、M3製造初期に搭載されたファインダー。接眼レンズがねじ込み式
・No.703001〜782000:TypeB:1955年接眼レンズはねじ込み式。No.700001〜782000のM3修理時に使用
・No.782001〜854000:TypeC:調整用トリマーらしき2個の部品が新設。接眼レンズはねじ込み式。
・No.854001〜919250:TypeD:TypeCと同様の構造だが、接眼レンズはカバープレート側にねじ込み
・No.919251〜     :TypeE:No.78001以降のM3修理時に使用。接眼レンズはカバープレート側に固定
15 シャッターブレーキがワンストローク化され整備製が向上 No.919251以降と思われるが、M2と同じ改良型のシャッターブレーキがM3にも搭載されている。以前は先幕と後幕用に個別のブレーキが設定されていたが、これ以降は先幕/後幕がワンストロークでブレーキされる。整備性が向上している。
16 レンジファインダーフィールドに被写界深度表示用のノッチが追加 No.919251以降からM2と同じタイプの、レンジファインダーフィールドに被写界深度を確認するためのノッチが設置されている。幅が広いノッチ(上)はF16、幅が狭いノッチ(下)はF5.6用。二重像のズレがこのノッチ幅の中に納まっていれば合焦を示す。とかく実用性に乏しいので、M4以降にはついていない。
17 ストラップ吊り金具の形状と配置が変化 No.963001からM2型の小型化されたストラップ吊り金具に変更されている。それ以前は「福耳」「ドッグイヤー(犬の耳)」などと呼ばれる縦に長い大型のものが使われている。
18 「R」レバーの全長が約2mm短縮 No.963001から、セルフタイマーレバーの上にあるフィルム巻き戻し用の「解除レバー」のパーツが変更されている。M2と部品の共用を図り、従来よりも約2mm短くなっており、小型化されている。
19 フィルム感度インジケータに「1300」までの刻印を追加 No.1000000以降のモデルでは背面にあるフィルムインジケータの最高感度が「1300」になっている。初期型ではISO200までだったが、市販フィルムの感度が上がるにつれ、次に1000、そして1300と上がっている。
20 ファインダー接眼窓の直径が8.5mm->11.5mmに大型化 ファインダー接眼窓の直径が8.5mmから11.5mmと大型化されている。おそらく1962年前後の時期と思われる。これによって眼鏡使用時でも、よりファインダーの視認性が向上している。
21 レンズロック解除ボタンのカバーを廃止。 M2用のボディーシェルを流用し、レンズロック解除ボタンを囲むスリーブカバーが廃止されている。約115万台以降のことと思われるが、その後すぐに復活している。M2、M4、M5では存在しない本カバーは、M6で復活し、現在に至っている。

カナダ製・その他
B1 ブラックペイントA クロームメッキ仕上げのライカは1933年から登場し、第二次世界大戦には特殊モデル以外は、すべてクローム仕上げになった。しかし、1957年に少数生産したライカMPには黒塗りが含まれていた。ニッケルやクロームの部品、黒エナメルのボディー、そして象嵌の文字に彩られた装飾的な戦前の黒塗りライカとは異なり、全身黒ずくめのMPは、その報道写真全盛時代を象徴するファッショナブルな姿から一部の人気を得、少数ながら黒塗りのM3、M2の注文が出てきた。ごく初期にはシリアルナンバー・リストには加えず、通常のバッチの中で一定数を黒塗り工程に分けて少数ずつまとめて生産していた。

90万、91万台の製造番号を持つダブルストロークのM3(1958年製)のなかの少数が該当する(No.918277など)。その多くはスウェーデンの総代理店ブランド・オプティクス社向けであった。カメラの外観を出来る限り黒く塗っているのはMPと同じで、シャッターボタン受け皿、レンズ・ロックボタン、底蓋のロックノブまで黒い。後にこれらのパーツはクローム仕上げ部品の流用になる。フィルムカウンター窓のなかのディスクも黒塗りである。
B2 ブラックペイントB 1959年からシリアルナンバー・リストにも少数の黒塗りバッチが加えられ、特別注文に対応した。ライツ・ニューヨーク発行のカタログには黒塗りのM3が公表されるのは1961年8月からである(社内リストではM3は1961年3月、M2は同年8月に公表)。黒塗りM3の定価は324ドル、クローム仕上げは298ドルなので、若干高価である。ライカ研究家ジム・ラガー氏によると、純正の(factory original)黒塗りM3は、該当シリアルナンバー・リスト帯の中の次の範囲にだけ存在するとされる。

・No.959401〜959500 1959年製の100台
・No.993501〜993750 1960年製の250台
・No.1038801〜1039000 1961年製の200台
・No.1078501〜1078800 1963年製の300台
・No.1097701〜1097850 1964年製の150台
・No.1134001〜1134150 1965年製の150台

1966年製のわずかなバッチは現在まで未確認。1962年製のバッチは幅が広いわりに現在まで確認されていないので実際には存在しないものと考えられる。
C1 ビックM3刻印 1958年に作られたNo.903001〜903200の200台バッチ。ミッドランドではウェツラー刻印のM3には大きなサイズの型式名を彫刻していた。カナダ製M3はウェツラーと同じ部品、同じ基準、同じ熟練工(ウェツラーから移籍)で作られたものなので区別する必要性があったかについては疑問である。シャーシにも同じようなカナダ製と分かる刻印がある(シャーシ底部の製造ナンバーの彫刻は1960年頃から経費削減のため廃止)。
C2 ミッドランド刻印A ミッドランドの記録では、No.840573〜840580の8台だけが別扱いになっていて、ミッドランド刻印になっている。大部分のミッドランド製M3はウェツラー刻印である。同時期のM3と異なり、新部品・機構が搭載されており、シャッターは倍数系列式で、フィルム圧板もスチール製になっている。巻き上げも1回巻上げで、ストラップ吊り金具も丸型である。ミッドランド工場に保管されている機も存在し、恐らく自社工場用でないかと思われる。
C3 ミッドランド刻印B 製造No.998001〜998300の300台バッチの一部など。1960年6〜10月の間に製造された前述と同じく、非常に数の少ないミッドランド刻印である。ミッドランド刻印のM3が少ないのは、ライツ・カナダ社が自社工場内で使用する場合とライツのカナダ総代理店ウォルター・カーベス商会を介して、カナダ政府やオンタリオ州政府機関からの特注品だけをミッドランド刻印とし、一般向けには出荷しなかったからである。ライツ・カナダ社はミットランドで作ったVfの一部にミッドランド刻印をして、カナダ市場に出荷したことがあったが、ライカのカメラはウェツラーではければならないと小売店から苦情が多く、やむを得ずそれらを回収し、ウェツラー刻印のトップカバーに交換して再出荷した失敗のトラウマが残っている。ミッドランド刻印のM型ライカが店頭に登場するのは、はるか後の1974年、ブラッククロームのM4の発売からである。
X1 ライカMP(M3E)、M3Eレプリカ ライカMPは、1957年に約400台だけ製造されたプロ専用モデルで、その原型は1955年にアルフレッド・アイゼンシュタットのためにライツ社が特別に作ったM3Eである。ライカ社には1990年頃まで少数のMPトップカバーが残っていて、改装の特注で買うことができた(M3Eレプリカ)。ただし、製造番号を適当な番号に刻印するのは認められておらず、交換元のトップカバーの番号しか刻印してもらえなかった。M3Eレプリカは、セルフタイマー・プレビューレバーのないM3Eの様相を呈しているものの、完全なレプリカになっていない部分も残っている。
X2 ダミーカメラ ダミーカメラは、ライツ社が小売店に売ったもので、本物の部品を付けているので外観は同じだが、中身は空で、着脱できるレンズも1枚のガラスがあるだけである。このダミーカメラは安いものではなく、本物の1/4程度の価格であった。なお、製造番号末尾に"A"が付いているが、これは、「Attrape(ダミー)」の略である。



●表2:シリアルナンバーでたどるマイナーチェンジの軌跡

■:ブラックペイントモデル  ■:オリーブペイント(軍用)モデル
製造年 シリアルナンバー カナダ
製造
主要ポイント21の該当(表1参照) 備考
1954 700000  
700001 710000 01,02,03
1955 730001 746450 04,05
746451 746500
746501 759700
759701 760000
775001 780000
780001 780090
780101 787000 06,07
800000  
800001 905000
805001 895100
805101 807500
1956 816001 816900
816901 817000
817001 820500
829851 829999
830000  
830001 837500
837501 837620
837721 839620
839621 839700
839701 840500
840501 840820 C2
840821 844780
844781 845000
851001 854000
1957 854001 858000 11,12,13,14 この頃のM3が最高という評価が多い。
862001 866620
866621 867000
872001 877000
882001 886700
886701 887000
893001 894000
894001 894570
894571 898000
898001 903000
903001 903300 C1
910001 910500
910501 910600
910601 916000
1958 916001 918999 B1
919000  
919001 919250
919251 920500 15,16
920501 920521
920522 924400
924401 924500
1959 926701 928917
950301 951900
951901 952000
952501 954800
954801 955000
957001 959400
959401 959500
961501 961700
961701 966500 17,18
968351 968500
972001 974700
974701 975000
976501 979500
980000  
984001 984200
984201 987000
1960 987001 987200
990751 993500
993501 993750
996001 998000
998001 998300
998301 999999
1000000  
1000001  
1000002 1003700 19
1003701 1004000
1007001 1011000
1014001 1014300
1014301 1017000
1961 1022001 1022700
1022701 1023000
1023001 1027800
1027801 1028000
1032001 1035400
1036051 1036350
1038001 1038800
1038801 1039000
1039001 1040000
1040067 1040068
1040071  
1040601 1043000
1962 1040095 1040096
1044001 1046000
1046501 1047800
1047801 1048000
1055001 1059849
1059850 1059999
1060000  
1063001 1065000 20
1065001 1065200
1065201 1067500
1963 1070001 1074000
1077001 1080000
1088001 1091000
1964 1093801 1097700
1097701 1097850
1097851 1098000
1100001 1102000
1965 1102901 1103000
1105001 1106900
1106901 1107000
1109001 1112000
1128401 1130000
1133001 1134000
1134001 1134150
1134151 1135000
1135001 1135100
1135101 1136000
1966 1139001 1140900
1140901 1141000
1155001 1157590 21
1157591 1157600
1157601 1158995
1158996 1159000
1164846 1164865

71


分類 FAQ
ライカ 贈呈ライカのラッキーナンバー表
説明
1925(大正14)年にライカ(No.130)が発売されてより、ライカの本体に刻まれているナンバーはシリアル・ナンバーで、現在まで連綿と継続されている。このうちのラウンド・ナンバーを、クラシックカメラ愛好家の間では、ラッキー・ナンバーと称している。その根拠は、ライツ社ではラウンド・ナンバーを(全てではないが)世界的に有名な科学者、探検家、政治家、または各国の元首、大統領への贈呈に使用しているからである。以下に、そのラッキー・ナンバーを贈呈された人々の氏名や、本体のシリアル・ナンバー、型式を、内外の諸誌を参考にリストアップする。ただし、ライツ社では正式な贈呈名簿を発表していない。そこでここでは実際に写真、その他で実証出来るものを取り上げている。贈呈ライカの台数は、どの参考文献でも40台に満たない台数であり、シリアル・ナンバーの総数に比して、少数である。贈呈台数は、これらの発表以外にもあると思われるが、実証が出来ない。また、贈呈ライカの最終ナンバーと思われるのは、1970(昭和45)年の、No.1259999のライカフレックスSLであり、これはどの参考文献でも同様である。このことから見ると、ライツ社の贈呈機は、このレオ・ゴドフスキー氏への贈呈で、あとは中止されたと推察される。なお、昭和天皇が皇太子時代、1953(昭和28)年8月5日、エリザベスU世女王の戴冠式に出席の帰途、ウェツラーのライツ社を訪問しておられる。その時のスナップ写真のうちの1枚に、ライカVfと思われるカメラを手にしながら、ライツ社長と談話中のスナップがある。そのライカの正確な型式やシリアル・ナンバーは確認出来ないので、このラッキー・ナンバー表には取り上げていない。
 

シリアルNo. 型式 製造年度 贈呈者名、備考
280 A 1925 ツェッペリン伯爵
1000 A 1926 シュルツ博士
10000 A 1928 ヒュゴー・エッケナー博士(ツェッペリン飛行船、協力者)
25000 A 1929 スヴェン・エディン氏。アジア探検家。(未亡人より、ライツ社へ返納)
50000 C 1930 ウィルヘルム・フィルヒナー博士(チベット探検家)
75000 U 1932 アルフレッド・ピカール教授(成層圏飛行者)
100000 U 1933 レオー・フロベニウス教授(アフリカ探検家)
125000 V 1933 ギュンター・ディーレンフルト博士(国際ヒマラヤ探検隊長)
150000 V 1935 レオ・ゴドフスキー氏(コダクローム方式発明者)
175000 Va 1935 レオボルド・マンネス氏(コダクローム方式発明者)
200000 Va 1936 パウル・ヴォルフ博士(ライカ・カメラによる写真家)
250000 Va 1937 ウィルヘルム・フィルヒナー博士(チベット他、中央アジア探検時に放置してきたNo.50000C型の代替品として再贈呈。)
300000 スタンダード
(クローム)
1938 グスタフ・ウィルマン博士(アグファカラー創始者)
350000 Vb 1940 ウィルヘルム・シュナイダー博士(アグファカラー創始者)
375000 Vc 1941 フィルド・マーシャル・アーウィン・ロンメル氏(第二次世界大戦中のナチスドイツ将軍。ライツ社宛ての礼状あり)
400000 Vc 1946 ウィルヘルム・シュナイダー博士(No.350000Vb損耗し、代替品再贈呈)
450000 Vc 1948 リッヒヤート・シュールマン博士(ドイツ・ユースホステル事業創始者)
500000 Vc 1950 エルンスト・ライツ2世社長へ、ライツ生産500,000台記念
555555 Vf 1951 ダライ・ラマ氏へ。本人の希望により、金メッキ仕上げである。
575000 Vf 1951 アルベルト・シュバイツア博士(ニューヨーク海洋研究家)
600000 Vf 1952 ウィルアム・ベーベ博士
650000 Vf 1953 ギュンター・ディーンフルト2世教授(ヒマラヤ遠征隊)
666666 Vf 1953 エドモンド・ヒラリー氏(エベレスト峰初登頂)
675000 Vf 1953 エーリッツ・ツェルニーケ教授(オランダの位相差顕微鏡発明者)
700000 M3 1955 M3最初のナンバーであり、オーストリアのスキー及び山岳写真家ステハン・クルケンハウザ博士に
1955年6月贈呈された。現在はオーストリアのライカ機関の博物館にある
750000 M3 1955 アンリー・カルチェ・ブレッソン氏(写真家)
800000 M3 1956 コンラッド・アデナウアー(ドイツ首相、裏面右上部に"K.Adenauer" 1956 と刻印あり。)
830000 M3 1956 インド、パンディット・ネール首相
875000 M3 1957 フランス、フィリップ・タランテー氏
900000 M3 1958 アメリカ、エドウィン・ウイッシャード氏
919000 M3 1958 ドイツ、ホイス大統領が訪英時に、エリザベス女王に紋章を刻し贈呈。なお、このライカM3には上部紋章入り。
カバーが損傷した場合に備えて、女王紋章入り特別トップカバーが付けられている。
925000 Tg 1958 前掲のM3と同時にエリザベス女王に贈呈された。
950000 M3 1958 イタリア、トルヴィオ・ロイター氏
980000 M3 1959 アメリカのアイゼンハウアー元大統領へ、ドイツ首相のアデナウアー氏より贈呈
1000000 M3 1960 エルンスト・ライツ3世へ、ライカ生産1,000,000台記念
1000001 M3 1960 アルフレッド・アイゼンシュテッド氏(ライフ誌カメラマン)
1100000 M3 1964 エミール・シュルツ氏
1259999 ライカフ
レックスSL
1970 レオ・ゴドフスキー氏
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分類 FAQ
国産 マキナ67の系譜
説明
1978(昭和53)年9月の「フォトキナ」で発表され、翌年の3月に国内販売が開始されたプラウベルマキナ67は、蛇腹使用の繰り出し式という一見古めかしく伝統的なスペックを踏襲しながら、実は最新の設計と装備を施された6×7cm判のレンジファインダーカメラであった。以下に、このカメラの設計、生産、そして販売を担当された方々の当時のお話を参考に、マキナ67に始まるW67、670、69プロシフトのカメラシリーズの全てを明らかにする。


1.プラウベル社の買収と新型カメラの開発

マキナ67を説明するためには一人の人物をまず登場させなければならない。それは潟hイの初代社長、土居君雄氏である。氏は1926(昭和元)年生まれ、25歳の時、叔父が大阪で経営していた「土居商会」に入る。同店は当時"エレガブランドでカメラをはじめ各種写真用品を販売していた。30歳で独立。九州一円で写真店と写真スタジオを対象に写真機材の二次卸しを業とする「土居商店」を福岡市博多区冷泉町に設立する。1959(昭和34)年には「株式会社ドイ」となり、以後ネットワークを生かして急成長を始める。1961(昭和36)年には福岡市にカラー時代を見定めて、九州中央現像所を設立、1964(昭和39)年にはクレジットを先取り、カメラ自販部を開設。1967(昭和42)年には古巣の大阪の「土居商会」を買収、量販店とタイアップしてチェーン店運営をはじめる。翌年には「カメラのドイ」のネットワ一クが急速に拡大しはじめる。1969(昭和44)年には東京に潟hイテクニカルフォトを設立、プロユースの写真処理の充実をはかった。1970年代に入ると「東京ラボ資材」「潟hイAV」などを設立、広島に「カメラのドイ」を開設、また、ニューヨークにも駐在員事務所を開設、海外商品販売部門としてドイインタープロフィアも設立している。そして1975(昭和50)年には「カメラのドイ」が首都圏の新宿で1号店をオープンする。いよいよ「マッスを指す」を合言葉に、ドイの全国進出の基盤整ったのである。

1975(昭和50)年の時点で潟hイは、東京、大阪、広島、北九州など国内1都5県にわたる94の専門店チェーンを展開していった。さらに、ニューヨークではスタジオ、ラボ、DPEチェーン(後に7 HOUR PHOTO、国内でも展開された)を経営していった。土居君雄氏は常に「生産、販売、フィニッシング」を経営の3本柱にしたいと考えていた。その土居氏に、日本国内ではなく、ドイツの古い歴史を持つ小さなカメラメーカーの情報が伝わってきた。それはフランクフルトにあるプラウベル社であった。プラウベル社は1902年に、フォクトレンダー社の販売部門を担当していたヒューゴ・シュラダー(Hugo Schrader)氏が設立した会社で、最初は写真用品を販売し、ついで独自のレンズ製造を行い、カメラの製造も着手しいる。最も有名なのは、6×9cm判レンジファイダー、レンズ交換式のマキナである。ちなみに、このカメラシリーズは1912年の6×13判のステレオマキナと6×4.5cm判のマキナから始まり、1920年には6×9cm版が登場、1924年にはアンチコマー100mmF2.9レンズが装着され、1932年には新コンパー付きになった。そして1933年にはレンジファインダー付きになり、その前年にアクセサリーとして発売されたロールホルダーとの組み合わせで速写性が売りものであった。1936年になると、レンジファインダーに加えて、コンパーシャッターの前面をクイックチェンジマウントとし、標準にアンチコマー100mm F2.9、広角はオルター73mm F6.8、望遠にテレマキナー19cm F4.8の交換レンズ式と改良されたマキナUSとなった。第二次大戦後の1949年にはMXシンクロ付きのV型となり、1956年には専用のシンクロ接点を併設したVRRとなって、このシリーズは1960年代で終わってしまう。

プラウベル社は、このほかにも、1931年のベストフイルム使用の3×4cm判マキネッテ、1935年のレンジファインダー式6×4.5cm判スプリングカメラのロールOPなど、今でも人気のあるカメラを製造をしているが、1960年代に入ってからは、もっぱらペコユニバーサルやペコジュニアなどのビューカメラや、スタンドなどのスタジオ向けの写真用品をメインの業としていた。プラウベル社の経営はヒューゴ・シュラダーの死後、共同経営者であった息子のゲッツ・シュラダー(Goetz Schrader)氏が担当していたが、老齢となり(1907年生まれ)、事業の存続も考えたが、結局、売却を決断したのである。1975年4月、売却先は、日本のドイグループであり、それはプラウベル社のビューカメラの日本代理店である「インタープロフイア」を通じた緑であった。

土居氏はすぐさま、新型カメラの開発を命じる。ゲッツ・シュラダー氏は取締役に留まり、引き続き設計部門を担当することになった。土居氏の企画した新型カメラは、かねてからの念願である「生産、販売、フィニッシング」の支えるものであり、かつ、それまでのカメラにはない性格を備えていなければならなかった。当時、日本でも有数のクラシックカメラのコレクターでもあった氏にとって、かつてのマキナの現代版を目指すのは当然のことであったであろう。しかし形式は古めかしい殻をまとっていても、最新のテクノロジーが装備していなければならない。土居氏は着々と手を打っていった。



2.曲折を経てマキナ67デビュー

潟hイがプラウベルを買収してから1年半後、1976(昭和51)年9月の第14回「フォトキナ」のプラウベルのブースには見なれない箱型のカメラが展示されていた。銘板にはマキネッテ67とあった。カメラには張り革はなく、金属ボディーの全体をプラスチックで被い細いシボが付けられていた。カメラ上面右側にある距離計ダイヤルを動かして∞の位置にすると、シャッター/レンズが装着された前板がせり出し、手でカチッと止まるまでセットする。と同時に、ファインダーが斜めに立ち上がって撮影準備完了となる。前板を支えるタスキや、前板とカメラ本体をつなぐ蛇腹は旧マキナと同様の構造であったが、距離計連動用のギアトレインのアームが目新しかった。注目のレンズは4群6枚構成の、このカメラのためにデザインされたニッコール80mm F2.8、シャッターはセイコーの電子シャッター(No.0、4〜1/500秒)で、受光素子は当時最新のGPD。絞り優先式AEで、ファインダー内左側にはシャッタースピードがLEDでポイント表示されるものだった。ファインダーは採光式のブライトフレーム、二重像合致式であった。フィルム巻き上げはレバー式であるが、フィルム装填の仕方はかなり変わっていた。カメラ背面にある二つのノッチを操作すると、プレートが外れる。フィルムはこのプレートに装填し、ボディー内のギアと連結して巻き上げられるようになっていた。画面サイズは6×7cm、実画面は56×67mmであった。カメラの大きさと重さは、横160×高さ128×奥行き120mm(畳み込むと57mm)、重さは1kg未満と発表されていた。特徴あるボディーデザインは、ミュンヘン工芸大学のウドー・M・ガイスラー教授の手によるもので、旧マキナを現代に甦らせたものであった。

しかし、このプラウベル製の試作機は土居氏にとっては全く不満であった。特に、カメラの大きさと重さは手持ち撮影の範囲を超えていると思われた。さらに、ポップアップするファインダー、そして独特なフイルム装填もユニークな構造ながら、実際的ではなかったのである(カメラの重さは1560g)。土居氏はプラウベル社での開発と併行して日本国内で、カメラの基本コンセプトはそのままに別なアプローチを求めることにした。その相手先は、旧知の仲であった小西六(現
コニカ)の当時の社長、冨岡弘氏であった。カメラ業界を見渡しても、ブローニーフィルムを使用するカメラの製作経験があるメーカーは限られている。その中でも小西六は、コニオメガなどOEMもこなしており、適任だった。冨岡社長は設計部長の内田康男氏を指名し、その任を与えた。内田氏はベテランのメカ設計と電気回路設計者の二人に設計を担当させることになる。二人の設計者が実現したカメラは、プラウベルのマキネッテ67よりも小型に、そしてシンプルなものとなって1978(昭和53)年9月の「フォトキナ」に「マキナ67」としてデビューすることになった。

土居君雄氏は写真に関するあらゆる領域をビジネスチャンスにしていた。しかし、それにはセンスが必要であったが、氏には独特のものがあった。カメラ作りにしても、まずセールスポイントとしてのニッコールレンズの採用。第二に、プラウベルの名から来るドイツ製品の伝統ある良いイメージ。そしてカメラ自体のユニークさであった。土居氏が目指したものは、一般の店が扱うアマチュア用ではなく、カメラを良く知る高級アマチュア、そしてプロフェッショナル向けであった。当時の業界ではその分野のカメラがかなり固定化しており、その中にマキナ67が入り込んでいく余裕が十分あると見ていたのである。これは氏がディーラーとスタジへの二次卸しから商売を始めたことからの感覚であろう。また、新宿西口1号店の2階のブースの商品展開などは、いかにも高級アマチュアやプロユースの商品、マキナはじめ、マジェスティック三脚などの撮影機材、外国製の引伸機、そして暗室用品、印画紙など、他の店とは一味も二味も違っていた。

さて、国産のマキナ67は、プラウベルのマキネッテとはどこが違っていたのだろうか。それは第一に、大きさと重さである。横162×高さ115×奥行き56.5mm(使用時は112.5mm)で1250gであった。これは特に高さが15mm低くなって、バランスが整えられた。これにともないファインダー系が大幅に変わり、また、フイルム装填、巻き上げも普通の形式になった。特にフィルム巻き上げレバー、シャッターレリーズ、距離合わせは同軸となり、操作性を大幅に向上させている。露出の測光関係は受光素子のGPDがレンズ前端から、距離計の二重像部分を測光する方式になり(ボディー背面、レバーの左部分にあるボタンを押しながらシャッタースピードおよび絞りを調節して、ファインダー内部の3点LEDを点灯させ測光する)、シャッタは完全メカニカルのコパルNo.0が採用された。シャッターチャージ、およびレリーズには金属ワイヤーとプーリーの組み合わせで対処している。全般的に見て、日本的なスッキリとした構成となっていた。カメラ雑誌でも、ライツミノルタCL以来の日独合作カメラとして、久しぶりの蛇腹使用の折り畳み式カメラとして好評を持って迎えられ、15万8000円という割り合い高いプライスカードが付けられたにもかかわらず、人気商品となった。カメラの生産は、小西六の設計、コパルシャッター使用ということで、コパルの各種製品の組み立て工場であった、コパルコーオン鰍ナラインを組んで始められた。製品点数は多かったが、協力工場でユニット化されて納入され、組み立て段階での調整は割り合い多く必要であったという。

カメラの設計は小西六の技術者の手で行われたが、ドイ自身もカメラ生産、販売の担当者を置かなければならない。それらも最初は土居氏の長い業界生活のツテで集められた。集まった人々は同じカメラ業界で主として海外で仕事をしたセールスエンジニアたちであった。そして新たに学卒で入ってきた人たちも含め、海外担当が4人、国内担当が6人の体制であった。コパルコーオンでの生産は順調に行くかと見えたが、ユーザーからのクレームによる、考えもつかないトラブルが発生した。カメラに採用したドイツ製蛇腹のピンホールによる光線もれであった。メーカーサイドでは急遽ラインを止めて、部品としての蛇腹を全数チェックし、ドイツのメーカーに至急の再注文を行う。しかし、カメラの重大な部品である蛇腹の欠品はラインを止めてしまった。再度輸入した蛇腹も畳んだ時の規定寸法に合わないものが多かった。ラインは止まりがちになる。しかし、多くの訓練された人員が張りついたラインをくずすわけにはいかない。ドイの生産担当者は苦渋の日々が続いた。そんな時、業界の昔から知人、マミヤ光機の社長、石田外男氏から、「ブローニーカメラの生産は集約した方が良い。うちで作らないか」という提案があった。問題の蛇腹はシバタマミヤで作らせるという決断であった。
1981年6月の時点でマキナの生産は設計図面も含めて、埼玉県越谷市のコパルコーオンから浦和市のマミヤ光機へ移動することになった。マミヤ光機では、新たにラインを作り、部品の協力工場もマミヤ関係に移し、生産を強化することになる。

そして1981年12月には新製品のマキナW67を発表する。これは装着レンズをニッコール55mm F4.5(4群6枚)とし、画角77度、35mm判に換算して28mmレンズに相当する広角専用カメラであった。そのほか、マキナ67と比べて外観で大きく違っていたのは、ボディー前面にすべり止め用のリブが付けられたことであった。これも、国内にあったガイスラー教授の代理店であるデザイン事務所を通じて造形されたものであるという。このカメラもユーザーには愛されることになる。プロユースではハンディな集合写真用に、また、風景を多く撮る写真家には畳み込めて、携帯に便利ということで今でも手ばなせない人が多いらしい。価格は198,000円であった。

続いて、プラウベル69Wプロシフトが発売された。このカメラは外観から想像される通り、ドイ側の仕様要求をマミヤが具体化したものだが、そのルーツは、アメリカのバーレイ・ブルックス商会の発注でプラウベルが製造し、1960年に発売されたブルックス・プラウベルベリワイドにある。またそれに続き、1970年頃にマミヤがやはりブルックスの注文で製造した、ブルックスベリワイド。さらにそれをシフト、ライズを可能にした69W1型と呼ぶべきものの実生産化であった。この一連のモデルはシュナイダーのスーパーアンギュロン47mmを装着し、6×9cm判に対し画角約100度を実現していた。プロシフトは、日本からシュナイダーへコパルシャッターを送り、ドイツでスーパーアンギュロン47mmF5.6と組み合わされ、専用のヘリコイドに入ってきたものをマミヤでボディーとドッキングされた。このカメラの売りは上方向17.5度、横方向15度のシフトアオリであり、フレームファインダーとビューファインダーが連動していた。ユーザーは建築写真に、また大集合写真に便利に使っているという。本体価格が37万9000円、超広角レンズの周辺光量低下のためのセンターフィルターが4万8000円であった。

1984(昭和59)年、マキナ67を全面改良したマキナ670が発売された。このモデルは、ユーザーの要求をかなり満たしたもので、120/220フイルム兼用、ホットシューの設置がされていた。アクセサリーもパームグリップなど充実を示していた。価格は18万7000円であった。このカメラと同様に、W69プロシフトも改良が行われつつあった。これはフイルムバックの交換で、試作機も出来上がり、生産に移すべく作業をしていた。



3.カメラ生産の中止と販売の終了

1984(昭和59)年3月、ちょうど「日本カメラショー」の初日であった。驚くべきニュースが流れた。大沢商会倒産、マミヤもそれに続いた。ドイでは、とにもかくにも、マミヤにあるカメラの保全につとめた。倒産した会社からは、物も人材も離れていってしまう。そして同年8月、土居氏はカメラの生産の中止を決定する。周りにいた社員は社長のその表情が忘れられないと言う。土居氏は休止と宣言していた。マミヤはコスモエイティグループの参加により再建。1986(昭和61)年1月には、マミヤより最終の出荷を受けた。マキナシリーズは1987(昭和62)年には、販売を終了することになった。マキナの販売は、最初はドイ国際開発部が担当、全国250のマキナ扱い店を組織し、1982年からは、ドイインターナショナルとして、SL2000F、SLX、SL66などのローライ製品も扱っていた。土居氏はなんとか、マキナの再生産を希望していた。先に書いたが69Wのフィルムバック交換モデル、そしてマキナ67シリーズのセミ判化のプランもあった。加えて、1990(平成2)年の「フォトキナ」はアンダーテーブルながら35mm蛇腹のカメラのモックアップも提示していた。これはチノンとの共同開発モデルだった。がしかし、土居君雄氏自身が病いに倒れてしまう。残念ながら、マキナシリーズは本当に終焉を迎えてしまうことになった。

最後にマキナシリーズ生産台数を書いておこう。マキナ67はコパルコーオンで生産したものが約15,000台。マミヤに移ってから約2,000台、計17,000台。W67が約3,500台。670が約4,000台。69プロシフトが約1,200台であった。マキナシリーズは今でも熱烈に支持するユーザーが多い、マニアックなカメラ群である。佐藤茂男氏は、1978年にドイ国際開発部に入社、マキナシリーズの生産にかかわってこられ、シリーズ終了後にはメンテナンス担当となる。1998年5月に佐藤氏は独立をして、多くの純正サービスパーツと共に引き続いてマキナシリーズのカメラの修理を行っている(泣}キナサービス)。

●マキナ67諸元

型式:6x7cm判蛇腹折り畳み式距離計連動カメラ/レンズ:ニッコール80mm F2.8(4群6枚)/撮影最短距離:1m/画角:58度/フィルター径:58mm/シャッター:コパルNo.0、B・1〜1/500秒 X接点/ファインダー:二重像合致式、パララックス自動補正、視野率85%、倍率0.65/露出計:GPD使用中央部重点測光、連動範囲EV3〜18、酸化銀電池2個使用/大きさ・重さ:H115xW162xD56.5mm・1,250g/120フィルム使用

●マキナW67諸元

型式:6x7cm判蛇腹折り畳み式距離計連動カメラ/レンズ:ニッコール55mm F4.5(4群6枚)/撮影最短距離:80cm/画角:77度/フィルター径:62mm/シャッター:コパルNo.0、B・1〜1/500秒 X接点/ファインダー:二重像合致式、パララックス自動補正、視野率85%、倍率0.52/露出計:GPD使用中央部重点測光、連動範囲EV4〜18、1.5V銀電池2個使用/大きさ・重さ:H115xW162xD56.5mm・1,250g/120フィルム使用

●マキナ69Wプロシフト諸元

型式:6x9cm判ワイドレンズ付きアオリ可能カメラ/レンズ:シュナイダースーパーアンギュロン47mmF5.6(4群8枚)/撮影最短距離:50cm/画角:93度/フィルター径:77mm(アダプターリング使用)/シャッター:コパルNo.0、B・1〜1/500秒 X接点/シフトアオリ:上方向17.5度、横方向15度/ファインダー:スポーツファインダーおよび光学式ビューファインダー/大きさ・重さ:H125xW205xD132mm・1,600g/120、220フィルム兼用

●マキナ670諸元

型式:6x7cm判蛇腹折り畳み式距離計連動カメラ/レンズ:ニッコール80mm F2.8(4群6枚)/撮影最短距離:1m/画角:58度/フィルター径:58mm/シャッター:コパルNo.0、B・1〜1/500秒 X接点/ファインダー:二重像合致式、パララックス自動補正、視野率85%、倍率0.65/露出計:GPD使用中央部重点測光、連動範囲EV3〜18、SR44およびLR44を2個使用/大きさ・重さ:H120xW162xD62.5mm・1,345g/120、220フィルム兼用
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分類 FAQ
国産 レンズ:ズノー「眼より明るい ZUNOW F1.1 50mm」について
説明
ZUNOW 50mm F1.1。1950年代当時では、5cmの標準レンズとして常識外れのF1.1という明るさを誇る、後玉の突出(初期型は、ピンポン玉のような球状のレンズが飛び出ているように見える)が特徴のレンズである。

以下では、本レンズの変遷を光学系と外観の特徴によって分類し、それぞれTYPET・V・V、初期型・中期型・後期型として説明する。


1.TYPEI(通称ピンポン玉)

初期型の通称「ピンポン玉」と呼ばれる後玉が丸く飛び出た異質なレンズは、浜野道三郎氏により設計・開発されたものである。浜野氏は日本光学(現・ニコン)出身の光学技術者で、本来はレンズ研磨の専門家であった。戦時中に軍の要請で開発したというレントゲン撮影用の5cm F1.2を基本に、レンズを磨きながらのまさに手作業同然の試行錯誤の末、設計・製品化された。1953(昭和28)年のことである。

新種ガラスを用いずにF1.1の明るさと、周辺光量や解像度を出すための苦心の設計とはいえ、発表当時から「出目金の目玉のような」と椰捻される異形なレンズであった。現在のところ知られる最も早いシリアルナンバーは当時の写真雑誌の新製品ニュースに載った写真のNo.150xといわれる。No.250xのサンプル刻印の入ったレンズも確認されているが、市販された製品としてはライカマウントのものは3500番台からであると思われる。また、ニコン(あるいはコンタックス)内爪マウント用のものは50xxのシリアルナンバーが与えられているものが多い(一部例外あり)。ちなみに、ニコン用、コンタックス用の判別はこのタイプには刻印などの目印がないため不明確であるが、例えば、No.513xはニコンにはフィットするが、コンタックスには緩くしかはまらない。このTYPETは5300番台まで作られたようである。ただし、4000番台の製品はまだ未見であるので何らかの都合で大きく欠番していると考えている。理由としては、ライカ用とニコン内爪用の大きく外観の違う2種類のレンズを製造するのでわざと番号帯を離す必要があったのか、単に縁起をかついで4から始まる番号を避けたのではないかと推察される。


(1)初期型

外観の特徴としては絞りの配列が1.1、1.3、1.5、2、2.8、3.5、4、5.6、8、11、16と並んでいる。鏡胴も厳密には何種類かあるようだが、ライカマウントの場合、くびれた形をしており、絞りリングもフォーカスレバーに近いところにある(首絞り)ために操作しづらく、絞りにクリックがないために誤って動かしてしまうことがある。


(2)中期型

絞りの配列が1.1、1.4、2、2.8、4、5.6、8、11、16と並んでいる。初期型で誤操作を生じやすかった首絞りが改善され、距離計用レンズではオーソドックスな頭の部分に絞りリングが移された。絞りクリックも備わり、操作性も向上した。画期的な大口径のレンズとして、また、ドイツやアメリカなどの光学先進国でも作られていない夢のレンズとして大いに注目されたデビューを飾ったZUNOWであるが、その光学的性能はあまり誉められたものではなかったのも事実である。特に、絞り開放時のフレアーの多さと、絞り込むにつれ、周辺が暗くケラレてくるといった初期型の評価はかなり辛辣であった。


2.TYPEU

ZUNOWが発表された頃、帝国光学研究所は二人の優秀な光学設計者を迎え入れる。日本光学出身の国友健司氏と八洲光学出身の藤陵厳達氏である。この若い設計者は後にZUNOW35mm F1.7や、100mmF2などの大口径レンズも設計するが、初めに任された仕事は主にTYPETの性能向上であった。彼らは新しい光学理論とわが国で実用化したばかりの屈折比の大きい新種ガラスを用いて、浜野道三郎氏の設計したTYPETの欠点の解消に努めた。やがてそれは完成し、1955(昭和30)年に発売された。まだフレアーの発生には不満が残るものの描写性能はおおむね良好で、「しかし、このレンズの生誕当時からの性能を知っている人達には、今日のこの成長した姿を知ると、まことにこれを生む努力に敬意を表さぬわけにはいかないと感じるであろう」と、レンズ・テストで評価されるほどの著しい改善であった。5400番台から製造されたTYPEUの外観は、TYPETの中期型で示したのと同じ特徴を備えている。もちろん、後玉は飛び出てはいない。ニコン用とコンタックス用の識別のための刻印もなされるようになった。また、ごく一部の個体には鏡胴の仕上げをピカピカのメッキから梨地仕上げに変更したものもある。1954(昭和29)年に帝国光学研究所は帝国光学工業株式会社に、さらに1955(昭和30)年にはズノー光学工業株式会社に社名を変更している。そのため、5500番台の途中からレンズ前面のリングに刻まれた銘が「Teikoku kougaku」から「Zunow Opt.」に変更されている。


(3)後期型

ニコンマウント用は5900番台、ライカマウント用は6100番台の途中から鏡胴の形体が変更された。と同時に、それまでZUNOWの特徴であったピカピカに輝くメッキ仕上げから黒色塗装仕上げに変更になった。外からの観察からは光学系に大きな変更はないようである。No.648xの個体まで確認されている。ライカ用、ニコン・コンタックス内爪用がある。


3.TYPEV

ほとんど知られていないが、全面新設計によるZUNOW最終型であるとされているもの。7000番台のシリアルナンバーが与えられたライカマウントのものが極く少数確認されている。7000番台のシリアルナンバーはレオタックスFをズノーが購入し、セット販売されたZUNOW 5cm F1.3に与えられた番号帯であると思われるが一部に混在している。外観は黒色塗装で、それまでZUNOWの特徴であったくびれた鏡胴を捨て、寸胴な形をしている。なお、ZUNOW 5cm F1.3はZUNOW 5cm F1.1の前玉の周辺部が極く薄いために製造に困難を伴い、また、製品として出荷できずにいたものを有効利用するため、急遽、口径比を小さく再設計したものであるといわれている。1961(昭和36)年にズノー光学は倒産してしまうが、それまでに正式に会社から新製品としてTYPEVはアナウンスされた形跡がないため、実際に市場に正式な製品として発売はされなかったものと思われる非常に謎の多いレンズである。


4.改良型

前述の通りに、TYPETの市場での描写性能の評判が芳しくないこともあり、また同時に、富士写真フイルムから新種ガラスを用いたFUJINON 5cm F1.2が発売され、帝国光学としても改良製品の開発は急務であった。それは販売と同時進行で進められたと思われる。突然変異的に、それまでの製品とは特徴の異なる製品を見つけることがある。以下に、確認されている個体の特徴を述べる。


(1)TYPET改 No.372x(ライカマウント)

本来ならTYPET・初期型の特徴を備えているはずの個体であるが、中期型の鏡胴で、その横から観察すると前玉が鏡胴より飛び出ている。全体の光学系の全長もTYPET・初期型より長いことが確認されている。付属するキャップもドーム型のものであった。


(2)TYPET改 No.513x(ニコンマウント)

中期型の特徴を備えた鏡胴である。後玉がTYPETのように(ピンポン玉のように)大きく飛び出していないが、明らかに凸(オハジキ玉)に出ている。前玉の曲率もTYPETのよりなだらかなものが使われている。


(3)TYPEU改 No.616x(ライカマウント)

TYPEU・中期型の確認された最後の番号帯であるが、面白いことに「S-ZUNOW」銘である。赤文字で「S-」が刻まれているので何か違う味つけがされているものと思われるが、外よりの観察ではTYPEU・中期型との光学系の差異は見い出せなかい。ちなみに、No.617xから黒鏡胴の後期型が確認されている。


その他にも細かく分類すればコーティングの違い、ローレットの刻み、絞りを回す方向が右回りと左回りがあること、m表示/feet表示などの違いが存在する。
 
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