* 専門用語は単語をクリックすれば説明を見ることができます。
●チャート(株購入時の判断材料となる価格変動状況を示した表)の活用
株式を購入する際には、銘柄選択(投資対象の企業)に関する知識<ファンダメンタル分析>と売買時期(株価変動)に関する知識<テクニカル分析>が必要となる。おおおまかな基準(経常収益率・PERなどを参考)を設けて銘柄をいくつか選択し、以下で説明するチャートの原則にあった銘柄のみを選り抜いて、購入を図るのがもっとも効率的である。実際は、企業財務状況が幾ら優れた株を購入しても、売り時、買い時が悪いと投資効果は上がらない。株価は、上昇・一服・下降を繰り返しながら底値圏(価格が下がりきった辺り)・中段保合圏(真ん中ら辺)・天井圏(価格が上がりきった辺り)という3つの局面を描く。各局面であらわれる特徴を掴み、チャートの原則を踏まえながら、よりリスクを少なくするよう投資していくことでより効果的な投資を行える。なお、チャートには色々な種類があるが、ローソク足・トレンドライン・移動平均線の3つを理解しておけばまずは十分である。
具体的にチャートに触れたい場合は「ヤフーファイナンス」がおすすめ。以下にアクセス方法を説明する。(例:ソニー<6758>)
1)ヤフーファイナンスのページ(http://quote.yahoo.co.jp/)にアクセスする。
2)入力欄に「ソニー」もしくはソニーの証券コードである「6758」を入力し、右の「検索」ボタンを押す
3)「ソニー」と名のつく銘柄一覧が表示されるので、「ソニー(株)」の「チャート」のリンクをクリックする
4)ローソク足、移動平均線を伴ったチャート(表)が表示される
5)下にある「1日(標準)」「3ヶ月」「1年」「2年」「5年」「10年」をクリックし、長期視点・短期視点でチャートを見比べてみる
○ローソク足:チャートにある、縦に伸びた白い線や黒い線。
○移動平均線:水色とピンク色の波線。
○トレンドライン:ヤフーファイナスのチャートには載ってない。投資関連雑誌に掲載されている、アナリストの分析コメント付きのチャートに載っていることがある。 |
●ローソク足の見方
ローソク足は、始値・終値・高値・安値を端的に示すもっとも優れたチャートである。
| <- 高値
| <-
ひげ(線の部分)
■ <- 始値
■ <-
実体(箱の部分)
■ <- 終値
|
| <-
安値 ローソク足 例)陰線
(1)ローソク足のパターン
ローソク足には、おおまかに分けて3つのパターンがある。
1)陽線
例:(始値:480円 高値:520円 安値:460円 終値:500円)
まず、始値480円と終値500円で箱をつくり、続いて高値520円、安値460円までの線を各々引く。この場合、始値に対し、終値が高いので、始値と終値でつくられる
箱を白くする。これを陽線と呼ぶ。
2)陰線
例:(始値:500円 高値:520円 安値:460円 終値:480円)
まず、終値480円と始値500円で箱をつくり、続いて高値520円、安値460円までの線を各々引く。この場合、始値に対し、終値が安いので、始値と終値でつくられる箱を
黒くする。これを陰線と呼ぶ。
3)寄引同事線
例:(始値:500円 高値:520円 安値:480円 終値:500円)
始値と終値が同一のケース。箱の部分の長さがなく線状になってしまう。
高値までの線を上ひげ。安値までの線を下ひげ。箱の部分を実体と呼ぶ。
(2)ローソク足の見方
次に、ローソク足の見方を説明する。。ローソク足の強弱を見るには、陰陽の別・実体の長さ・実体とひげの3つのポイントから測る。
1)陰陽の別
陽線は始値に対し終値が高いもの、陰線は始値に対し終値が安いものを指す。従って、上昇相場では陽線が多くなり、下降相場では陰線が多くなる。
2)実体の長さ
実体の長さで相場の強弱が測れる。
3)実体とひげ
実体から上に伸びた線を上ひげ。実体の下に伸びた線を下ひげ。ひげのないローソク足を坊主と呼ぶ。ひげのあるローソク足では実体の陰陽の別、ひげの長さで
相場の強弱を測る。
上記をもとにしたローソク足の強弱順を以下に示す。(強い:底値圏での上昇シグナル。弱い:天井圏での下降シグナル)
<--
強い 弱い -->
□ □ | ■ | ■ 左から「陽の丸坊主」「陽の大引坊主」「陽の寄付坊主」「陰の寄付坊主」
□ □ | ■ | ■ 「陰の大引坊主」「陰の丸坊主」
□ | □ | ■ ■
□ | □ | ■ ■
<--
強い 弱い -->
□ | | 寄付同事線に近いタイプ。左から「首吊り」「かなづち」「捨子線」
| | |
| | ■
| ■ |
<--
強い 弱い -->
| − | 寄付同事線。左から「トウバ」「トンボ」「十字線」
| | |
| | −
| | |
− | |
(3)2本のローソク足
次は、ローソク足を隣り合う2本の線から判断する方法を説明する。2本の線の組み合わせには不連続線と連続線がある。
1)不連続線
2本のローソク足の間の値がとんでいるものをさす。2本のローソク足の空間を窓という。上に窓が開く場合は強い動き、下に窓が開く場合は動きが弱い。
□
<--
隣り合うローソク足の間の値がとんでいる。
□
□
2)連続線
2本のローソク足が一部重なっているものをさす。その中でも、大陰陽線の実体の中に、より小さな陰陽線や十字線がおさまっている型をはらみ線と呼ぶ。大陰線による
はらみ線は強い動き、大陽線によるはらみ線は動きが弱い。
□
□ □ <--
すっぽりおさまっている。
□ □
□
(4)3本以上のローソク足
さらに、ローソク足を3本以上の組み合わせで見る方法を説明する。小陽線3本以上・W型・三尊型がある。
1)小陽線3本以上
底値圏において小さい陰線が3本以上連続する型をさす。間に十字線が含まれていても構わない。下げ止まり状態をしめしている。
2)W型
底値圏において、谷を描くラインが、Wを形成するもの。同じように下げ止まりの典型と言える。
3)三尊型
天井圏において、山を描くラインの先が、3つに分かれているもの。真ん中の先端が突出している。人気化したがそのエネルギーが
弱まった状態をさす。
(5)ローソク足の合成
今度は、ローソク足を合成して捉える方法を説明する。型を理解しずらい時は、合成して把握することでわかりやすくなる。
1)窓の合成
窓が開いている、隣り合うローソク足は、ひとつの大陽線(大陰線)とみなし、合成することが可能。
2)かぶせ線の合成
前の週に、陽線を形成した後、翌週、前週の陽線実体の範囲内で終値をつけた陰線をかぶせ線と呼ぶ。上昇傾向が上から抑えつけられてしまった状態をしめす。
天井圏において、このかぶせ線の高値を抜けない状態に陥ると売りの合図となる。かぶせ線を合成すると上ひげの長い線となる。
-->
合成後
> ■ |
□ ■ |
□ ■ |
□ > □
□ > □
(6)ローソク足で見た相場の転機
最後に、相場の転機となるロウソク足の型を記載する。投資の参考にしていただきたい。
1)底値圏での転機
長大陽線、長い下ひげ、十字線、窓、突込み陽線、V字型、毛抜き底、つつみ線、はらみ線、小陽線3本以上
2)天井圏での転機
長大陽線、長い上ひげ、十字線、窓、上放れ陰線、逆V字、毛抜き天井、つつみ線、はらみ線、小陰線3本以上
| | □ |
□ ■ | | | <--
左から、長大陽線、長大陰線、長い下ひげ、長い上ひげ、十字線
□ ■ | | −
□ ■ | | |
□ | | ■
> □ ■ > ■ > > >■ <-- 左から、上に開く窓、下に開く窓、突込み陽線、上放れ陰線
> > > > ■■ > > > >
□ > > ■ >■ > >□ >
□ > > ■ >> > □□ >
> > > > >>□ □ > >
■| |■ ■> || <--
左から、V字型、逆V字型、毛抜き底、毛抜き天井
■□ □■ ■□ □■
■□ □■ |□ □
|□ □> || □
|□ |■ □| ■| <--
左から、つつみ線、はらみ線
■□ □■ □■ ■□
|□ |■ □| ■|
>||□ |
□□□> ■■■| <--
左から、小陽線連続3本以上、小陰線連続3本以上
□>|> >|■■
>>>> >>>|
●トレンドラインの見方
トレンドラインとは傾向線のことを言う。値動きの転機となっているポイントを2つの選択し、一本の線でつなぐ。そうして引いたラインは相場の傾向を知る上で役に立てることができる。
1)上値抵抗線(下降トレンドライン)
下降相場の銘柄について、まず指標となる起点をグラフ上の高値となるポイントから決定する。もう一点、高値のポイントを選択し、両ポイントを線で結ぶ。この線を
上値抵抗線と呼び、このラインを株価が突破すれば買い時となる。この時点で出来高の急増や長大陽線を待ち、株購入に備える。
/\
>>\
>>>\/\ <--
下降気味の銘柄について、高値のポイントを2つ選択し、線をひく
>>>>>>\/\ (例:赤色の頂点となる部分を線で結ぶ)
2)下値指示線(上昇トレンドライン)
上昇相場の銘柄について、まず指標となる起点をグラフ上の安値となるポイントから決定する。もう一点、安値のポイントを選択し、両ポイントを線で結ぶ。この線を
下値指示線と呼び、このラインを株価が下に突き抜ければ売り時となる。この時点で出来高の急減や長大陰線を待ち、株売却を行う。
3)上昇チャネル
主に人気の強い銘柄にあらわれ、上値抵抗線と下値指示線がほぼ平行して切り上がっている型をさす。この型で上昇抵抗線を突破してくればかなりの買い時となる。
出来高が急増してくれば、一気に人気度がアップしていく。
>>>>>>>>>>>>/
>>>>>>>>>>>/
>>>>>>>>/\/ <--
上値抵抗線と下値指示線がほぼ平行
>>>>>>>/ (赤色のポイント同士を結んだ線と、緑色のポイント同士を結んだ線が平行)
>>>>/\/
\>>/
>\/
4)ボックス型
上昇チャネルの変則型。上値抵抗線と下値指示線が水平状態で、高値と安値が限定された値幅の中で動いている状態をしめす。主に底値圏であらわれることが多く、
株価がこのボックスの上限を突き抜ければ買い、下限を突き抜ければ売りとなる。
\>>>>>>>>>>>>>
>\>>>>>>>>>>>>
>>\>>>>>>>>>>>
>>>\>>>>>>>>>>
>>>>\/\/\/\/\/ <-- 高値と高値、安値と安値を結んでおおまかなボックスをつくる。
5)三角型
中段の保ち合い圏ではいろいろな型の三角型があらわれる。中段の保ち合い圏では、利食いの売りと押し目の買いが交錯するため高値と安値が限られた幅で動き、
三角型をなす。高値と高値、安値と安値を線で結び、おおまかな三角型をみつける。この三角型を上に突き抜ければ買い、下に突き抜ければ、売り時となる。上に
突き抜ける場合、出来高急増・大陽線・窓などの上昇傾向を待ち、購入に備える。
>>>||| <--
高値と高値、安値と安値を結んだラインが三角形状になる
|||||| (赤色のポイントを結んだ線と、緑色のポイントを結んだ線が三角形)
|||| 上辺の傾斜と下辺の傾斜が右上がりの状態なら理想的な上昇傾向
||
|
6)フシ
フシとは前につけた株価をさす。
>>>>>>>>>/\ <--
転機となるフシを線で結び、判断材料とする。
>>>>>>>>/>>\
>>>>>>>/>>>>\/
>>>>/\/
\>>/
>\/
●移動平均線の見方
もっとも分かりやすいチャートであり、株価の動きをひとつの流れとして捉えることができるのが移動平均線である。その作り方は簡単で、例えば5日移動平均線なら直近5日分の株価を合計し、5で割れば、その期間の平均株価が出る。そのポイントを過去分まですべて計算していき、線でつなげれば平均線が求められる。代表的なものに25日線、75日線、100日線、13週線、26周線があり、期間が短い程、変動が大きくなる。
移動平均線を参考にした買いのポイントは以下の通り。なお、指標は13週平均線を参考にするのがよい。
1)移動平均線が下降した後に、横ばいとなるか、または上昇し、かつ株価がこの移動線を上に抜く場合
2)移動平均線が上昇傾向の際、株価が移動線を下回り、再び上昇して移動線を上に抜く場合
3)株価が移動平均線の上にあって、移動線に向かって下落しながら移動線を下回らず、再び上昇する場合
4)株価の下落があまりに急で、しかも下降している移動平均線より大きく下に離れている場合。短期的な反騰あり。
売りのポイントは以下の通り。
1)移動平均線が上昇した後に、横ばいとなるか、または下降し、かつ株価がこの移動線を下に抜く場合
2)移動平均線が下降傾向の際、株価が移動線を上回り、再び下降して移動線を下に抜く場合
3)株価が移動平均線の下にあって、移動線に向かって上昇しながら移動線を上回らず、再び下降する場合
4)株価の上昇があまりに急で、しかも上昇している移動平均線より大きく上に離れている場合。短期的な反落あり。
(1)乖離
次のポイントは乖離である。乖離とは株価と移動平均線との離れ度合いをあらわす指標である。乖離の計算方法は以下の通りである。
(株価 / 移動線 − 1) * 100 %
例えば、株価が1000円、移動平均線が800円であれば
(1000 / 800 − 1) * 100 = +25%
となり、株価は移動線に対し、25%上にあることを意味する。この値がプラスであれば、プラス・カイリ、マイナスであればマイナス・カイリとなる。
プラス・カイリは各銘柄の資本金の大きさによって人気度の尺度が変わってくる。大型株なら30%、中型株なら40%、小型株なら50%である。この水準を上回ってくると人気銘柄入りとなり、新規買いは避けたほうがよい。
マイナス・カイリの場合も同様で、尺度はマイナス20%とするのがよい。内容が良ければ、乖離がマイナス20%以下になった時点で株購入を行うのも手だ。ただし、仕手株(おもちゃにされ、値動きが定まらない株)には通用しないので見極めが重要。
(2)ゴールデンクロス・デッドクロス
次のポイントはクロスである。期間の長い平均線と期間の短い平均線の交差をしめす。このクロスには、ゴールデン・クロスと、デッド・クロスの2種類がある。(指標は、期間の長い平均線が26週線。期間の短い平均線が13週線を利用する)
1)ゴールデン・クロス
上昇する短期の移動線が、長期の移動線を下から上に抜いた場合をいう。その後かなり上昇相場となる可能性が高くなることから
強気相場の指標となる。その名の通り、ゴールデンクロスがあらわれる直前に株を購入しておけば納得の結果を得ることができる。
2)デッド・クロス
下降する短期の移動線が、長期の移動線を上から下に抜いた場合をいう。その後かなり下降相場となる可能性が高くなることから弱気相場の指標となる。株を売って
おかな いと大変な被害を被る可能性が高い。
●売買パターン
* 専門用語は単語をクリックすれば説明を見ることができます。
実際的な「買いパターン」「売りパターン」を以下に示す。読む前に、チャートの見方についておさらいいただきたい。
株式の原則は、「安い」ところで買い、「高い」ところで売ることである。頭ではわかっていてもなかなか実現できない・・・。その判断の正確性を高める方法が「チャートの活用」となる。相場のパターンを見ると、先にも説明したが、底値圏・中段の保ち合い圏・天井圏の3つに分かれる。底値圏とは、株価が時をかけて大きく下がった局面。天井圏とは、株価が時間をかけて大きく上がった局面。中段の保ち合い圏とは、その過程を示す。この3つの局面で、それぞれに応じた特徴が出る・・・・それが売買のシグナルとなる。つまり、チャートを見て、局面を認識し、売買シグナルを掴む・・・これが勝利の鍵となる。
●買いパターン
1.移動線が下降した後、横ばいから上昇し、株価が、この移動線を上回った場合
A.13週移動平均線が大きく下降していることを確認
B.続いて、13週線が横ばいとなり、さらに若干でも上昇するのを確認
C.株価が13週線を上回ったときが買いとなる。
D.追加で出来高の増加も確認する。
2.移動線がなお上昇しているのに、株価が移動線を下回った後、すぐ上昇して、この移動線を上回った場合
A.13週線が依然として上昇していることを確認する
B.株価が13週線を下回ったことを確認する
C.そして、比較的早い時期に反発して、再び13週線を上回ったときが買いとなる
D.一般に、上昇後の一服局面に数回表われ、買い増しは上昇初期に限定すべき
3.株価が移動線の上にあり、移動線に向かって下落しながら、移動線を下回らず、再び上昇するとき
A.13週線が依然として上昇していることを確認する
B.株価が13週線の上にあり、しかも下押ししていることを確かめる
C.そして、株価が13週線に接近したのち、反発した時が買いとなる。
D.上昇中の13週線が「押し目の限界」を示すパターンで、株価が相当上昇してからこのパターンが表れたときは、追認レベルで考えるにとどめる。
4.株価の下落が急で、しかもマイナス・カイリが拡大しているケースから急反発してきた場合
A.13週線が下降していることを確認する
B.株価が、急落しはじめ、13週線と大きく離れてきたことを確かめる。(=マイナス・カイリ)
C.マイナス・カイリを計算する(株価/13週線−1)*100%
D.マイナス・カイリ20%が突っ込み買いの目処。さらに下がるようであれば、マイナス・カイリ25%、30%と5%きざみでナンピン買いする。
E.なお、対象銘柄は優良株に限定する。仕手株は逆に危険を意味する
F.13週線を上回ったら、早めに売りに出す
5.ゴールデン・クロスが表れてから後の、押し目形成から反発してきたとき
A.13週線と26週線による交差、「ゴールデン・クロス」を確認する
B.ゴールデン・クロス確認後の押し目形成からの反発が、買いパターンとなる
C.ゴールデン・クロスそのものは強気シグナルであるが、目先は押し目待ちである。
D.株価が急騰するケースでは、移動平均線は遅行性の欠点を持つため、判断の目処にできないものとなる
6.底値圏で長大陽線があらわれた場合
A.株価が時間をかけて大きく下げているか、あるいは下値が固まりつつあることを確認する
B.実体部分の大きい「長大陽線」を確かめる。「上ひげ」「下ひげ」があっても構わない。買いとなる。
C.特に、この「長大陽線」が、下げ過程においてあらわれた陽線のうち、最大であれば信頼度はさらに高まる
D.出来高が急増していれば、さらに望ましい
7.底値圏で長い下ひげが表れた場合
A.株価が大きく下げていることを確認する
B.長い下ひげを持つ陰陽線を確かめる。下ひげの長さは実体部分の3倍以上が望ましい
C.長い下ひげは、急落したあと、急反発したことを示す。大きく下げたあとの急落は、悪材料があったことを示す
D.追加で出来高の増加を確認する
8.底値圏で十字線、あるいはそれに近い線があらわれたとき
A.株価が大きく下げていることを確認する
B.株価に下げ止まりの動きが出てきたことを確認する
C.実体部分のない、あるいは極めて小さい十字線があらわれると買いとなる。
D.この時点で出来高の増加現象は出てこない。そのため「十字線」による買いパターンは弱い買いパターンとなる
9.底値圏で「窓」明けで反発してきた場合
A.株価が大きく下げていることを確認する
B.底値圏から「窓」を明けて、急反発すれば買いとなる。下ひげや上ひげが入っていてもよい
C.このあと出来高の急増現象があらわれる
D.大きく急落した後に出るパターンほど信頼性は高い
10.底値圏から、さらに窓を明けて下放れ、陽線があらわれた場合(突っ込み陽線)
A.株価がすでに大きく下がっている上に、さらに急落していることを確認する
B.その過程で、窓を下に明けて下放れ、陽線が表れれば買いとなる。陽線の実体部分の大小は問わない
C.下ひげの長い突っ込み陽線の場合は、より信頼性が高まる。
D.次善のパターンとして突っ込み陰線も検討の余地あり
11.底値圏からさらに急落するが、すぐに急反発してきた場合(V字型底入れ)
A.株価が時間をかけて大きく下げているか、急落場面が続いていることを確認
B.さらに急落し、翌週急反発すれば買いとなる。
C.大陰線、大陽線との組み合わせが基本型
D.出来高増加の確認が必要
E.このパターンは、悪材料が出尽くし、新しい材料による反発となるケースが多く、信頼度は高い
12.底値圏で連続した2つのローソク足の安値がほぼ揃ってきた場合(毛抜き底)
A.株価が既に大きく下げていることを確認する
B.底値圏で、連続する2つのローソク足の安値がほとんど並んでいる型を確かめる。さらに比較的大きい陰線と比較的大きい陽線の組み合わせを確認する。買いパターンとなる
C.安値、下ひげはほぼ並んでいればよい
13.底値圏で小中陰陽線を包む大陽線があらわれている場合(包み線)
A.株価が大きく下げていることを確認する
B.底値圏で、前週の小中陰陽線の実体部分を含む、大陽線があらわれれば買いとなる
C.大陰線による包み線も考えられるが信頼度はかなり低い
14.底値圏で小中陰陽線をはらむ大陽線があらわれてきた場合(はらみ銭)
A.株価が時間をかけてすでに大きく下げていることを確認する
B.底値圏で大陽線が立ち、この大陽線が翌週の小中陰線をはらむと買いとなる
C.大陰線によるはらみ線は、底入れが近いというシグナルと考えるにとめる
15.底値圏で連続3本以上の小陽線、あるいはそれに近い型があらわれた場合
A.株価が大きく下がったあと、横ばいの動きになったことを確認
B.この局面で、小陽線が3本以上連続すると買いパターンとなる
C.実際的には、3本のうち、1本は十字線やそれに近い型でも構わない。また3本のうち1本は若干大きい陽線でもかまわない
D.出来高の増加はないので、弱い買いパターンとなる
16.底値圏でN字型があらわれた場合
A.株価がすでに大きく下がっていることを確認する
B.底値圏から一度上昇したあと、すぐに下押しするが、あまり深くはならず若干日をおいて、直前の高値を更新していることを確かめる(N字型)。買いとなる
C.N字型形成段階で、他の買いパターンがあらわれれば、その買いパターンを優先する
17.底値圏でW型があらわれた場合
A.株価が大きく下がっていることと、すでに下値固めの動きが続いていることを確認する
B.2つの安値が間を明けてほぼ並ぶW型があらわれれば、買いとなる
C.W型とは、1番底をつけたあと反発するが、再び、1番底近辺まで下げて二番底を形成する型である。そして、直前の高値を更新するとW型完成となる
D.N字型と違うのは、2番目の押しが若干深いところにある
18.上値抵抗線を突破した後、買いパターンがあらわれた場合
A.株価が大きく下降した後、若干反発していることを確認する
B.高値とその後の戻り高値を結ぶ「上値抵抗線」を引き、株価がこの上値抵抗線を上回っていることを確認する。
C.そして、前述の買いパターンを確認できれば、買いパターンなる
D.また、上値抵抗線を上回る前に、買いパターンがあらわれていれば、信頼度はより高まる。
E.上値抵抗線と買いパターンの複合型である
19.高値から週足で安値を8〜10本ほどとったあと(新安値8〜10手)、買いパターンがあらわれた場合
A.株価が急落しているか、長期間下落していることを確認する
B.高値示現時の安値(下ひげ)を下回った時点から、安値を数え、すでに8本以上あることを確かめる。
C.この買いパターンがあらわれれば、信頼度の高い買いとなる
D.安値は8〜10本くらいが基本となるが、下げ方が急のケースでは6〜7本、ゆっくりと少しずつ下げるケースでは14〜15本が目安
E.新安値8〜10手と買いパターンの複合型である
20.底値圏あるいは中段保ち合い圏から、ボックスを上放れてきた場合
A.株価が大きく下げた底値圏にあるか、ある程度上昇した中段の保ち合い圏にあることを確認する
B.株価の上値と上値、下値と下値を結び、「ボックス」を形成していることを確認する。ボックスには他に「三角型」「箱型」「ひし型」などがある
C.このボックスを上に放れてくると、買いパターンとなる。(ボックス放れ)
●売りパターン
1.移動線が上昇した後、横ばいから下降し、株価が、この移動線を下回った場合
A.13週移動平均線が大きく上昇していることを確認
B.続いて、13週線が横ばいとなり、さらに若干でも下降するのを確認
C.株価が13週線を下回ったときが売りとなる。
D.追加で出来高の減少も確認する。
2.移動線がなお下降しているのに、株価が移動線を上回った後、すぐ反落して、この移動線を下回った場合
A.13週線が依然として下降していることを確認する
B.株価が13週線を上回ったことを確認する
C.そして、比較的早い時期に反落して、再び13週線を下回ったときが売りとなる
D.一般に、下降後の反発局面に数回表われる。パターンはかなり遅れて表れるため、売りの最後のチャンスとなる
3.株価が移動線の下にあり、移動線に向かって上昇しながら、移動線を上回らず、再び反落するとき
A.13週線が依然として下降していることを確認する
B.株価が13週線の下にあり、しかも上昇していることを確かめる
C.そして、株価が13週線に接近したのち、反落した時が売りとなる。
D.下降中の13週線が「戻りの限界」を示すパターンで、このパターンが表れる前に、持ち株を全て売るようにする。
4.株価の上昇が急で、しかもプラス・カイリが拡大しているケースから急反落してきた場合
A.13週線が上昇していることを確認する
B.株価が、急上昇しはじめ、13週線と大きく離れてきたことを確かめる。(=プラス・カイリ)
C.プラス・カイリを計算する(株価/13週線−1)*100%
D.プラス・カイリ30%が吹き値売りの目処。
E.人気の強い局面のため、株価の上昇につれ、売りを多くする
5.デッド・クロスが表れてから後の、反発から反落してきた場合
A.13週線と26週線による交差、「デッド・クロス」を確認する
B.デッド・クロス確認後の戻り形成からの反落が、売りパターンとなる
C.デッド・クロスが表れるには、13週線が大きく下降する必要があるため、目先自律反発することが多い
D.デッド・クロスそのものは弱気シグナルであるが、目先は反発となる。
E.この売りパターンは、株価が相当下げた時点で表れる。下げ相場を追認するパターンである。
6.高値圏で長大陰線があらわれた場合
A.株価が時間をかけて大きく上げているか、あるいは上値が伸び悩んでいることを確認する
B.実体部分の大きい「長大陰線」を確かめる。「上ひげ」「下ひげ」があっても構わない。売りとなる。
C.特に、この「長大陰線」が、上げ過程においてあらわれた陰線のうち、最大であれば信頼度はさらに高まる
D.翌週、下放れて始まると、さらに望ましい
7.高値圏で長い上ひげが表れた場合
A.株価が大きく上げていることを確認する
B.長い上ひげを持つ陰陽線を確かめる。上ひげの長さは実体部分の3倍以上が望ましい
C.長い上ひげは、急騰したあと、急反落したことを示す。大きく上げたあとの急騰は、好材料があったことを示す
8.高値圏で十字線、あるいはそれに近い線があらわれたとき
A.株価が大きく上げていることを確認する
B.株価に上げ止まりの動きが出てきたことを確認する
C.実体部分のない、あるいは極めて小さい十字線があらわれると売りとなる。
D.ただ、「十字線」は、上値が重くなっていることをしめすシグナルなので、弱い売りパターンとなる。警戒レベルで様子を伺う手もある
9.高値圏で「窓」明けで反落してきた場合
A.株価が大きく上げていることを確認する
B.天井圏から「窓」を明けて、急落すれば売りとなる。下ひげや上ひげが入っていてもよい
C.大きく急騰した後に出るパターンほど信頼性は高い
10.天井圏から、さらに窓を明けて上放れ、陰線があらわれた場合(上放れ陰線)
A.株価がすでに大きく上がっている上に、さらに上昇していることを確認する
B.その過程で、窓を上に明けて上放れ、陰線が表れれば売りとなる。陰線の実体部分の大小は問わない
C.上ひげの長い上放れ陰線の場合は、より信頼性が高まる。
D.上放れ陽線もあるが、上ひげの長さなどを検討する必要あり
11.高値圏からさらに急騰するが、すぐに急落してきた場合(逆V字型)
A.株価が時間をかけて大きく上げているか、急騰場面が続いていることを確認
B.さらに急騰し、翌週急反落すれば売りとなる。
C.大陽線、大陰線との組み合わせが基本型
D.このパターンは、好材料が出尽くし、悪材料による急落となるケースが多く、信頼度は高い
12.高値圏で連続した2つのローソク足の高値がほぼ揃ってきた場合(毛抜き天井)
A.株価が既に大きく上げていることを確認する
B.天井圏で、連続する2つのローソク足の高値がほとんど並んでいる型を確かめる。さらに比較的大きい陽線と比較的大きい陰線の組み合わせを確認する。売りパターンとなる
C.高値、上ひげはほぼ並んでいればよい
13.高値圏で小中陰陽線を包む大陰線があらわれている場合(包み線)
A.株価が大きく上げていることを確認する
B.天井圏で、前週の小中陰陽線の実体部分を含む、大陰線があらわれれば売りとなる
C.大陽線による包み線も考えられるが信頼度はかなり低い
14.高値圏で小中陰陽線をはらむ大陰線があらわれてきた場合(はらみ線)
A.株価が時間をかけてすでに大きく上げていることを確認する
B.天井圏で大陰線が立ち、この大陰線が翌週の小中陰線をはらむと売りとなる
C.大陽線によるはらみ線は、天井が近いというシグナルと考えるにとめる
15.天井圏で連続3本以上の小陰線、あるいはそれに近い型があらわれた場合
A.株価が大きく上がったあと、横ばいの動きになったことを確認
B.この局面で、小陰線が3本以上連続すると売りパターンとなる
C.実際的には、3本のうち、1本は十字線やそれに近い型でも構わない。また3本のうち1本は若干大きい陰線でもかまわない
D.弱い売りパターンとなる
16.高値圏で逆N字型があらわれた場合
A.株価がすでに大きく上がっていることを確認する
B.天井圏から一度反落したあと、すぐに上昇するが、再び下げ、直前の安値を更新していることを確かめる(N字型)。売りとなる
C.N字型形成段階で、他の売りパターンがあらわれれば、その売りパターンを優先する
17.高値圏で逆W型があらわれた場合
A.株価が大きく上がっていることと、すでに天井圏での往来相場の動きが続いていることを確認する
B.2つの高値が間を明けてほぼ並ぶ逆W型があらわれれば、売りとなる
C.逆W型とは、1番天井をつけたあと反落するが、再び、1番天井近辺まで上げて二番天井を形成する型である。そして、直前の安値を更新すると逆W型完成となる
D.逆N字型と違うのは、2番目の戻りが比較的大きいところにある
18.下値支持線を突破した後、売りパターンがあらわれた場合
A.株価が大きく上昇した後、若干下降していることを確認する
B.上昇相場スタート時の安値とその後の押し目形成時の安値を結ぶ「下値支持線」を引き、株価がこの下値支持線を下回っていることを確認する。
C.そして、前述の売りパターンを確認できれば、売りパターンなる
D.また、下値支持線を下回る前に、パターンがあらわれていれば、信頼度はより高まる。
E.下値支持線と売りパターンの複合型である
19.安値から週足で高値を8〜10本ほどとったあと(新高値8〜10手)、売りパターンがあらわれた場合
A.株価が急騰しているか、長期間上昇していることを確認する
B.安値示現時の高値(上ひげ)を下回った時点から、高値を数え、すでに8本以上あることを確かめる。
C.この売りパターンがあらわれれば、売りとなる
D.高値は8〜10本くらいが基本となるが、上げ方が急のケースでは6〜7本、ゆっくりと少しずつ上げるケースでは14〜15本が目安
E.新高値8〜10手と売りパターンの複合型である
20.天井圏あるいは中段保ち合い圏から、ボックスを下放れてきた場合
A.株価が大きく上げた天井圏にあるか、ある程度下降した中段の保ち合い圏にあることを確認する
B.株価の上値と上値、下値と下値を結び、「ボックス」を形成していることを確認する。ボックスには他に「三角型」「箱型」「ひし型」などがある
C.このボックスを下に放れてくると、売りパターンとなる。(ボックス放れ)
|