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 Linux Tips集 


  
Linuxに関するTips集です。といいつつ、どこのカテゴリーにも入れられない技術情報を積み重ねるものです。
 

+ユーザーインターフェース

  ・High Windowsabilityとは?
  ・Xnestの導入

+サーバーの起動/停止
  ・GRUBとは?

+OS・アプリケーションの導入
  ・カーネル2.6の新機能(20041009)
  ・サーバー系ディストリビューション機能一覧(20041009)
  ・Solaris10で強化する情報セキュリティ(20050507)

  ・フロッピー1枚で Sambaサーバーを構築する

+アプリケーション
  ・エンタープライズLinux
  SOAとは? 


  ・
WindowsアプリケーションをLinux上で動作させる(David)
+システム
  ・グリッドについて

+デバイス
  ・USBインターフェースにメモリーカードリーダーを接続する

+ディスク管理
  ・
ディスク管理ツールLVMでの論理ボリューム管理(20050522)
  ・市販ソフトを使わずにHDDのパーティションを分割
+セキュリティー
  ・SELinuxとは?
  ・Linuxにおける情報セキュリティ管理
 


分類 FAQ
ユーザーインターフェース High Windowsabilityとは?
説明
Windowsユーザーが違和感なくLinuxを利用できるように「Windowsクライアントとの共存」「操作感の共通化」「ファイルの互換性」を考慮に入れた、Windowsデスクトップに近似したTurbolinux10 Desktopインターフェース嗜好。KDEがベースだが、キーボードのショートカットをWindowsと同一にし、「マイコンピュータ」や「マイドキュメント」などのアイコンも用意。またWindowsにある「マイネットワーク」と同様な機能があり、ネットワークでつながったWindows PCとファイル共有ができる「Windowsネットワーク」機能も搭載する。

なお
Turbolinux10では、ユーザーインターフェイスや操作性だけでなく、アプリケーションでもWindowsとの互換性を高めている。オフィススイートとして、Microsoft Officeと互換性があるサン・マイクロシステムズの「StarSuite」を同梱。ビジネスで使えるクライアント用OSとして十二分な内容になっている。また、Turbolinux Desktopは、RPMの依存関係を自動的に解消し、アプリケーションを適切にインストールできるツールとして「クイック・イン」を搭載。パーティション設定ツールも用意し、WindowsがプリインストールされたPCにLinuxをインストールし、起動するOSを切り替えることができるデュアルブートに対応できるようにした。
 


分類 FAQ
ユーザーインターフェース Xnestの導入
説明
X Window System(以下X)は、Xディスプレイ・サーバ(以下Xサーバ)とXクライアントで構成される。Xサーバは、キーボードやマウスから入力された指示をXクライアントに渡したり、Xクライアントからの指示に従ってモニタ上に描画を行ったりするプログラムである。一方Xクライアントは、Xサーバの機能を利用するプログラムの総称である。端末エミュレータのxtermや画像処理ツールのGIMPといったアプリケーション、さらには各種ウィンドゥ・マネージャなどは、Xクライアントに相当する。

Xnestは、Xサーバ機能を持つXクライアントプログラムであり、他のXクライアントから受け取った描画命令を別のXサーバに転送する。このXnestを使用することで、手元のマシンのデスクトップ画面の中にリモート・ホストのデスクトップ画面を表示させて、リモート・ホストのシステムを利用することが可能である。この場合のXnestの動作原理を示すと、以下のようになる。

●Xnestの動作原理
ローカルホスト リモート・ホスト
Xnest ---- -- Xクライアント
Xサーバ
ディスプレイ

1.Xサーバの指定方法

 Xでは、ディスプレイごとにXサーバを動作させることで、複数のディスプレイ(最大64台)を制御することができる。このとき個々のXサーバは「ホスト名:ディスプレイ番号」
 という名前で区別される。通常、ディスプレイ番号には0から始まる連番が使われ、1台目のディスプレイ番号が0となる。Xクライアントは、このXサーバの名前を使って
 描画命令を伝えるXサーバを特定する。

 XnestもXサーバの一種なので、起動時にディスプレイ番号を割り当てる必要がある。ただし、このディスプレイ番号は物理的なディスプレイを表すわけではない。
 つまり、Xnestには、使用されていないディスプレイ番号を割り当てればよい。そのディスプレイ番号は、Xnestを起動するためのXnestコマンドの引数に指定する。

2.Xの認証と.Xauthority
 Xサーバは、Xクライアントの認証方式として「MIT-MAGIC-COOKIE-1」を提供している。この認証方式は、「Xサーバが保持している特殊な値(Cookie)と同じものを
 Xクライアントが提示できない場合は、接続を許可しない」というものである。もしこのような機能を備えていなかったら、第三者が他人の使用しているマシンのXサーバに
 いくらでも接続できてしまう。

 認証用のCookieは、グラフィカル・ログイン時にディスプレイ・マネージャによって作成され、接続しようとするユーザの認証ファイル「~./Xauthority」に格納される。
 XサーバとXクライアントを同一マシンで動作させる場合、ディスプレイ・マネージャがCookieの生成・格納後、Xサーバが起動するときに.XauthorityのパスをXサーバに
 伝える。Xサーバは、そのファイルのCookieをXクライアントの認証用に使用する。Xクライアントは、.Xauthorityに記述されたCookieをXサーバに提示するので、この場合は
 ユーザがCookieについて考慮する必要はない。

3.Xnestの使用方法
 では、XnestからXDMCPを介して、リモートホストのデスクトップ画面にアクセスする方法を紹介する。この場合、リモートホストでは、ディスプレイ・マネージャが動作している
 必要がある。これは、ディスプレイ・マネージャがログイン・セッション開始時に生成したCookieをXDMCP経由で他のホスト上のXnestに受け渡すことにより、Xnestが
 リモートホスト上のXクライアントを認証できるようにするためである。大抵のディストリビューションでは、ランレベルが5のときにグラフィカル・ログイン画面が表示される
 ので、その状態のままか、グラフィカル・ログインしている状態であれば、ディスプレイ・マネージャが起動していると考えてよい。

 さらにリモート・ホスト上では、ディスプレイ・マネージャがXDMCPを使用できるように設定ファイルを記述しておく必要がある。ここではディスプレイ・マネージャとしてgdmを
 使用しているケースを考えるが、その場合は、以下の内容を「/etc/X11/gdm/gdm.conf」に設定する。
 ●セクション[daemon]の変更箇所
 AutomaticLoginEnable=false  
<-- 自動ログインを無効にする

 ●セクション[xdmcp]の変更箇所
 Enable=true  
<-- XDMCPを有効にする
 Port=177   
<-- XDMCPが使用するポート番号を指定

 次にディスプレイ・マネージャを再起動して、変更した設定を有効にする。それには、ランレベルをいったん3に下げ、再度5に上げればよい。
 $ su  <-- rootにスイッチ
 Password:
 # init 3  
<-- ランレベルを3に変更。これでディスプレイ・マネージャが終了する
 login :root 
<-- rootでログインし直し
 Password:
 # init 5  
<-- ランレベルを5に変更。これでディスプレイ・マネージャが再起動する

 なお、ローカル・ホストやリモート・ホストでファイアウォールが作動している場合は、あらかじめ必要なポートを開けておく必要がある。ローカル・ホスト側では、Xnestが
 Xクライアントからの接続を受け付けるために、Xプロトコルのポートを開けておく。また、リモート・ホスト側では、ディスプレイ・マネージャがXnestからの接続を受け付け
 られるように、XDMCPのポートを開けておく必要がある。

●Xnestの利用時に使われるポート
設定先 ポート番号:トランスポート層のプロトコル 受け付けるアプリケーション・プロトコル
Xnestが動作するマシン 6000+ディスプレイ番号※A:tcp Xプロトコル
Xnestから接続するマシン 177※B:udp XDMCP
※A:Xプロトコルを受け付けるポート番号としては、6000にディスプレイ番号(Xサーバ名に指定された値)を加算した数値を指定する。本記事の場合、Xnestのディスプレイ
   番号は1であるため、Xプロトコルの受け付けるポート番号は6001になる。
※B:このポート番号は、「/etc/X11/gdm/gdm.conf」の[xdmcp]セクションの「Port」に指定したポート番号と同じ値にする。


 以上で、Xnestを使用するための準備は完了である。ローカルホスト上で「Xnest :ディスプレイ番号 -query リモートホスト名」を実行する。
 $ Xnest :1 -query remote.host.co.jp  <-- リモートマシンにログインするためのXnestを起動

 Xnestの第一引数には、Xnestの名前を指定する。名前は「ホスト名:ディスプレイ番号」の形式で記述されるが、ローカルホスト上でXnestを起動させるので
 ホスト名を省略できる。Xnestの「-query」は、接続先のホスト名を指定するためのオプションである。1台のマシンでXnestの動作を検証したい場合は、
 ホスト名に「localhost」を指定する。

 ローカルホストにディスプレイが1台接続され、そのディスプレイに対応するXサーバがディスプレイ番号0を使用している場合には、Xnestのディスプレイ番号には1を
 指定すればよい。上記コマンドを実行するとXnestのウィンドゥ上にグラフィカル・ログイン画面が表示され、リモートホストにログインできるようになる。
 


分類 FAQ
サーバーの起動/停止 GRUBとは?
説明
GNU Grand Unified Bootloader。GNUのブートローダであり、OS選択メニューやコンソール操作できる強力な仕様になっている。

(1)汎用的なブートローダー
   LILOは,ハードディスク上の特定のセクタからカーネルのブートイメージを読み込んで実行される。つまり、セクタを対象としてブートイメージの位置を
   把握しているだけであり、ファイルシステムを理解しているわけではない。

   それに対しGRUBは、ファイルシステムを解釈しファイルシステム上のディレクトリパスでブートイメージを探し出すことが可能となっている。このためLILOのように
   設定ファイル編集後やカーネル再構築にvmlinuzファイルの位置を反映させる必要はなく、GRUBが対応しているファイルシステム内の任意のファイルを
   実行することができる。

   また、チェインロードと呼ばれるハードディスク上の特定のセクタから読み込んだプログラムを直接実行する機能を使うことで,Windows95/98等の独自の
   ブートローダーを用いているOSでもGRUBを利用することができる汎用的なブートローダーになっている。

(2)シェル機能
   GRUB上からファイルの中身を確認したり,起動するブートイメージを切り替えたりすることができる。そのため,万一起動しなくなった場合に別のブートイメージ
   から起動するといった修復操作もしやすい。

(3)ユーザーインタフェース環境
   シリアルケーブルで接続した別のコンピュータからログインして操作ができるほか,BOOTPプロトコルによるネットワークブートにも対応している。
   ブートイメージをハードディスク上から読み込んで実行するというブートローダー機能だけではなく,GRUB自体で各種操作を可能としている。
 

GNU GRBのダウンロード
 


分類 FAQ
OS・アプリケーションの導入 カーネル2.6の新機能(20041009)
説明
2.4からの改良点/新機能をまとめる。

カーネル2.2(1999) -> Oracle8やDB2のLinux版が出荷され、エンタープライズ分野への足がかりができる
  ・SMPマルチプロセッサでの性能の向上 

カーネル2.4
(2001)
 -> より大規模なシステムに適用可能
  ・4CPU程度までのマルチプロセッサでの処理能力のアップと大容量メモリー(64Gバイトメモリ)への対応
  ・ReiserFSとext3の2つのジャーナリングシステムのサポート

カーネル2.6
(2003末)
  -> UNIXシステムのパフォーマンスに実質追いつく
  ・最大32CPUのマルチプロセッサまで対応(CPUスケジューラーや共有メモリアクセス、仮想メモリ管理システムの改良)
  ・POSIX準拠のNPTLスレッドの導入
  ・ディスクI/Oの高速化
  ・XFS/JFSファイルシステムのサポート
  ・USB2.0とACPI対応
  ・Video for Linux Two (V4L2)
  ・ALSAサウンドドライバー

 


分類 FAQ
OS・アプリケーションの導入 サーバー系ディストリビューション機能一覧(20041009)
説明
製品名 Red Hat Enterprise Linux 3 MIRACLE LINUX V3.0 Asianux Inside SUSE LINUX Enterprise Server 9 Turbolinux 8 Server
販売元 レッドハット株式会社 ミラクル・リナックス株式会社 ノベル株式会社 ターボリナックス株式会社
対応アーキテクチャー IA-32,AMD64/EM64T,IA-64,PowerPC,zSeries(各アーキテクチャー毎に別パッケージ) IA-32(x86互換CPU) IA-32,AMD64/EM64T,IA-64,PowerPC,zSeries(各アーキテクチャー毎に別パッケージ) IA-32(x86互換CPU)
価格(税込み)、オープンプライスの場合は参考価格 1年間のサブスクリプション価格:ASStandard(20万7900円)、ES(10万4790円)、WS(4万1790円) 6万3000円 オープンプライス 4万1790円
パッケージ管理システム RPM RPM RPM RPM
日本語ロケール対応 EUC EUC/シフトJIS/UTF-8 UTF-8 EUC
ファイルシステム ext2/ext3 ext2/ext3/ReiserFS/XFS ext2/ext3/ReiserFS/XFS/JFS ext2/ext3/ReiserFS/XFS/JFS
基本ソフトウェア
カーネル kernel2.4.21(2.6からのバックポートパッチ含む。NPTLスレッドライブラリ、IPsec暗号化通信、非同期I/O,O(1)スケジューラ、OProfileモニタ、リバースマップVMなど) kernel2.4.21(2.6の機能も含む。NPTLスレッドライブラリー、ACLサポート、ReiserFS/XFSジャーナルファイルシステム、プロセススケジューラー/メモリー管理の改善、LKCDによる障害解析,LKSTによるカーネル状態トレーサーなど) kernel2.6.5 kernel2.4.18(HyperThreading対応、非同期I/Oサポート、プロセススケジューラの改良、CPU affinity機能、LKCDによる障害解析、ディスクボリューム管理LVM/evms、ジャーナルファイルシステムext3/ReiserFS/JFS/XFSサポートなどの強化あり)
glibc glibc2.3.2 glibc2.3.2 glibc2.3.3 glibc2.2.5
GCC GCC3.2.3 GCC3.2.3 GCC3.2.3 GCC3.2/2.96
X Window System XFree86 4.3.0 XFree86 4.3.0 XFree86 4.3.99 XFree86 4.2.0
GNOME gnome-desktop2.2.2 - gnome-desktop2.4.1.1 gnome-core1.4.0
KDE kdebase3.1.3 kdebase3.1 kdebase3.2.1 kdebase2.2.2/3.0
sendmail sendmail8.12.11 sendmail8.12.11 - sendmail8.12.10
Postfix postfix2.0.16 postfix2.0.16 postfix2.1.1 -
Samba samba3.0.2 samba3.0.2a国際化版(日本語対応) samba3.0.4 samba2.2.7a日本語版
Apache httpd2.0.46 httpd2.0.46 apache2.0.49 apache1.3.27/2.0.42
PHP php4.3.2 php4.3.3(日本語対応) mod_php4.3.4 php4.2.3
MySQL mysql3.23.58 mysql3.23.58 mysql4.0.18 -
PostgreSQL rh-postgresql7.3.6 postgresql7.4 postgresql7.4.2 postgresql7.2.2
Java IBM Java2 1.4.1,jrockit J2SE1.4.2,JBoss,Struts,Eclipse IBM Java2 1.4.2 J2SE1.3.1/1.4.0
Tomcat 8.1.1.1 tomcat5.0.25 jakarta-tomcat5.0.19 tomcat4.0.6
SELinux - - libselinux1.8 -
主なバンドルソフト
日本語商用フォント - リコーTrueTypeフォント4書体 - リコーTrueTypeフォント5書体
商用アプリケーション - - - NetVault6.5 Turbolinux Edition,駅すぱあとイントラネット
アップデート
アップデートツール up2date(Red Hat Network) mlupdater(90日間は無償、アップデートサポート3万1500円/年) YaST2 turbopkg(無償)
アップデート提供期間 約5年間(2008年10月31日) 最低3年間(ロングライフサポート契約で3年間延長)、オラクル製品サポート期間に同期 約5年間 約5年間(2008年1月1日まで)
サポート
サポート期間、件数 1年間、件数無制限 購入後90日間は無償(メール/FAX件数無制限)。以降はアップデートサポート(3万1500円/年)によるセキュリティーアップデートのメール配信、mlupdaterの利用、バージョンアップ製品の無料送付。 1年間、件数無制限 購入後60日間は無償(Web/メール/5インシデント)
受付方法 メール/電話、平日9時〜17時(ASのみ24時間365日サポートのPremium版[サポート]あり) 基本サポート(15万7500円/年)とロングライフサポート(63万円/年)は電話問合せ可。Linuxの基本コマンドやApache,
メール、Sambaなどの設定方法問合せも可能。平日9時〜18時
メール、平日9時〜21時(Novell Premium Supportにおける有償サポートあり) 有償のターボサポートで電話/メール/FAXにて対応、平日9時〜17時(24時間対応もあり)
備考
備考 バージョン4のリリース時期は2005年以降と推測。カーネル2.6、SELinuxなど搭載 日本Oracleの子会社であることから、Oracle9i/10gとの親密性が高い。インストール支援ツールOraNaviの提供や、Oracle用のカーネル、環境変数調整済。 IBMメインフレーム用はCPUライセンスで提供され、1台のサーバー上でLPARz/VMを使用して複数のSUSE LINUXを稼動させても追加ライセンスは発生しない。rootでの作業中は壁紙が赤バックになるなどもユニーク。 アップデートサポートは発売から約5年間というポリシー。今秋(10月29日)に、カーネル2.6サポート、SELinux(SELinux/Aid)、PPTP VPNサポート、システム運用管理強化のためのSNMP対応を盛り込んだTurboLinux10 Server発売予定。

Red Hat Enterprise Linux製品ラインアップ

・AS:
最大16CPUのSMP構成、64Gバイトメモリサポート[IA-32の場合]など。ミッションクリティカルなサーバーやデータセンターなどのエンタープライズ向け。
・ES:
エントリークラス向け。ネットワーク/ファイル/プリント/メール/Webサーバーなどの部門サーバー・プラットフォームへの利用を想定
・WS:
デスクトップ/ワークステーション向け。ソフトウェア開発やEDAなど、エンジニアリング用途。BIND、OpenLDAP、DHCP、inews、Kerberos5などのサーバーコンポーネントが一部除外。
 


分類 FAQ
OS・アプリケーションの導入 Solaris10で強化する情報セキュリティ(20050507)
説明
Solaris10は、OS使用権自体を無償化し、オープンソースとして仕様を公開、セキュリティ問題の修正サービスは引き続き無償で行っている。

またSPARCプラットフォームはもとより、x86プラットフォームをはじめ、340種類以上のサーバーに対応する。統合されたOSのもとで、セキュリティを確保して一気通貫で管理できるため運用コストが削減できるのも魅力である。しかもOSは無償提供であるため、初期コストもほとんどかからない。なお、Solaris10のダウンロード数は2005年2月末時点で既に65万件以上となっている。

現在、サン・マイクロシステムズでは、CPU、OS、メモリやハードディスクを持たず、専用のROMのみ動作するメンテナンス不要のシンクライアント端末Sun Rayから、Solaris10、個人認証と属性管理を統合化したアイデンティティ管理を実現するJava Enterprise Systemまで、トータルなレイヤーを網羅する製品群を提供している。もちろん、いずれも高いセキュリティ機能の実装化が行われているのは言うまでもない。

官公庁や自治体では、データセンターにサーバーを預け、クライアントPCをSun Ray端末でシンクライアント化するケースも多い。セキュリティ確保だけでなく、コスト削減効果もある。

そして、サーバーについては、商用製品であるSolaris9の機能、特徴と、米国国防総省で導入実績のあるTrusted Solaris8の堅牢性を統合したSolaris10を発表。Solaris10では、システム管理者など、サーバサイドからの個人情報漏洩リスクへの対応や、アプリケーションの潜在的なセキュリティホールを突いた未知の攻撃を防ぐことができる。その手法はスーパーユーザを廃した役割ベースのセキュリティモデルを実現することと、OSレベルでの不正侵入対策である
3つのトラステッド機能の実現によるサーバの要塞化である。

 @LSPP:Labeled Security Protection Profile
 ARBPP:Role-based Access Control Protection Profile
 BCAPP:Controlled Access Protection Profile

@LSPPでは、情報の機密度や、部課などの組織の包括関係によってアクセスを制御。シンクライアントを使って複数のシステムに接続する場合でも、ファイルやプロセスにラベルを付与して識別、安全に切り分けるため、端末は1台に集約できる。例えば、自治体では複数管理されている住基端末やLGWAN端末を集約することも可能である。

ARBPPは、通常のUNIXや他のOSのような特権階級(root)をなくし、各ユーザの役割に応じた最小限の権限のみを与える機能。従来のUNIX、Linuxではスーパーユーザの権限を持ったWebサーバやバックアップ業務の管理者が、各々の管理対象外のデータやアプリケーションに触れることが不可能になる。

BCAPPはファイル単位での読み取り、書き込み、実行といった制御をユーザやグループ単位でアクセス制御する機能である。誰が、いつ、どのファイルを操作したかという履歴も蓄積できるため、万が一の場合に原因の追究が迅速に行える。また、CD-ROMやテープ等のデバイスを使用できる担当者も制限できる。Trusted Solaris8およびSolaris9では、この3項目についていずれも最高レベルの評価保証EAL4を獲得している。


分類 FAQ
OS・アプリケーションの導入 フロッピー1枚で Sambaサーバーを構築する
説明
1FDディストリビューションとして用意されている、FD-Sambaの導入方法を説明する。

 
テストに使用したPC:ノートPC IBM ThinkPad A21e

 参考)フロッピーベースLinuxフロッピーで動くLinuxFLOPPY-1(1FD VPN)

1.FD-Sambaのダウンロード

  FD-Sambaの導入イメージ
[例:fdsamba-1.22.img / SYSLINUX Ver.1.48]を、自身の端末の「C:\tmp」にダウンロードし、「a.img」という名前にファイル名を変更する。

2.導入イメージの展開
  イメージファイルをフロッピーディスクに書き込むためのツールであるrawrite2、自身の端末の「C:\tmp」にダウンロードする。
  その後、rawrite2.exeを起動し、ウィザードに従ってFD-Sambaの導入イメージを、フロッピーディスクに展開する。

 (1)MS-DOSプロンプトを起動し、DOS窓より、rawrite2.exeを起動する。
  C:\>cd c:\tmp
  C:\tmp>rawrite2.exe
  RaWrite 2.0 - Write disk file to raw floppy diskette

 (2)以下メッセージが出力されるため、手順1でリネームしたFD-Sambaの導入イメージ「a.img」を指定する。
  Enter disk image source file name: a.img

 (3)イメージファイルの展開先(= フロッピーディスクドライブ)を指定する。
  Enter target diskette drive: a

 (4)フォーマット済みの空きフロッピーをFDDに装填し、Enterキーを押下。
  Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- :
  Number of sectors per track for this disk is 18
  Writing image to drive A:. Press ^C to abort.
  Track: 79 Head: 1
  Done.

 (5)完了後、MS-DOSプロンプトを終了する。

 (参考)Linuxで本「2」の作業を実施する場合は、dd if=fdsamba-1.22.img of=/dev/fd0 bs=16k

3.ネットワークの設定

 (1)上記で作成したフロッピーの中身を確認する。

     ・LDLINUX.SYS
     ・MODULES.CFG
     ・NETWORK.CFG
     ・RC
     ・ROOTFS.GZ
     ・SYSLINUX.CFG
     ・VMLINUZ

 (2)上記ファイルの中の、「NETWORK.CFG」をメモ帳などで開き、自身のネットワーク環境にあわせて編集する。
  IPADDR="192.168.0.4" # REPLACE with YOUR IP address!
  NETMASK="255.255.255.0" # REPLACE with YOUR netmask!
  NETWORK="192.168.0.1" # REPLACE with YOUR network address!
  BROADCAST="192.168.0.255" # REPLACE with YOUR broadcast address
  HOSTNAME="boot_root" # REPLACE with LIKE
  PCMCIA=YES # NO or YES
<-- PCMCIAカードを使用してLANに接続していない場合は、ノートPCであっても「NO」を指定

4.FD-Sambaの起動


 (1)フロッピーディスクドライブに、上記までで作成したFD-SambaのFDを装填し、マシンを再起動する。 -> FD-Sambaが起動する
  Loading vmlinuz・・・・・・・・・・・・   <-- カーネルバイナリ
  Loading rootfs.gz・・・・・・・・・・・   <-- ルートファイルシステム
  (省略)
  boot_root login:

 (2)rootユーザーでログインする。
  boot_root login:root

 (3)ネットワーク確認を行う。
  # cat /proc/modules
  st        6   0
  sr_mod     4   0
  sd_mod     4   0
  eepro100   3   
1 <-- ネットワークドライバーモジュールは、「eepro100」を使ってる?

  # ifconfig eth0   
<-- ネットワークインターフェースの確認
  
eth0  link encape 10Mbps Ethernet HWaddr C0:80:00:80:01:80
       inet addr 192.168.0.200 Bcast 192.168.0.255 Mask 255.255.255.0
       UP BROADCAST RUNNING MTU 1500 Metric 1
       RX packet 3 error 0 dropped 0 overruns 0
       TX packet 43 error 0 dropped 0 overruns 0

  # ping 192.168.0.1  
<-- ping疎通確認
  PING 192.168.0.1 (192.168.0.1):56 data bytes
  64 bytes from 192.168.0.1: icmp_seq=0 ttl=64 time=1.0 ms
  64 bytes from 192.168.0.1: icmp_seq=1 ttl=64 time=1.0 ms

  --- 192.168.0.1 ping statistics ---
  2 packets transmitted, 2 packets received, 0% packet loss
  round-trip min/avg/max = 0.5/0.7/1.0 ms

  以下のように、eth0の認識に失敗している場合は、適切なネットワークドライバーモジュールを、FD-Sambaに別途組み込む必要がある。
  # ifconfig eth0
  eth0:unknown interface

  ネットワークドライバーモジュールの組み込みは、「/lib/modules/[カーネルバージョン]」以下に存在する、デフォルトで導入されている不要ドライバと入れ替えることで
  行う。 ドライバーモジュールは、左記より入手可能  日本Sambaユーザ会


  カーネルのバージョンは以下で確認できる

  # cat /proc/version
  Linux version 2.0.39 (root@icwin0) (gcc version 2.7.2.3) #8 Fri Sep21 11:17:12 JST 2001

 (4)ドライブの可視確認
  # cd /mnt1
  # ls

 (5)Windowsネットワークからの確認

  A.他のクライアントPCから、「ネットワークコンピュータ(マイネットワーク)」を開き、「test」というグループが見えることを確認する。
  B.「test」グループ内に、「Boot_root」というクライアントが存在することを確認する
  C.「Boot_root」クライアントをダブルクリックすると、ユーザID/パスワードを要求してくるので、「 root / boot_root 」を指定する。
  D.各ドライブにアクセスできることを確認する。

    

5.syslinuxの入れ替え


 FD-Samba FDイメージ中のsyslinuxは、rootfs.gzvmlinuzの読み込みが遅い。最新版のsyslinuxに変更する。

 (1)最新版のSYSLINUXをダウンロードし、「c:\tmp\syslinux」以下に格納・展開する。

 (2)フロッピーディスクドライブに、作成したFD-SambaブートFDを装填し、「> syslinux a:」を実行する
  C:\>cd c:\tmp\syslinux\win32
  C:\tmp\syslinux\win32>syslinux a:

   -> 「LDLINUX.SYS」ファイルが更新される。

 (3)次回以降FD-Samba起動時に、SYSLINUXのバージョンが新しくなっていることを確認する。
  SYSLINX 3.07 2005-01-12 Copyright (C) 1994-2005 H. Peter Anvin

6.ネットワークドライバーモジュールの入れ替え

 「ネットワークカードが認識しない」「カーネルのバージョン更新」の際には、適切なドライバーと入れ替える必要がある。
 以下作業はLinuxで実施する必要がある(以下はBerry Linuxを使用した)

  手順の想定:PCMCIA用のネットワークドライバーモジュールを入れ込む(= それ以外の不要なものは除外)

 (1)ドライバーモジュール(例:modules2036.tgzmodules2039.tgz等。カーネルのバージョンにあわせる)を、フロッピーに格納する。

 (2)フロッピーディスクをマウントする
  > mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy

 (3)フロッピー内のドライバーモジュール(modules2036.tgz)を任意のワークディレクトリーにコピーし、解凍する。
  > cp ./modules2039.tgz /mnt/hda1/a/modules
  > cd /mnt/hda1/a/modules
  > tar -xvzf ./modules2039.tgz

 (4)FD-Sambaのフロッピーディスクを装填し、「ROOTFS.GZ」を任意のワークディレクトリにコピーし解凍する。
  > mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy
  > cp ./rootfs.gz /mnt/hda1/a/fdsamba
  > cd /mnt/hda1/a/fdsamba
  > gunzip ./rootfs.gz

 (5)上記手順により、「./rootfs」が作成される。当ファイルはイメージファイルなので、任意の場所にマウントしないと操作できない。
  > mkdir /fdsamba
  > mount -o loop ./rootfs /fdsamba

 (6)上記でマウントされたものが、FD-Sambaの「/」以下に該当する。まずは不要なドライバーモジュールを削除する。
    (環境により必要なものが異なるので注意)

    参考)Ethernet-HOWTO=5.htm

  A.「/lib/modules/[カーネルバージョン]/block」以下
    削除しない

  B.「/lib/modules/[カーネルバージョン]/misc」以下
    削除しない


  C.「/lib/modules/[カーネルバージョン]/net」以下
    「8390.o」のみ残す


  D.「/lib/modules/[カーネルバージョン]/scsi」以下
    全て削除

 (7)「/lib/modules/[カーネルバージョン]/pcmcia」以下に、ドライバーモジュール(modules2036.tgz)を解凍したものをコピーする
  > cd /mnt/hda1/a/modules/all_modules/lib/modules/2.0.39/pcmcia
  > cp ./* /fdsamba/lib/modules/2.0.39/pcmcia

    コピー後、フロッピー一枚に収められるよう、不要なものを削除する。最低以下のものを残す。
    i82365.o、pcmcia_core.o、pcnet_cs.o、tcic.o

 (8)「rootfs」の書き戻しを行う
  > umount /fdsamba
  > gzip -9 /mnt/hda1/a/fdsamba/rootfs

 (9)上記(8)の手順により、「rootfs」は元の「rootfs.gz」ファイルとして圧縮されるので、FD-Sambaのフロッピーにコピーする
  > cp /mnt/hda1/a/fdsamba/rootfs.gz /mnt/floppy
 


分類 FAQ
アプリケーション エンタープライズLinux
説明
ビジネス市場向けの安定志向型Linuxシステム。Linuxシステムがエンタープライズ向けとしての要件を満たすには以下のような要素を必要とする。

・高機能・高可用性のあるプラットフォーム(サーバー・OS・ミドルウェア)
・短いバージョンアップ・サイクル(12〜18ヶ月程度が水準)
・様々な機器・ソフトウェアに対応し、システムの提案から構築・評価まで一貫したサービス・サポートを提供(=SI要素)
・先進的な技術・ビジネス要素の蓄積(HPC:High Performance Computing)
・不具合があった際の迅速かつ的確な障害解析/対応へのサポート


エンタープライズLinux向けソフトウェア群


・データベース:Oracle,IBM DB2
・Javaアプリケーションサーバ:BEA WebLogic,IBM WebSphere
ERPパッケージ:SAP
・フェールオーバークラスター
   NEC CLUSTERPRO,東芝 ClusterPerfect,テンアートニ Life Keeper,PolyServe Matrix HA(Linuxバンドル:Turbolinux CLUSTERPRO,
   MIRACLE CLUSTERPRO-AsianuxInside)
 


分類 FAQ
アプリケーション SOAとは?
説明
参考)Java FAQ - SOAとは?

Service Oriented Architechture、サービス指向アーキテクチャー。システム全体を「サービス」と呼ぶ部品の集合体とみなす考え方のこと。関連性のある複数のプログラムやコンポーネントを「サービス」として部品化する設計思想を指す。それぞれのサービスの独立性を高め、システムに変更の必要が生じた際の影響範囲を極力抑えることを目指す。

SOAに基づいて設計したサービスは、ほかのサービスと処理をやり取りする際、WebサービスやMQ、JMS(Javaの非同期メッセージ交換サービス)といった呼び出し手段を意識しないで済む(実際には、Webサービスの技術を使うことが多い)。サービス同士の通信を中継する
ESB(エンタープライズ・サービス・バス)と呼ぶ仮想的なデータの通り道(バス)が、サービス間の通信手段の違いを吸収する。

従来の部品化やサブシステム分割といったシステム設計技術は、部品やサブシステムにまたがって処理をやり取りする場合、相手先を意識しなければならないことが多かった。

SOAの威力は、システム開発における生産性や保守性の向上にとどまらない。ビジネスの変化にあわせて業務プロセスを組み替え、その変更をシステムにも反映できるようにするのが究極の目的である。

SOAに基づき業務とシステムを関連させる一連の流れは、次のようになる。まず、システム化の対象となる業務プロセスの現状分析と部品化を行う。この作業には、BPM(ビジネス・プロセス・モデリング)ツールと呼ぶソフト製品を使うことが多い。

次に、業務部品単位でシステム部品(サービス)を設計・実装する。同時に、システム部品の実行順序やサービス同士の関連は、「
BPEL:Business Process Execution Language = ビジネス・プロセス実行言語」と呼ぶ言語で記述する。

BPELは、Javaで構築したサービス、ERPパッケージ(統合業務パッケージ)で構築したサービス、レガシー・システムのサービスなど、さまざまな種類のサービスを一つの環境で定義するためのものである。米IBMや独SAP、米マイクロソフトなどが中心となって標準化を行っている。

BPELで定義された流れに基づき、一連の処理を実行する。システムの実行ミドルウェアは、ESBの機能を備えた製品を使う。システムの実行状況は監視ソフトでチェックする。問題があれば、システム部品の呼び出し順序をBPELで変更し、実行する。
 


分類 FAQ
アプリケーション WindowsアプリケーションをLinux上で動作させる(David)
説明
Turbolinux FUJIの目玉機能のひとつである「David(デイビッド)」を使用すると、本来Linux上で使うことができないWindowsアプリをインストールして動作させることができる。

Davidは、SPECOPS LABS(http://www.specopslabs.com/)が開発したLinux用ミドルウェア(アプリケーションとOS間のやりよりを橋渡しするソフトウェア)である。Davidの中核となる部分は、LinuxでWindowsアプリを動作させる実行環境
「WINE(ワイン)」がベースとなっている。WINEは「Wine Is Not an Emulator」の略で、その言葉のとおりVMWare」などのエミュレータとは、まったく異なる仕組みで動作している。実際には、Windowsアプリが利用しているWin32 APIを、UNIX向けのAPIに変換して実行するという仕組みである。ハードウェアを直接操作する命令をトラップせずにすむため,理論上はWindowsと同等の速度でアプリを動かすことができる。また、x86系以外のCPUでは動作しない。WINEはもともとFreeBSDやLinuxなどのUNIX系のOSに向けて開発されているオープンソースプログラムである。スタティックリンク(外部ライブラリを必要としない方式)を用いてコンパイルしたWindows用アプリの多くは、WINEがあれば動作するが、Windowsのシステムフォルダ内にあるDLLを利用するようなプログラムは、そのままでは動作しない。Davidではアプリに必要なDLLを独自に用意することで、これまでWINEでは動作が難しかったMSOfficeのインストールを可能にした。

Davidのディレクトリ構造自体は、非常に単純で,ユーザーのホームディレクトリ以下に、「.wine」というフォルダが作成され、その中に擬似的なWindows環境が構築されているだけである。アプリのインストールもこのフォルダ以下へ行なわれる。Windowsアプリで利用できるマイドキュメントフォルダは「/home/ユーザ名/MyDocument」となっている。David上で作成されたファイルも当然Linuxで利用可能なので、たとえばMSOfficeで作成、修正した文書をLinuxのメーラで送信したい場合には、このディレクトリにあるファイルをそのままメーラにドラッグ&ドロップすればいい。Windowsではインストールしたアプリケーションを、同一のOSに登録した各ユーザーで共有することもできるが、Davidの場合には構造上、ユーザー毎にアプリケーションのインストールが必要となる。



1.Winアプリを動かすにはイネイプラが必要

DavidはおもにWindowsアプリを実行させるためのエンジン部分と、アプリの動作に必要なプラグイン「イネイプラ」という構成から成り立っている。イネイプラはフォトレタッチソフトの「Photoshop」用、Webページ制作アプリの「Dreamweaver」用など、アプリごとの提供が予定されており、仕様などは公開されていない。おそらくアプリごとに必要なWindowsのDLLを移植したものと、設定ファイルをひとまとめにしたものだと思われる。

参考)対応・対応予定のアプリケーション

 ・Microsoft Office
 ・Adobe Photoshop 6.0J
 ・Macromedia Dreamweaver MX
 ・Macromedia Flash MX
 ・Macromedia Fireworks MX
 ・IBMホームページビルダー v.6
 ・ロータスノーツなどのビジネスアプリケーション

これらのイネイプラの提供は、Turbolinuxのアプリケーション管理ツールの「Turboプラス」を通じて行なわれ、有償となっている。



2.Davidで最初に行なっておきたい設定

Turbolinux FUJIへWindowsアプリをインストールする前に、まずDavidを最新のバージョンにアップデートしておく。最新バージョンでは日本語入力の不具合などが改善される。アップデートには、Linuxアプリケーション管理ツールの「Turboプラス」を利用する。[メニュー]->[Turboプラス]を開き、左側のペインにある[アップデート]アイコンをクリック。上部に表示されるメニュー(デフォルトでは「セキュリティアップデートを選択」となっている)から、「すべて選択」を選び、[アップデート]ボタンを押す。あとは自動的にアップデータをダウンロードしインストールされる。もし、TurbolinuxFUJIのインスト
ール時に導入し損ねたアプリがあっても、このTurboプラスから、最新版を入手できる。ちなみにDavidを導入する場合はTurboプラスの左側のペインから[アプリケーションの追加]アイコンをクリック。[全体グループ]タブを押して、[Windowsアプリケーション互換ソフトDavid]のチェックボックスをオン。あとは[インストール]ボタンを押すだけである。MS Officeのインストールは、上記のとおり行なえば、問題なくできるはずである。完了後、正しくインストールされているかどうかは[メニュー]->[プログラム]->[システム]->[Davidシステムトレイ]とクリックしたあと、タスクトレイに表示される[Davidアイコン]を右クリック。[DAVID管理コンソール]を開き、[アプリケーション管理]アイコンを選択すると確認できる。また、FDDがないPCを利用している
場合、時にWindowsアプリの動作が非常に遅くなってしまうことがある。これはDavidが持つフェイクドライブ機能(Linux上にマウントされたストレージデバイスを、Windowsと同じようなアクセス方法で利用できるようにするもの)が、実際には存在しないFDDドライブを探しているためである。これを解決するために、フェイクドライブからAドライブを削除する必要がある。実際の手順はrootユーザーに切り替えたあと[メニュー]->[プログラム]->[システム]->[コンソール]を開き、以下のとおりに入力する。

# cd /root/.wine/dosdevices
# rm ./a:

これで動作が軽くなるはずである。



3.安定動作するもののまだ完璧とは言えない

今回、Office2000とXPの両方をインストールして試してみた。Office2000の導入はスムーズに行なえるが、アクティベーションが必要なOfficeXPについては少々戸惑うだろう。Office利用前に促されるアクティべ−ションプログラムは、WindowsのIEを使う仕様となっている。Turbolinux FUJIには当然のことながらIEがないため、アクティべ−ションは電話で行なう必要がある。ちなみに、ターボリナックスによると、IEのイネイプラも技術的には作成可能だが、IEのライセンス使用許諾上の問題で、今のところ対応する予定はないという。実際に導入してみると、動作速度はまずまず。日本語人力環境はLinuxのものを利用するためか、インライン入力はできないものの,文字化けなどのトラブルには今のところ遭遇していない。上記のような不満点は、できれば今後の改善を期待したい。レイアウトの再現性などの面については、メールで受け取ったOffice文書を確認するといった用途では、問題なく利用できそうである。


参考)MS-Officeの導入

@Turboプラスの起動
まず、[メニュー] ->「Turboプラス」を開いて、アップデートを実行する。パッケージ版からバージョンが上がっているため、この作業は最初にやっておくべきである。

ADaidのアップデート
Davidのアップデートが完了したら、Turboプラスのウンドゥを閉じてMS Officeセットアップに進む。

BMS Officeのセットアップディスクの挿入
PCにMS Officeのセットアップディスクを挿入すると、「メディア変更監視」メニューが表示される。[オートラン]を選択し[OK]ボタン押そう。

CMS Officeのセットアップ画面
MS Officeのセットアップ画面が表示される。ここから先はWindowsと同じ操作でインストール可能である。

DIMEのインストールは不要
途中、MS IMEのインストールを聞かれるが「いいえ」を選択する。いくつか発生するエラーがあるが、無視するようマニュアルに記載があるので、そのとおりに進めると、イストールが完了する。

Eシステム復元ポイントを作成
起動が確認できたら、念のためシステム復元ポイントを作成しておく。DAVID管理コンソールの[システム復元ポイント作成]から実行できる。

FMS Officeの起動
起動するには[メニュー] -> [Windowsアプリケーション] -> [プログラム]を選択し、目的のアプリケーションをクリックする。

Gインストールされたプログラムの確認
DAVID管理コンソールでは、インストールされているプログラムの確認もできる。アプリの削除もここで行う。

Windowsアプリケーションの起動は、Windowsのエクスプローラに似たDAVIDエクスプローラからも行える。光学ドライブや他のHDDへのアクセスも可能である。DAVIDエクスプローラの起動は、タスクトレイにある[DAVIDシステムトレー]を右クリックし[DAVIDエクスプローラ]を選択する。
 


分類 FAQ
システム グリッドについて
説明
従来のグリッドは、複数台のコンピューターをネットワークで接続し、あたかも一台のマシンのように扱うことを指していた。各コンピュータに処理を割り振り並列処理をさせることで、大規模な演算を可能とするシステムを安価で実現できる。

しかし2004年に入り、データベース管理ソフト、クラスタリング・ソフト、運用管理ツール、サーバ/ネットワーク設定自動化ツールなど、さまざまなジャンルの製品がグリッド対応を表明し出すと、次第にグリッドの定義が変化してきた。現在のグリッドの定義は「
大規模演算の並列処理を実現するグリットで培った技術を応用し、様々なシステム資源を仮想的にひとつのものとして扱えるようにすること」となる。ここでいう「システム資源」とは、プロセッサーやメモリ、ストレージ、ネットワーク機器からアプリケーションなど、システムを構成する要素全てを指す。システム資源を仮想化することで、資源の最適化、運用負荷の軽減、障害対策が容易になる。

グリッドは「
プロセッシング・グリッド」「ビジネス・グリッド」「データ・グリッド」三つに分離できる。前述した大規模演算の並列処理を実現するグリッドが「プロセッシンググリッド」にあたる。プロセシンググリッドの目的は、ハードウェア・コストの削減にある。安価なコンピュータでも複数台接続すれば、高価なスーパーコンピュータや大規模サーバに匹敵する処理能力を得られる。一方「2004年以降グリッド関連技術を大規模演算以外の用途に使おうとする動きが顕著になってきた」とされる分野は、「ビジネスグリッド」と呼ばれる。プロセッシンググリッドで培った技術を応用して、システム資源を効率的に活用したり、運用管理の手間を軽減したりする。「データグリッド」と呼ばれるものは、物理的に分散したデータをまとめて検索・参照することを目的としたものである。データグリッドは、技術的にはプロセッシンググリッドとは別のところにあるが、分散したものを仮想的に一つのものとして取り扱う点でグリッドに分類される。3分類の中で、特に注目すべきなのは、ビジネスグリッドである。

ビジネスグリッドはプロセッシング・グリッドで培った技術を基にしている。プロセッシンググリッドで培った技術は7つある。

基本技術
(1)アプリケーションを複数のジョブに分割する
(2)分割したジョブを複数のシステム資源に割り振る
(3)それぞれのシステム資源から処理した結果を統合して単一の結果としてまつめる

資源を適切に割り振るための技術

(4)システム資源をリアルタイムで監視する
(5)空いている資源を探し出して優先的にジョブを割り当てる

可用性を高める

(6)割り振った先のシステム資源にトラブルが発生し、処理を遂行できない場合の、別資源へのジョブの再割り当て
(7)ログインが必要な資源を使うためのシングル・サインオン

7つの技術を駆使すれば、例えばシステム全体の稼働率を上げることができる。あるサーバの負荷が急に高まったときに、負荷の低い別サーバに処理を割り振る。ピーク時にあわせてサーバをサイジングしていた企業にとってはシステム全体にかかるコストを下げることができる。

稼働率を上げることができるのは、サーバだけではない。グリッドが対象とするシステム資源はプロセッサ以外にも、ストレージ、ネットワーク機器までを含む。これらすべてのシステム資源を仮想化し、「システム資源プール」として複数のアプリケーションが共有できるようになる。仮想システム資源プールで管理することで、運用の手間も軽減できる。異機種のシステム資源が複数混在している環境でも、仮想的に1つの資源として管理できるためである。従来のように機種ごとに運用する必要はない。また障害時に別マシンに処理を割り振ることができれば、障害対策にもなる。

ビジネスグリッドは既存の製品・技術を組み合わせて実現ができる。グリッド関連技術の主要7要素のうちの(4)の資源の状態監視は運用管理ツールが備えている技術であり、(5)の資源の割り当てはメインフレームや大型UNIX機で、(LPAR等)分割したパーティション間でシステム資源をやり取りする「自律コンピューティング」の機能に似ている。(6)はクラスタリングにおける、フェールオーバー機能そのものである。従来、違う目的で開発されてきた技術・製品群を、すべての資源を仮想的に見せるように抽象度を上げたのが「グリッド」だと言い換えてもいい。

それぞれのシステム資源を共通のインターフェースで操作するための標準仕様を定めているのが
GGFである。GGFの標準仕様により、クラスタリングソフトや運用管理ツールは容易に連携することができ、ユーティリティ・コンピューティングの実現が可能となる。

参考)ケイパビリティーOGSAOGSI
 


分類 FAQ
デバイス USBインターフェースにメモリーカードリーダーを接続する
説明
大抵のLinuxデストリビューションでは、カーネル・モジュールとしてUSBドライバが組み込まれている。従って、Linuxのインストール時にマシンのUSB機能が有効になっていれば、LinuxからUSBポートが利用できるはずである。それを確認するには、以下のようにUSB関連ドライバのカーネル・モジュールがロードされているかどうか調べればよい。本例ではRed Hat Linux9を対象としている。
  > /sbin/lsmod | grep usb  <-- ロードされているモジュールの中から「usb」という文字列を含むモジュール名を表示
  usb-uhci    26412   0 (unused)   
<-- USB関連のカーネルモジュール
  usbcore     79040   1 [hid usb-uhci]

上記で表示された2つのUSB関連モジュール(usb-uhciとusbcore)がロードされていれば、USBポートが使用できる状態にあるはずである。これらのモジュールがロードされていない場合は、USBモジュールを手動で組み込む必要がある。その際にはまず、USB関連のパッケージがインストールされているかどうかを確認する。
  > rpm -qa | grep -i usb  <-- 「usb」という文字列を含むパッケージ名を表示
  usbutils-0.9-10  
<-- USB関連のパッケージが表示された
  libusb-0.1.6-3

上記のように2つのパッケージがインストールされている場合は、後はUSBモジュールをロードすればよい。インストールされていない場合は、Red Hat 9のインストールCDの1枚目(RedHat/RPMSディレクトリ)からパッケージを取得してインストールする。
  > rpm -ivh libusb-0.1.6-3.i386.rpm  <-- libusbパッケージをインストール
  > rpm -ivh usbutils-0.9-10.i386.rpm 
<-- usbutilsパッケージをインストール

あとはマシンを再起動し、BIOSのUSB設定を有効にする。インストールが終了したら、コピーしたrpmパッケージは不要なので削除しておく。

ここまでの作業が終了したら、マシンの起動時にUSBモジュールが自動的にロードされるようにする。それには、モジュールをロードするmodprobeコマンドを実行すればよい。
  > modprobe usbcore  <-- usbcoreモジュールをロード
  > modprobe usb-uhci  
<-- usb-uhciモジュールをロード

ただし、これだけでは、マシンの起動時に毎回、modprobeコマンドを実行しなければならない。起動時に自動的にロードされるように設定を変更するには、kudzuを手動で起動すればよい(「/usr/sbin/kudzu」をrootで実行)。kudzuが起動して、新規ハードウェアが認識されると「Welcome to Kudzu」画面が表示される。当画面で何らかのキーを押すと、「The following USB controller has been added to your system:」画面が表示されるので、「Configure」を選択すれば、USBポートが使用できるようになる。

1.カードリーダーを接続する

 LinuxマシンでのUSB使用準備が整ったので、メモリーカードリーダー(以下リーダー)を接続してみる。例としてあげるリーダーは、メルコの「MCR-8U/U2」とする。これは
 6種類のメモリーカード(CF、メモリ・スティック、スマート・メディア、マルチメディア・カード、SDメモリ・カード、xDピクチャ・カード)に対応し、USB2.0インターフェースを持つ。
 
 使用に際しては、まずLinuxマシンを起動したあと、リーダーのUSBケーブルをマシンのUSBポートに差し込む。すると、リーダーの電源ランプが点灯する。この段階で
 Linux自体がハングアップせずきちんと動作していることを確認する。その後、リーダー接続時のメッセージを確認するために、dmesgコマンドを実行する。
  > dmesg   <-- USB接続時のメッセージを確認
  (省略)
  ub.c: new USB device 00:1f.2-1, assigned address 2  
<-- 新規のUSBデバイスに「2」という番号(アドレス)が割り当てられた
  usb.c: USB device 2 (vend/prod 0x411/0x42) is not claimed by any acctive driver.
  Initializing USB Mass Storage driver...            
<-- USBドライバの初期化
  usb.c: registered new driver usb-storage         
<-- USBストレージのドライバが登録された
  scsi1: SCSI emulation for USB Mass Storage devices  
<-- USBストレージを使用するためのSCSIエミュレーション・ドライバが登録された
  usb-uhci.c: interrupt, status 3, frame# 968
    Vendor:MELCO  Model:CF CARD Reader   Rev: 3.02   
<-- カード・リーダー/ライタに関する情報が表示された。CFカードリーダと認識されている
    Type: Direct-Access                 ANSI SCSI revision: 02
  WARNING: USB Mass Storage data integrity not assured
  USB Mass Storage device found at 2           
<-- CFが大容量ストレージ・デバイスとして検出された
  USB Mass Storage support registered.          
<-- CFが大容量ストレージ・デバイスとして登録された
  (省略)

 上記であれば、リーダー自身が無事に認識され、USBドライバが組み込まれていると判断できる。リーダーのカード・スロットに、あらかじめCFを挿入していれば
 上記のようにCFも認識される。ただし、このままではCFを利用できない。CFを使用するためのマウント処理を別途実行する必要がある。

2.CFのマウント

 Linuxは、USBストレージにアクセスする際にSCSI機器用デバイス・ファイルを使用する。つまり、USBストレージがSCSI機器として認識されるわけである。他のUSB
 ストレージやSCSI機器をマシンに接続していない場合、USBストレージは1台目のSCSI機器用のデバイス・ファイル「/dev/sda」を使ってアクセスされる。このとき、USB
 ストレージ上の1つ目のパーティションに対応するデバイス・ファイルは「/dev/sda1」となる。従って、今回のCFのマウントは以下のように実行する。
  > mount /dev/sda2 /mnt    <-- USBストレージのパーティション「/dev/sda1」を/mntディレクトリにマウント
  > df -k                 
<-- /dev/sda1パーティションがマウントされたことを確認
  filesystem     1K-blocks   Used   Available  Use%  Mounted on
  (省略)
  /dev/sda1     125162      4    125158   1%   /mnt  
<-- マウントは成功している

 さらにCFのパーティション情報を確認する。
  > sfdisk -l  <-- パーティション情報を確認。sfdiskはfdiskより精度が高いと言われる
  (省略)
     Device Boot Start    End  #cyls  #blocks  Id  System
  /dev/sda1  *    0+    979  989-  125424  6  FAT16  
<-- USBストレージのパーティションはFAT16ファイルシステムとなっている

 上記は、USBで接続したCFのパーティション情報であり、ファイルシステムはFAT16となっていることがわかる。CFをマウントした/mntディレクトリに移動してlsコマンドを
 実行してみると、CF内のディレクトリ名などが表示される。USB接続のリーダー経由でCFを使用できることが確認できる。
  > cd /mnt   <-- CFがマウントされた/mntディレクトリに移動
  > ls -l      
<-- CFの内容を確認
  total 4
  drwxr-xr-x   2 root  root  2048 Nov 3 20:02 dcim  <-- CF内のディレクトリ(dcim)とファイル(nikon001.dsc)が表示された
  -rwxr-xr-x   1 root  root   512 nov 3 20:02 nikon001.dsc

3.ext2ファイルシステムをCFに作成する


 上記例のようにWindows用ファイルシステムのFAT16でCFがフォーマットされている場合、このまま使用することも可能であるが、Linux用のファイルシステムでフォーマット
 し直した方が無難である。そこで、CF上にext2ファイルシステムのパーティションを作成する。それにはまず、既存のパーティションを削除してから、Linux用のパーティション
 を作成する。
  > fdisk /dev/sda    <-- 「/dev/sda」というディスクに対してfdiskコマンドを実行

  Command (m for help): p   
<-- 現在のパーティション情報を確認
  (省略)
     Device Boot Start    End  Blocks  Id  System
  /dev/sda1  *    1    980  125424  6  FAT16  
<-- 「/dev/sda1」パーティションはWindows用(FAT16)になっている

  Command (m for help): d   
<-- 既存のパーティションを削除
  Selected partition 1      
<-- 削除するパーティション番号を入力。パーティションが1つしかない場合は番号を入力する必要はない(自動で選択)

  Command (m for help): n   <-- 新規パーティションを作成
  Command action
    e  extended
    p  primary partition (1-4)
  p                       
<-- 作成するパーティションは基本領域とする
  Partition number (1-4): 1       
<-- パーティション番号として「1」を指定
  First cylinder (1-980, default 1): 1  
<-- 最初のシリンダを指定
  Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (1-980, default 980): 980  
<-- 最後のシリンダを指定。これによりディスク全体を1つのパーティションとする

  Command (m for help): p       
<-- 変更したパーティション情報を確認
  (省略)
     Device Boot Start    End  Blocks  Id  System
  /dev/sda1  *    1    980  125424 83  Linux   
<-- 新規パーティションの情報。Linux用パーティションに変更されている

  Command (m for help): w      <-- ここまでの作業で作成した新規パーティションの情報をディスクに書き込んで、fdiskを終了。これにより実際に
  (省略)                    
パーティションが作成される

 パーティションが出来たら、mkfsコマンドでext2ファイルシステムを作成する。
  > mkfs /dev/sda1  <-- 「/dev/sda1」パーティションにext2ファイルシステムを作成
  mke2fs 1.32 (09-Nov-2002)
  Filesystem Label=
  OS type: Linux
  (省略)

 さらに、その後「/dev/sda1」パーティションをマウントし、パーティション情報を出力する。
  > mount /dev/sda1 /mnt   <-- 「/dev/sda1」パーティションを/mntディレクトリにマウント
  > df -k               
<-- 「/dev/sda1」パーティションがマウントされたことを確認
  Filesystem    1k-blocks   Used Available Use% Mounted on
  /dev/hda1     484602  312256 147324  68% /
  none          62524       0  62524   0% /dev/shm
  /dev/sda1     121459      13 115175   1% /mnt   
<-- マウントは成功している

4.別のスロットを使用する


 今回使用したリーダーには、5つのスロットが用意されている。マルチメディア・カードとSDメモリ・カードは共通のスロットを利用するが、それ以外のカードは専用の
 スロットに差し込むことになる。

 ここで、もう一つのスロットにカードを差し込んでみても、使用はできない。「
1.カードリーダーを接続する」のdmesgコマンドの実行結果からわかるように、複数の
 スロットを持つリーダーであるにも関わらず、Red Hat 9はCF用のスロットしか認識していない。

 6連装のCD-ROMドライブのように、複数のメディアを収納できるSCSI機器をLinuxマシンに接続する場合、SCSI LUNという番号が各メディアに割り当てられることにより、
 各メディアを同時に使用できるようになる。リーダーに備わる複数のスロットを使用するときも、同様にSCSI LUNが割り当てられる必要がある。しかしながら、Red Hat 9で
 SCSI LUNを利用するには、カーネルを再構築する必要が出てくる。

5.ジャンプショット・ケーブルを接続する

 この製品は、レキサー・メディアの40倍速256MBのCF(CF256-40-278)に付属する専用ケーブルで、CFをUSBポートに接続するためのものである。ただし、汎用では
 なく、レキサー・メディア専用のケーブルである。

 ジャンプショット・ケーブルを使ってWindowsマシンにCFを接続すると、CFは専用ドライバなしでストレージ機器として動作し、すぐにCF内のデータの読み書きができる。
 Linuxマシンでも、以下のように速やかなデバイス認識が可能である。
  > dmesg    <-- レキサー・メディアのCFを接続したときのメッセージを確認
  (省略)
  Vender: LEXAR   Model: CF CARD   Rev: 1.00   
<-- CFが認識された
  Type: Direct-Access             ANSI SCSI revision: 02
  WARNING: USB Mass Storage data integrity not assured
  USB Mass Storage device found at 3  
<-- CFがUSBの大容量ストレージとして認識されている

6.その他


 USBストレージとして動作するデジカメについても、専用ドライバなしで、リムーバブル・メディアとして取り扱うことができる(ニコン D70、D100等)

 


分類 FAQ
ディスク管理 ディスク管理ツールLVMでの論理ボリューム管理(20050522)
説明
Linux(カーネル2.4以降)には、論理ボリューム管理ツールであるLVM(Logical Volume Manager)が実装されている。これを用いることでWindowsの論理ボリューム(cf. ダイナミックディスク)同様に、HDDのハードウェア構成に関係なく仮想的なディスクシステムを構築できる。

LinuxのLVM機能は非常に強力で、論理ボリュームを複数使って、理論的には最小512MBから最大で1PBものボリュームグループを複数作成できる。また、それらパーティションのサイズ変更も柔軟に行なえる。もちろん容量の伸縮も可能で、論理ボリューム内のファイル状態をそのまま保存しておける「
スナップショット」もサポートしている。

さらにLinuxカーネル2.6では、LVM2となり物理/論理ディスク間のマッピングを制御するDevice-Mapperが組み込まれ、ソフトウェアRAIDの扱いも容易になった。(ただし、カーネル2.6では動作が安定していない)

Linuxではディストリビュータが異なると、細部の振る舞いが大きく変わる。また、ユーザーごとの局所的な環境での事例報告が多いため、汎用的な利用ノウハウの提示が難しい。LVMを用いた論理ボリューム操作も、インストールや有効化の細部が環境によって異なり、実操作も複雑なコマンド入力を必要とする。そのような中で、フリーウェアLinux Logical Volume Manager Viewerは、LVM構造を視覚化し、容易に論理ボリュームを作成できる。
 


分類 FAQ
セキュリティー SELinuxとは?
説明
Security-Enhanced Linux。米国国家安全保障局(NSA)で開発されたLinuxのセキュリティーを高めるためのカーネルモジュール

カーネル2.2/2.4用のパッチとして提供されていたが、カーネル2.6からは標準で組み込まれている。通常のLinuxではユーザー権限のレベルとしては、root管理者と一般ユーザーの2段階しかなく、rootの権限が非常に強力になっている。もし悪意のある侵入者に、いったんroot権限を奪われてしまうと、システム全体を乗っ取られてしまうことになる。

SELinuxを導入することで、セキュリティー管理者以外がセキュリティーの変更を出来なくなり、rootを含むユーザー毎にアクセス可能なシステム資源を限定できる。また、プロセス毎のアクセス制御も可能なため、root権限で動作するサーバー系ソフトなどがセキュリティーを突かれても、一部のファイルにしかアクセスできないように制御できる。

なお、情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア開発支援事業を受けて、日立ソフトウェアエンジニアリングが委託開発した、SELinuxの構築。運用を支援するツール「SELinux/Aid」が公開されている。以下3つのツールで構成されており、SELinuxの複雑なセキュリティーポリシーを容易に設定することができる。

・selpec(SELinux Policy Editing and Configuration):GUI/Web/コンソールからSELinuxのセキュリティーポリシーを設定するツール
・sellog(SELinux LOG analyzer):セキュリティーログ解析ツール
・selchk(SELinux Checker):セキュリティー監査ツール


SELinuxはセキュリティーホールを塞いだり、侵入を防止するものではなく、侵入された場合でも被害を少なくするための機能を持っている。なお、SELinuxを利用するには、ディストリビューションに含まれる個々のソフトウェアに合わせて、細かくセキュリティーポリシーを設定しておくことが肝心である。しかし、現時点では、このセキュリティーポリシーの整備と検証が充分でないためか、SELinuxを有効にしているディストリビューションはまだあまり出揃っていない。
 


分類 FAQ
セキュリティ Linuxにおける情報セキュリティ管理
説明
1.守るべき対象

 (1)情報システム
    - システム基盤
    - 情報処理
    - 通信とトランザクション

 (2)情報
    - 業務基盤となるデータ群(勘定情報、個人情報など)
    - 知的財産
    - 保護対象と漏洩対策の双方

2.ユビキタス社会

 (1)多彩な情報処理機器
    - mobility
    - 家電・自動車等様々な機器が情報処理機器化)
 (2)Network is computer(ネットワークはシステムの重要なコンポーネント   gridなど)
 
  → ネットワーク全体を対象とした情報拡散が進む(情報をダウンロードすることで、至るところに情報の複製が出来てしまう)

3.システムと人間系の不協和音

 (1)業務依存性拡大
 (2)組織内部構造の変化
 (3)攻撃手法・対象の変化
 (4)高度IT人材不足

4.対応の概略

 (1)情報資産管理を現状に適合させる
 (2)システム移動性(mobile)へのスマートな解決
 (3)変化するセキュリティ要件への対応

5.基本的な対応戦略

 (1)システム防護中心から情報資産管理中心へのシフト (システム基盤へのセキュリティ対策[F/W導入など]は当然のこと。これからは情報資産管理へ目を向ける)
 (2)事業継続性確保の視点重視
 (3)Customer Satisfactionの向上
 (4)勤務員のマインドアップ
 (5)社内統治の観点からの制度設計
 (6)PDCAサイクルの確立

6.予防と転嫁





予防 回避
保有 転嫁
被害額→

 「予防」と「転嫁」部分が対応の中心となる。

 ・予防 → システム中心で対応
 ・転嫁 → 制度中心で対応

7.Linuxの特性を考慮したセキュリティ対応

 (1)OpenSource
    - 誰もがシステムの実装を確認できる(情報開示)
    - 誰もが新たな技術をインテグレーションできる
 (2)構造のシンプルさ

 →上記特性には疑問が存在する

 (1)数多くのkernel module、大胆なシステム構成
    → 組み合わせが膨大で検証しきれない
 (2)脆弱性への努力が依然乏しい

 →考慮した上で検討が必要(インフラが整うのを待つ?(SELinuxなど)/自分で全て行う?/コンサルしてもらう?)
 


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説明

UNIX,AIX