朱鞠内を訪れた二人の作家
    −森村誠一氏と李優蘭氏−

 秋から冬にかけて,二人の作家が笹の墓標展示館を訪れました。

 一人は推理小説作家の森村誠一氏。森村氏は,講座の会員である神沼公三郎氏(北大演習林)の招きで名寄市で講演会に出席した翌日,10月5日に夫人とともに朱鞠内を訪れたもの。

展示館では,殿平会長・田中館長がご夫妻を待ちうけ,紋別から朴南七氏もかけつけました。

森村氏は展示館をゆっくりと見学した後,湖畔・願いの像・共同墓地裏の発掘現場を訪れ熱心に質問し,朴南七氏の体験談にも耳を傾けました。

 帰京後,殿平会長に電話があり,朱鞠内を舞台にした推理小説を書きたいと連絡がありました。

「日韓共同ワークショップ」と朱鞠内の自然を魅力的に取り入れ,観光客が展示館を訪れたくなる作品にしたいと言っています。

 小説『笹の墓標』は「小説宝石」1月号から連載が始まり,3〜4回続くとのこと。ぜひご一読ください。


 もう一人は,山梨県在住の在日朝鮮人作家李優蘭氏。

李氏は12月8日多度志一乗寺で一泊。翌日殿平会長・岡田有生氏(99日韓共同ワークショップ大阪参加者)とともに朱鞠内を訪れました。

 李氏の目的は,新聞社から依頼された新しい小説のための取材。「日韓共同ワークショップ」の取り組みに深い関心を寄せ,民衆同士の新しい関係を育てる上で,すばらしい企画だと語っていました。

いずれ,李優蘭氏の小説にも朱鞠内が登場するかもしれません。
(李優蘭氏の『川べりの家族』は山梨日日新聞社発行)



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