99夏日韓共同ワークショップを終えて
99年8月17日〜21日の4日間大阪でワークショップが開かれました。
民族教育文化センターの主催により「共に生きる 真実に感じる 未来に」をテーマとして,フィールドワークとその報告会をはじめ公開シンポジウム,交流会などが行われました。
韓国33名,在日20名,在米2名,日本20名の参加があり,宿舎となった大阪市立矢田青少年会館では連日夜がふけるまで参加者が語り合う姿が見られました。
初日は開会式と交流会。18〜19日は高槻タチソ見学の後,民族教育・戦後補償・在日同胞と人権・分断・地域活動・戦時遺跡の各グループに分かれてフィールドワーク。
全体報告会で各グループから成果を報告。20日午後は大阪市中央青年センターにて『日韓を変える人々のつながりとは〜「在日朝鮮人と日韓関係」を考える 〜』をテーマに公開シンポジウム。
会場は満席となり,活発な議論がなされました。会場からのハルモニの発言とそれに答えた韓国の学生の言葉に多くの人が涙する場面もありました。
97夏のワークショップでは過去の歴史を私たち自らの手で掘り起こし,98夏は韓国で今なお清算されずに残された歴史を目の当たりにしました。
そして,99夏。
自分が今暮らしている日本の社会のなかに,ごく普通の在日同胞が歴史を背負わされて生活している,そんな人々がこんなに身近にいるのに私たちは普段それを見ることなく−見ても見ないふりをして−過ごしているのではないか,そんな思いに胸が痛みました。
ワークショップが終わるたびに「これで終わりではなく,これが始まりだ」と感じます。
99夏日韓ワークショップを終えて,私たちは再び新たな出発点に立っているのではないでしょうか。
(真野 佳子)
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