■高野山(和歌山県伊都郡高野町) 最終調査:2006年 8月15日(2006年
8月20日更新)高野山は和歌山県北部に位置し、標高約1000メートルの盆地状の土地に、1000年以上も前に真言宗の宗祖である空海(弘法大師)が開山した天下の霊場。今でも多くの寺院が建ち並んでおり、まさに山上宗教都市といえましょう。 空海が開山してから1000年以上の時を経て、この地にも携帯電話が入ってきました。 エリアとなったのは、各社時期が違い、NTTドコモ関西、関西セルラー(現au)は早い時期から使用可能でしたが、関西デジタルホン(現ソフトバンク)とツーカーホン関西(現ツーカー)のエリア化は1998年のことでした。 そして、今なおアクセスが容易ではないにもかかわらず、一年中参拝客で賑わい、携帯電話という便利な小道具までが使えるようになった現代の高野山の姿を、空海はどんな思いで天から見ているのでしょう。 ■参考リンク ・悠誘高野山(ゆうゆうこうやさん):高野町、高野山観光協会、高野山宿坊組合 ・高野山ガイド:南海電気鉄道(株) ・高野山たんけんマップ:高野町立高野山小学校 3年生が作成。高野山知る第一歩として結構使えます。 ■目次 ●高野山駅〜女人堂辺りまで ●大門 ●金剛峯寺付近 ●苅萱堂 ●奥の院 ■調査エリア ![]() ●高野山駅〜女人堂辺りまで
(調査日:2006年 8月15日)ケーブルカー高野山駅から山内の連絡バスに乗ると、バス専用道路を経て女人堂に着きます。このバス専用道路は一般車両通行止めの林道で、周囲は集落は全くありません。この間、ほとんど圏外で、女人堂の入口でようやく電波を拾い始めます(3G。以前、PDCもほぼ同じ傾向でした=1999.5.2調査)。 ●大門高野山の西端にある巨大な山門。高野山の西玄関に当たります。地形的にも山上盆地の西端に当たり、門から西側は視界が開け、山の向こうに紀伊水道方面が見渡せます。
(調査日:2006年 8月15日)電波は門周辺については良好。ただし門を離れ、すぐ下の高野山連絡道路に下りると電波が弱くなります。 まさにこの山門が、高野山の電波圏内エリアと圏外とを分ける目印の役割を果たしているようです。 ↑このページの冒頭へ ●金剛峯寺付近 金剛峯寺は、高野山の中央よりやや西に位置する、真言宗の総本山。山内にある墓地、奥の院もここの寺院の管理下にあります。 ・主殿及び別殿内部
(調査日:2006年 8月15日)電波は屋外より弱まるものの、全体としては良好です。 主殿の入口裏に当たる台所付近は弱く、0から1本になります。 ・壇上伽藍 パンフレットなどでよく見かける真っ赤な塔、根本大塔があるのはここです。
(調査日:2006年 8月15日)
(調査日:1999年 5月 2日)屋外はもちろん、根本大塔内部でも電波は良好でした(根本大塔は鉄筋コンクリート)。 印象的だったのは、このお寺の近く、高野山大学の裏手にある基地局の塔の先端部分のデザインが根本大塔の先端とそっくりだったことです。ちゃんと法輪まで表現されています。周囲の景観に配慮したのでしょうか。 ↑このページの冒頭へ ●苅萱堂 苅萱道心とその子石童丸が、互いに親子と知ることなくひたすら厳しい修行に励んだ悲話である石童丸伝説ゆかりの寺院です。 高野山のメインストリートである高野街道沿いにあり、拝観料も無料で、気軽に立ち寄れます。
(調査日:2006年 8月15日)電波は良好です。全く問題ありません。 ●奥の院 高野山の最も東の端に位置する大きな墓地。織田信長や豊臣秀吉など歴史に登場する武将や、企業の歴代経営者など、重要な地位にあった人達が多く名を連ねています。 ■3Gの電波状況 ![]()
(一の橋、中の橋、汗かき地蔵、中の橋駐車場など 調査日:2006年
8月15日)
(武田信玄の墓付近、平和橋など 調査日:2006年
8月15日)
(玉川橋、御廟橋、織田信長の墓、豊臣秀吉の墓、弘法大師御廟など 調査日:2006年
8月15日)■PDCの電波状況
(中の橋駐車場付近 調査日:1999年
5月 2日)
(御廟橋、弘法大師御廟など 調査日:1999年
5月 2日)電波状況は、3G・PDCともに、入口付近は比較的強いのですが、付近に基地局があるわけでもないため、奥へと進むにつれてだんだんとバーが減っていきます。奥の方は完全に圏外です。 調査時期について、PDCは1999年5月、3Gは2006年8月と、この間約7年あるわけですが、この2つの調査結果がよく似ています。このことから、3Gの基地局は既存のPDC基地局と併存で設置されており、PDCの基地局設置以後から最新調査時期に至るまでの間、高野山内で基地局の増強は行われていないと考えられます。 ↑このページの冒頭へ |