別府八湯温泉道・第一弾感想

Wakaさんのレポート

 

交通手段
関西汽船さんふらわあに、Wakaさんのスカイウエイブを乗せ、現地ではタンデムでまわりました。
別府の町は細い道が入り組んでおり、共同湯に関しては路地裏にあって駐車場もないこともあります。バイクだから構わずどこへ停めてもいいなどということはないのですが、それでも車を使うよりは便利。坂も多いですので、自転車ではかなりしんどいでしょう。歩いてまわった方も居られるそうですが、どこからそのパワーは湧いてくるのでしょう。

 

湯遍路
地元民のかたや、周辺のかたであれば、1日1湯をじっくり楽しんで毎日続ければ、3ヶ月で楽に名人になれます。
ところが遠方から出向くとなるとそうもいきません。限られた滞在時間の中でなるべく多くのスタンプを押さなければなりません。そういったハードスケジュールで精進している人たちのことを「湯遍路」というのだそうです。

ひとつの浴場に到着し、脱ぎ着と入浴と次への移動時間を含めて30分。お湯にはほんの数分しか浸かれないことになります。
これが地元民の目から見たら、人によってはあまり快いものでもないようで、とある浴場では批判を受けました。「そんな、ただ数をこなすだけの入りかたでは、本当に温泉を楽しむ人の入りかたではない、それにお金がもったいない」と。

いえ、それは十分わかってます。温泉道をやってなかったら、私だって1ヶ所をじっくりと1時間以上楽しみますって。
確かに、来たと思ったらすぐ出る・・・では、ここが気に入らないのかと誤解を受けてもしかたありません。入浴マナーは精一杯守っているつもりですが、このスタイルだけはどうしても変えられないので、ご理解頂きたい。

Wakaさんとは、特に上がる時間を決めていなかったのですが、数をこなすに従って、脱衣場のドアを開けて出ると向うも男湯から同時に出てきた・・・ということが多くなりました。タイミングが読めるようになってきたのでしょう。

 

天候
雪! 2日目の午前中などは晴れていたのですが、それでも午後から吹雪のような雪が続きました。
まあ、雨よりはましですが、当然寒い。熱い湯に浸かっても、すぐ冷えてしまいます。ってゆーか、なにぶん湯遍路ゆえ時間が限られているし、すぐに次に入らなければならないのであったまりすぎるわけにもいかない。その点夏の方が楽かなあ・・・と考えましたが、夏は夏で汗をかくし、のぼせる可能性もあります。難しいところですねえ。汗をかかず、冬のように脱ぎ着に時間がかかることもなく楽にまわれる時期はいつでしょうね。やはり4月か10月頃でしょうか・・・

それよりなにより、雪が積るとバイクで走れない! 2日目、神丘温泉を出たあと明礬方面を攻めようと坂を上っていったところ、どんどん積りはじめて、走行が困難になってきました。そろりそろり走りましたが、保養ランドとか明礬うどんのあるあのあたりでついに転倒!! 臨時停車してチェーン装着中のバスの運転手さんが心配してすっ飛んできてくれました。幸い、バイクも人間も故障はなく一安心しましたが、これ以上進むのは不可能です。やむなく来た道を戻り、この日の明礬方面を断念せざるをえませんでした。また、更に山裏の塚原温泉などは、前の週積った雪が40cmにもなり残っているので、営業を休止しているようです。

わたしゃいったい、何のためにここまでしてこんなことやってるんだ・・・と一瞬思ったんですが、次の温泉に入ってあったまった途端、やっぱりいいなーなどと考えがグルリと転回したのでした。

雪を直撃しながらタンデムで走るスカイウエイブを見た、という地元民のかたに、とある共同湯で話しかけられました。温泉道については理解があり、応援の言葉をいただきましたが、心の中では「この寒いのに物好きがよくやるよー」とほんの少しは思ってるのかもしれません(^^;

 

共同湯
別府には地元民のための格安な共同湯が本当にたくさんあります。ほんの数歩の距離しか離れていないところも。
そして、いつの時間にどこへ行っても混んでいます。別府の人は、ほんとうによく温泉に入っています。
驚いたのは、草津でもそうだったんですが、浴場と脱衣場の区別がなく、いきなり浴場にすのこが置いてあって、壁に棚が取り付けてある程度。そういうところがほとんどです。湯船に浸かる人も、服を脱ぎ着する人も、一緒になっておしゃべりが楽しめるし、自分の荷物を常に見ていられるので安心できますね。でもロッカーはないので、貴重品には注意!

それと、入浴マナーも完璧! 洗面器などの備品は常に整理され、挨拶や他の人に対する心配りなど、実に気持ちが良いです。そして、誰もが気さくに話しかけてくれます。話に耳を傾けていると、暗い話題がほとんどなく、みなさん明るくてお元気。温泉に浸かりながら交流を深めるのが何よりも楽しい、という雰囲気でした。
しかし、この時の話題のほとんどが、やっぱり「雪」。来る人来る人、「おー寒い寒い」と、入ってきました。

 

食文化
フェリーの中やコンビニという時もあったのですが、何食かは現地の味を楽しむことが出来ました。

岡本屋売店
名物地獄蒸しプリンと、温玉うどんをいただきました。うどんは讃岐から取り寄せたそうで、15分ほど時間をかけてその都度茹でると言うこだわり。なかなかの腰で、まさか別府で讃岐うどんが楽しめるとは意外でした。

鉄輪豚まん本舗
地獄の噴気で蒸したブタマン。具がザクザク大きく刻んであり、味もしっかりついて、かじると汁がジュワッと出てきます。実に美味です。

みなとラーメン
ラーメン食べたらここの敷地内の温泉に100円で入ることが出来ます。
細いストレートな麺と、白いとんこつスープ。これぞ九州ラーメンという感じです。個人的に、西本州に多い背油が浮いているようなギトギトの豚骨醤油系は苦手なんですが、九州の豚骨は好きなんですよね。食べ終ってドンブリを空にしてから、付け合わせの紅生姜を入れ忘れたことに気づいた・・・

いちのいで会館
噂のマリンブルーの露天風呂に入りたくて、そして噂の団子汁定食が食べたくて、2日目のお昼に行きました。
Wakaさんは「団子ってどんなのよ?」と、未知だったようです。それこそ丸いダンゴが入っていると想像したようですが、大分名物の団子は、小麦粉ダンゴを手で平べったく伸ばしたものですね。ほうとうのような食感で、大変美味しかったです。でも、ごはんは別におにぎりじゃなくても、茶碗によそったものでもいいと思うんだけどなあ。

 

入浴断念
今回予定していた中で、入れなかったところが5ヶ所。次回送りとなりました。

塚原温泉
上に書きましたとおり、40cmの積雪で休業中。

山田屋旅館
1日目に尋ねたところ、お留守だったのかいくら呼んでも誰も出てきませんでした。翌日改めて出向こうと思いましたが、上に書きました通りの積雪で、バイク走行不可能となり断念。

大黒屋
地獄蒸し屋台で有名なところです。ここも山田屋さん同様、呼んでも反応がなく、翌日再訪してもやはり誰も出てきませんでした(/_;)

如意輪温泉
定休日。

楠温泉
日中の休み時間。時間をずらして再訪するよりも、別のところへ行く方法を選んだ。

計画はすべてWakaさんがたててくれました。いつ、どのタイミングで、どの温泉へ入れば時間のロスがないか・・・の事前準備が完璧。
私はただついていっただけ(^^; ありがとうございました。次回もよろしく頼みますよ。

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