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2005.06


◎「いつかパラソルの下で」

◎「蒲公英草子」

◎「乱世疾走」

◎「白クマサーファー」

◎「本の探偵事典」

◎「きもの熱」

◎「ファザーランド」

◎「風神秘抄」

◎「昔日より」

◎「シスタースパイダー」


いつかパラソルの下で

●モチーフ:写真

装丁:高柳雅人(角川書店装丁室) 写真:横山孝一

●感想:浜辺の続く写真。真ん中にだれかが作ったのだろうか、砂山ができている。はっと息をのむような美しい浜辺・・・ではなく、どちらかというとちょっと物悲しさまで感じる。それだけに、「いつか」の「パラソル」で何が起こったんだろうか、とちょっと心配。

●記入日:2005/06/28

 

○著者:森絵都

○出版社:角川書店

○ISBN:4-04-873589-6

○ジャンル:小説

○初版:2005/04


蒲公英草紙

●モチーフ:意匠

装丁:中島かほる 図案:菊寿堂いせ辰

●感想:素敵な千代紙で有名ないせ辰。それをまく装丁に使って仕上げています。なんてったって、タイトルも「蒲公英"草子"」ですからね。自然と雰囲気もでるってモンです。

いせ辰=元治元年(1864)からつづく、江戸千代紙や紙工芸品の店。千代紙以外にも、千代紙の柄をモチーフにした風呂敷やランチョンマット、レターセットなども。谷中に本店がある。

●記入日:2005/06/25

 

○著者:恩田陸

○出版社:集英社

○ISBN:4-08-774770-0

○ジャンル:小説

○初版:2005/06


乱世疾走 禁中御庭者綺譚

●モチーフ:花

装丁:犬飼宏嗣 装画:松本孝志

●感想:大きく花の咲き乱れるなか、疾走する。想像するだけで格好いいなじゃいか。一見、クレヨンか何かで描いたようなラインとピンク基調がやさしい感じを出しているが、充分慌てふためく様子が出ている。タイトルの文字が微妙にぶれているのも素敵。

●記入日:2005/06/23 

 

○著者:海道龍一朗

○出版社:実業之日本社

○ISBN:4-408-53468-4

○ジャンル:歴史小説

○初版:2004/12


白クマサーファー

 

●モチーフ:白

●装丁:権田雅彦

●感想:いやぁ、なんとも"画面栄え"しない装丁です。真っ白で、画面上ではほとんどみえやしない。帯つきのものも右においてみたけど、やっぱりあっさりさは変わらない(帯のモンクは、濃い田中康夫氏だけど・笑)。
でも、実物をみるとなんともさわやかで、かわいらしくて、こころぼそげなところもあり、素敵なんです。青い横線とその中で漂うシロクマがなーんとも言えず、キュート!これからの夏向きの装丁です!

●記入日:2005/06/21

 

○著者:遠野一人

○出版社:明窓出版

○ISBN:4-89634-166-X

○ジャンル:小説

○初版:2005/04


「本の探偵事典」

いろの手がかり編 

ごちそうの手がかり編 

どうぐの手がかり編 

どうぶつの手がかり編

●モチーフ:イラスト

●装丁:イラスト:colobockle

●感想:絵本を紹介するシリーズだけに、この本自体も、一目見て「かわいい!」と思える愛らしさ。キュートなイラストとちょうど手のひらに入る大きさ、中を見ると装丁と同じくcolobockleの絵に彩られた扉絵。絵本に興味がなくてもこれだけでももっておきたい!
著者が「探偵依頼」を受けて探してきた本の数々が紹介していくという方法もユニーク。いまや手に入らない本もいっぱい(なのに、すべてカラーで表紙が載っているのはすばらしい!)。見てるだけでもたのしい。

●記入日:2005/06/19

 

○著者:あかぎかんこ

○出版社:フェリシモ出版

○ISBN:4-89432-339-7(いろの手がかり編)

○ジャンル:絵本の紹介

○初版:2005/02〜05


きもの熱

●モチーフ:帯留

●装丁:鈴木成一デザイン室

●感想:今、破竹の勢い(?)で出ている着物関連本。どれも、美しい着物を扱った本ということで、デザインにもかなり気を使っているが、そのなかでもこれは群を抜いて素敵。
帯留が並んでいるだけ、、、なんだが、質感といい、さわり午後地といい、色のバランスといい、最高!手元において飾っておきたい一冊。

●記入日:2005/06/17

 

○著者:清野恵里子 写真:浅井佳代子

○出版社:集英社

○ISBN:4-08-781327-4

○ジャンル:ファッション

○初版:2005/04


ファザーランド

●モチーフ:写真

●装丁:松田行正

●感想:一目で松田さんの装丁だなと分かって手に取った。単に白いバックではなく、よく見ると消えそうな"お父さん"がいる(もしかして、現れそうな?)。帯の背に「幻のお父さん」とあるが、それを表しているのだろうか。

●記入日:2005/06/14

 

○著者:アレッサンドロ・G.ジェレヴィーニ

○出版社:青土社

○ISBN:4-7917-6182-0

○ジャンル:小説

○初版:2005/05


風神秘抄

●モチーフ:模様

●装丁:ムシカゴグラフィックス・百足屋ユウコ

●感想:平安時代に舞台をおいたファンタジー小説・・・とはとても思えない、力強い色。古の日本というよりは、インカかアステカかといった感じ(描かれている絵が、何か分かるような分からないようなところも、それっぽい?)。上下のひよこも印象的。

●記入日:2005/06/10

○著者:荻原規子

○出版社:徳間書店

○ISBN:4-19-862016-4

○ジャンル:ファンタジー

○初版:2005/05


昔日より

●モチーフ:

●装丁:吉田篤弘、吉田浩美

●感想:左右に紺地に白抜きのお花の縦帯があり、真ん中が白地にタイトル(+赤のお花)、ととってもシンプルなデザイン。なんだけど、書体といい、バランスといい、すべてがピタッとはまっててキモチのいいデザイン。

●記入日:2005/06/08

○著者:諸田玲子

○出版社:講談社

○ISBN:4-06-212924-8

○ジャンル:小説

○初版:2005/04


シスタースパイダー

●モチーフ:イラスト

●装丁:求龍堂デザイン工房 装画:片山若子

●感想:ギターを持った女の子のイラストが印象的なデザイン。ほんわかしているんだけど、甘すぎず、クール。さらに、目をひく色遣いなので、書店でもパッと目についた。タイトルの文字のデザインともピッタリマッチしている。

●記入日:2005/06/06

 

○著者:エイドリアン・フォゲリン 訳者:西本かおる

○出版社:求龍堂

○ISBN:4-7630-0513-8

○ジャンル:小説

○初版:2005/05


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