| ■ 原稿の綴じ方 | ||||||||
|
文学賞の規定も様々ですが、「綴じ方」について「紐綴じ」と規定に明記する賞も多いです。紐綴じ以外の綴じ方としては、「クリップ留め」「ホチキス留め」などがありますが、これらの場合は特に解説の必要はないかと思います。文房具店で売っている、いわゆるダブルクリップなどです。 ただし紐綴じの場合には、いくつかのコツがあります。 「綴じ方」はワザ的なことですので、それぞれのやり方はあると思いますが、こちらでは管理人のお勧めの綴じ方、結び方を解説していきます。 一、紐を用意する。 原稿を綴じるための紐の条件は、「切れにくいこと」「結びやすいこと」、そして意外に思われるかもしれませんが、「ほどきやすいこと」が必須です。 大量の応募作をさばく上で、編集部では複数の人間が読むために、作品をコピーすることがあります。その際に紐がほどけないと、余計な手間をかけてしまうことがあります。特にギチギチに製本したものなどは、かえって先方を困らせてしまいますのでお気をつけください。これはルールではありませんが、一つのマナーとして、覚えておいて損はありません。 この紐については、文具店で売っている「セル先のつづり紐」を使うのが一般的です。セル先とは、紐の両端をプラスチックで固めてあり、紐を穴に通しやすくしたものです。ビニールのヒラ紐や、荷造り用の紐などは、解きにくかったり、あるいは紙を痛める可能性もありますので、原稿を綴じる際には、ちゃんとした「つづり紐」を使用することをお勧めします。管理人はライオン事務器からでているカラー綴り紐 No170(45センチ)というのを使用していましたが、他にも各メーカーから発売されていますので、店頭で好きなものをお選びください。「100円ショップ」などでも、よく綴り紐を見かけます。 二、原稿に穴をあける 穴をあける位置については、賞の規定をご確認ください。「右肩に」とある場合は、原稿の右上に。 「右端二箇所」とある場合には、右端の二点に穴をあけます。このとき、千枚通しなどをお使いの方も多いと思いますが、それだとコピーを取る際の自動給紙機構にひっかかることがあるため、できるだけ、きちんとした「パンチ」等で穴を開けた方が親切です。 とはいえ、何百枚という原稿にぴったりと穴を開けるのは、かなり面倒な作業です。もしお金に余裕があり、今後も応募を続けていくつもりがあれば、「スクリューパンチ」(あるいは「ドリルパンチ」)という文房具の購入をお勧めします。管理人が使っているのは、近所で買った、「株式会社・内田洋行」という会社から出ている一穴用スクリューパンチという品です。 (←コレです) 購入当時、3000円と値は張ったのですが、100枚近い紙にも1度に穴を開けられるため、なかなか爽快です。〆切直前などには特に重宝します。 同じような製品は他社からも出ていまして、業務用文房具で大手の「プラス」が出している「ドリルパンチ」というのもあります。こちらの方が値段も安価で、替え刃の入手も比較的に容易かもしれません。 ……どうでもいいんですが、「ドリルパンチ」とか「スクリューパンチ」でグレートマジ○ガーやグレン○イザーを思い出してしまうのは管理人の年のせいでしょうか…… ついでながら、穴をあける位置の例として、次の画像を用意しました。 ●の部分が、穴の位置です。 右肩一ヶ所を綴じる場合⇒ 右端二箇所を綴じる場合⇒ 三、紐を結ぶ 一穴用の結び方を図解します。(絵が雑ですみません……m(_ _;)m
2穴で結ぶ規定の場合には、一本の紐の両端を、それぞれ原稿の後ろから通し、そのまま前でちょうちょ結びにすればOKです。 四、備考・「分冊」について 原稿の量が多い場合は、二冊、三冊にわけても構いません。(規定で、「一冊にまとめ」とある場合には、この限りではありません) それが一続きの作品であるとわかるよう、必ずそれぞれの表紙に、タイトル、作者名などを改めて書き、何分冊中の何冊目(三分冊中の二冊目、2/3、等)か、わかるように表記することをお勧めします。なお、分冊にした場合にも、ノンブル(通し番号)は一続きに打ってください。冊数がわかれたからといって、一ページから打ちなおす必要はありません。 原稿の綴じ方に関するアドバイスは以上です。続いて、「表紙の書き方」の例について、軽く触れていきます。 |