折々の記
(平成十七年)
H17.9.21
折々の記は、そうほの茶室別館 折々の記に移りました。
H17.8.14
蓮根の生産高が日本一を誇る霞ヶ浦周辺には、一面に蓮根田が広がっています。
蓮根田から土浦の町を眺めた写真です。
透きとおるような花びらを何枚も重ねたような花が葉の間から姿をみせてくれました。
H17.7.17
暑い中、冷房のないところで花月の勉強会を行いました。
花月は主客五人で行い、折据の札によって、花の札を引いたらお茶を点て、月の札を引いたらお茶をのむ、を基本とします。
集中して取り組んでいるあいだは、皆暑さを忘れていたようです。
写真を 花月 でご紹介しています。
H17.7.6
明日は七夕です。
平安時代には梶の葉によんだ歌を書いたそうです。
お茶では、水指の蓋のかわりに木の葉を蓋とする葉蓋の扱いがあり、梶の葉や里芋の葉などを使います。
涼しさが感じられる扱いで、七夕にぴったりです。
H17.6.26
このところカラ梅雨で蒸し暑い日が続いています。紫陽花の花もぐったりしていて、一雨ほしいところです。
紫陽花は好きな花の一つで、庭にも墨田の花火、おかめあじさい、ブルーリング、ユングフラウピコティを植えています。
それぞれ鉢植えのものを庭におろしたのですが、花が咲いているのは墨田の花火だけ、ユングフラウピコティは枯れてしまったようで、跡形もなく消えていました。
丈夫な庭木と思っていましたが、なかなか難しいようです。
(墨田の花火)
H17.5.11
笠間からほど近く国道50号線沿いに、島根県の出雲大社より御分霊を拝載している常陸国出雲大社があります。
こちらのつつじも満開でした。
H17.5.8
ゴールデンウィークの最終日、笠間のつつじ公園は一面ピンクに染まっていました。
笠間稲荷神社の境内ではみごとな藤の花が咲き誇り、自然の美しさを改めて感じ入りました。
写真を 満開のつつじと藤の花 でご紹介しています。
H17.5.4
5月になり、いよいよ風炉の季節ですね。
このところ良い天気が続いているので、炉灰を水に晒して灰の手入れをし、道具も風炉用のものと入れ替えをしました。
H17.4.19
笠間の佐白山近くにつつじ公園があります。小高い山一面につつじが植えられていて、見晴らしがよく市内が一望できます。
今年は開花が遅れているそうで、今日は1分咲きといったところでしょうか。
笠間稲荷神社の写真と合わせて
お稲荷さんとつつじ公園 でご紹介しています。
H17.4.10
筑波山にはカタクリの群生地があり、花まつりを開催しているそうです。
庭先で園芸種の黄色いカタクリの花が咲きました。
H17.4.9
このところ暖かい日が続いていますね。桜は今が満開です。
すばらしいお庭を一般に開放しているお宅があります。まさに百花繚乱の世界で、春を満喫した一日でした。
花の写真を 春爛漫 でご紹介しています。
H17.4.8
楽しみにしていた大花延齢草(オオバナエンレイソウ)が咲きました。
この花は葉が3枚、ガクが3枚、花びらが3枚と3づくしのちょっとおもしろい花です。
H17.3.14
茶名披露の席をお手伝いしてまいりました
掛けられたお軸は「白圭尚可磨」(はっけいなおみがくべし)完全無欠の清らかな玉も、さらに磨くべきである
という意味を持ちます。
常に向上を目指して修行していくという席主の心意気が感じられ、喜びの中にも
緊張感のあるたいへんいいお席になりました。
H17.3.8
日本三名園のひとつ偕楽園は、おどろくことに入園無料の公園です。
100種類の梅が
3,000本植えられているそうで、梅まつりには野点茶会や琴の演奏などが行われます。
4分咲きでしたが 水戸の梅 で写真をご紹介しています。
H17.2.2
恋瀬川の夕日です。
この橋からのながめは、遠くに筑波山を望みとても美しいものです。
ご存知の方がいらっしゃるかどうか・・この川は、随分前になりますが八代亜紀さんの歌にもなりましたね。
近くに「恋瀬川」という菓子をつくられている和菓子屋さんがあります。
四季折々、茶席用の菓子も楽しみです。

恋瀬川:高砂製
H17.1.3
あけましておめでとうございます
気持ちも新たに台子のお手前で新年を祝いました。昨年は災害の多い年でしたが、今年は良い年になりますように。
(平成十六年)
H16.12.19
今年もしめ縄作りの講座に行ってきました。
御とし85歳の先生方がご指導にあたり、約30名の生徒が集まって、なごやかな雰囲気です。
今年は2回目ということもあり、先生の手をわずらわせることなく自分でワラを綯ってみました。豪華な飾りつけのおかげで、出来上がりは
よく見えるようです。
H16.11.04
炉開きの茶事にいってまいりました。
お床は「吹毛常磨」(すいもうじょうま)吹きかけた毛を切るほどの鋭利な剣でも、常に磨き、研ぎ澄ましておくことが肝要という意味を持ちます。
お茶においてもたゆまぬ修練が必要と、身が引き締まる思いです。
お炭手前を拝見するのはとても良いもので、初炭になり炉中を拝見すると、ああ今年も炉の時期を迎えたのだとしみじみと嬉しくなるものです。
後炭は、初炭でついだ炭が流れて時の経過を感じ取り、味わい深く、現代ではあまり使うことのなくなった炭の暖かさが身にしみます。
後入りのお床は、ご亭主が手作りされた青竹の花入れに西王母とズイナの紅葉がみごとに生けられていました。
お茶杓の銘は「きぬた」。よい一日でした。
H16.9.21
お茶を体験に来られたお母様とお嬢様です。
お茶席は始めてということでしたので、足が痛いようでしたらくずしてもかまいませんよといいましたら、「正座しています」といわれ、最後まで足をくずさず正座をしておりました。
また風炉中のお炭を身を乗り出してごらんになり、お茶に興味を持たれたご様子です。
H16.7.27
先日、炉灰の手入れをしました。
まず水にさらしておいた灰をひろげて天日干しにします。そこへほうじ茶の煮出汁をまんべんなくかけまわし、また乾燥させるという作業を繰り返します。
炎天下の中大変でしたが、年数が経つにつれて灰もいい風合いを出してくることでしょう。
H16.6.29
写真は花月の三友之式でおこなった花寄せです。
花を入れて、香をたき、薄茶を点てるので、三友と名付けられたそうです。五人でおこない、それぞれ床前に進んで花を入れます。

銅鶴首:キスゲ
益子焼鶴首:半夏至、姫ユリ
瓢箪:萩、桔梗
釣舟:小判草、金糸梅
鮎籠:紫陽花(隅田の花火)
H16.5.10
同門の3人が茶名を拝受し、茶名披露の席に行ってまいりました。
濃茶席の亭主は男性でしたが、大山蓮華の花に曽呂利の花入、荒磯棚に高取の水指という取り合わせが目を引き、
お菓子はこの時期にぴったりの美濃忠の初かつおでした。
薄茶台目席では突き上げ窓からの光が差し込んで、
鉄線の花も美しく、幽玄な雰囲気を醸し出していました。
広間ではうって変わって鮮やかな茶箱が用意されて
おり、芍薬の花がトラ竹の瓢によくうつり、それぞれの趣向が楽しく、なごやかな中にも亭主の緊張と喜びが
伝わって、とてもよいお席でした。
茶名とは家元の「宗」の一字を頂くもので、男子は十徳の着用を
許され、女子はつぼつぼ紋の使用が許されます。
茶名を頂いて、さらに茶道に対しての気持ちも新たに
スタートするものと思います。
H16.4.30
半年のあいだ親しんだ炉の季節も終わり、5月からは風炉に変わります。
だんだん気候が暖かくなってきますと炉の炭火を遠ざけたくなりますね、そこで5月からの半年は風炉に変えるのです。
利休七則に冬は暖かに夏は涼しくという教えがありますが、お茶には季節に応じたお手前やしつらえがあります。
そして暖房や冷房を使わずに暖かさや涼しさを感じられるのがお茶だと思います。
この間、炉を塞いで畳変えをしました。変えた畳は少し青みが残っており、すがすがしい感じがします。
<利休七則>
一、茶は服のよきように点て
二、炭は湯の沸くように置き
三、花は野の花のように生け
四、冬暖かに夏は涼しく
五、刻限は早めに
六、降らずとも雨の用意
七、相客に心せよ
H16.1.5
あけましておめでとうございます。
世の中が慌しく変化していくなかで、穏やかに新年を迎えられたことを感謝しつつ、今この時にでも悲しみにくれる国々の平和を祈ります。
一日に釜をかけました。床の間は結び柳と千両、鶴の香合、中央には三宝に洗い米をしいて炭を飾ります。
(平成十五年)
H15.12.25
12月にはいるとしめ縄作りの講座があちこちで行なわれます。今回初めてしめ縄作りに挑戦しました。
しめ縄は少量のワラに”あん”となるワラを入れて綯って(より合わせて)いきます。
ワラを綯うのは難しく、何回もやり直そうとするとワラがくたくたになってしまうのです。
先生の手からは、あっという間に何本ものしめ縄が出来上がっていきました。熟練の技ですね。
出来上がったしめ縄におめでたい飾り物としてダイダイにユズリハ、ウラジロ、コンブ、マツにヤブコウジなどを飾ります。
H15.12.16
東京国立博物館で大徳寺聚光院の襖絵を見てきました。
狩野松栄・永徳によるもので国宝になっています。また利休筆の書状、橋立の茶壷なども展示されており、興味深く拝見しました。
出口近くに聚光院伊東別院の襖絵(千住博筆)があり、こちらも大変心に残る「砂漠」、「水の森」と題された絵でした。
H15.11.27
開炉には織部(おりべ)・瓢(ふくべ)・伊部(いんべ)を取り合わせるのを喜ぶといわれます。
今回の開炉茶事ではそれぞれ香合、炭斗、花入をあわせてみました。
なるほど炉の季節にはぴたりとあう取り合わせと、先人の言葉に感心します。
暖かみのある織部は向付にも使いましたが、一段と料理が映えるように思います。
ちなみに伊部とは備前のことで、備前焼の陶工や窯元が集まっている陶芸の里です。
写真の花入れは備前の尺八、花は加茂本阿弥椿とブルーベリーの紅葉。
H15.11.7
今の生活では使うことがありませんが、火鉢を待合にどうかと思い手入れをしました。
鉄瓶をかけて湯を沸かしてみると、この空間だけ時間がゆっくり流れているようです。
新しい釜や長く使っていない釜は、鉄気や臭気を取るため何度か水を取替えながらたきます。
手入れをしないと、たとえ名水を用意してもおいしいお茶はたちません。
H15.11.4
11月は茶人の正月と言われています。
今年摘まれた新茶が熟成されて初めて使い始める月が11月なのですね。
炉畳に替わり炉にも灰が入ると、開炉茶事にむけて気持ちも浮き立ちます。
H15.10.28
いよいよ風炉の季節も終わり、11月からは炉になります。
週末には炉の準備のため、畳替えをしなくてはなりません。この畳は炉壇が入るように切ってあります。
お茶では灰をとても大切にします。
炉灰の手入れは夏の暑い盛りに行いますが、中でもしめし灰の手入れは大変手間がかかります。
この灰は水に晒してアクを取り除き、煮出した番茶の出汁をかけて天日干しにする
という作業を何回か繰り返して、さらに篩にかけるという代物です。
これを炭点前の際に炉の中へ蒔きます。
しめし灰を蒔くと火気が中央に寄る効果がありますが、なによりも風情があります。
この風情のために手間を惜しまないのですね。
H15.10.20
炉用の炭を切りました。風炉用と違ってかなり大振りになり、鋸をまっすぐに引くのは案外難しい。
茶の湯の炭は椚を使います。良い炭は切り口が菊の花のような形になっていて、とても美しいものです。
この炭は使う前に丁寧に水洗いをし、乾かして出番を待ちます。
H15.10.14
車で走っていると道路脇にコスモスの群生が見られます。秋の空によく映ってとっても爽やかです。
炉の季節に使おうと購入したツバキが咲き始めてしまいました。今年の異常気象のせいでしょうね
加茂本阿弥の蕾がふくらんできたなと思ったら西王母も咲いていました。
H15.10.7
10月は名残りの月といわれます。
現在のように真空パックで通年品質が同じ抹茶が手に入らない頃は、11月に茶壷を開いてから翌年の10月まで石臼で挽いて大事にお茶を使い続けていました。
10月にもなると残り少なくなったお茶は名残惜しく感じられるし、風炉もこの月で仕舞われることから「名残の月」というようです。
H15.10.6
平成15年10月にオープンしました。
茶の湯にかかわる出来事を四季折々に紹介していきたいと思います。