・・・まあ、正直に言おう。
 自分の外見は、お世辞にも男っぽいとは言えない。

 日焼けしにくいせいで色は白いし、顔立ちもどちらかといえば女顔。背はずば抜けて高いという程ではないし、全体的に細身であるのは間違いない(それだって、一応鍛えてはいるのだが)。最後が、後ろで無造作に括っている、この長髪。

 だから、まあ。自分でも、中性的な容姿だとは思う。思うけれど。 

 「ふ〜ん・・・。」
 「・・・何?」
 「・・・レイって、やっぱり男の子なのねー。」

 

 ――いくら何でも、その台詞はないんじゃないか?アスカさんよ・・・・。

 

 あまりの暴言にカウンターに沈んだ少年を、マスターが同情と苦笑を込めた目で眺めていた。  

 

 

 合わせた掌

 

 

 「・・・あれ?どうしたのレイ、お腹でも痛いの?」

 そう言って小首を傾げているのは、鳶色の瞳の美女。少女のような仕草が可愛らしいが、その目の前にいる少年の方は、生憎ショックから立ち直れておらず、その仕草に感銘を受ける余裕も無かった。

 「・・・アスカ・・・・・」
 「ん?」
 「・・・お前、今まで俺を何だと思ってたんだ・・・・?」

 レイとアスカの間に、恋愛感情はこれっぽっちも存在しない。レイが彼女に向ける好意は、どこまでいってもプラトニックなもので、彼女と付き合いたいとか肌を重ねたいとか、そういう対象として見た事は一度も無かった。
 だが、それはそれ、これはこれだ。たとえ男女の差を意識せず付き合っている相手であっても、言外に「アンタって男に見えない」と言われているような台詞を浴びせられてしまうと、やはり多少なりともショックなものだ。カウンターに突っ伏し、レイはほんの少しだけ泣きたくなった。

 「いやぁ、ちゃんと男の子だって思ってたわよ。可愛くてカッコいい男の子。ね?」
 「褒め言葉として受け取っておくけど、19歳にもなった人間を捕まえて『男の子』呼ばわりは止めていただきたい。」
 「大丈夫よ、あんた今でも高校生として通用するから。」
 「・・・ガキくさいって言いたいわけ?」
 「どうしてそうヒクツな解釈するかなぁ?」

 素直に褒めてるんだから素直に喜びなさいよと言われたところで、はいそうですかと納得できる状況ではない。険しい目つきのまま、無言でぶうっと膨れたレイにくすりと笑うと、アスカは何を思ったか、突然レイの右手に手を伸ばした。ぎょっとして身を引きかけたレイに、「触るよー」と律儀に宣言した後、すらりとした白い手を両手で包む。水荒れしてはいるが、若い女性らしいたおやかな手に優しく触れられ、レイは眉間に皺を寄せながらも、くすぐったげに肩を竦めた。

 「んー・・・ちょ、何?」
 「いや、何って事ないんだけどさ。・・・ちょっと、掌の大きさ比べしたいなーって。」
 「なんだそりゃ。」

 華奢な指に促され、唐突な提案に気抜けしながらも手を開くと、ぴったりとアスカの掌が押し当てられた。手首をきっちり合わせると、彼女の掌はレイのそれより、第一関節の半分くらいは小さい。まぁ当然だろうなとぼんやり眺めるレイを余所に、アスカは何故か感動したような声を上げていた。

 「おぉ〜、こんなに違うんだー。あんたの手って、意外と大きいのね。」
 「そりゃ、お前に比べりゃでかいだろうよ。・・・あ、もしかして。さっきの男の子発言は、ここから来てんのか?」
 「うん、そう。あんたの手見てたらさ、綺麗だけどやっぱり男の手だなーって、ちょっと思ったの。」
 「・・・さいですか。」

 長身の相棒と並んでいる事が多いので、彼は実際の体躯よりも、小柄で華奢な印象を相手に与える傾向がある。これは別にレイが小柄なのではなく、単にユエが長身なのだが、見る方は何故かユエの方を基準にして見てしまうらしい。ふとした時にレイと肩を並べた男が、彼の身長が自分と大差ない事に気付いて意外そうな顔をするのを、彼女も何度か目撃していた。
 もういいだろと言われ、素直にレイの手を放したアスカは、自分の掌を眺めながら何気なく言った。

 「レイとの比較でこれじゃ、ユエなんかと比べたらどのくらい違うのかしらね?」
 「あー・・・たぶん、大人と子供みたいになるぜ。俺だってあいつとは、ほとんど関節ひとつ違うんだから。」
 「え、そんなに?」
 「ああ。14センチの身長差はデカイよ、やっぱ・・・。」

 ストローでアイスコーヒーを啜りながら苦笑したレイは、ふと相棒の手を幻視するかのように目を細めて、広げた自分の掌をまじまじと見つめた。
 ユエの手は、身長に見合って指が長く、掌も大きい。あまり節が目立たない、形の良い指をしているので傍目には解らないが、幾度となくその手に触れたレイは、薄い皮膚の内側にある、しっかりとした骨格の存在を知っていた。

 「力も強いしなァ・・・理想だな、あーゆー手。」
 「そうね、女の目から見ても綺麗だし。それでいて結構器用なのよね。」
 「あー確かに。」

 目にも止まらぬ速さでキーボードを叩き、料理時には細やかな料理を難なく仕上げてみせる、その指先。レイが、彼のしなやかな指の動きを思い出して頷くと、アスカは淡く色づいた唇に悪戯っぽい微笑を浮かべて、ひょいとカウンター越しに顔を近づけた。きょとんとしたレイの耳元で、内緒話でもするように囁く。

 「・・・昨晩の彼は、その器用さをどういう風に発揮したのかしらねぇ、レイ?」
 「ど、どーゆー意味でしょ?そんなん、メシ作って後片付けしたに決まって・・・・」
 「ん〜、それだけかなー?あんたの首筋に、とってもステキな印が付いてるんだけど・・・。」
 「〜〜〜っ!!?」

 かっと頬を赤らめ、素早く左手で首筋を覆ったレイに、アスカは堪えきれずに吹き出した。腹を抱えて笑い転げるその姿に、レイは彼女のはったりに見事にひっかかってしまった事を悟り、再び白い頬に血の気を上らせる。・・・ただし、今度のそれは羞恥のせいではなく、純然たる怒りのせいであるが。

 「まっ、真昼間からなんて事言いやがるっ、このセクハラ女――!!」
 「あっはっはっは!!まさか図星とは思わなかった!!」
 「っだぁ―――っ、お前もう黙れマジで!!」

 息苦しさを嫌って、三つほどボタンを外していたシャツの襟元を乱暴に掻き合わせ、レイはかなり本気で叫んだ。火照る頬に飲みかけのコーヒーのグラスを押し当てながら、射殺しそうな鋭い視線を彼女に向けているが、生憎と耳まで赤くしている今の状況では、悪戯心を刺激するだけで迫力など皆無である。畜生、と呟いて乱暴にグラスをカウンターに叩きつける彼に、アスカは笑いながらも素直に謝った。

 「ゴメンゴメン。嘘よ、キスマークなんてついてないから。」
 「くそぅ・・・・つか、なんで手の話からこんな話題に飛ぶんだよ・・・・!」
 「そういえばなんでだろ?話題戻そっか。」
 「いや、むしろそっから離れてくれると有り難・・・・聞けよ人の話。」

 かなり切実な願いを込めた台詞を綺麗に無視され、挙句右手を再度捕獲されてしまったレイは、最早怒る気力も失せたようにがっくりと肩を落とした。全く人の言い分を聞く気配のないアスカに投げやりな視線を向け、黒猫はもう好きにしろとばかりにでろんと脱力したが、彼女の手は悪戯を仕掛けるでもなく、ただ白い手を包み込んでいるだけである。強引に手を捕獲した割にはリアクションの薄いアスカに、レイが訝しむような視線を向けると、彼女はふと目を細めて、ふんわりと笑った。

 「っ、何だよ・・・・?」
 「ううん、別に?」

 さっきまでの笑顔とは種類の違う、慈しむような微笑みに、レイははにかんだように視線を反らす。年下の少年の、なんとも可愛らしい反応に笑みを深めたアスカは、彼の右手を大切そうに両手で包み込んだ。

 「あんたの手も、綺麗だわ。」
 「なーに言ってる・・・胼胝(たこ)と傷痕だらけだぜ、俺の手なんか。」
 「そうね。」

 手袋に隠された左手は、言うに及ばず。
 色の白い右手も、よくよく見れば小さな傷痕があちこちに残っている。掌の数箇所に感じられる硬い皮膚の感触は、長年の野良暮らしの中で自然に出来たものなのだろう。生きるためにはまず働かなければならなかった、厳しい子供時代を物語るような、そんな掌だ。

 「・・・でも、綺麗よ。働き者の手だもの。」
 「働き者ねぇ・・・。」
 「そうよ。一生懸命生きてきた証の手でしょう?胼胝のひとつもない、なーんにも出来ないお坊ちゃんの手より、よっぽど魅力的だわ。少なくとも、あたしにとってはね。」
 「ふふっ・・・サンクス。」

 彼女が極めて真面目に言っていると気付き、レイも険しかった視線を和らげた。頬杖をついた彼の指先が、アスカの荒れた掌をちょいと撫でる。仔猫に掌を舐められたような感触に、彼女はくすくすと嬉しそうに笑った。
 翳りのない、華のような笑顔に目を細めたレイは、何を思ったか、不意に俯いて忍び笑いを零した。細い肩を微かに震わせる彼をきょとんと見つめ、アスカが首を傾げる。

 「何笑ってるの?」
 「いや・・・?アスカって、時々ユエに似てるなぁと思ってさ。」
 「えー?ちょっと止めてよ、あたしあそこまでひねてないわよー。」
 「ひねて・・・・あー見えて、結構可愛い奴なんだけどな。」

 行儀悪くストローを咥えたまま、レイはそう言って苦笑した。大げさに顔を顰めて見せたアスカは、その唇からひしゃげたストローをひょいと取り上げ、マイクのように彼の口元に突きつける。

 「で?あたしの何処があの男と似てるって?」
 「・・・や。いーじゃん別に、細かい事はさ。」
 「教えなさい。」
 「いーやーでーすー。」
 「あっそ。常連さんたちに『レイがあたしの事いじめるんですぅ』って言いふらされてもいいわけね?」
 「んなっ、俺をこの店から締め出す気かよ!?」

 すっかりこの店の看板娘となり、常連たちのアイドル的存在になりつつある彼女にそんな事を言いふらされたら、彼女目当てにこの店を訪れる野郎たちの総ブーイングに晒されるに違いない。心底嫌そうな顔で唸ったレイは、「それが嫌ならとっとと喋りな」と視線で促してくる彼女に、渋々ながら白旗を上げた。何故か気まずそうに周囲を見回し、秀麗な顔をそっとアスカに寄せて、吐息のようなささやき声を彼女の耳に吹き込む。

 「その・・・偶然なんだけどさ。昨日、同じ事、ユエにも言われたから、さ・・・・。」
 「昨日?」
 「あ〜、その、なんだ・・・・言われたのは、手についてじゃないんだ、けど・・・・。」

 微妙に視線を逸らしつつ言葉を濁すレイ。その手が、何故か肩の辺りをさすっている。
 どうも本人も無意識のうちにやっているらしいその仕草と、微かに紅潮した彼の頬を見て、アスカは彼が言いよどむ理由を察してにやりと笑った。

 「あぁ、ベッドの中で身体の傷について言われたわけか。」
 「だからズバッと言うんじゃねぇよ人がせっかく伏せてんのによォ!!」

 オメーもうちょっと恥じらい持て!マジで!!とレイが本気で訴えるのをけろりとスルーして、満面の笑みを浮かべた彼女は、うんうんと頷きながら彼の頭をぽんぽんと撫でた。明らかに子供か動物に対するものである扱い方に、レイが握り締めた拳をふるふると震わせる。そんな彼を、アスカはからかうような表情とは裏腹に優しい目で眺めた。
 彼女は、以前罰ゲームと称してレイを女性に仕立て上げた際に、彼の肌を少しばかり垣間見た事がある。引き締まった白い肌には、よくよく見なければ解らないほどではあったが、それでも薄い傷痕がいくつか残っていた。――多分、レイが先ほどさすっていた肩にも、それはあるのだろう。

 「ユエならそう言うわよ、当たり前じゃない。」
 「俺は、自分の身体に多少傷があろうが何だろうが気にしてねぇのにさ。・・・・なんか、あそこまで丁寧に扱われると、かえって落ち着かないって言うか・・・・。」
 「あんた、惚気に来たの?」
 「オメーが訊いたんだろが!!」

 素晴らしい反射神経でツッコミを入れるレイ。漆黒のシャツに包まれたその肩を、彼女はじっと凝視した。
 彼女は、そこにどんな傷があるのかは知らない。けれど、あの金髪の青年が、そこに残る傷痕に優しく口付ける光景は目に見えるような気がした。

 「お前がさっき俺の手を握ってたみたいに、あいつ、時々丁寧に傷痕をなぞってくんだよな・・・。なんでか訊いてもスルーされんだけど。」
 「ま、そうでしょうねぇ・・・・。」
 「ぁん?何その納得したような台詞。」

 何かを納得したように頷く彼女に、レイが訝しげな顔をする。
 くるくると鮮やかに変化するその表情に、微笑とも苦笑ともつかない淡い笑みを返し、彼女は頬杖をついたまましみじみと嘆息した。

 「・・・あの男は、ホントにねぇ・・・・。あんたが大切で大切でしょーがないのね、まったく。」
 「はい!?」

 突拍子もない台詞に、レイが目を剥く。だが、ユエが彼の傷を愛撫する理由が、アスカにはなんとなく解るような気がするのだ。
 ひとつは、彼女がレイの手に感じたのと同じもの。幼い頃から自分の足で立って歩いてきた、彼の生き方に対する好意と敬意。
 ・・・そして、もうひとつは。

 

 「あいつ、あんたが死んだら絶対後を追うでしょうね。」

 ――一歩間違ったら、過去のある時点で彼の命は永遠に失われていたかもしれないという・・・過去にあり得た可能性に対する、恐怖。

 

 「・・・センセイごめんなさい、本気で話の筋が掴めません。」
 「掴めなくていいのよ、そもそもあんたに向かって言ったわけじゃないし。」
 「独り言かよ会話中に!」

 実際には、レイはこうして今も生きている。
 だが、もしも運命の歯車が一つでも狂っていたら。幸運の女神が、気まぐれに彼から目を離したとしたら。
 ・・・冴羽零という存在は、金色の青年に巡り逢う事なく、この世から消えてしまっていたかもしれないのだ。

 (・・・たまんないわね。)

 ユエにしてみれば、それは世界が滅びるに等しい、恐ろしい想像であろう。否、彼は実際に怪我をするレイを何度も目にしているのだから、世界の滅亡なんて漠然とした空想より、さらに現実感を伴った恐怖となるはずだ。
 出逢う事すら出来ぬままに、彼を永遠に失っていたかもしれないという恐怖と、そうはならなかったという安堵。今此処に、生きて呼吸をしているレイがいるのだという事を、無性に確かめたくなるような・・・そんな背筋が寒くなるような想いを想像して、アスカはふと身震いをした。

 「アスカ?寒いのか?」
 「ん〜・・・そーね。ちょっと冷房効き過ぎかも。」
 「そぉかな?お前、冷え性気味なんじゃね?」
 「失礼な、おばちゃんじゃあるまいし。」

 ユエよりも遥かに切実さは劣るものの、アスカは間違いなく、彼と同種の恐ろしさを感じ取った。
 レイがいなければ、彼女は今、こうしてここにいる事は出来なかった。だが、そのような結果論を抜きにしても、この綺麗な魂の持ち主を失うなど考えたくもない。闇のような漆黒を纏いながらも、人を惹きつけてやまない輝きを宿すこの少年が――そして、彼と魂を共有しているような、その片割れたる青年も――彼女は大好きなのだから。

 (・・・好きな人を喪うのは・・・・もう、御免だもんね・・・・。)

 鳶色の瞳が、淡く揺らぐ。繊細な美貌から、明るい笑みがふっと消えた。
 脳裏を過ぎるのは、かつて亡くした、愛しい者の記憶。守りきれずに掌から零れ落ちてしまった、大切な命――たった一人の、弟の事だ。

 (あんな思いは・・・・もう、たくさん。)

 

 ――悲哀と憎しみ。絶望。・・・そして、胸が押しつぶされそうなほどの、耐え難い無力感。

 

 普段は明るく振舞っているけれど、忘れてはいない。忘れられる筈がない。
 ただ、自分がそれを露にすれば、他ならぬレイを悲しませてしまう事が解っているから、決して表には出さない。・・・・それだけの事だ。

 (あんたまで・・・いなく、ならないでよね。)

 そっと、呟く。口に出せば、聡い彼に、自分が何を考えたのか気づかれてしまうだろうから、あくまでも心の中で。
 それでも、もしかしたら、彼には全部ばれてしまっていたかもしれない。――ふと気づけば、カウンターに置いた左手には、彼の右手が重ねられていたから。

 「・・・・・・・・・。」

 握るでもなく、撫でるでもなく。偶然下ろした手の先に彼女の手があっただけと言いたげな、そっけない置き方ではあったけれど、薄い掌は確かなぬくもりを伝えてくる。

 「・・・・・・・・。」
 「・・・ん。」

 アスカは、静かに見つめてくる黒曜と緩やかに視線を合わせ、胸の痛みを隠して微笑んだ。きっと、それは完璧な笑顔ではなかっただろうけれど、彼に『心配しないで』という意図を伝えるには、十分なはずだから。
 重ねられた彼の手を、自由な右手で軽く握る。感謝を込めて、二、三度軽く甲を叩くと、彼女はやさしいぬくもりから手を離した。ほんの微かに目を眇める少年を、彼女は祈りの色を込めて見つめる。

 

 (・・・あんたは、絶対に離しちゃダメよ。)

 

 ――大切な片割れと、繋ぎ合った手。

 ――それは一度離してしまえば、もう二度と掴む事は出来ないのだから。

 

 彼が、アスカの新しい幸せを願ってくれるように。
 彼女もまた、彼が手にしている幸福が壊れてしまわぬように、祈っている。

 

 (・・・あたしに出来る事なんて、ほんの少ししかないけれど。)

 

 それでも、彼のために――彼の傷をこれ以上増やさぬために、出来る事があるのなら。きっと自分は、どんな事でもするだろう。

 

 「・・・なんだよ。人の顔、じろじろ見ちゃってさ。」
 「うん。とりあえず、アンタがいればあたしは生きていけるなって、再確認してた。」

 ――ゴン。

 大真面目に答えた彼女の語尾に、レイの額がカウンターと仲良くする音がくっついた。

 

 

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