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2003年11月30日 喫煙
煙草を吸っていると癌にかかりやすくなると言われていますが、癌以外の他の病気にもかかりやすくなります。

煙草を吸っているとなりやすい病気は、発がん物質による癌。
気道刺激によっておこる慢性気管支炎、喘息、肺気腫、慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患。
血管収縮や動脈硬化によっておこる心臓病、脳卒中、末梢循環不全などの循環器疾患。
胃粘膜下血管収縮によっておこる胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの消化器疾患。
習慣性や離脱症状によっておこるニコチン依存症などの精神疾患。
胎盤通過によっておこる周産期死亡、早産、先天奇形などの産婦人科疾患。
耐糖能やカルシウム代謝異常によっおこる糖尿病、骨粗鬆症などの代謝疾患。
脳血流低下によっておこる脳い縮、パーキンソン病などの神経疾患。
歯周組織破壊や歯石増加によっておこる歯周炎、口内炎、口臭などの歯科疾患。
免疫機能低下によっておこるアレルギー性疾患、創傷治癒遅延など抵抗力異常。
低酸素によっておこる運動能力低下。
血管収縮やビタミンC破壊によっておこる皮膚温低下、しわ増化など美容悪化。 寝たきり促進などあります。

煙草を吸っている人にとって煙草は、緊張を和らげたり、逆に覚醒させたりする作用を持っています。これはニコチンの持つ作用です。しかし、煙草に捕らわれたり、ニコチンに支配されているという状況は、決して良いとは言えないでしょう。
喫煙習慣の本質はニコチン依存症である事が世界的に認められ、診断基準も示されています。
煙草は1980年にWHOが依存性のある薬物だと認定しました。それほど中毒性の高いものなので、禁煙してもまたすぐに喫煙にもどってしまう傾向が強くあります。
煙草の煙には約4千種類の化学物質が含まれ、現在有害物質と確認されているものが約2百種類、発癌物質は約40種類もあると言われています。

最近煙草はかなり吸う場所を制限されてますが、それは喫煙者が吸う主流煙より煙草の先から出る副流煙に主流煙より毒性が強いからです。周りに煙草を吸う人がいるかいないかで癌などの病気になる割合がかなり違います。
煙草は1本吸うと5分半寿命が短くなると言われています。、また、癌で死亡した人のうち、30%は喫煙が原因だったそうです。
煙草をやめるのは難しいでしょうが、本数を減らす程度ではあまり意味がありません。禁煙しましょう。
今日は喫煙について話しました。


2003年11月29日 生活習慣改善
生活習慣を改善するには食事や運動などですが、実際にはどのようにしたらいいかわかりづらいですね。

食事で気をつけることは、回数と時間に内容です。
基本は毎日決まった時間にバランスのとれた食事をする事です。ただし、摂取量を超えなくても、食事の間隔を空けるほど飢餓状態が長くなって一度にたくさん食べてしまいます。この食べ方はブドウ糖がたくさん作られ、それに伴いインスリンも多量に分泌され、皮下脂肪がつきやすくなってしまいます。
とはいえ、忙しいと決まった時間にバランスのとれた食事ができない事も多いでしょう。そこで、朝昼晩の献立を大体決めておいて、具体的にどんなメニューにするかはそのたびに考えるというようにするとよいでしょう。
外食は炭水化物がメインとなる場合が多いので、単品ものより定食などを選ぶようにします。単品ものはサラダやお浸しなど野菜を加えて野菜を意識的に摂るようにします。コンビニなどでも野菜を加えるようにすると良いでしょう。外食は野菜が不足しやすいので気を付けましょう。

運動は継続してやらなければ効果はあまりありません。
なので、激しくてすぐに疲れて止めるようなのではなく、無理なく続けられる運動を行っていきます。
簡単なもので行くとウォーキングです。1日30分のウォーキングが生活習慣病予防の万能薬とも言われています。通勤や買物などで歩く時に意識的に早歩きを心がけるようにします。いつもより歩幅を広く、腕を振って歩くとより効果的です。
最初から毎日行うのがきつい人は、1週間に2回くらい30分〜1時間のウォーキング、普段はなるべくまめに動くよう心がけていきます。そこから少しずつウォーキングをする日を増やしていくようにします。
スイミングは場所や時間が限られますが、身体に負担をかけずに行える全身運動です。水の浮力が腰痛や変形性ひざ関節症などで歩くのが辛い人でも行えて、水の抵抗があるのでゆっくり行っても大きな運動効果が得られます。スイミングの他に水中エアロビ、水中ウォーキングなどもあります。
スイミングやウォーキングなどの有酸素運動は、20分以上持続可能で運動強度がそれほど高くない安定した全身運動が特徴です。他の有酸素運動を行う場合は、長時間行うようにしてください。
激しい運動はしばらく動かしてなかった身体にはかなりの負担をかけます。最初は身体を慣らすようにして、それから少しずつ激しいものに挑戦して行くようにしましょう。

他にストレスによる血圧や血管、糖代謝などへの直接の影響に加えて、ストレスによって変化した生活スタイルによって二次的に起こる場合もあるようです。
ストレスの変化は感情の起伏、せっかちになった、焦りを感じている、お酒や喫煙の量が増えた、食行動の変化、肩凝りや頭痛、下痢や便秘などとして現れることもあります。

生活習慣病を予防するには毎日の生活を見直していく事だと思います。今無理していても気を付ければいくらか負担をかけないようにできるはずです。小さい事からでも始めましょう。
今日は生活習慣改善について話しました。


2003年11月28日 心臓病
癌、脳卒中、心臓病は三大生活習慣病として存在する死亡率の高い病気です。

心臓病はかつて、心臓の弁の異常である「心臓弁膜症」や「先天性の心臓病」が代表的でしたが、高齢化の進んだ現代では「狭心症」や「心筋梗塞」などの虚血性心疾患が多くなっています。
虚血性心疾患は心臓の血管が動脈硬化によって詰まったり細くなったりして、心臓の筋肉(心筋)に血液が届かなくなって(虚血)その部分の心筋が機能を失う病気です。
狭心症は心臓をとりまく冠動脈から、心臓への血液の供給量が不足して起きる酸欠状態により、心臓の動きが悪くなって胸が締め付けられるような痛みが生じます。
心筋梗塞は冠動脈に血の固まり(血栓)ができたり、動脈硬化により血管がつまると血液の流れが完全に止まり、心臓の一部が死んだ状態になります。狭心症よりも痛みが激しく、死に至る可能性が高い病気です。
虚血性心疾患以外に、心臓に風邪などのウィルスが付着して、炎症や過度の反応を起こす心筋炎。心臓がポンプのような役割を果たす時に、血液の逆流を防ぐために心臓についている弁の動きが悪くなって血液がちゃんと流れなかったり逆流してしまう心臓弁膜症。心臓を包み込んでいる心膜が炎症を起こす心膜炎。細菌が心臓に入り、異常のある部分や弁に付着して繁殖し、発熱を引き起こす心内膜炎。などがあります。

心臓病は健康診断や人間ドックなどで発見される事が多いみたいです。心臓病の早期発見のためにも定期的に受診しましょう。自覚症状があるならすぐに医師の診断を受けるようにしましょう。医師の問診で何処に問題があるか8割以上わかるそうです。

虚血性心疾患は高脂血症、高血圧症、糖尿病の予防と改善、肥満の是正、禁煙の実行、適度の飲酒、休養など生活習慣の改善で予防できます。運動も予防に効果ありますが、心臓病の場合は医師に相談してからにしないと、運動中に倒れてそのまま亡くなったりしてしまいます。

心臓病の中で狭心症と心筋梗塞の患者の割合が増えてきているそうです。この2つは生活習慣で防げるものなのですから、少しずつでも生活習慣を正すようにしていきましょう。
今日は心臓病について話しました。


2003年11月27日 脳卒中
脳卒中は脳の血管が詰まったり破れたりなどして、脳組織が壊れ、意識がなくなったり手足の運動障害が現れる状態を総称して言います。

脳卒中には脳梗塞、脳出血、一過性脳虚血発作などがあります。
脳梗塞は脳の血管が詰まる、もしくはとても細くなって血液が著しく減少または遮断される事によって起こります。
脳出血は脳の血管が破れて脳の内部で出血し、出血した血液は血の塊となってその周辺にむくみが出てきます。脳は頭蓋骨という硬い容器に入っているので、むくみなどができると頭蓋骨内の圧力が高くなり、脳が圧迫されることになります。そして、脳へ血液が送られにくくなり脳細胞の障害が起こります。
一過性脳虚血発作は脳卒中の症状が24時間以内に消えてしまう状態を言います。小さな血栓が脳の血管を閉塞させるため症状が出現しますが、血液が再び流れ出せば症状は回復します。この状態は症状も軽く、放置されがちですが脳卒中の前兆です。すぐに病院へ行って医師の診察を受けるようにしてください。

脳卒中の症状は重症の場合は、意識不明の昏睡状態、吐気、高熱が続きます。また、脳卒中の場合は、意識障害や手足の運動機能の障害があるのが特徴です。他に視野、記憶、感情、思考能力などにも障害が出ることがあるようです。
「脳卒中を起こしたら動かしてはいけない」というのは大きな間違いで、一刻も早く正確な診断をして治療を開始するほど、良い治療結果が期待できます。脳卒中の患者を治療しているのは、日本では主に脳神経外科と神経内科です。また、一般内科でも脳卒中の診療に力を入れているところもあります。

脳卒中は加齢や遺伝でかかりやすくなりますが、高血圧、糖尿病、心臓病、高脂血圧症、脳卒中(一過性脳虚血発作も含む)にかかった事がある、喫煙、赤血球過剰、肥満、過度のアルコール摂取などの生活習慣病によってもかかりやすくなります。
食生活や運動など生活習慣を正す事でかなり防げるはずです。

脳卒中は以前は死亡率がかなり高い病気でしたが、今は死亡率が下がっています。ただし、死亡率は下がっていますが、むしろ患者数は増加傾向にあります。
脳卒中は死なないから安全と思うかもしれませんが、障害が起きた場所は完全に回復することは極めてまれです。普段の生活で防げる所は大きいのですから、少しずつでもとにかく生活習慣を正していきましょう。
今日は脳卒中について話しました。


2003年11月26日
肥満、高血圧、高脂血圧、糖尿病などの自覚症状のない病気と同様に癌も初期の頃は自覚症状がほとんどありません。

医学的に癌は悪性腫瘍などと呼ばれます。腫瘍は腫れ物という意味で、癌細胞が増殖すると大きな腫れ物のようになる事からきています。同じ腫れ物でもいぼやポリープは害をなしたりしません。そこで、悪性腫瘍と区別して良性腫瘍と呼ばれています。
癌は身体のどの組織でも発生する可能性があって、発生する部位によって性質が異なります。発生する細胞の種類によって以下のように分類されています。
扁平上皮癌は皮膚、食道、喉頭、口腔、膣、陰茎、陰嚢、外陰、上顎、子宮けい部、肺に発生し、リンパ腺や血管を通って他の臓器に転移しやすいようです。
腺上皮癌は胃、腸、乳房、肝臓、腎臓、胆のう、前立腺、甲状腺、卵巣、子宮体部、肺に発生し、内臓に発生する癌を指します。
未分化癌はどの臓器にも発生し、扁平上皮か腺上皮か判断しにくく、発生しやすい部位も特に決まっていないためそう呼ばれています。
肉腫は骨、筋肉、繊維細胞(神経の細胞)などに発生し、胃や腸などの筋細胞に発生する癌や一部の脳腫瘍も肉腫に含まれます。
悪性リンパ腫はリンパ節、脾臓、扁桃に発生、白血病・多発性骨髄腫は骨髄に発生し、血液の悪性腫瘍とも呼ばれています。

人間の体内には、癌発生の原因となる癌遺伝子があります。この遺伝子の本来の役目は、細胞が正常に増殖するために必要なタンパク質を作る事です。癌はこの遺伝子が変化して、細胞を異常に増殖させてしまうのが関係あるのではないかと考えられています。
一方、癌発生を抑える癌抑制遺伝子もあります。この遺伝子はおかしくなった癌遺伝子を正常に戻す働きがあると考えられています。この抑制遺伝子に傷がついたりして、正常な働きができなくなると、癌を促進する結果となってしまいます。
これらの遺伝子に影響を与えるのは煙草などに含まれている「化学物質」、白血病などを引き起こす「放射線」、皮膚癌などを引き起こす「紫外線」、肝炎の原因になったりする「ウィルス」などがあります。

癌は生活習慣次第では防ぐ事ができます。
アルコールは適量であれば良いのですが、限度を超えると肝臓を悪くするだけでなく、 咽頭がん、食道がんの発生率を高めてしまうため、控えるようにします。
煙草は吸う人だけでなく、その煙を吸った人の癌の発生率も高めます。できれば禁煙、吸う時は周りに人がいないようにするなどしてください。
紫外線も浴びすぎれば皮膚癌を起こすため、長時間日に浴びる時は紫外線対策をするようにします。
食事によるカロリー過多と運動不足からの肥満は、生活習慣病同様に癌にも襲われやすいそうです。また、下半身や腹筋が弱くなると便秘、そして大腸癌に繋がる事もあると考えられています。少しずつでも運動の効果はありますから、継続して行いましょう。
皮膚癌などは体を清潔に保つ事が予防に繋がり、ウィルスの進入もある程度防げるでしょう。
ウイルスが原因となる癌の場合は体の免疫機能など抵抗力をつける事が、癌予防に繋がります。十分な睡眠、規則正しい食事、適度な運動とストレス解消で、常に健康でいられるようにすれば、他の癌などの病気も防げるでしょう。

癌は自覚症状がないので定期検診を積極的に受けるようにしてください。早期発見できればずっと軽い治療で済む事もあります。日常生活で防げないわけではないですが、過信せず検診は受けるようにしてください。
今日は癌について話しました。


2003年11月25日 腎臓病
腎臓は背中側の腰の上にある対になっている臓器で、人の握り拳くらいの大きさでそら豆のような形をしています。

腎臓は尿を作る働きの中で、蓄積すると有害な老廃物(尿素・尿酸・クレアチニンなど)、余分な水分や電解質(ナトリウム・カリウム・リンなど)、血液を弱アルカリに保つため重炭酸イオンを吸収して水素イオンを排泄したりします。
それ以外に、骨髄に赤血球を作らせるため造血ホルモン(エリスロポチエン)を分泌する、カルシウムや骨代謝を調節するためビタミンDを活性化する、血圧を調整するホルモン(レニン)を分泌する、様々なホルモンの不活性化をするなどしています。

腎臓病の代表的な症状は蛋白尿、血尿、むくみ、高血圧などで、全身的な免疫反応や細菌感染、代謝異常などによってたくさんの疾患があります。
糖尿病のために起こる糖尿病性腎症現在は、透析導入の原因疾患第一位となっていて、諸臓器に合併症があるため注意点が多いそうです。
慢性糸球体腎炎は血液中の成分をろ過している糸球体の壁が破れるなどして、血液中のタンパク質が原尿に出るようになると蛋白尿、血液成分がたくさん出ると血尿となります。
急性腎不全は火傷、大出血など様々な原因で尿細管が障害を受けて突然尿量が減るそうですが、透析療法で尿毒症状を取り除けば再び自分の腎臓で生活できるようになるようです。
慢性腎不全は腎臓病が悪化し、腎機能が低下すると体中に様々な老廃物が蓄積して尿毒症状が現れます。尿毒症状が強くなると日常生活が困難になり、腎臓以外の重要な臓器に悪影響を及ぼします。ひどくなると命に関わるといった場合に透析療法が選択されます。

腎臓病になった時は、病気を進行させないような生活習慣を身につける事が大切です。定期的な服薬と診察の他に、無理しない、睡眠不足や過労は避ける、食事に気をつける、などが大切です。腎臓は身体の成分を一定に保つ働きをしているので、食事のバランスがよくないと腎臓に負担をかけるばかりです。
腎不全になっても薬物療法や食事療法で治せるなら、透析は使わないようです。血液透析の場合は週に3回、1回につき4〜5時間かけて行うそうです。

腎臓病は沈黙の病気と言われています。軽い時は自覚症状がほとんど無いため気付きにくく、学校や職場などでの尿検査で発見される事が多いみたいです。日常生活から防げるところもありますから、食生活を見直してみるといいかもしれないですね。
今日は腎臓病について話しました。


2003年11月24日 肝臓病
肝臓は余力のある臓器なので、少々悪くなっても自覚症状は出にくく、自覚症状が出る頃にはかなり悪い状態になっているそうです。

肝臓には口から入った食べ物から消化吸収した栄養素を処理して、糖分や脂肪分をエネルギーとして蓄えたり、たんぱく質を体にあった形に作り変えたりする代謝作用。
アルコールや薬剤などの有害物質が体内に入ってきた時や、体内で発生するアンモニアなどの有害物質を酸化、還元、抱合などで尿や胆汁の中に排泄する解毒作用。
肝臓で処理した物質を材料にして、脂肪の消化を助ける胆汁を作り、胆嚢に蓄えられて濃縮されてから十二指腸に分泌する、胆汁の分泌作用などがあります。

その肝臓の病気の種類はたくさんあります。原因で分類するとウィルス性、薬剤性、アルコール性、自己免疫性、先天性などに分けられ、肝臓の病名で分類すると肝炎、肝硬変、脂肪肝などに分けられます。
これらの中で特にウィルス性とアルコール性が原因として大きく存在しています。
肝炎ウィルスは血液や体液からの感染がほとんどで、急性肝炎になると発熱や吐気、だるさ、など風邪に似た初期症状が出て、3〜4日すると濃い色の尿、皮膚や目の黄疸などの症状が見られます。
アルコールの方は、軽症で脂肪肝やアルコール性肝繊維症、重症ではアルコール性肝炎やアルコール性肝硬変などがあります。一般に飲酒の量と飲酒期間に比例して肝臓病の症状が進行しています。

肝臓に良い食事はビタミン・ミネラルを摂る事、エネルギーを摂り過ぎない、糖分を摂り過ぎない、規則正しい食事をする事です。
肝臓病になると健康な人の2〜3倍はビタミンを摂る必要があり、ビタミンEやビタミンB群は肝臓を守ってくれるため多めに摂るようにします。
お酒もエネルギーになるので飲みすぎれば肥満につながり、脂肪肝になります。
糖分の摂り過ぎも肥満にもつながり、脂肪肝になります。もいろん他の生活習慣病も合併する可能性が高いので、甘いものは控えましょう。
生活習慣病全体に言えますが食事をきちんと摂りましょう。1日の総カロリーを超えていなくても、朝食を抜いて夕食をたくさん食べるというのでは肥満につながります。

肝臓病も生活習慣病に含まれていて、自覚症状がわかりづらいです。アルコール性の肝臓病は日常生活の積み重ねでなるものですから、生活を見直してみましょう。
今日は肝臓病について話しました。


2003年11月23日 骨粗鬆症
日本人はカルシウムをあまり摂らないと言われています。
カルシウムは骨や歯の元となるだけでなく、筋肉の伸び縮みを調整したり、刺激に対する神経の感受性を鎮める、アレルギーなどの過剰な反応を抑えるなどの働きがあります。

骨粗鬆症は骨からカルシウムが溶け出してしまって、その中にある骨組織(骨量、骨密度)が減ってしまった状態です。骨の大きさは変わりませんが、骨の中が軽石やスポンジのようになって大変脆くなります。
脆くなるとちょっとした衝撃で骨折しやすくなります。骨折は腰や背中(脊椎)、足の付け根(大腿骨頸部)、手首などで起こりやすくなります。大腿骨頸部骨折と脊椎の圧迫骨折は寝たきりの大きな原因となっています。

骨は成長したらそれまでと思われがちですが、他の細胞と同じように新陳代謝を繰り返しています。そこで、破壊と形成がバランスよく影響しあって作用しています。
このバランスは40歳を過ぎる頃から、少しづつ崩れてきます。加齢に伴って起こる骨粗鬆症は骨の形成に関わるエストロゲンやビタミンDなどが足りなくなるからです。また、運動不足や煙草、飲酒によってもなりやすくなります。
骨粗鬆症は女性がかかりやすい病気ですが、男性もかからないわけではありません。
骨粗鬆症は背中や腰の痛み、背骨の曲がり、身長の低下があったら骨粗鬆症か検査してみましょう。また、背骨の変形によって内臓を取り囲む骨格に悪影響を及ぼすため呼吸困難・食欲不振・胃もたれなどが起こる事もあるようです。

予防には普段からカルシウムやビタミンDを摂る事を心掛け、軽い運動を行うことが骨粗鬆症の予防になると言われています。
カルシウムを大人は1日に600mg、骨粗鬆症患者や妊婦、子供は800〜1000mg摂取を牛乳や乳製品、小魚を骨ごと食べたりして摂るようにします。小魚はお酢を使って調理するとさらにカルシウムの吸収が良くなるようです。
運動は骨に負荷を与えてカルシウムが沈着しやすくなり、強化された筋肉が骨を保護します。歩くだけでも負荷はかかるので普段より少し長く歩いてみたりしましょう。
また、1日30分くらい日光浴をするとビタミンDが形成されて、カルシウムの腸管での吸収を促進したり骨の形成を高めます。

人間の骨は若いうちなら骨が多少脆くなっても取り返しはつきますが、40を過ぎてからは増やすのが大変です。若いうちから骨を強くしていきましょう。
今日は骨粗鬆症について話しました。


2003年11月22日 糖尿病
生活習慣病の中でも特に「肥満」「高血圧」「高脂血」「糖尿病」の4つは、病気が互いに合併しやすく、しかも合併する事でより動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こしやすくなります。

血液中のグルコール(ブドウ糖)を血糖と言い、生命活動を維持するエネルギー源として利用されています。普通は一定の濃度に保たれていて、濃度を超えるとすい臓からインスリンが分泌され血糖を下げるように働きます。
糖尿病は血糖をコントロールするインスリンが何らかの原因で不足し、高い血糖値の状態が続く事です。
糖尿病が恐ろしいのは血糖値が高い状態が続く事、つまり身体活動の源として全細胞に行き渡るはずの糖分がほとんど吸収されていないからです。血液中にはたくさんの栄養があるのに、細胞は栄養不足となって疲弊してしまいます。

糖尿病は大きく分けてインスリン依存型糖尿病(1型糖尿病)とインスリン非依存型糖尿病(2型糖尿病)、二次性糖尿病の3種類あります。
インスリン依存型糖尿病は遺伝や生活習慣に関係なく、インスリンの分泌にトラブルが生じて発症するものです。治療としては食事療法の他に、インスリン注射が欠かせません。
インスリン非依存型糖尿病は、遺伝的な要素にストレスや肥満、運動不足などの生活習慣が重なって発症するものです。治療は食事療法と運動不足の解消が主となります。
二次性糖尿病はインスリンを分泌するすい臓の病気や、ホルモンの病気、糖分を体に送る肝臓の病気など、他の病気の影響で発症するものです。原因となっている病気が完治すれば、糖尿病も治るります。
このうちのインスリン非依存型糖尿病は糖尿病の8割を占めていると言われています。そして、このインスリン非依存型糖尿病は生活習慣を見直すことによって防ぐ事ができます。

糖尿病の食事療法はカロリーオーバーしないよう注意しながら糖質やたんぱく質、脂質をバランスよく摂り、ビタミンやミネラルが不足しないように心がける事です。
また、食物繊維には血糖値の上昇をゆるやかにする働きや、血中コレステロール量を下げる働きがあるのでなるべく食べるようにしましょう。
あと、運動療法では筋肉が運動する事でインスリンに対する感受性が良くなります。感受性が良くなる事によってインスリンの効果が上がります。これも無理しない範囲で続けられるよう始めていきましょう。

もう終ってしまいましたが、毎年11月の第2週に「全国糖尿病週間」が設けられています。全国各地で糖尿病教室や講演会が開かれるので、機会がある時に参加して糖尿病対策を練ってみましょう。
今日は糖尿病について話しました。


2003年11月21日 肥満症
肥満と肥満症は微妙に違います。基本的に太り方が深刻かそうでないかが境目みたいです。

肥満は身長に比べて体重の割合が大きい状態の事を指します。
肥満症は肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態と定義されています。つまり、そのまま太ったままでいると命に関わる可能性がある状態です。

肥満と肥満症は違います。なので見た目で太っていても一概に肥満症とは言えません。お相撲さんは太っていますが、健康障害はなく内臓脂肪も溜まってません。逆に少ししか太っていなくても内臓脂肪が蓄積したり、合併症がある場合は肥満症であるので治療が必要です。見た目ではわかりづらいです。
肥満症かどうかはまず肥満であるかどうかから判定を行います。使われる指標はBMIです
BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}
このBMIの値が25以上なら肥満です。
さらに肥満に関連する高血圧や高脂血症、糖尿病などの健康障害か、内臓脂肪が溜まっていれば、肥満症です。
内臓脂肪の溜まり具合は、スクリーニング検査と腹部CT検査で調べられます。スクリーニング検査でウエスト周囲径を測り、男性で85cm以上、女性で90cm以上あれば上半身肥満。腹部CTの断面像を撮影し、内臓脂肪面積が100平方cm以上あれば内臓脂肪型肥満となります。

肥満の予防・改善は食事療法と運動療法です。食事療法では食べる量を減らすだけでなく、食事内容や食事スタイルの見直しも必要です。運動療法は運動によって摂取エネルギーより消費エネルギーが多くなるようにします。これを日常生活で継続して行えば、内臓脂肪を減らしていく事ができるそうです。
他に薬物療法もありますが、日本では使用できる薬が限られているので、食事療法や運動療法による治療が中心に実践されています。

日本人は食が欧米化し、ストレスで食べすぎたりするなど、とても太りやすい状況にいます。肥満症も生活習慣病の中の一つなので長い間付き合わなければいけません。無理のない範囲から少しずつ改選していきましょう。
今日は肥満症について話しました。


2003年11月20日 生活習慣病
癌や心臓病、脳卒中は3大生活習慣病と言われています。他にも肥満症や高血圧症のような病気も含まれています。

生活習慣病はかつて成人病と言われていました。それは、成人病は40歳前後から急に死亡率が高くなり、しかも全死因に占める割合が高い疾病の事を言っていました。当時は加齢が原因と考えられていたそうです。
ですが、子どもの頃からの生活習慣の積み重ねが発症や病状の進行に深く関与している事が明らかになり、年齢ではなく毎日の生活習慣が問題であるとわかりました。
なので、生活習慣を改善できれば疾病の発症や進行を防ぐ事ができます。これを意識してもらうため、厚生省が「生活習慣病」という名称に変えたそうです。

生活習慣病は病気を作る原因の中の生活習慣要因が大きく影響しています。主な生活習慣要因は食生活・運動・休養・睡眠・精神活動・飲酒・喫煙などです。それらによって、自分の身体に無理をさせる事となります。
生活習慣病は初期段階での自覚症状がわかりづらく、気が付かずに放っておくと心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こし、死に至ります。

生活習慣病は今では小さな子どもにも大きく関わっています。厚生労働省は1〜5歳の幼児向けの「肥満とやせの判定表」を作成していますが、この背景には生活習慣病で死亡する中・高生も出てきている事からきているそうです。
それよりも年が上の私たちは、それぞれの生活習慣病にかかる割合はかなり高いとも言われています。1年に生活習慣病が原因で死亡する人は、全体の60%以上もいると言われています。
普段からの生活を見直し、具体的に予防していかないといけないかもしれないです。食生活や運動など、少しずつ始めてみましょう。

今日は生活習慣病について話しました。


2003年11月19日 高脂血症
血液の中に溶けている脂質が異常に多い状態を高脂血症といい、動脈硬化などの病気を起こします。

血液中の脂質は血清脂質と呼ばれ、コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)、リン脂質、遊離脂肪酸などがあります。
中性脂肪やコレステロールが増えると、血液は粘り気を帯びて流れにくくなり、血管の内側にコレステロールが張り付いて血液の通り道を狭くします。そして、血管が詰まっていき、動脈硬化を引き起こします。
高脂血症は、総コレステロールが220mg/dL以上、LDL(悪玉)コレステロールが140mg/dL以上、中性脂肪(トリグリセライド)が150mg/dL以上、HDL(善玉)コレステロールが40mg/dL未満で診断されて、高コレステロール血症、高トリグリセライド血症、複合型高脂血症、低HDLコレステロール血症など分類されます。

同じ高脂血症でも中性脂肪値が高いかコレステロール値が高いかで、治療法も異なるそうです。下に挙げるのは代表的な高脂血症です。
LDL(悪玉)コレステロール値が高い場合は「高コレステロール血症」と診断されます。食生活の変化やライフスタイルの欧米化によって、高コレステロール血症の人が急増中していて、5人に1人は高コレステロール血症の疑いがあるとも言われています。治療法は食生活の改善と運動療法です。
中性脂肪(トリグリセライド)値が高い場合は「高トリグリセライド血症」と診断されます。日本人男性の高脂血症に多く、アルコールと肥満の影響が大きいと考えられています。治療法は食習慣の改善と運動療法です。
LDL(悪玉)コレステロール値と中性脂肪(トリグリセライド)値の両方が高い場合は「複合型高脂血症」と診断されます。早発性の冠動脈硬化症を合併する恐れがあると言われています。治療法は食習慣の改善、全体的な食事のカロリー制限、運動療法です。
HDL(善玉)コレステロール値が低い場合は「低HDLコレステロール血症」と診断されます。HDLは余分なコレステロールを肝臓に戻す働きがあります。中性脂肪によってHDLが減らされるという説があり、動脈硬化にかかる危険性が高まるそうです。治療法は生活習慣の改善です。

治療は基本的に薬を使わないようですが、動脈硬化などを起こす危険性が高い場合は、食事療法と並行して薬物療法を行うことが多いようです。
原因には生活習慣や食生活、運動以外に遺伝的なものや病気が原因になる事もあるので、基準値より高い場合はもちろん、基準値をはみ出てないくらいの場合も医師に相談してみましょう。

高脂血症の予防に食事は穀類(米や麦など)、食物繊維(海藻類、豆腐や納豆などの大豆加工品、キノコなど)、緑黄色野菜(にんじん、ピーマン、ブロッコリー、トマトなど)を積極的に摂るようにします。
運動にはウォーキング、水泳など有酸素運動が適しています。ただし、高脂血症はすぐに治るものではないので無理なく気長に続けられるようにします。また、激しすぎる運動は血管に負荷をかけるのでかえって危険です。
他に煙草を止める、アルコールを控える、ストレスを溜めないなどあります。

高脂血症は特に自覚症状がなく、日常生活に不都合な事もないため健康診断などの血液検査で発見される事が多いそうです。ですが、動脈硬化が進行して狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳血栓・脳梗塞などの閉塞性動脈硬化症などの原因となるので普段の生活から気を付けるようにしましょう。
今日は高脂血症について話しました。


2003年11月18日 高血圧
高血圧は年をとれば誰でもなるという印象が強いですが、脳血管疾患や心臓病を引き起こすため注意しないといけません。

血圧は血液が流れる時に血管を押し広げる圧力の事で、この血圧が慢性的に正常より強くなってしまった病気の事を高血圧と言います。
血圧が高くなるとその圧力に対抗するために血管の壁が厚くなり、結果として血管が狭くなります。狭くなった血管はコレステロールや中性脂肪が溜まりやすくなり、血管がぼろぼろになって脆くなります。そして脆くなって硬くなった血管はさらに狭くなり血圧も上昇します。
最小血圧が90mmHgか、最高血圧が140mmHgで高血圧とされていて、両方とも超えている場合はかなり危険です。また、最小血圧が80mmHg、最大血圧が135mmHgの場合は境界高血圧とされ、高血圧予備軍とも言われます。

高血圧は塩分の摂りすぎだけではなく、様々な生活習慣が長い間積み重なってなるものです。
高血圧の原因の中で最も影響が大きいと考えられている要素に「遺伝的体質」があります。親が高血圧の場合、両方ともなら子どもが高血圧になる可能性は60%、片方だけなら30%と言われています。ですが、遺伝するものは体質だけで「高血圧」ではありません。
日本人は特に「塩分の摂りすぎ」による高血圧が多いと言われています。上記の体質から、同じ量でも血圧が上がりやすい人と上がりにくい人がいます。ただし、上がりにくくても摂りすぎれば高血圧になります。
肥満はすべての生活習慣病の原因となると言われていて、高血圧も含まれています。肥満と高血圧は明らかに関連性があるようです。ですが逆に、肥満の人が減量をすれば、それだけ高血圧も確実に改善します。また、高血圧で肥満の場合は降圧剤が効きにくく苦労する事が多いようです。
血圧は寒さにも敏感です。暖かい所から寒い所へ行くと、急激に血圧が上がりやすいそうです。しかも高血圧の人ほど、寒さによる血圧への影響を受けやすいようです。日本は冬場、リビングとトイレの温度が違ったり、脱衣場所が寒かったりと家の中でも寒暖の差が激しく危険です。
ストレスは血圧にかなりの影響があるようです。ストレスの大きさが、そのまま血圧の高さとなってしまうとまで言われています。大抵はストレスを受けたら次はリラックスと、上手に休む事で毎日を送っています。しかし、ストレスが慢性的になり、リラックスができないでいると、血圧も高いままで下がらなくなってしまいます。
最後に「高血圧になりやすい性格」と言うのがあるそうです。せっかち、イライラしやすい、忙しいのが好き、並んで待てない、挑戦的、食べるのが早いなどの性格は、自らストレスを作りやすく、高血圧となりやすいようです。

高血圧の予防にはカリウム、カルシウム、マグネシウムをバランス良く摂取する事が大切と言われています。特にカリウムには細胞内にたまってるナトリウムを腎臓から尿中に追い出す作用があるそうです。ただし、カリウムは人工的な錠剤などでの摂取は失われやすい、調理によって失われやすい、腎不全の人は高血圧でもカリウム摂取は控えるなど注意が必要です。
カリウムが多い食べ物はキノコ、ワカメ、サツマイモ、春菊、柿、リンゴ、バナナなどです。煮込んだり茹でたりした時は、煮汁も一緒に摂るようにすると良いそうです。
また、乳酸菌にも血圧を下げる効果があるようです。あと、お茶の渋味の元となるカテキンには、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあると言われていて、他の成分にも血管を強く保つ働きががあるそうです。

高血圧は中程度まで進んでいても、それをはっきりと教えてくれる自覚症状は何もありません。長い年月をかけて進行しますから普段の生活から改善していかないと誰にでもなる可能性はあると言えるでしょう。
塩分は少しずつ少なくしていき、酢やレモン、カボス、スダチなどの果実の酸味を利用してみましょう。
今日は高血圧について話しました。


2003年11月17日 貧血
貧血になると身体は酸素が少ない状態になって、生命を維持するために他の機能の働きを抑えます。一般的に頭痛、目眩、神経痛、むかつき、顔の蒼白などです。

貧血は血液の中に含まれる赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットが正常値以下に減少した状態の事を言います。
赤血球数(RBC)が1μm中に男性は450万個以下、女性は400万個以下の時。ヘモグロビン量(Hb)が0.1L中に男性12g以下、女性10g以下の時。ヘマトクリット値(Ht)が一定量の血液中に存在する赤血球の容積の割合が男性35%以下、女性30%以下の時に貧血と言われます。

貧血の原因はほとんどが「鉄欠乏性貧血」ですが、他の病気が原因の場合もあります。
鉄が不足するとヘモグロビンができないため、赤血球が小さくなったり赤みが薄くなります。さらに赤血球の役割、酸素を体内に運ぶ働きにも支障が生じる「鉄欠乏性貧血」。
脊髄で赤血球が作られる際に必要なビタミンB12や葉酸が欠乏した結果、赤血球の生産が減少して起こる貧血を「ビタミンB12欠乏性貧血・葉酸欠乏性貧血」と言います。
赤血球を作る骨髄が障害を受けたり、赤血球のもとに原因があって、赤血球がちゃんと作られないために起こる貧血で、白血球や血小板の数も著しく減少する「再生不良性貧血」。
赤血球の120日で寿命が尽き、肝臓や脾臓で壊されます。この壊す力が強くて、赤血球の生産が追いつかずに起こる「溶血性貧血」。
リウマチや癌、寄生虫、その他心臓・肺・腎臓・肝臓などに病気に伴って起こる貧血で妊娠によって起こる貧血もこれに含まれる「続発性貧血」。
大ケガや手術をした時などに大量出血によって一時的に赤血球を失う急性の場合と、長い時間少しずつ出血する慢性の場合がある「失血性貧血」。女性に多い鉄欠乏性貧血の根本原因はこれの場合が多いようです。

予防には鉄分を多く摂る事と併せてビタミンCも一緒に摂って吸収率を上げて、タンパク質も摂って赤血球の生産力を落とさない事です。また、貧血の人は食事を抜く割合が高い事が調査によって明らかになっているそうですから、ちゃんと食事を取るようにしましょう。
鉄分は豚レバー、牛レバー、鶏卵、うずらの卵、牛肉、豚肉、鶏肉、赤身の魚、アユ、イワシの丸干し、スジコ、アカ貝、カキ、シジミ、ハマグリ、ヒジキ、アオノリなどに多く含まれています。

貧血になると体のあちこちで酸欠状態になって、疲れやすくなったり、朝に起きられなくなったり、頭が重かったり、目眩が起こったり、食欲がなくなったりします。特に女性は月経で鉄が不足しがちなので積極的に鉄分を取るようにしましょう。
今日は貧血について話しました。


2003年11月16日 目眩
目眩は体のバランスが崩れた時に起こる症状で、人によって感じ方は様々あります。

人間は頭の中の小脳・脳幹と両耳の内耳にバランスを司る機能が備わっていて、これらにトラブルが発生した時、目眩が起こりやすいと言われています。
目眩が起きたら、横になって休むようにします。左右どちらかを下にしてめまいがひどくなるようなら仰向けに寝ます。休んでいても目眩が治まらないようであれば、近くの内科か耳鼻科で診察してもらうようにしてください。

受診する科は目眩以外の症状で判断します。
めまいと同時に耳鳴りや難聴がある場合には、内耳に障害がある場合が多いので、耳鼻科に行くのがいいみたいです。この場合、突発性難聴、メニエール病、内耳炎、聴神経腫瘍などの病気が考えられるそうです。
同じような動作のあとに、目眩が起こる場合には、良性発作性頭位眼振の可能性が高いようです。これは、内耳にある耳石器官に障害があるときになりやすいため、耳鼻科に行くのがいいみたいです。
言語障害・平衡障害がある場合、また激しい頭痛を伴うような場合には、脳梗塞や小脳出血などの病気が考えられます。内科(神経内科)に行くのがいいみたいです。

他に、過度のストレスが続くと、メニエール病や自律神経失調症やパニック障害、起立性調節障害などの心身症が起こり、これらの障害から目眩を伴うことがあります。
また、不眠症など睡眠が規則正しくないと、目眩を起こす事もあります。
あと、乗り物に乗った時にも目眩を起こす人はいます。乗り物に酔いやすい方がなりやすいみたいです。

目眩を軽く見ている人は多いかもしれませんが、自分の病気を教えてくれる時があるかもしれません。その時の状況をメモしたりしておくといいかもしれないです。
今日は目眩について話しました。


2003年11月15日 低血圧
低血圧は冷え性などの症状を引き起こすものだったりしますが、低血圧そのものは「血圧が低い健康な人」で病気ではありません。

低血圧症は基本的には生命への影響が少ないため、血圧が低くても目眩・ダルさなどの症状が無ければ低血圧と診断しないという医師もいるそうです。
低血圧の基準は血圧の最大血圧が110mmHg以下の場合で、最小血圧が60mmHg以下とするものが多いです。また、医師によっては最大血圧が85〜110mmHgである状態を低血圧と判断する場合もあるそうです。

低血圧は本態性低血圧、起立性低血圧、二次性低血圧の3種類があります。
本態性低血圧の本態性とは原因が明らかでないと言う意味で、特別な原因がなく血圧だけが常に低い状態です。低血圧体質とも言われ、産まれつきのもので遺伝性があると考えられているようです。特別な合併症が起こるような事もなく、血圧を高くする治療が必要ないと言われます。
起立性低血圧は急に立ち上がったり、長時間立ち続けているときに血圧が下がって立ちくらみや目眩などを起こすものです。体位性低血圧とも言います。血圧が低くない人でも起き上がったときに、最大血圧が20mmHg以上下がるのが起立性低血圧の特徴のようです。多くは原因不明ですが、自律神経の不調などが原因で起こる場合があるそうです。気を失いやすい他、暑さに弱い、下痢をしやすいなどの症状があるようです。
二次性低血圧は低血圧を招く何らかの病気があって、原因がはっきりしているのが特徴です。血圧が低くなる病気は、循環器や内分泌の病気など様々あります。心筋梗塞、うっ血性心不全、急性出血、やけど、激しい下痢・嘔吐、腸閉塞、急性中毒など急激に低血圧になるものと、癌、慢性伝染病、貧血、白血病、甲状腺機能低下、肝硬変など慢性的に低血圧が続くものがあります。

低血圧の治療は、低血圧以外に特別な異常がなければ、不快症状を取り除く治療をするだけで、その他の特別な治療は行われない場合が多いそうです。また、原因がわかっている場合は、その原因を取り除く治療が行われるようです。

低血圧と貧血は、立ちくらみや目眩など症状が似ているので混同されがちですが別のものです。
低血圧は血液循環が円滑に行われず、脳や体の末端への血流が悪くなった結果から立ちくらみや目眩を起こすものです。
貧血は血液中に含まれる赤血球またはヘモグロビンが正常値以下に減少した状態で赤血球としての役割を果たせなくなって立ちくらみや目眩を起こすものです。
二つの違いは血液検査をすればすぐわかります。それぞれ対処法が違うので紛らわしい場合は検査するようにしましょう。

低血圧によって重篤な病気を招くわけではありませんが、体がだるく、倦怠感が取れない、気力がわかない、食が細く十分な栄養が摂取できないなど、日常生活にそれなりの悪影響があります。さらに女性は低血圧と貧血を併発している事が多いためさらに厳しい事もあるでしょう。

低血圧は10分ずつでもいいから早めに寝て10分早く起きて、朝食をしっかり食べて、軽い運動でもいいから続けていく事で生活の質とともに改善されます。体質だからと諦めないようにしましょう。
今日は低血圧について話しました。


2003年11月14日 冷え性対策
冷え性の方は夏でも手足が冷たくなりがちで、寒くなるとさらに冷たくなります。今からでも対策をしないとつらくなるばかりです。

冷え性の原因は大きく分けると生活習慣、血行不良、自律神経の異常です。このうち自律神経の異常は生活習慣によって起こされる場合もあります。
生活習慣で具体的に言うと
冷暖房完備の生活を続けていると体が体温調節をする必要がないため寒暖の差に適応しなくなります。また、冷暖房などで外気温との差が激しい、冷たい飲み物を飲む、体を締めつける衣服を身につけている、無理なダイエットをしている、などの生活も体が寒暖の差に適応しなくなってきます。
血行不良で具体的に言うと、貧血の方や血液を全身に流す力の弱い低血圧な方が代表的です。心臓から送られる血液が毛細血管に届きにくく、循環されず冷えます。動脈硬化でも同じ理由で冷えるようです。
自律神経は体温調節の指令を送っています。この神経が過度のストレスや女性ホルモンバランスの崩れなどで、異常が起こって冷えます。

冷え性は治しにくいものらしいですが、対策すれば少なくとも軽くする事はできます。
普段の生活では寒くない服装をして、使い捨てカイロなども寒ければ併せて使うようにします。お風呂はぬるめのお湯で半身浴が良いでしょう。あと、少しずつでも毎日続けてストレッチなどの運動をする事で効果があります。
食べ物では香辛料、ネギ、ウーロン茶、大根、カブ、ごぼう、白菜などが効果があると言われています。ただし、一品だけたくさん摂っても意味はないので、1日の栄養バランスも考えて摂るようにしてください。

冷え性の対策は例え効果が小さくとも続けられるものから始める事と言う人もいます。できる範囲で少しずつ対策していけば、軽くする事ぐらいはできるでしょうしね。
今日は冷え性対策について話しました。


2003年11月13日 肌年齢
化粧品などのCMで使われたりする肌年齢、実際の年齢と肌の年齢は違うという言葉です。

肌年齢は見かけの年齢を表していて、若い時は実際の年齢と肌年齢にはあまり差がありません。ですが、年をとるにしたがって、この差は次第に広がります。実際の年齢より若く見える人や老けて見える人がいるから、わかりますよね。
昔から「25歳は肌の曲がり角」と言われてきました。しかし、医学的には成長期を過ぎた頃の10代後半から肌の老化は始まっていると言われています。

人間の皮膚は大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層に分かれています。
「表皮」は皮膚の一番外側にあって皮膚の内部を守っています。「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4層からなっていて、一般的に言われる肌は一番外側の角質層を指します。
「真皮」の状態によって肌に弾力・ハリがあるかどうかが決まります。肌の心臓部とも言えますね。
「皮下組織」は体温を維持したりエネルギーを貯蓄したりする所です。

皮膚は絶えず新しくなっているのは知ってますよね。表皮の基底層で新しい細胞が作られ、それが皮膚表面に向かって少しずつ変化しながら押し上げられ、最後にはフケや垢となってはがれ落ちます。
こうして新しい細胞と古くなった細胞が入れ替わる新陳代謝が行なわれていて、健康な肌なら約28日周期でこの新陳代謝が繰り返されていると言われています。
この新陳代謝は加齢と共に鈍くなり、周期も長くなります。さらに紫外線・乾燥・ストレスなど様々な要因によっても周期は崩れ、新しい皮膚が再生されなくなっていきます。
ある情報によると、40歳を境に肌の角質層の水分量や、ハリ・弾力を保つコラーゲンが急激に減少し、天然のうるおい膜である皮脂膜ができにくくなって、肌のバリア機能が低下していくようです。もちろん個人差はあります。

周期を崩す要因は、紫外線、肌の乾燥、肌の汚れ、物理的刺激、ストレス、睡眠不足や不規則な生活、疲れ、体調の変化、喫煙、無理なダイエットなどです。これらの要因を改善する事で対策になると思います。さらにマッサージなども加えると良いでしょう。

肌年齢は女性に限らず男性でも気にしている方がいるそうです。正しいお手入れや紫外線防御などを心がける事で、若々しく思い通りの肌を保つ事が可能なようですから気になる方は続けてしてみてください。
今日は肌年齢について話しました。


2003年11月12日 肌荒れ
乾燥した季節になると皮膚の表面の水分を蓄える力が弱まって 肌が水分不足状態になるため肌が荒れやすくなります。

目元や口元がカサカサしていたり、吹き出物ができていたり、シミやソバカスが目立ったり、たるみやしわが気になるなど、こうした肌のトラブルの大きな原因に「肌の水分不足」が考えられます。
具体的には暖房・冷房による空気の乾燥、洗剤・化粧品の刺激、ストレス、睡眠不足、疲労・内臓の病気、栄養の偏り、ホルモンのアンバランスなどが原因です。

肌荒れを予防・改善するには湿度を保ち、洗剤などの刺激からちゃんと防御し、ストレスは溜めず、睡眠時間をしっかりとる・・・など上記の原因を改善する事です。
インスタント食品、清涼飲料水、化学調味料、お菓子などの加工食品には、合成保存料に使われているリンが摂りすぎると老化に繋がるのでなるべく取らないようにします。紅花油やマーガリンなどの不飽和脂肪酸を多く含む食品には老化を促進する過酸化脂質になりやすいので抗酸化作用のあるビタミンEなどと一緒に摂るようにします。
肌に良いのはビタミン類やリジン・コラーゲンですが、栄養バランスの良い食事の方が重要です。皮膚が新しくなるためにはビタミン類以外にも栄養が必要だからです。

規則正しい生活を送る事ができれば、あとは食事くらいで済むでしょう。でも、規則正しい生活が送れない時は食事と睡眠だけでもちゃんととるようにしてください。できる事から少しずつでも効果は出てくると思います。
今日は肌荒れについて話しました。


2003年11月11日 手荒れ対策
ハンドクリームは手荒れに効果がありますが、完全に防ぐ事は難しいようです。

冬に手荒れが起こりやすいのは、季節的な要因が関係しています。湿度が下がって空気が乾燥するため、皮膚も乾燥して角層が障害されやすくなります。また、皮膚の水分の蒸発を防ぐ皮脂も減って、乾燥しやすくなります。さらに、汗をかく事も少なくなり、角層に十分な水分補給がされなくなります。
これに、炊事や洗濯などの手を使う仕事が加わると、角層が障害されやすくなって皮膚のバリア機能が低下します。そして、外からの刺激で皮膚の内部(表皮)に炎症が起こり、手荒れが起きます。
他に、手荒れは手が受ける刺激によって起こる事があります。炊事や洗濯に掃除など、手を使うこと自体により加わる「物理的刺激」と、洗剤やシャンプーに毛染め液などに含まれる化学物質による「化学的刺激」の2つの刺激があります。
また、手荒れになりやすい人は体質的な要因も関係しています。アトピー性皮膚炎の人や肌が乾燥しやすい人は、保湿成分が少ないので手荒れになりやすくなります。

手荒れの予防には刺激をなるべく少なくする事です。水仕事をする時は、洗剤などに直接触れないよう、ゴム手袋をつけます(素手でゴム手袋をするとかぶれる事があるので、木綿の手袋の上にゴム手袋をするなどします)。そして、濡れた手はきちんと水分をふき取り、その後すぐにハンドクリームやワセリンなどの保湿薬を塗るようにします。
また、化粧水もしくは保湿剤を手にマッサージする事も効果的です。夜は、夜間密閉療法と言う薬の効果を高めるために、ハンドクリームをつけたら手袋などをして寝るようにします。
皮膚表面だけでなく、体の内側から水分を補給することも大事です。ビタミンAとビタミンB1は肌の乾燥と荒れに効果があるそうです。

皮膚の水分量は、空気が乾燥する1〜2月にかけて最も少なくなり、皮脂の量も秋から冬にかけて急激に減るそうです。秋の寒くなり始めた頃からちゃんと対策するようにしておくと良いでしょうね。
今日は手荒れ対策について話しました。


2003年11月1日 ハンドクリーム
この季節になると湿度も下がり乾燥も進むので指先のカサカサやひび、あかぎれなど、手荒れが気になりますね。

11月10日は「いい(11)手(ten=10)」の語呂合せと、平年の最低気温が10℃を割ってハンドクリームの需要が高まる頃である事から「ハンドクリームの日」とユースキン製薬が制定したようです。

手荒れのひどい方は夜にハンドクリームをたくさん塗り、手袋をして寝る事もあるようです。手荒れ対策としてハンドクリームなどを、仕事が終わってから使うのが普通だと思います。ですが、いくら効果のあるクリームでも次の日に仕事をすれば少なからず悪くなってしまうようです。

手荒れ予防に水に触れる前後にハンドクリームを塗る事があります。先にクリームを塗って手を包み込む事で、皮膚が持っている水分の消失を小さくする事ができます。
手を洗った後は手の水分がなくなっていたりなくなりやすくなっているので、ハンドクリームで保護するようにしましょう。荒れてしまった手にはハンドクリームを塗りこんで、ナイロンの手袋をしてたっぷり眠るようにしましょう。
ハンドクリームを塗る時に関節や血管の流れにそってマッサージすると、血行もよくなって冷え解消にも効果があります。また、手にもパックをすると手が見違えるほど白く、しっとりするようになるそうです。顔に使うものより安くてもいいそうなので試してみるのもいいかと思います。

これからまだまだ寒くなるでしょうし、水仕事など辛くなるばかりです。そのままですと痛い目を見るかもしれませんから、ちゃんと対策するようにしましょう。
今日はハンドクリームについて話しました。


2003年11月 9日
秋といえば芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など様々あります。

でも、なぜ秋になると何かをするように何々の秋を言われるのでしょうか、四季がある日本の中で秋だけがそう言われるのはどうしてでしょう?

夏から秋になる過程で、気温の変化や落ち葉などから来る物悲しさってのは芸術感があるように感じます。そこから芸術の秋と言うようになったのかもしれないですね。
秋は収穫の時期でもあります。野菜や果物がたくさん取れて、脂の乗った魚が海を泳いでいます。美味しい食べ物がたくさんある時期ですよね。だから食欲の秋と言うようになったのかもしれないですね。
夏に比べて秋は涼しいですよね。夏のような強い日差しもないからスポーツをするには結構良いのかもしれません。だからスポーツの秋と言われるのかもしれないですね。
秋になると夏に比べて静かな感じがありますよね。少し寒い外の景色を横目に、静かな家の中で本を読む。そんなイメージから読書の秋と言われるようになったのかもしれないですね。

以上のはこじつけかもしれませんし、実際は企業の販売戦略だったりするのかもしれませんが、秋になると何かをしたくなる人はかなりいるようです。他の季節に比べて忙しくない感じからも来ているのかもしれないですね。
理由はよくわかってませんが、秋だからと何かを始めるのきっかけになるかもしれないです。

他の何かも秋だからと始めてみるのもいいかもしれないですね。でも、食欲の秋でも食べすぎないよう注意してください。
今日は秋について話しました。


2003年11月 8日 立冬
立冬は24節気の一つで太陽の黄経が325度の時、陰暦の10月後半(陽暦では11月7・8日頃)に当たります。

中国で生まれた24節気の季節感は、黄河中・下流域を元にしているため、普段は日本の四季よりもいくらか早い季節の到来を感じさせるそうですが、立冬は節気の季節感と体感している季節が一致するそうです。
立冬の立とはピークを表すそうで、立冬は「秋」のピークを指しているそうです。これを境に冬めいて行くと言う意味です。

暦の上では冬の気候に入る時季ですが、秋の気配が強く残っている頃でもあり、晩秋になったとも言えるようです。でも、朝夕などは寒さが厳しくなり、木枯らしの吹く日も増えます。
今年(2003)は11月8日が立冬ですが、2004年と2005年は11月7日となっているようです。天文学的には、天球上の黄経225度の点を太陽が通過する時みたいです。

木枯らしがだいたいこの頃から吹くのもなんとなくわかるような気がしますね。
今日は立冬について話しました。


2003年11月 7日 たき火
たき火(作詞者:巽 聖歌、作曲者:渡辺 茂)の中の3番に、
『こがらし こがらし さむいみち たきびだ たきびだ 落ち葉たき「あたろうか」 「あたろうよ」 そうだん しながら あるいてく』
とありますが、最近では落ち葉もたき火もできる場所が減ってきました。

落葉木などの数が減ったのもありますが、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」にやたらにたき火はできない事になっているのも関係してます。
その背景には防火面での危険性だけではなく、燃やす時に出る煙が迷惑となる事や、野焼きすることで廃棄物が不完全燃焼を起こしてダイオキシンを発生する事などがあります。

ですが、たき火やキャンプファイヤーなどは軽微な焼却として一応しても良いのですが、近隣から苦情がこない程度にしないといけません。ですから先に近隣に連絡するなり、小分けにするなどが必要となってます。
以上のことが必要なので、たき火などで処理しないでゴミとして出してしまう方が近隣の迷惑にならないから、と思う方も増えてきているのかもしれないですね。

私は秋のたき火しながらの焼き芋などが楽しみだった記憶があります。そういうのを廃れさせないようにしたいですね。
今日はたき火について話しました。


2003年11月 6日 木枯らし
木枯らしは冷たい北風が強く吹いて、木の葉をすっかり落としてしまう事から名付けられているそうです。

木枯らしは西高東低の冬型の気圧配置のときに吹く北よりの季節風の事なのですが、気象庁では「木枯らし1号」を発表する条件というのがあって、
期間は10月半ば〜11月末までの間
気圧配置が西高東低となっている
その地域における風向が西北西〜北である
その地域における最大風速が概ね風力5(8.0m/s)以上である
平均気温が前日よりも3℃以上低くなっている
となっているみたいです。
この木枯らし1号を観測しているのは、東京の気象庁と大阪の気象台だけらしく、東京と大阪しか発表されないので、春一番ほど有名ではありませんが、季節の移り変わりを知る目安となっています。

冬の季節風が本格的な冬を待たずして吹くのが木枯らしとも言われていたり、地方によっては冬の便りが早い年は雪が少ないなどの言い伝えもあるみたいです。
木枯らしが吹くような冬型の気圧配置になるためには、大陸の高気圧がしっかりと大陸に居座わっている状態。つまり、大陸の空気が充分に冷え込んで重くなることが必要なのです。木枯らしは「大陸に冬の高気圧ができあがった」という合図でもあります。

木枯らし1号の吹いた日は平均すると11月7日くらいになり、立冬の頃に多く吹いているそうです。もしかしたら木枯らしは吹く時期を選んでいるのかもしれないですね。
今日は木枯らしについて話しました。


2003年11月 5日 もみじ
落葉樹は落葉前に葉っぱと枝の間に「しきり」(離層)が出来ます。このしきりは寒さとともに変化し、やがてコルク層となって落葉します。

紅葉は一般的には、植物の葉が秋に落葉に先だって「赤」に変わる事を言います。葉が「黄」に変わるのは黄葉と言います。どちらもこうようと読め、「こうよう前線」ではどちらの事も言っているようです。

紅葉と書いて「もみじ」と読み、紅葉狩り・紅葉祭り・紅葉色などと様々な言葉があります。奈良時代の頃は、野山の草木(イチョウ・ブナなど)が黄色く色付く現象が、注目を浴び 黄葉と書いて「もみち」と発音していたのですが平安時代には赤く色付いた楓や蔦等が脚光を受け紅葉と書き「もみじ」となったそうです。
なので、紅葉・黄葉ともにもみじと使って意味が通るそうです。

紅葉は葉の中に溜まった栄養分が赤い色素(アントシアン)に変化して起こり、黄葉は緑の色素(クロロフィル)が分解される事によって黄の色素(カロチノイド)だけが残って起こる減少です。
もみじが始まるのは最低気温が8℃以下になる頃からみたいです。

綺麗なもみじの条件は天気が良く、気温が低下して昼夜の温度差が激しく、よく日の当たる空気の乾燥している場所です。
北から少しずつ南下していきますから、見る時に確認したりした方が良いかもしれませんね。
今日はもみじについて話しました。


2003年11月 4日 クルミ
クルミは胡桃と書き、クルミ科クルミ属の落葉高木です。種子は9〜10月に収穫されるそうです。

クルミはイランが原産地で地中海を渡ってヨーロッパに伝えられ、ペルシャグルミの名がついたと言われています。そして、紀元前7千年前から人類が食用としていた最古のナッツです。代表的なものはペルシャグルミで、2千年前から栽培されていたとされています。
クルミの種類は6属50種類で、食用とされているのは手打ちグルミ、鬼ぐるみ、姫ぐるみ、ペルシャグルミなどです。
クルミは呉の国から渡来した事からクレミ(呉実)が変化したものと言われています。鬼ぐるみと姫ぐるみの名は書物などにも使われていて、表面がなめらかな姫ぐるみに対して、凹凸の激しい所からオニグルミと名付けられたようです。

クルミの主成分は良質で吸収の良い脂質やタンパク質です。リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸などの良質の不飽和脂肪酸を含んでいる脂質で、血液中のコレステロール値を下げる働きがあるそうです。また、老化防止、動脈硬化、美肌作りにも効果があるようです。あと、脂質に含まれるビタミンEは、動脈硬化を予防し、血行をよくし、体のすみずみに酸素を運ぶ働きがあると言われています。
他にビタミンB1を多く含み、肝臓の働きを助けたり、脳を活性化する働きがあります。また、他の植物性たんぱく質に比べてアミノ酸組成のバランスが良く良質と言われています。更にビタミン、ミネラル、食物繊維を程よく含んでいます。
クルミは成人病対策の食材の一つとして、毎日の献立に取り入れる事ができる健康食品としての知名度も高くあります。ただし、高エネルギー食品であるために、食べすぎには注意が必要です。クルミ2個でご飯1膳分に相当するカロリーと言われています。

クルミは殻の色が薄いほど新しく、古くなると濃くなるそうですので、選ぶときは手にとって重さを計るようにしましょう。軽くて振るとカラカラ音がするのと、殻の真ん中に黒い線が出ているものは古くなっている証拠らしいです。
殻から実を出して長時間空気にさらすと、脂質が酸化するので殻つきで保存するようにしましょう。殻つきのまま保存すれば2〜3ヶ月はもつそうです。

クルミは殻を割るのが面倒なので、殻つきは敬遠されてしまうそうです。殻のないものを買った場合は、早めに調理して食べてしまった方が良さそうですね。
今日はクルミについて話しました。


2003年11月 3日 イチョウ
ギンナンはイチョウの実で、10〜11月の秋になります。イチョウは公孫樹・銀杏と書くイチョウ科イチョウ属の落葉性の大高木です。

イチョウは1億5千万年以上も前から存在している植物で「生きた化石」と言われるそうです。その起源は古生代末2畳紀から中生代3畳紀にさかのぼり、中生代のジュラ紀から白亜紀にかけて最も繁栄しましたが、氷河期にイチョウ属の多くが絶滅し、比較的暖かかった中国中部地域の物だけが絶滅を免れて、現代に生き残ったと考えらているそうです。
雄木と雌木があってギンナンは雌木にしかなりません。雄木は太い下枝から乳のようなものが垂れ下がって地面につくと根を出すため「チチノキ」という別名もあります。
中国ではイチョウの葉の形が鴨(カモ)の脚に似ているので鴨脚(ヤアチャオ)と呼び、それが訛って日本語の「イチョウ」になったと言われています。
公孫樹と言う書き方は、実がなるまでに20〜40年もかかるので、公(中国の王)が木を植えても実が食べられるのは孫の代になる事からきているみたいです。
銀杏は唐音で「インキャウ」と読み、それがイキャウ→イチョウになったようです。

ギンナンは古くから漢方薬として利用されています。その効用としては、肺の働きを高め喘息を止める、尿のコントロール、乾きを止める、体を温めるなどあり、夜尿症の薬としても知られるそうです。
ギンナンには炭水化物の糖質と灰分、蛋白質、無機質のリン酸とカリウムが多く含まれていて、ビタミンBのチアミン、リボフラビン、ナイアシン、アスコルビン酸のビタミン成分が多く含まれています。タンパク質はアミノ酸バランスがよく良質でカロチンやビタミンCも含んでいるそうです。
ただし、ギンナンは数粒食べただけで、けいれんなどの症状を起こす事があります。特に幼児は死に至る事さえあるそうです。
理由はギンナンに神経に働くビタミンB6の作用を妨げるメチルビリドキシン(MPN)という中毒物質が含まれ、けいれんなどの中毒が起きることが分かってきています。大人は肝臓にMPNを解毒する酵素がありますが、幼児では解毒能力が発達していないため中毒しやすい、と考えられています。なのでビタミンB6を注射すれば、症状は数時間で消えるようです。
ギンナンは大変栄養価が高く、食べるのは数粒で十分です。食べ過ぎには注意しましょう。

他にイチョウの葉には血管を広げる効果のあるギンコライド、フラボノールなどの成分があって、脳血管の血流を良くし、学習能力を高める効果があると言われています。ヨーロッパではアルツハイマー症の薬として使われているそうです。また、生殖機能回復の効果もあるらしいです。
イチョウの葉はお茶の形態でとるのが良いですが、その場合は緑の葉を使います。葉をよく乾燥させ細かく刻み粉末状にして煮出します。あと、葉は天ぷらで食用することもできますが、その場合塩水に5分ほど浸して衣はつけずに低温であげると美味しく食べられるそうです。

ギンナンには悪臭がある事やかぶれる人もいるので、街路樹として植栽されているのは全て雄の木を接木したものになっているそうです。ギンナンを拾うには少し探さないといけないかもしれませんね。
今日はイチョウについて話しました。


2003年11月 2日 カブ
カブは1年中出回ってますが、子カブが多く出回るのは3〜5月で10月頃から秋ものの美味しいカブが出回るようになるそうです。大形のカブは12〜2月にかけてが甘味が増して美味しいとされています。

カブはアブラナ科の越年草で、アフガニスタンとヨーロッパ西部および南部の沿岸地方が原産地と言われています。歴史が非常に古く5000年前から栽培されていたともと言われ、日本には弥生時代に大陸から伝わったとされています。
平安時代には長寿の効能があり、春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)の一つとされて、重要な野菜として栽培されてきました。

カブを「スズナ」、大根を「スズシロ」と呼ぶのには、カブの代用に大根を使ったかららしいです。歴史が古いため、各地方に独特な品種があります。カブと大根は栄養的に似ていて、白い部分にはビタミンCやアミラーゼを含んでいるので、生で食べるのが良いみたいです。また、ジアスターゼを多く含んでいるので、整腸効果があるようです。
カブの葉は白い部分のの4.5倍のビタミンCを含み、カロチン、カルシウム、鉄分も多くあります。

カブは肌が白くなめらかで、ひび割れや傷のない丸く形のよいものが良いカブみたいです。葉は傷みやすいので、葉がピンとして、黄変や傷みのないものを選ぶようにします。あまり大ぶりのものやひび割れしたものは「ス」が入っている事があるのでさけるようにしましょう。
葉をつけたままおくと葉が根の水分を吸い上げて旨みがなくなったり、「ス」ができる事があるので、保存する時は葉を切り落としてそれぞれを水でぬらした新聞紙で包んでポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫に立てて保存をするようにします。

カブは種類がたくさんあって、根よりも葉を主に食べる野沢菜などもカブの種類だったりします。一般的なカブは葉にも栄養があるので両方とも食べるようにしたいですね。
今日はカブについて話しました。


2003年11月 1日 カボチャ
カボチャの出荷時期は夏ですが冬至の日に食べる習慣があるほど、長期保存ができます。

カボチャは室町時代末期の頃に、カンボジアから入ってきました。カンボジアから入ってきた野菜なのでカンボジアが訛ってカボチャになったと言われています。
現在の日本には大きく分けて3種類のカボチャがあります。
日本カボチャは室町時代に入ってきたカボチャの事で、ねっとりとしていて甘く、水っぽいのが特徴です。醤油との相性がよく煮崩れしないなど日本料理に向いています。現在では食生活の変化に併せて減少しつつあるそうです。
西洋カボチャは江戸時代末期にアメリカから導入されて北海道で栽培が開始されました。甘味が強くホクホクしているので調理法が多く、カボチャの消費量のほとんどを占めているそうです。
ズッキーニをはじめとするペポカボチャは淡白な味で、皮の色も白色、黄色、橙色、緑色など様々あります。形もいろいろあって西洋野菜として人気が出てきてるそうです。

緑黄色野菜であるカボチャは、豊富なカロチンやビタミンに加えてタンパク質やミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養素が含まれたバランスの良い野菜です。そして、カボチャの場合は他の野菜に比べて一度に食べる量が多いため、ビタミン類をとるのに適しているそうです。
カボチャは古来、果肉部分だけではなく種・ワタ・皮・葉・ツル全ての部分が薬用植物として利用されてきたそうです。今でも中国などでは売っているみたいです。

カボチャは見た目より持った時に重く感じるものが良いみたいです。ヘタが黄色く枯れていて、縦に溝が走っているものは完熟品です。切り売りの時は実の色が濃くてワタの部分がパサパサしていないものを選ぶようにしましょう。
カボチャを丸ごと1個買ってきた場合は、そのまま冷暗所で長期保存できます。切り売りの物や料理に使い切れなかった余りなどは、ワタと種を取り除いてラップに包んで保存するようにします。

カボチャの旬は過ぎてますが、風邪予防・癌予防・夏ばて防止・食欲増進・視力低下防止に効果があるそうなので、これから風邪を引かないためにも食べてみてはいかがでしょうか。
今日はカボチャについて話しました。


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