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| 2004年 1月31日 | 結露 |
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寒くなると結露が発生しやすくなります。結露はカビの発生源になったり家の老朽化を進めるので厄介な問題として扱われているみたいです。 空気は温度によって違いますが、ある一定量まで水分を水蒸気として含む事ができます。この空気に含まれる水分の度合いは湿度で示され、100%を超えた時に過剰分が水滴となります。 以上より結露の原因は温度と湿度です。温度が下がると空気中に含める事のできる水分量は減少し、それに伴って湿度は高くなります。そのため暖かい空気が冷やされる場所、温度差がある場所で結露が起こります。 冷たいものが入った瓶に水滴がついたり窓に水滴がついているのは、そこが冷たいものと暖かい空気の温度差がある場所となっているからです。 冷える場所、水蒸気を発生する場所、空気が流れにくい場所が結露が発生しやすいと言われています。具体的に言うと玄関、トイレ、浴室、台所、家具の裏、押入れなどです。 また、浴室や台所だけが水蒸気を発生させるものでもなく、人間の身体から、室内の観葉植物や水槽から、ガス・石油ストーブなどからも水蒸気は出るそうです。 結露の対策として水蒸気をためない、断熱性を高める事です。 具体的には寝る前に数分間窓を開ける事で、温度の下がる朝方の結露を防げます。 カーテンは暖かい空気を逃さない効果がありますが、水蒸気は通り抜けてしまうので窓とカーテンの間が結露が発生しやすくなるので時々開ける事で防げます。 風から窓の熱を奪われて温度が下がって結露しやすいのですが、雨戸を閉めると風によって熱が奪われなくなって結露が防げます。 水蒸気はどこにでも入り込むので、暖房していない部屋も換気すると結露を防げます。 鉢植えの草花も水蒸気の発生源なので置き場所も考えるようにしましょう。 冬は乾燥するので加湿させますが、度を過ぎると結露で問題になってしまいますね。湿度調節をしっかりとするようにしましょう。また、結露は夏に強すぎる冷房をするとおこったりするので、冷暖房は控えめにしてください。 今日は結露について話しました。 | |
| 2004年 1月30日 | 加湿 |
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暖房器具によっては室内を乾燥させるものがありますが、それを防ぐために加湿器を使います。 暖房器具を使っていて、喉が痛くなったり、肌がカサカサになったりします。これらは適した湿度より下回っている時になりやすくなります。また、湿度がある程度ないと体感温度は寒く感じやすくなるようです。 加湿器などで湿度を増やしますが、適した湿度を保つ為には40〜60%の間とされています。30%以下ではウィルスが繁殖しやすく、70%以上になるとカビが生えてきます。ただし、部屋の温度にも関係してくるので注意が必要です。 加湿器にはそれぞれ種類と特徴があります。 スチーム式加湿器(加熱式)は電熱で水を沸騰させて、蒸気を放出させる方式です。フィルターを使わず、水中の雑菌もヒーターで加熱殺菌するので、蒸気が清潔で小型で音は静かです。加湿に時間と電気代がかかるのが難点みたいです。他に、室温は下げませんが広い部屋には向いてないなどあります。 自然気化式加湿器は毛細管現象で水を吸い上げて湿らせた加湿マットに、ファンで風を送って加湿する方式です。加湿マットがフィルターを兼ねていて空気清浄作用があり、ファンだけなので電気代もあまりかかりません。装置が大型になるのとこまめ手入れが必要になるようです。他に、広い部屋でも使えますが室温を下げてしまうようです。 超音波式加湿器は超音波を振動させて、細かい水滴を放出する方式です。加熱しないので火傷の危険性がなく、電気代も少なくて経済的なようです。ですが、加熱しないので細菌ごと水滴を放出する恐れもあり、こまめな手入れが必要です。 ハイブリッド式加湿器は水を吸った加湿マットにヒーターからの温風をあてて、フィルター内の水分を気化させて加湿する方式です。ヒーターの温風で効率的に加湿するので、気化式より小型になるようです。ただし、気化式と比べると電気代がかかり、こまめな手入れが必要です。 加湿器ではありませんが自然乾燥による加湿があります。洗濯物を室内に干して湿度を調節する昔ながらの方法です。他に室内に観葉植物を置くと、加湿器と同じように働きます。 加湿器の清掃はこまめにするようにしてください。加湿器の水を入れるタンクに菌やカビが繁殖し、汚れたまま使用するとゴミや水あかなども室内に放出されてしまいます。説明書などをよく読んで清掃するようにしましょう。 加湿をしないで暖房している部屋は30%くらいの湿度になっているそうです。加湿器に頼らずとも湿度を増やす方法はあるので、なるべく加湿するようにしましょう。 今日は加湿について話しました。 | |
| 2004年 1月29日 | オンドル |
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韓国の主な暖房となっているオンドルは5千年以上の歴史を持っていて、そのオンドルが世界中に広まったと言われています。 床下にゴレ(Goare)と呼ばれる空気の通り道を作り、その上にマイカストン(ケイ酸塩鉱物)で作るグドル(Goodle)面という熱を蓄える蓄熱層が設置され、このマイカストンの上部に黄土を塗って床面を仕上げる構造でした。 昔はガスや灯油がなかったので、薪や炭を焚いて暖めた空気や煙をゴレに通し、グドル面が暖かい空気からの熱をもらって蓄えます。蓄えた熱を約4〜6時間、黄土を通して部屋の床面を暖め熱伝達と輻射熱で部屋を暖房します。 現在はガスや灯油のボイラーで暖めた温水を通すパイプを床の下地であるセメントやモルタル層の中に埋め込んであるそうです。 オンドルは管を流れるものからの熱伝導と輻射熱で暖めるので、体感温度は結構高く感じられるようです。空気を汚さないのと、熱を蓄えるので扉の開閉などで寒くなる事もないようです。ただし、マイカストンを使っていないオンドルでは輻射熱の効果は薄いみたいです。 日本でもオンドルを作ってくれるところはあるみたいです。興味があったら調べてみると良いかもしれませんね。 今日はオンドルについて話しました。 | |
| 2004年 1月28日 | ハロゲンヒーター |
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最近急速に人気が出てきているハロゲンヒーターは韓国で考え出されたものらしいです。 ハロゲンヒーターはハロゲンランプの光を熱に変えて暖める暖房器具です。扇風機のような形のものはハロゲンランプの光を反射鏡に当てて放射する構造なためです。熱源が剥き出しになってないので、痛いような刺すような「熱さ」というものがないそうです。 ハロゲンランプのエネルギーが効率良く輻射熱となって暖めてくれます。石油やガスを使っていないため、空気を汚さない・乾燥させないそうです。もちろん換気も必要ありません。電源を入れてから2秒程度で暖まるので、朝起きた時・脱衣所・トイレ・玄関での接客などに重宝するそうです。 電気代はものによりますが1時間10〜30円程度はかかるようです。また、小さい場所を暖めるには良いのですが、大きい場所を暖めるのには向いてないようです。あと、扇風機の形のはかさばるなどちょっと問題はあるようです。 基本的に転倒時電源遮断装置や異常加熱防止などが付いていて安全機能もそれなりにありますが、暖房以外の用途で使って火事が起きた事があるので注意が必要です。燃えやすいものを近くに置いていたり洗濯物を乾かす、寝る時に付けっぱなしにすると非常に危険です。 ハロゲンヒーターはすぐ暖める事ができるので、他の暖房器具と併せて使うと効果的みたいです。 今日はハロゲンヒーターについて話しました。 | |
| 2004年 1月27日 | オイルヒーター |
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オイルヒーターは欧州生まれの暖房器具で、長い歴史を持っているそうです。 欧州では大きな場所を暖める時には、ボイラーで沸かしたお湯をパイプで循環させて暖めていました。パイプのあるところが全て暖まるので、家全体の暖房や大きな場所の暖房などで使われていたようです。大きい場所を暖房できるだけあって、大掛かりな設備が必要となります。 オイルヒーターはお湯の替わりに不燃性の油を使って、電気で熱くしてその熱を伝えるという方式で上記の暖房を小型化したようなものです。 オイルヒーターは輻射暖房という、ヒーターからの放射熱が直接物体に伝わるという特性を生かした暖房をします。輻射暖房は床や壁、人体などの表面温度を高め、さらに室内をむらなく暖めます。室温はそれほど高くないのにひなたぼっこをしているような優しい暖かさを感じるそうです。 オイルヒーターは空気が汚れないため、換気の必要がないそうです。空気の乾燥や換気の心配がないので一晩中つけっぱなしでも問題ありません。また、モーターやバーナーなどがないため、静音無風無臭となるようです。 あと、オイルヒーターは不燃性の油を電気で熱くして暖めるので、電気代がかかるだけで給油などがいらないそうです。 空気も汚さず給油の必要がないオイルヒーターですが、すぐには暖まらない事と暖まった空気が上の方にたまってしまうのが欠点みたいです。ほとんどのものにはタイマーがついているので生活パターンに合わせてセットする、扇風機などで循環させれば欠点を補う事はできそうです。 花粉症の人など外気を入れたくない人や、気管支が弱い人とかには良さそうですね。寝室など長時間暖房する部屋が適しています。あった場所で使うようにしたいですね。 今日はオイルヒーターについて話しました。 | |
| 2004年 1月26日 | ガスファンヒーター |
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ファンヒーターは熱を温風として送る事で室内を暖める暖房器具です。ガス式、石油式、蓄熱式などが代表的です。 ファンヒーターはガス式が好評のようです。理由は、電源をいれてすぐに温風が出て部屋を暖める。点火・消化時の匂いがしない。軽量・コンパクトで持ち運び可能。給油の手間がいらない。片付けがホースを外してしまうだけで済む。などのようです。 他に燃費が悪くない事、火事や火傷を起こしにくいなどあるようです。最近は空気清浄機能付きなどもあるみたいです。 ガスファンヒーターの電源は15分早めに消しても温度はすぐに下がらないので、出かける時などに早めに消しておくとガス代節約になるそうです。 ガスファンヒーターもフィルターの清掃をしないと、埃やゴミなどが詰まって暖房効率が落ちるのでこまめに清掃するようにしましょう。 カーテンやカーペットを併せると、熱を逃がしにくいので部屋が暖まりやすくなります。また、暖まった空気は上の方に集まる性質があるので扇風機などを使って、循環させてください。これは、足もとは寒いのに頭は暑くて、という事の解消にもなるそうです。 ガスファンヒーターが好評な理由はいろいろありますが、一番の理由は給油の手間がない事みたいです。お手軽なガスファンヒーターですけど換気は必要なので定期的にするようにしましょう。 今日はガスファンヒーターについて話しました。 | |
| 2004年 1月25日 | エアコン |
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エアコンは冷房も暖房もできる優れもので、少し前は高級品でしたが今では何処にでもあるほど普及してます。 液体が気体になるときに熱を回りから奪います、逆に気体が液体になるときに熱を放出します。エアコンはこれを利用したもので、液体から気体にさせて空気から熱を奪い、気体から液体にさせて空気を暖めます。 現在の冷凍空調によるエアコンが登場したのは1930年と言われています。当初はフロンガスを使って冷媒していて、無味無臭でその上燃えないため理想的な冷媒法とされていました。 1950年から国産の冷房のみのルームクーラーが市場に出回り始めますが、室内機と室外機が一体化したウィンド型が中心で、高価で大型だったので店舗や事務所での利用がほとんどでした。 その後1960年頃には、室内機と室外機が分離したセパレート型やヒートポンプ式の暖房機能を備えたものが登場して、ルームエアコンと名称が変わって家庭にも普及しました。 1974年にオゾン層破壊についての論文が発表され、フロンの生産規制が急激に進み、フロンガスの替わりにHCFCですが、フロンガスと同様に塩素イオンを含んでいるため、オゾン層破壊は完全に止められないと言われています。 エアコンはフィルターの清掃をしないとフィルターが目づまりをおこして風量が低下し、冷暖房効率が落ちるそうです。なので、フィルターの掃除は、2週間に1回程度行ってください。 エアコンは窓から出入りする熱を上手に防ぐと冷暖房効率が上がります。夏は室内に入る太陽熱をさえぎるために、冬は室内の熱を逃がさないために、カーテンやブラインドを使いましょう。 同じ温度でも風にあたると体感温度は低く感じます。なので、冷房中も扇風機を使って涼しい風を部屋全体に循環させれば、エアコンの設定温度を高めにしても涼しく感じます。暖まった空気は部屋の上の方にたまるので、扇風機を上に向けて温風を循環させると部屋の上下で温度差がなくなって体感温度が上がるようです。 冷房時で1度高め、暖房時で1度低めに設定すると、約10%の省エネになるそうです。暑くても寒くても設定温度は控えめにしましょう。 今日はエアコンについて話しました。 | |
| 2004年 1月24日 | 電気カーペット |
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電気カーペットはエアコンなどと同時に使う事で暖房効率を上げる事ができます。 日本で初めて登場したのは、1964年と言われています。生活が向上して床を直接暖めようという考えから、電気カーペットが誕生したようです。当時は電気じゅうたんと呼ばれていました。 それから半導体技術の発展で、1985年にはマイコン制御の電気カーペットが登場します。より安全で、使いやすく、電気を節約できるように作られたそうです。 その後、省エネや座り心地、清潔などの改良で性能は毎年向上しているそうです。 電気カーペットは電熱線を中に入れたカーペットで、電気を利用して暖気を得ます。足元から暖めるので、体感温度は快適になるようです。温度が低くても体感温度が快適になりやすいので、エアコンなどの設定温度は低めにします。 電気カーペットは部屋の広さに合わせた大きさのものを選ぶようにします。消費エネルギーは大きさに比例しているので、無駄に広ければそれだけ余分に消費します。 床に直に敷くと、熱が床へ逃げて暖房効率が下がります。カーペットの下に断熱マットなどを敷くのも省エネになります。 触れる時間が長い暖房器具なので、設定温度は低めにします。また、カーペットを分割して暖める機能もあるので、人のいない部分は暖めないようにしましょう。 電気カーペットは他の暖房器具と併せて使うにはかなり良いでしょうけど、低温火傷を起こしやすいのでカーペットの上で寝たりしないようにしてください。特に赤ちゃんやお年寄りの方は、肌が弱かったり動きづらかったりするので注意が必要です。 今日は電気カーペットについて話しました。 | |
| 2004年 1月23日 | 懐炉 |
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行火をさらに小型化して懐に入れて持ち運べるようにしたものが懐炉(かいろ)です。 古くは焼石や温石などが使われましたが、18世紀頃に保温力の強いイヌタデやナスの茎などの灰(懐炉灰)に点火して、金属性の容器に密閉して燃焼させる懐炉が発明されたそうです。 それから桐灰・麻殻灰・ゴマ殻灰・わら灰・ヨモギ灰などに助燃剤を加え紙袋に詰めた懐炉灰や練り固めた固形のものが登場していきます。 そして気化した揮発油を白金の触媒作用で徐々に酸化発熱させる、白金懐炉も発明されました。 1980年頃から鉄粉・食塩・水・活性炭などを利用した使い捨て懐炉が販売され、主流になっています。 懐炉はお腹や腰に当てて体を温めるので、寒い日の外出によく使われます。また、医療の一種として患部を暖め、腹痛・神経痛などの緩和にも利用されています。 懐炉は原則として体の冷えていろ部位に使いますが、体の前面では臍より上の部位、背面では頚部より上には使わないようにします。これは体の上部に熱が籠るのを避けるためみたいです。なので、お腹が冷えていても臍より上に当ててはいけないようです。 使い捨て懐炉は手軽ですが、効果がせいぜい12時間くらいしか持ちませんし、使用後はゴミになってしまうと言う欠点があります。 使い捨てでない懐炉は入手が少し困難ですが、使い捨てよりも長時間効果が持続し、ゴミも出ず、1回あたりのコストも安いみたいです。また、温もりが化学反応の使い捨て懐炉とは比べものにならないほど自然なのだとか。 使い捨てでない懐炉はネット上で探せば見つからない事もありません。また、薬局・薬店、ホームセンター、登山用品店に置いてある事もあるようです。発見したら試してみたいですね。 今日は懐炉について話しました。 | |
| 2004年 1月22日 | 湯たんぽ |
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湯たんぽは「湯湯婆」とも書き、「たんぽ」と言う名前は「湯婆」の唐音から来たという説があります。 熱源がお湯で手軽に入手できるため、古くから簡便な暖身法として人気がありました。18世紀には、すでに使われていたようです。陶製のものが主流でしたが、昭和から金属製のものが出回りました。 現在では陶製、金属製だけでなく、ゴム、プラスチックなど様々湯たんぽがあるみたいです。 湯たんぽはヒーターの類いと異なり皮膚が乾燥しない、乾燥しないので咽が乾かない、自然な暖かさがある、体全体(布団全体)が温まる、電気の消し忘れの心配がない、だんだんと温度が下がるので体に優しい、安価、翌朝も気分の良い温かさが持続、残り湯で顔や食器を洗える、屋外でも簡単に使えてる、電源不要なので入院中の人などにも使える、などの点から使う人が結構いるようです。 湯たんぽは金物屋さんにたいてい置いてありますが、大型スーパーやデパートなどにも置いてあったりするそうです。 値段は銅製が高く、ブリキ製、陶製、プラスチック製と安くなるようです。他にステンレス、チタン製のものは数も少なく結構な値段になるみたいです。 大きさは1〜3Lくらいで、大きいほど温かいそうですが、小さくても朝まで十分に温めてくれるそうです。なのでヤカンや鍋などの容積を考えて容量を決定するようにしましょう。 湯たんぽも電子レンジで温めるだけ使えるものなどかなり使い勝手が良いのもあります。ですが、湯たんぽをは熱いお湯を使うので、火傷に注意してください。 今日は湯たんぽについて話しました。 | |
| 2004年 1月21日 | 行火 |
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現在では炭を利用している行火は、アウトドア用品として細々と販売されている程度になっているそうです。 行火は「あんか」と読みます。「行」とは旅をしたり持ち運んだりする意味で、炭火を入れて手足を暖める可動式の道具全てが「行火」です。正しくは行火炉で、略語です。 行火は瓦製の火入れをやきものや石・木製の覆箱の中に入れ、直接手足を当てて暖める暖身器具で、「足あぶり」などとも呼ばれました。 一人用の置き炬燵とも言えますが、小型で火持ちの良さから湯たんぽと同じように布団の中に入れて寝る時の暖房としてよく用いられました。 燃料はコタツと同じ木炭や炭団が主で、後に豆炭などが使われるようになりました。最近では電気行火もあります。 炭が他の燃料より使われなくなった時期頃から、炭を利用している行火は生産数が減っていったみたいです。原因は炭をおこす手間、炭を使うので汚れる、灰を捨てる場所などのようです。 それでも、電気行火よりも熱の伝わり方が優しい、地球にやさしいなどの理由から、安価ではなくなっても使いつづけている人もいるみたいです。もちろん蹴飛ばされても、中の炭などに問題が起こらないようになっています。 電気行火の方が使い勝手は良さそうですが、炭は炭でアウトドア用品としてまだまだ使われていきそうです。 今日は行火について話しました。 | |
| 2004年 1月20日 | ストーブ |
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日本にストーブができた当時はカッヘル・カッペル・クワヒル(kachel、オランダ語で石炭ストーブの意味)などと呼ばれていたそうです。 日本で初めてのストーブが作られたのは、江戸末期の安政3年の北海道でした。本州から渡った人々は冬の寒さに耐えられず、奇病にかかって死ぬ人もいたそうです。 そこで、役人を港に碇泊中のイギリス船に訪ねさせ、クワヒルの実物をスケッチさせて、箱館の鋳物職人と瓦師に製作させました。しかし、今まで作ったことがないため、職人の作業は難航し、業を煮やした梨本は現地で評判だったアイヌの鍛冶屋に注文して完成させたそうです。 明治から大正にかけては外国製のものが多く輸入され、国内でもこれらを模したものが作られるようになりました。当時、コタツや火鉢のように部分的ではなく部屋全体を暖めるため、「ヘヤヌクメ(部屋温め)」とも言われていました。この頃のストーブは鉄板や鋳物製で、燃料は主に薪か石炭だったそうです。 1900年前後にガスストーブが日本に輸入されましたが、当時はガスの供給が不十分だったので一部でしか使われてなかったそうです。効率はかなり高く(現在では)燃料供給の心配のいらないガスストーブはですが、爆発や中毒といったガスの危険性や料金の高さが難点となっています。 明治末期には電気ストーブが登場して国産品も作られましたが、電気料金が高かったので庶民には手の届かないものだったそうです。電気抵抗の熱を利用するので、取扱いは簡単で二酸化炭素も出しませんが、電気エネルギーを熱に変えるので効率はあまりよくありません。 石油ストーブも明治時代から使われて国内でも生産されましたが、当時はまだまだ贅沢品で普及はしてなかったようです。火力が強くて着火が容易で、(現在では)燃料の価格も安いのでストーブの王座についています。 この頃までは気密性が悪く隙間風が入りやすい日本の住宅では、室内暖房をしても効果的ではなかったようで、火鉢やコタツの方が普及していたそうです。 その後、第2次世界大戦後の経済成長により、生活様式の洋風化、アルミサッシや断熱材の普及による住宅構造の改善に伴ってストーブが広く普及していったそうです。 現在、ほぼ各家庭にあるストーブですが、火事や事故にならないように安全に取り扱いましょう。 今日はストーブについて話しました。 | |
| 2004年 1月19日 | コタツ |
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コタツ(炬燵)は火燵・火闥・火榻などとも書き、掘り炬燵と置き炬燵の2種類に分かれます。 掘り炬燵(切り炬燵)はもともと囲炉裏の上に櫓(やぐら)を置いて布団を掛けたものです。室町時代に登場し、初めは囲炉裏の火が「おき」の状態になった時に上に櫓をかけ、紙子(かみこ)などをかぶせて、櫓に足をのせて暖めていたようです。 置き炬燵(岡炬燵)は火鉢と櫓を一体化して布団を掛けたものです。畳が一般に普及した江戸時代に置き炬燵が登場し、土火鉢という瓦製の安物の火鉢を櫓に入れて布団をかけるようにしたものみたいです。 コタツは木綿布団の普及と木炭・炭団(木炭の粉をふのりなどで丸く固めたもの)などの燃料生産の増大とともに広まりました。ですが、炭火はおこすのに手間が掛かるうえ一酸化炭素中毒の危険もあり、昭和30年頃から徐々に電気コタツが主流になりました。 コタツは熱源を布団で覆うため熱効率は良いそうですが、部屋全体を暖める機能はありません。 ですが、住居が伝統的に全室暖房に向いていない事や、そのための十分な燃料がなかった事などから見ると日本にかなり合っています。また、質素倹約を美徳とした暮らしぶりにも、一因があったようです。 コタツはいったん足を入れるとなかなか抜け出せなくなりがちですね。冬はコタツにみかんといったイメージを肯定する人も少なくないでしょう。それだけ日本に合っているのでしょうね。 今日はコタツについて話しました。 | |
| 2004年 1月18日 | 火鉢 |
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火鉢の歴史は古く、奈良時代には置炉の一種である火鉢が登場しているそうです。 それから江戸時代から戦前頃にかけて、火鉢はインテリアの置物として様々な形を備えたものが数多く作られたそうです。 材質はけやき・桜など木によって作られた箱火鉢や長火鉢、くりぬき火鉢・唐金(からかね)と呼ばれる黄銅製の金火鉢、そして焼き物の瀬戸火鉢の3つに分けられます。 また、火鉢には火箸、五徳、鉄瓶などがあります。他に金網などを使ってお餅を焼いたりするなどできます。 火鉢の利点は煙の出ない炭火を使用する事です。炭火には遠赤外線効果があるので、小さな火でも意外に体の芯まで温まります。他にも燃焼時間が長い、火力が安定している、温度を調整しやすいなどあります。 火鉢は座敷に置くには好都合ですが、暖房効果は小さくて手や顔を暖める程度のものでしかありません。でも、暖める以外にも利用できるから人気があるのでしょうね。 今日は火鉢について話しました。 | |
| 2004年 1月17日 | 囲炉裏 |
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囲炉裏(いろり)は室内の床を切って火を燃やし、暖をとったり煮たきをしたりする所です。 囲炉裏は縄文や弥生時代の住居跡にもすでに見られ、かなり古い時からあった暖房です。暖房以外に煮炊きなどの炊事、照明の役割も果たすなど、生活の中で重要な機能を担っていました。 縄文時代は床を浅く掘り込んだだけの地床炉、その周りを石で囲う石囲炉、地床炉の中に甕を埋めた埋甕炉などの形式がありましたが、弥生時代になると地床炉のみになったそうです。 やがて、住居が大きくなると土間・居間・座敷などの機能が分化して囲炉裏の他に竈(かまど)が登場するなどして変化していきました。 燃料の木や枝は途切れないように常に用意されていて、火種は囲炉裏の灰に埋められて維持されていました。 囲炉裏から出る煙は家の中を漂った後、天井やつまの煙出しから抜ける様に出来ていますが、それが屋根材の藁・竹や梁などを黒く煤けさせ、結果として虫除けの効果を生んでいるそうです。 また、柱や梁(特に昔は太いケヤキ材や、栗材等)の含水率を18%以下に下げ、木材の耐久性を上げるのにも大いに役に立っていたそうです。 長い歴史を持つだけあって、地方により座る場所にもしきたりがあったそうです。主人や客や主婦など、それぞれ指定席が決まっていたそうです。 囲炉裏は煙が出るという問題がありますが、熱効率は良かったそうです。今ではほとんど見かけませんが、暖かい雰囲気から取り入れているところもあるようです。 今日は囲炉裏について話しました。 | |
| 2004年 1月16日 | 暖房器具 |
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暖房器具といえばストーブやエアコン、電気カーペットにコタツなどがあります。 暖房の歴史は古く、火を使い始めてたき火をした頃からあると思います。 歴史上一番古く残っているのは囲炉裏です。縄文・弥生の時代からあったようで、暖房以外に炊事にも使われていました。今でも使っている家はあるようです。 奈良時代あたりから火鉢が登場して、持ち運びが可能になりました。 室町時代に掘り炬燵(ごたつ)が登場し、江戸時代に入って畳の普及に合わせてコタツが広まったそうです。 19世紀半ばにストーブが日本で作られ、独自に改良されるなどして広まっていきました。 日本ではエアコン、ファンヒーターなどの温風暖房機を中心に使う家庭が多く、約4割を占めています。日本で使われている暖房器具の1〜5位はエアコン、電気カーペット、ファンヒーター、四位石油ストーブ、コタツとなっているそうです。 また、エアコンなどの温風暖房機と、コタツや電気カーペットなどを組み合わせて使う所も多いようです。 冬の部屋の快適温度は20〜24℃といわれています。寒い時は温度設定を上げるのではなく、なるべく着るもので調節しましょう。もちろん。換気や湿度も忘れないようにしてください。 それぞれ暖房器具には一長一短があり、中には注意しないと危険なものなどもあるのでそれぞれの特性にあった暖房をするようにしてください。 こうは暖房器具について話しました。 | |
| 2004年 1月15日 | 小正月 |
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1月1〜7日の松の内を「大正月」と呼ぶのに対し、15日または14〜16日を「小正月」と言います。 かつて旧暦では満月(望)の日にあたる1月15日がお正月でした。明治に入って太陽暦を使うようになってから松の内を大正月として、15日を小正月と言うようになったと言われています。 松の内は朔(新月)日・大正月・男正月・本正月などと言いうのに対し、望(満月)日・小正月・女正月・若正月・花正月などと言われています。満月の正月と言う意味でもちの正月、松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で女正月と、地方によって異なるようです。 この小正月が本来の年越しであったということで、郷土色豊かな行事やしきたりが、一年の中でもっとも多い日になっています。 一般によく行われているのが、小豆粥を炊くことで、粥の中に竹筒を入れて、筒の中に入った粥の多少で、今年の米の出来を占います。 他に、なまはげは年神が各家庭を訪問する。柳や水木の枝に餅を花のように付けた餅花や繭玉を、米や繭の豊作を祈って座敷に飾る。竹柳の枝先をササラ状にして稲の穂垂れの様子をかたどった削り花や削り掛けを、門前や家の中に吊るす。などあるようです。 松の内が過ぎて不要になった門松や注連飾りなどを、氏神の境内へ持っていって焚き上げるどんと焼き(祭り)も小正月の行事です。地方によって「とんど」「どんど」「どんだら焼き」「どんどろ祭り」「左義長(さぎちょう)」「おんべ焼き」「さいとう焼き」「ほっけんぎょう」「三九郎焼き」「ほちょじ」「ほじょり」「ほうじょり」などあるみたいです。 小正月は豊年を予祝する行事が非常に多いそうです。現在は宗教的意味合いも薄れて、その年の無病息災を願うものになっているものもあります。かつて行われていた行事、その意味までは忘れないようにしたですね。 今日は小正月について話しました。 | |
| 2004年 1月14日 | ブロッコリー |
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ブロッコリーは7〜9月に種をまいて11月〜3月まで収穫する冬型と、2月に種をまいて4月〜6月から収穫する春型があり、基本的には寒い季節が旬の野菜です。 ブロッコリーはキャベツの変種で、カリフラワーと親戚関係になってます。原産地はイタリアを中心とする地中海沿岸地域では2千年前にはすでに食用にされていたと言われています。 ですが、イタリアでも一般家庭に広まったのは、第二次世界大戦後らしいです。日本に伝わったのは明治時代初期ですが、広まったのも1960年以降のようです。和名はハナヤサイで、緑だけではなく黄緑・白・紫の品種もあるそうです。 ブロッコリーにはビタミンC、A、B1、B2、特にビタミンCが多く含まれているそうです。また、食物繊維や鉄、カルシウム、カリウム、カロチンなども多く、豊富に含まれる葉緑素は血中のコレステロールを下げる働きもしてくれるそうです。 ブロッコリーはガン予防に絶大な効果があると研究報告が数多くなされた野菜で、肺癌や乳癌の予防に効果があるらしい、と言われています。また、クロムという栄養素を含んでおり、糖尿病にも効果があると言われています。 主に食べるのは花の蕾(つぼみ)の集まった部分ですが、茎や葉の部分にもたくさん栄養が含まれているので、できるなら食べるようにしてください。 最近増えてきている輸入ものは低温にして運んでくるため、くすんだような緑色をしています。一方、国産ものは、鮮やかな緑色をしたものが多いそうです。 蕾が大きく密集してかたく、色が濃く鮮やかで、茎に空洞が無いものが品質がいいとされ、外葉も新鮮なものを選ぶと良いそうです。色が黄色くなっていたり、花が咲いているものは味が落ちているので注意が必要です。 鮮度が落ちやすい野菜なので、ラップに包んで冷蔵庫で保存が1日くらいなら可能です。できる限り買ったその日のうちに使い切るようにしましょう。 ブロッコリーは栄養バランスもよく食べ応えがあるので、温かいスープに良く合うかもしれませんね。 今日はブロッコリーについて話しました。 | |
| 2004年 1月13日 | 小松菜 |
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小松菜はハウス栽培などで1年中栽培されていますが、本来は晩夏から初秋に種まきをして秋から冬にかけて収穫します。 12月に入って軽い霜にあたると、葉肉が厚くなってアクが抜けてやわらかくなり、美味しくなります。小松菜の旬は冬です。 小松菜は中国から伝来して、関東…特に東京小松川地方でカブから改良された漬菜の一種です。耐寒性が強く、寒中でもよく生育を続けるので冬菜とも言われます。「つまみな」「貝割れ菜」とは双葉になった若草を言って間引いたものです。 東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県で全国の収穫量の7割以上を占めています。 小松菜はカロチン、カルシウム、ビタミンC、A、B1、リン、鉄分、食物繊維などを含んでいます。 軽く話していますが小松菜は緑黄色野菜の代表で、カルシウムを筆頭とした栄養素が非常に多く含まれています。カルシウムはほうれん草の5倍含んでいると言われ、小松菜100gで1日の必要量の半分近く摂れるそうです。 また、カロチンは1日に必要な量を、ビタミンCは1日に必要な量の75%は摂れると言われるくらいです。 小松菜は葉柄が短くて厚めでピンとしたもの、緑が濃くみずみずしいものを選ぶようにします。葉が丸く小ぶりのもののほうがやわらかいそうです。黄色く変色したものは避けるようにします。 小松菜は日持ちが良くないので、手に入れたらすぐに料理をするか茹でてラップに包んでおけば1日くらいは冷蔵できます。茹でない場合は全体を霧吹きでぬらして根を下にして冷蔵庫の野菜室で保存します。調理する前に根元を冷水につけると葉にみずみずしさが戻るそうです。 小松菜は傷まないうちに美味しく調理して食べるようにしたいですね。 こうは小松菜について話しました。 | |
| 2004年 1月12日 | ネギ |
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ネギは1年中出回っていて主役のおかずとなる事もあまりないのですが、11〜2月の寒さにあたったネギは甘味も風味も強くなって煮ても焼いても最高の食材となるそうです。 なので、旬は11〜2月です。 ネギの原産地は中国の西部、中央アジアと推測されています。2千年以上前から食用として栽培されていたようです。日本には奈良時代には既に伝わっていたと言われています。 ネギは関東と関西で食べる種類、部分が異なります。 関東の主流の根深ネギ(長ネギ、太ネギ、白ネギ、関東ネギ、東京ネギ)は地中に埋まっている白い部分を食べ、緑の部分はあまり使いません。大阪城落城の際に江戸に逃げた関西人が持ち込んだネギを、栽培したのが始まりと伝えられています。その後、土寄せをして白い部分を長くする栽培方法が行われるようになりました。 関西の主流の葉ネギ(細ネギ、青ネギ)は地上に向かって青々としている部分を使います。奈良時代から栽培されていた種で、江戸時代に良質のものが多くつくられて関西を代表するネギとなり、明治以降は全国に広まったそうです。根深ネギと違って分けつし、緑の葉身は長く、やわらかで風味がよいのが特長です。 また、ワケギという古くから西日本各地で栽培されていた、ネギとタマネギの種間雑種であるネギがあります。関東ではこれに似たワケネギをワケギとして売られていることがありすが、全く違う品種です。他にも、博多万能ネギの若い葉を関東ではワケギとして売っていたりして、ワケギの名称と実態はとても混乱しているみたいです。 ネギはカルシウム、リン、ビタミンB1、B2、C、鉄分が多く含まれています。カロチンは緑の葉の部分にしか含まれていません。ねぎ独特のツンとする匂いは、硫化アリルというもの、乳酸を分解する効果があり、ビタミンB1の吸収を良くすると言われています。 ネギには辛味部分の発汗作用や消化液の分泌を促す作用があり、薬味としての効能があります。また、魚や肉の臭みを消したり、殺菌する効果もあり。ニンニクの成分であるアリシンも多く含まれ、ビタミンB1と結合して吸収を高めるそうです。 根深ネギを買うときには、白色部がよくしまっていてつやがあり、弾力があるかどうかを確かめ、白い部分と青い部分がはっきりとわかれているものを選びます。葉ネギは葉の先までつやのある緑色のものが良質みたいです。傷みやすいので早めに使います。 丸ごと1本の場合は、湿らせた新聞に包み立てた状態で冷暗所で保存するようにします。青い部分を切り取って保存すると1週間は持つそうです。また、泥付のものは、日陰の土の中にうめると長期保存が可能だそうです。 ネギは料理にあるとないとではわずかかもしれませんが、確実に差が出るような気がします。味だけでなく風味など、やっぱりあってほしいですね。 今日はネギについて話しました。 | |
| 2004年 1月11日 | ほうれん草 |
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ほうれん草は1年中出回っていますが、冬野菜で栄養価が高く甘味が多いのは冬です。。 ほうれん草はペルシャで栽培されていたとされ、ペルシャを漢語風に発音したパウリン→ポーリン→ ポーレン→ホーレンになったと言われている説があります。 また、ネパールの地名菠薐(ほうれん)から名づけられたという説もあります。菠薐草の名は本来、西域の頗陵国(ネパール)から伝えられたことに由来していると「本草綱目」に記されているそうです。 その後、回(イスラム)教徒によってシルクロードをたどり、西と東へ別れて伝わった後、ヨーロッパと中国で独自に改良されて西洋種と東洋種ができたそうです。日本には17世紀に中国から東洋種、1861年にフランスから西洋種が伝わってきたようです。 東洋種は葉が細く先が尖っていて切れ込みが深いそうです。アクが少なく、歯切れがよいみたいです。なので、さっと湯がいて利用する、お浸しのような和風の料理に向いています。 西洋種は葉が丸くて切れ込みが少なく、ちりめん葉が多いそうです。アクがあって、和風な料理には適しませんが、炒め物など高熱をかける料理に合うみたいです。 交配種は東洋種と西洋種のそれぞれの特徴を持っています。味は東洋種で、耐暑性があるので東洋種より収量が多いそうです。熱をあまりかけないお浸しなどから、熱をかける炒め料理に利用法が移行するにつれて、主流となりつつあるそうです。 ほうれん草はカロチンをはじめとして、ビタミンC、B6、カルシウム、カリウム、葉酸、亜鉛、胴などが豊富で栄養価の高い緑黄色野菜です。特に鉄分が非常に多く貧血予防に効果があります。また、柔らかい繊維は消化吸収が良く、便秘予防に効果があるそうです。 冬のほうれん草はビタミンCをタップリ含んでいるだけでなく、霜に当たると甘味が増すそうです。 ほうれん草には鉄分が多く含まれていますが、タンニン(渋み)があると吸収が阻害されてしまいます。タンニンを含む緑茶やコーヒー、紅茶を飲みながらほうれん草を食べると、鉄分が吸収されず排泄されてしまうので注意が必要です。 緑の色が濃く、葉が肉厚で茎はしっかりと太く根の部分の赤っぽいものを。 ほうれん草は葉が密生していてボリューム感があるものが良品みたいです。旬から外れる時期のものは、緑色が薄くて茎が細いか弱いので旨みに欠けるようです。 そして、使いきれないものは新聞紙に包み、ポリ袋などに入れて根を下にして冷蔵庫の野菜室にいれるようにします。 長期保存するなら、下湯でして根元を切って水気を絞って少量ずつ小分けして冷凍保存にします。冷凍保存すれば栄養の減少自体は少ないですが、解凍は冷蔵庫に移して時間をかけて自然解凍しないと栄養が流れ出てしまうので注意が必要です。 ほうれん草に含まれているシュウ酸は鉄・カルシウムの吸収を阻害して、貧血や骨粗鬆症、結石に逆効果とも言われていますが、シュウ酸による影響が出るのは生で1kg以上食べた場合と言われています。普通に食べる場合はほぼ心配ありませんが、結石などを持ってる人は控えた方が無難かもしれません。 また、ビタミンKも含んでいるので、心臓病の薬キニジンを服用している人は多量に食べると副作用が出るので注意してください。血栓症の薬であるワーファリンを服用している人も薬効がなくなりますので食べ過ぎないようにしてください。 ほうれん草はお浸し一人前だけで1日に必要なカロチンとビタミンA、Cが摂れてしまうそうです。足りないと思ったら積極的に食べると良さそうですね。でも、上記に当てはまる人は気を付けましょう。 今日はほうれん草について話しました。 | |
| 2004年 1月10日 | ハクサイ |
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白菜はお鍋の季節、秋から出回ってきます。そして冬が旬みたいです。 白菜の原産地は東南アジア、近東と言われています。中国で栽培されていた事から英語ではチャイニーズ・キャベジとも呼ばれています。 現在は東アジアで主に栽培されています。日本では明治8年の東京博覧会に中国からの出品というのが最初のようです。本格的に広まったのは、日清・日露戦争に従軍した兵士たちが持ち帰ってきたからみたいです。 白菜は大根と並んでビタミンCが多く、成分はキャベツに似ているそうです。甘みが少なく、98%が水分でエネルギーがあまりありません。他にカルシウム、鉄、カロチンなどが含まれており、体を温める食べ物として利用できるそうです。また、抗癌作用のあるのも含まれています。 あと、豚肉と合わせると風邪の初期症状の緩和や予防になったり、塩漬けにしてもビタミンCは失われないなどあります。塩漬けにすると、乳酸菌などの腸内細菌ができるので、整腸効果にも期待できるそうです。 白菜は葉が縮れてしっかりと巻いており、ずっしりと重いものを選ぶと良いみたいです。また、切り口がみずみずしいものほど鮮度が高いそうです。 切り売りされているものは日持ちしないので、一度に使いきるようにしましょう。丸ごとのものは外側から使用して、残ったら新聞紙に包んで冷暗所に立てかけておくと日持ちするそうです。 お鍋には欠かせない食材ですが、キムチなどにしても美味しいですよね。 今日は白菜について話しました。 | |
| 2004年 1月 9日 | シュンギク |
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シュンギクは春の菊と書きますが、秋の後半から冬にかけての寒い季節が旬です。 地中海沿岸を原産地とするシュンギクは、関西では菊の葉に似ていることからキクナ(菊菜)とも呼ばれます。シュンギク(春菊)の由来は春に黄色の花が咲くためで、ヨーロッパでは観賞用植物として利用されています。 ヨーロッパでは観賞用ですが、アジアでは品種改良して独特の香味を楽しむ食材として好まれています。日本に伝わったのは室町時代とされています。 シュンギクはカロチンが豊富でトリ目を防いだり、皮膚や粘膜の保護、粘液の分泌促進など重要な働きをしています。その他にミネラル、ビタミンA、B2、カルシウム、鉄分、食物繊維を含んでいるそうです。 アクが強くないので生食もでき、特有の香りがあります。 生汁をしぼって、温湿布をすると、打ち身、捻挫によいとされています。陰干しにした茎葉を浴槽にいれて、入浴すると体が温まり、リウマチ、神経痛、肩こり 冷え性に効果あるそうです。 シュンギクは葉先まで緑色が濃くてみずみずしいもの、茎があまり太くないもの、根元から葉が密生していて、伸びすぎていないものがやわらかくて美味しいそうです。 さっと洗い保存袋に入れ、茎を下にして冷蔵庫の野菜室へいれて保存します。日が経つと黄色く変色するので早めに使いきるようにしましょう。 寒い時期のお鍋にはシュンギクって欠かせない食材ですよね。美味しく食べるようにしましょう。 今日はシュンギクについて話しました。 | |
| 2004年 1月 8日 | キンカン |
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キンカンはみかん科で柑橘類として扱われてますが、柑橘に近い属のキンカン属です。 キンカン属は1915年にミカン属から独立し、5種ほどが知られています。ミカン属に似てますが葉脈が不明瞭なことや果実が小さいことなどが異なります。キンカンはキンカン属植物の総称みたいです。 中国が原産で鎌倉時代末頃に渡来し、温暖な地域で栽培されて、和名を「姫橘(ヒメタチバナ)」と言うそうです。 ネイハキンカンは日本で多く生産されていて、「ニンポウキンカン」「メイワキンカン」とも呼ばれています。江戸時代に伝来して栽培が容易で、風味もよく良品とされている代表的な品種です。 マルキンカンは最も古く伝来されたそうです。果皮は濃橙色で甘味があり、香りが高いのですが酸味が強いそうです。 ナガキンカンは江戸前期に伝わたそうです。丈夫で大きく育ち、寒さにも強いそうですが酸味が強いみたいです。 マメキンカンは観賞用に用いられて盆栽などで、人気があるそうです。 チョウジュキンカンは「フクシュウキンカン」とも呼ばれるそうです。果皮は濃橙色で厚く、多汁で酸味もほどよいそうですが、生食には不向きで観賞用に利用されています。 キンカンは皮ごと食べるのが特徴で、甘味や栄養も皮に多く含まれています。レモン果汁とほぼ同量の抗菌作用のあるビタミンCを含み、ビタミンPの本体である「ヘスペリジン」を含んでいて、ビタミンCの吸収をよくして、毛細血管を強くする働きがあるそうです。 これは風邪の予防をはじめとして、動脈硬化や高血圧にも有効に働き、喉の炎症を抑える効果もあります。扁桃腺がはれている時にも喉にやさしく作用するようです。「風邪がはやるとキンカンが売れる」と言われるように、風邪の民間薬として知られています また、βカロチンやビタミンE、果物としては珍しくカルシウムが含まれています。 キンカンは表面がなめらかで、重量感のあるものが良品みたいです。 風邪予防などに良さそうですが、実は酸っぱいので食べる時に気を付けましょう。 今日はキンカンについて話しました。 | |
| 2004年 1月 7日 | 門松 |
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門松はお正月を迎えるにあたって門や玄関にかざる松の事を言います。 お正月にはこの松を依目印に年神様が降りてくると言われています。古くは木の梢などに神が宿ると考えられており、そこに年神を迎えて祭るという意味を持っているそうです。 もともと松・杉・椎・榊といった常緑樹を用いていたようですが、平安時代頃からおめでたい木として松を用いるようになり、門松と呼ばれるようになったそうです。 門松は古く唐の時代の中国で、長寿を象徴する松を家の門に飾ったとされています。日本では平安初期にこの風習が始まり、室町時代には更に万年の長寿を意味する竹も添えられ、現在の門松の原型となったそうです。 一対は雌松と雄松からなり、葉が短くて細いのが雌松です。これを向って右に飾ります。 かつて門松用の松は、「松迎え」と言う行事で12月13日(事始め)に家毎で近くの山に採りに行ったそうです。 そして、12月13日〜28日の間か、30日に飾ります。29日は苦松(苦が待つ)、31日は一夜飾りといって不吉を嫌いその日には飾らない事になっています。 門松は松の明ける6日の夕方か7日に外します。地方によっては10日や15日のところもあるそうです。一般的に元旦から7日までの年神様がいる期間を「松の内(大正月とも言います)」と言います。地方によっては松の内の期間もかわります。 門松を外す前に年賀状の返信やお年始まわりなど、お正月の用事は済ませるようにしたいですね。過ぎてしまっても、早めに済ませるようにしましょう。 先に延ばしてしまうとそういう癖がついちゃうかもしれませんからね。 今日は門松について話しました。 | |
| 2004年 1月 6日 | お雑煮 |
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お正月の3が日の間にはお雑煮を食べますね。このお雑煮は家や地域によってたくさんの種類があります。 お雑煮は餅を野菜・鶏肉・魚肉などとともに仕立てたもので、雑煮(ざつに)とも読まれるようにいろいろなものが入ったごった煮です。もともとは煮雑(にまぜ)とも言われていたようです。 年越しの夜に神を迎えて行った祭りの直会(直来、なおらい)として、神事にたずさわった人々が、神に供えた飲食物を分かち食べた儀式から変化してきたものと言われています。 お雑煮の歴史は室町時代以降かららしく、当初はまだ餅が入っていなかったようですが時代の変化に伴って餅が入るようになったみたいです。 お雑煮は関西や四国、九州では味噌汁仕立てが多く、関東や中部などでは、清汁(すましじる)仕立ての雑煮が主流になっています。 武家の多かった江戸では「新年早々、味噌をつけたくない」というような縁起をかついで、味噌汁仕立てを嫌ったのに対し、町人中心の大阪では「味噌汁仕立てのほうが満腹感がある」という考え方から、味噌汁仕立てを主にするようになったという説があるみたいです。 お餅も関西では丸餅を湯煮して用いるのに対し関東では切り餅を焼いて用います。 お雑煮は名のとおり何を入れても構いませんが、お餅が必ず共通して入っています。たくさんの具が入っているので栄養も結構あったり、おせち料理よりも好きな人もいるみたいです。 今日はお雑煮について話しました。 | |
| 2004年 1月 5日 | 若水 |
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お正月の行事の中に若水(わかみず)と言うのがあります。若水は初水とも変若水(おちみず)とも言うそうです。 若水は元旦に初めてくむ水の事を言いますが、古くは宮中行事で立春の早朝主水司(もひとりのつかさ)が汲んで天皇に献じたものです。韓国にもこの風習はありますが、中国にはないそうです。 若水は一年中の邪気を除くと言われていました。そして若水をくみに行く事を若水迎え(若水くみ)と言い、一般に年男の仕事とされています。若水迎えには新調した手桶とひしゃくを持って、夜が明けきる前に井戸端からくみ上げます。 水道が普及した現在では井戸はほとんどなく、洗顔の方向を恵方(年神様のいる方向)に向かってするという名残りがあるくらいになっています。 若水は年神様に供えたり、一番茶をたてたり、書初の硯の水に使ったり、雑煮の下盛りを煮るなどしたそうです。 暮らしの中の水を大切に尊ぶ、年の初めの行事でした。 現在では名残すら知らない人が増えていそうですが、かつては水の大切さや尊さを習う大切な行事だったのでしょうね。例え行わないとしても意味は忘れないようにしたものです。 今日は若水について話しました。 | |
| 2004年 1月 4日 | 年神様 |
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お正月は、年神様がおりて来るからおめでたいと言われています。 年神様は大年神、歳徳神、太歳神、お正月様、恵方神、年殿、とも言われ、門松を頼りにおりてきて鏡餅に宿るとされています。鏡餅がお餅が2つ重ねられているのは、年神様が座れるようになっているからみたいです。 年神様は祖先の精霊が山にこもり神になったものだと言われていて、米・麦・豆・あわ・ひえの5穀の神様と言われる農業の神様です。正月にはその年の豊作と子孫繁栄にために山からおりてきて春の芽生えを促し、生命の成長に勢いを与えると言われています。 旧暦の時代のお正月は立春(新暦の2月4日)で、陽ざしもいくらかやわらいできて梅が咲き始める時期だったそうです。 芽出度い(めでたい)と言い合って喜び合う所から、正月のあいさつの言葉が生まれたらしいです。これから始まる新しい年の始めに縁起の良い言葉を言い合ったり、聞いたりまた。 縁起の良い行いをしておくと、 今年が良い方向に運が開いてくるという考えがありました。 現在では年神様を云々と言う意味は薄れてきて、形だけ残っている感じですね。このように調べていくとちょっとした事に意味があります。他にも調べてみると面白いかもしれないですね。 今日は年神様について話しました。 | |
| 2004年 1月 3日 | お年始まわり |
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年のはじめにお世話になった方や親戚の方のところへ、お年始の挨拶に出かけます。 お年始まわりは家族で祝う家が多いので元旦を避けて、お正月中に伺うのがしきたりです。遅くとも松の内までで、仕事先には15日までに、というようになっています。 できれば、暮れのうちに先方の都合を尋ねておいて都合の良い日に伺うようにしましょう。そして、挨拶は玄関先で済ませてあがるように勧められてもお断りするのが礼儀みたいです。あがってしまった場合にも長居しないように注意しましょう。 目下の人にはお年賀としてお年玉をあげます。上司の子どもにお年玉をあげるのは失礼とされていますが、お年賀として図書券などを渡すくらいなら良さそうです。 年始まわりに行く時は年賀の品として簡単な菓子折り程度の手土産を用意します。挨拶代わりの手土産なので、高価な物は不向きなようです。 また、お歳暮を贈ってあれば持参しなくても構わないそうです。逆にお歳暮を贈ってなければ、お歳暮に準じるものを持参すると良いみたいです。 表書きは御年始や賀正がありますが「御年賀」が一般的なようです。 訪問を受けたら玄関先で挨拶後に祝い酒を振舞って、くつろいでもらうようにします。飲めない人には茶菓でもてなします。面識がない者がかち合った場合には双方を紹介して、訪問客が重なった場合にはお重を下げて詰め直してから出すようにします。 お年始まわりに行けない遠方の人には挨拶状、年賀状も出さなければならない時期です。でも、最近は普段仲のいい人や親戚などにも送るようになり、年賀状で挨拶をすませてしまう人も多くなっています。 喪中の場合は年賀状を出せないので、欠礼状を出さなかった人から年賀状がきてしまったら、返礼として寒中見舞い(1月6日〜2月4日あたりに)を出すと良いようです。 普段お世話になっている方に顔を見せる意味もあるでしょうからできれば伺うのがよいでしょうが、できなかったら年賀状にたくさんの事を書くようにしたいですね。 今日はお年始まわりについて話しました。 | |
| 2004年 1月 2日 | お屠蘇 |
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お屠蘇は今年1年の無病息災を願いを込めて飲む、お正月の薬酒です。お屠蘇は正式には屠蘇延命散と言います。 屠蘇の屠は邪気を払い、蘇は心身を目覚めさせ蘇らせるという意味を持っています。また、蘇は悪鬼の名で、屠蘇はその鬼を屠る(ほふる)意味とも言われています。 もとは中国の風習で中国の三国時代の名医、華陀が作ったもので元旦にこれを飲めば、病気やすべての不正の気を避けることができると記されているそうです。この説が有力とされています。 また、唐時代の医者(仙人とも言われています)が流行風邪予防のために作り、それが美味しいからと流行になったという説もあります。この医者が住んでいた家(洞窟とも言われています)が「屠蘇庵」といった所から来ているみたいです。 日本には奈良時代の終わりから平安時代に宮中儀式として採り入れられ、江戸時代には武家や一般の上流階級にも取り入れられるようになったみたいです。 お屠蘇は山椒(さんしょう、サンショウの実で健胃作用、抗菌作用)・防風(ぼうふう、セリ科ボウフウの根で発汗・解熱作用、抗炎症作用)・白朮(びゃくじゅつ、キク科オケラまたはオオバナオケラの根で利尿作用、健胃作用、鎮静作用)・桔梗(ききょう、キキョウの根で鎮咳去啖作用、鎮静・沈痛作用)・肉桂(にくけい、ニッケイの樹皮やシナモンで健胃作用、発汗・解熱作用、鎮静・鎮痙作用)・細辛(さいしん)・乾姜(かんきょう)などの薬種を各家庭で調合して絹の袋に入れ、大晦日に井戸に吊しておき、元旦に若水に浸したあとお酒に入れたそうです。 現在は水道が普及したためこの風習もほとんどなくなりました。また、薬屋で、薬種を調合したものを袋に入れて屠蘇散(とそさん)と名づけて売り出すようになったため各家庭で調合する事もなくなり、大晦日のうちにこの屠蘇散を酒か、みりんのなかに振り出して、銚子に入れ、重箱といっしょに床の間に飾っておく家が多くなりました。 お屠蘇は胃腸の働きを盛んにして血行をよくし、風邪を引かないようにする効用があるようです。また、お酒やみりんにはブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミン類も含まれており、さらにアルコールが血行を促進させます。 ですが、お正月の間だけ少し飲むくらいでは、効き目はほとんどないそうです。 お屠蘇は元旦の朝に家族全員をそろって、少量呑みます。お屠蘇は若い人から順に飲むのがしきたりです。また、肴がつかないのが正式なので、全員が飲み終わるまでは何も食べないようにします。 もちろん、飲めない人は飲まなくて構いませんが、飲む真似はしてもらうみたいです。 お屠蘇は体に良いですが、薬酒とは言ってもお酒なので飲みすぎないようにしてくださいね。 今日はお屠蘇について話しました。 | |
| 2004年 1月 1日 | おせち料理 |
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お正月にはおせち料理と言う考え方は古くなりつつあるかもしれませんが、まだおせち料理を用意する方はいますね。 おせちは節句からきた言葉で、もとは平安時代の朝廷行事宮中の「お節供(おせちく)」の行事からきています。なので、正月だけでなく正月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽の5節句などの式日に用いる料理の事でしたが、今では正月料理だけがおせちと呼ばれています。 江戸時代初期に「食積(くいつみ)」という年賀の客をもてなすための料理を箱詰めにしたものや「蓬莢(ほうらい)」という正月飾り、というのがおせち料理を指す言葉だったそうです。 幕末頃に飾るだけの食べられないものとなり、その後田作、数の子、黒豆など、食べられる祝い肴を詰めた重詰が作られるようになり、これを食積と呼ぶようになったそうです。 明治の頃になると、御節とよぶ大根、人参、ごぼう、こんにゃくなどの煮物を一緒に重箱に詰められるようになり、現在の重詰のおせち料理になったと言われています。 御節が重箱に詰めた正月料理を指すようになったのは戦後で、デパートでお正月料理の箱詰めを売り出す際に、「おせち」という言葉を使ったため広く普及したからです。 おせち料理は長く保存できるように作られているだけでなく、栄養バランスも考えられて作られています。また、それぞれに意味があります。 栗きんとんはビタミンA、Cが含まれています。きんとんは黄金色の丸い小判を意味して財のたまる願いにかけたそうです。 黒まめは良質なたんぱく源が含まれています。まめ(健康)に暮らせるようにという願いが込められているそうです。 ごまめはカルシウムが含まれています。豆には健全を連想させ、家内安全の祈りが含まれています。 昆布巻きは不足しがちな鉄分とカルシウムを補い、カロリーもありません。こぶには「喜ぶ」、「巻く」は「結び」を意味し、親しいつながりを願います。 お多福豆はでんぶん質とミネラルが豊富です、福を招く豆で縁起の良い食べ物です。 ごぼうは食物繊維とビタミンCが豊富です。放念と1年の息災を願います。 レンコンも食物繊維とビタミンCが豊富です。蓮の中のたくさんの穴を通じて、将来の見通しが効くという縁起をかついでいます。 数の子はたんぱく質が豊富です。子孫の繁栄にかけて、数の多い事は縁起が良いとされています。 お雑煮はたんぱく質、食物繊維、ビタミン、カロチンを含んでいます。聖なる火で煮炊きした神への捧げものを共に食すという事からきてるみたいです。 紅白かまぼこは低カロリーでたんぱく質とミネラルを含んでいます。赤い色は魔除け、白い色は清浄を表します。 伊達巻はたんぱく質、ビタミンA、ミネラル類が含まれています。巻いてある形状が、進化と教養と文化を示している。また、伊達は華やかさや派手さを意味して、晴れの料理となるみたいです。 海老はアミノ酸を含んでいます。老人のように腰を曲げて進むところから、腰が曲がるほどの長寿の願望を表しています。 他に栄養は書きませんが、田作りは江戸時代の高級肥料として片口いわしが使われた事から豊年豊作祈願。かちぐりは勝つ。鯛はめでたいに通じる語呂合わせ。橙は代々に通じる語呂合わせで子孫が代々繁栄するように。錦たまごは卵の白味と黄味をわけて、ニ色でつくった料理の二色(ニシキ)とおめでたく豪華な錦との語呂合わせ。金平ごぼうは豪傑金平にちなんで、この滋養たっぷりのごぼう料理を金平ごぼうと呼ぶようになりました。里芋は子芋がいっぱいつく事から子宝にめぐまれるように。紅白なますはお祝の水引きをかたどったものです。などと様々あります。 おせちは本来は5段重が基本の形で、五段重の場合の順番は一の重が祝肴や口取り。二の重が酢の物。三の重が焼き物。与(四は忌み数字なため)の重が煮物。五の重が控えの重となっています。 場所や家風によって、二の重が焼き物、三の重が煮物、与の重が酢の物としているところもあります。また、最近では本格的な五段重ではなく、三段重にしているところもあります。三段重は、一の重に口取りと祝肴、二の重に酢の物、三の重に煮物を詰めるのが一般的なようです。 おせち料理は女性が料理しなくてもいいようにと思われています。でも、お正月は年神様をお迎えしておまつりする儀礼で、料理を作りおきするのは年神様がいる間に煮炊きすることを慎む。という事から由来しているようです。 おせち料理は満遍なく少しずつ食べる事でバランスよく栄養が取れるそうです。意味も考えて、偏って食べたりしないようにしましょうね。 今日はおせち料理について話しました。 | |