Concept Interview!!!

アンドレア・マストロイアーニ(Key)とマリアーノ・クローチェ(Gu)が答えています。

1. 最初にバンドの歴史を簡単に振り返ってもらえますか?

アンドレア・マストロイアーニ(Key)、マリアーノ・クローチェ(Gu):コンセプトは音楽に対して熱い思いを持った奴等が集まってそれが発展した形なんだ。皆若い頃から音楽には熱心で、マリアーノとジャンニ・カルチオーネ(Vo) とデヴィッド・フォルチット(Dr)は同じ学校でずっと一緒にA.T.T.(About Traverse Tracks)というバンドをやっていたんだ。そのバンドでは当時レオナルド・ポルチェッドゥがセカンド・ギターを担当していた。5曲入りのデモ"Abstractive Fallacy"を1999年にリリースしたよ。パワー・プログレッシヴ&ギター・オリエンテッドなプロダクションでいくつかのレーベルから興味を引いたね。全然型にはまってない音楽だったのにね。デヴィッドとレオナルドにはサイドプロジェクト「SOUTHERN CROSS」というバンドもあった。アンドレアもキーボードを弾いていたよ。A.T.T.の連中はさしあたってキーボードがバンドに新しい風を吹き込ませる要因だと思ってアンドレアをバンドに誘ったんだ。それで、彼がバンドに入ってレオナルドが脱退した。ここで新しい名前であり今のバンド名CONCEPTが誕生したんだ。その後アンドレア・アルカンジェリが加入して今の体勢になった。デモ"Time Before"を2000年初頭にリリースして、Underground Symphonyと契約を交わし、1stアルバム"Reason And Truth"を2003年にリリースしたんだ。

2. 1stアルバムのファンやプレスからの反応はいかがでしたか?

アンドレア:そうだね、予想してたよりもずっと良かったよ。いくつかのウェブジンでは良くない反応もあったけど、プレスからの反応の殆どは熱狂的なものだった。1stアルバムは幾つかの雑誌でトップ・アルバムにもなったし、とても満足しているよ。俺達はまだライブでみんなと直に触れ合った事はないんだ。1stをリリースする前に何回かローマでギグはやったんだけど。とにかく、俺達の音楽やプレイに対してメールや自分達のサイトを通していい反応をもらったし、素晴らしい事だよ!俺達の音楽を毎日聴いてもらって、CONCEPTがその人のお気に入りのバンドになるってことを考えたら本当に喜ばしいことだね。

3. 本作の方向性を教えてください。あなた達の音楽にはプログレッシヴな要素が含まれていますが、当所からそういう考えでアルバムを作ったのですか?

マリアーノ:一方ではプログレッシヴなメタル、プログレッシヴなロックを、もう一方では"意図的な過程で"そういう音楽を作ったとは言い難いね。このアルバムでは作曲の過程で自分の気持ちが向かうがままにプレイしたんだ。前もって決めていたことじゃない。こうプレイしようと決めていたことと実際プレイしたときとでは必ずしも一致しない。音楽が自分をプレイしているんだ。間違いないよ。ミュージシャンになりたい人は誰でも自分の基本となるアイデアとルーツを裏切れない。だけど、結局ジャンルなんてそんなたいした問題じゃないんだ。

4. 1stと今作の違いは何でしょうか?

マリアーノ:違いは、時が経った、ということかな。時は人の心や視点を変えるし、自分の人生の骨組みに対する考えも変わる。こういった要素は深く音楽に対する考え方に影響するし、時間もこういった要素に深く影響する。どんな小さな出来事でも(たとえそれが知らないことでも)根本的に作曲や作詞の方法を変化させる事ができるんだ。

5. 歌詞について説明してください。コンセプトアルバムですか?

マリアーノ:俺達はコンセプト・ストーリーがすきなんだ。アルバムに音楽と並んで複雑な意味を持たせるという意味では。新しいアイデアと可能な限りの考え方をプロデュースできるからね。どんな楽曲にも他と際立たせるために意味を持たせる。最後まで聴かないと最初の曲の意味を理解できないといったくらいに。このアルバムでは人類と超越の関係に焦点を絞っている。形而上学の次元では、違った状態と混合された感情は人間の気持ち(希望、信頼、幻想、愛、慈善、恐怖、憎しみ、確信、不安)を決定付ける事が出来る。もちろん、このアルバムでははっきりと不可思議な問題に俺達の空論的なアプローチがなされている。人間と神の関係を描写しようと模索していたんだ。特に不確かで根拠があいまいだけども人間の唯一の安心できる根源の関係性をね。アルバムのコンセプトはある運命に見放された人間のストーリーを描いている。彼はようやく神に会うことができるんだ。それにもかかわらず、確かな物語を理解する事は本当に難しい。このアルバムは超越した精神と肉体の状態への旅であると言えるよ。

6. プロデューサーとスタジオを教えてください。

マリアーノ:レーベルの経済的な問題で、アルバムをプロデュースしてもらうことが出来なかったんだ。だから、自分達でプロデュースして、リスク、能力、機会、儲けを分け合おうと決めた。スタジオ代は自分達で払ったんだ。Underground Symphonyは単に今作のヨーロッパでのリリースを担当してるだけだ。アルバムの一部をローマにある自分達のスタジオ(Cromas Studio)で録って、一部をNew Sin Studiosで録ったんだ。ミックスとマスタリングもここでやったよ。

7. デヴィッドがバンドに復帰しましたが、経緯を教えてください。

マリアーノ:その通り!生活のリズムの違いで継続的に今作のような難しいアルバムを作ることが出来なくなってしまっていたんだ。そう、数ヶ月前に、デヴィッドはバンドを去ることを決めたんだ。彼には新しい仕事が出来たし、その後リハーサルにもっと時間を持てるドラマーを見つけようと頑張っていた。でも戻ってきたんだ。本当に嬉しいよ。今までずっと一緒にプレイしていた仲だからね。

8. 前作リリース後、どういった活動を?ライブはやりましたか?

アンドレア:ああ、ライブの予定はあった。だけど、今作には入れなかった楽曲がもうすでにあるんだ。3rdアルバム用のアイデアが既にあって、自分の中でそれがクリアな状態で取り掛かりたかった。そう、まだ2ndアルバムのリリース前だけど、3rdアルバムの制作に取り掛かっているんだ。

9. ゲスト参加はいますか?

アンドレア:ああ、ミナ・パッチアーナというジャズ・スタイルのイタリア人のシンガーに参加してもらっている。感謝しているよ。ちょっとだけの参加にもかかわらず、楽曲に特別な色が加わったし、彼女の声は俺達にとっても素晴らしいものだった。さらに、今作はそれぞれのキャラクターが対話しているようなアルバムだから、女性の声は"THE DIVINE CAGE"を表現するに当たって、アルバムを物語調にしてくれたよ。

10. 今後の予定を教えてください

アンドレア:さっきも言ったように、3rdアルバム用のアイデアを曲にしている。今作の曲を書いている間も、たくさんのアイデアが浮かんできて、そのアイデアを発展させ次のアルバムのために形にしていきたい。数曲はもうできているんだ。その間、今作の反応を待つつもりだよ。もっと今よりも名前を広めて、今年の中ごろにはヨーロッパでミニ・ツアーが出来ればと思っているよ。

ありがとうございました。

アンドレア:こちらこそ!日本のファンにお礼を言いたいよ。日本のファンや、メタル・リスナーは世界の中でも一番温かい。いつか君達の素晴らしい国でライブが出来ればいいね。応援ありがとう!!