KORPIKLAANI Interview!!!

ヨンネ・ヤルヴェラ(Vo,Gu)が答えています。

1. 前作「荒野のコルピクラーニ」に対するファンやプレスからの反応はいかがでしたか?

1stよりも凄く良い反応が返ってきたよ。前作のほうが全然出来が良かったと思うからね。2ndアルバムから俺達のことを知ったって人が多かったんじゃないかな。

2. 今作の方向性などあれば教えてください。また前作との違いはどんなところだと思いますか?個人的には今作はよりフォーク/トラッドなサウンドになったと思ったのですが。

アルバムをこういう風にしようと作る前から決めるのは難しい。アルバムが完成して、皆出来に驚いたくらいだよ。凄く“豊か”で“深みのある”アルバムだと思う。けど、同時にハッピーで、エネルギッシュなアルバムでもある。バンド全員今作を気に入っているよ。

3. ヒッタヴァイネン(violin)が前作よりも活躍している気がしますが、これがフォークの要素を強めていると思いました。これについてどう思いますか?

ああ、今作でヒッタヴァイネンが多めに弾いているのは確かだ。前作では、ヴァイオリンとフルートを彼のホーム・スタジオで録って、それからスタジオに送るという形だったんだ。でも、今回彼は俺達と一緒にスタジオに入って、彼がプレイしている間ずっとコミュニケーションをとっていたんだ。「もっと速く弾いて、ほらもっと速く!」なんて言いながらね(笑)。一緒にスタジオでレコーディングしたから、俺にとっても凄くやりやすかったよ。

4.今作はサウンドの面でも向上していますが、レコーディングの際気をつけたことはありますか?

レコーディング・エンジニア兼プロデューサーであるサム・オイッティネンのサウンド・クリエイティングの向上がそこに繋がっている。彼は前作を担当してから色んなアルバムを創ってきたからね。前回は彼にとってフォーク・メタルそのものが初めてだったんだ。バンドは沢山のフォーク楽器を使うから、凄く難しい仕事だったんだよ。普通のメタル用のギター&ドラムとアコースティック楽器を合わせるのは簡単なことじゃない。だけど、彼にとって今回が2度目だったから前よりやりやすかったと思うよ。
サウンド全体として何が違うかというと、出来る限り全ての楽器を自然な形でプレイしたことだね。エフェクトをかけたり、エコーをかけたりするのを前作よりも抑えた。だから、フォーク楽器の本当の音を表現できたと思う。聴いている人はバンドと同じスタジオにいるような感覚になる。今作ではそういった感じを目指して、成功できたと思っているよ。

5. アリとホンカが前作リリース後脱退してしまいましたが、どうしてですか?また新しいべーシストを紹介してください。

ホンカは勉学の方に集中したいと言う事で脱退したんだ。ギグが増えてくるとバンドにいられなくなるって言ってたな。ツアーをハンドリング出来なかったんだよ。だから辞めざるを得なかった。で、ギターは二人でやろうと決めたんだ。アリは子供が出来て、ここ1年リハーサル・ルームでも彼を見かけたことがない。バンドから自然に脱退した感じだ。パーカッションとしてあまり居心地がよくなかったんだと思う。彼はいつもパーカッションではなく、メイン・ドラマーになりたがっていた。だから、バンド内での位置的に不満があったんだろう。それで、パーカッション抜きでバンドを続ける事にした。だから、今作にパーカッションはないんだ。俺が“Koripklaani”と“Tuli Kokko”いう曲でシャーマン・ドラムを叩いているくらいかな。前のべーシストのアルトには別のバンドがあるし、あと兵役が始まったんだ。兵役後は主にその小さな別バンドでやっていくことにしたそうだよ。
ニュー・ベーシストのヤルッコは子供の頃からの友人で、素晴らしいべーシストだよ。だからバンドに誘ったんだ。彼と初めてリハーサルをした時、既に俺達の予想を遥かに超えた腕前の持ち主だった。最初のヨーロッパ・ツアー回ったあと、このバンドに最適の人物だということが分かったね

6. 今作で何か新しいことにチャレンジしましたか?例えば、新しい楽器を使ったとか。?

今作で特に新しいことをしたつもりはない。だけど、成長している部分はたくさんあるよ。例えば演奏技術とかね。前作を出した後にたくさんツアーをやったし。ツアーはバンドにとって最高の先生だよ。

7. 前作をリリースしてから初めてフィンランド国外でライヴをやったそうですが、反応はいかがでしたか?

ファンや観客の反応には、それはもう驚いたよ。ステージ上でメンバー同士顔を見合わせながら笑顔が止まらなかったもんな。皆一緒に歌ってくれているのを見たり、彼等が幸せそうな顔をしているのを見て凄く嬉しかったよ。どこに行っても予想以上の反応で、本当に素晴らしかったね。

8. ゲスト参加はいますか?

友達のヴィヴラ・ホルティトンがカンテレで参加してくれた。カンテレはフィンランドの弦楽器だよ。前回は5弦だったけど、このアルバムで彼は10弦のカンテレを弾いてくれた。あと、数曲でスロート・シンギング(中央アジアにある位置するトゥバ共和国の民族音楽やホーメイという歌唱法。喉歌や倍音唱法とも呼ばれる)を披露してくれているよ。

9. 次のビデオはアニメーションになるとのことですが、分かる限り教えてもらえますか?

ビデオに関してはあまり知らないんだ。幾つか写真は見たけど、それだけだよ。でも、ラフ案は分かっているし、それを知る限りでは期待できると思うよ。

10. 今後の予定を教えてください。今年はWackenにも出るそうですね!

ギグをやり続けること。だって楽しいからさ。いつの時もステージで暴れまわることが予定だよ。KORPIKLAANIはライヴ・バンドだからね。こういったフォーク・メタルをプレイするために生まれてきたようなものだから、本当にライヴが大好きなんだよ。この手の音楽は俺達にとって肉体であり血なんだ。バンドがプレイしている時、俺達と一緒の部屋にいるような感じになれるよ。あとは日本に行ってプレイすることが出来れば最高だね。今年の最大の予定は日本に行って君たちと会うことだよ!!!

11. ヒッタヴァイネンが髪の毛を切ってしまいましたが、、どうしてですか?

彼は段々禿げてきてたから、殆どを切ってしまったんだ。ただ、後ろに長い毛を少し残してはいるけどね。

ありがとうございました!