
筋肉のバランスと連動が大切
−体の使い方確認しましょう−
肩こり・腰の痛み・五十肩・膝や肘の痛み・寝ちがい
◎肩こり・五十肩 −肩が上がっていませんか?−
「肩こり」や「五十肩」は肩の過緊張が原因ですが、その過緊張がなぜおこっているのかを知る必要があります。肩に過緊張の原因には、精神的ストレスのかかった闘争状態、風邪などの外的要因ストレス、睡眠不足や眠りが浅い、内臓の動きがスムーズに動かないなどがあります。
渇根湯が肩凝りに効果があるとされていたのは、傷寒論に記載さえている風邪薬だからです。精神的ストレスは、その他に体が受けている内臓や不眠などのストレスを取り除くことにより、かなり緩和されます。東洋医療において肝蔵機能は肩の働きと密接な関わりがあるとされており、肝臓に対するアプローチは大変に重要です。
また、肩こりでも右と左ではその意味は違ってきます。
左の肩こりは胃腸のはたらきがうまく働いていない場合が多く、また、風邪などによる冷えも左側に出やすいです。右の肩こりでは肝臓のはたらきと関係している場合が多く、寝不足などが原因でも右側に出やすいです。
左肩こり−食事の不摂生による胃腸の不調・初期の風邪
右肩こり−睡眠寝不足・精神的ストレス・肝臓機能低下
「五十肩」は、過度に肩がせり上がり、肩関節が前面に突き出しているものが多いです。
肩が上がり、肩関節が前面に突き出ていると、肩関節が固定されてしまっているような状態なので肩をあげることが難しく、激痛が走ります。
「五十肩」の患者さんは、肩の使い方がわからなくなっている人が多く、まずは肩関節の動く範囲を認識して頂き、まずは肩をあげるのではなく下げる練習をして頂いています。
肩が下がれば五十肩は直ったようなものです。肩関節前面を軽く後ろに引いた状態で肩をあげれば痛みは起こりません。もちろん、肩が下がりやすくなるバランスを治療によって作ります。
◎ぎっくり腰 −突然の腰痛にマッサージはダメです−
ぎっくり腰は、筋肉の損傷によって起こる急性の炎症症状です。決して、素人はもんだりマッサージなどはしないでください。
当センターの治療では、患部を直接的治療するのではなく、中国医療の「経筋」という筋肉は連動連動するという考え方をもとに、痛みの起こっている場所と関連のある筋肉を全体的に弛めることによって患部に対するアプローチとしています。
ぎっくり腰というのは、普段使わない腰の筋肉を急激に使うことによって起こりますが、その他、食事の不摂生や風邪などの他のストレスに体がおかされ、腰の筋肉をうまくコントロールできなくなっている時に筋肉を動かした際に起こります。ぎっくり腰といえども、それが起こった原因を把握した上で治療を施すことが大切です。
治療は患者の状態によって変わってはきますが、膝裏の「委中」を主な治療穴に使えると大変に効果的です。痛みはその場で軽減します。
また、腰を安定させるために、骨盤をコルセットのようなもので固定することも大切です。コルセットを巻く際に腰を締め付ける方が多いのですが、腰よりも骨盤を固定したほうが、腰が安定して効果的です。
寝る際は、上や下を向かずに横を向いていただいて、腰を丸め母体内の赤ちゃんのようなポーズをとっていただくと腰への負担がかかりません。 |


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