Les Miserables

 

  作詞:アラン・ブーブリル&ハーバート・クレッツィマー
作曲:クロード=ミッシェル・シェーンベルク
演出:トレヴァー・ナン、ジョン・ケアード
フランス初演:1980年
英語版初演:1985年10月8日バービカン劇場、後にパレス劇場

1200ページにもわたる文豪ヴィクトル・ユーゴーの傑作「レ・ミゼラブル」の全て歌によるミュージカル。80年にフランスで初演されたものに英国スタッフが手を加え、1985年ウエストエンドへ進出し、世界&歴史的ヒットとなる。現在ロンドンでは13年目に突入。未だ人気が衰える様子は見えない。日本では今年の年末にの再演が決定している。

-Story-

1815年フランス、たった一つのパン(ひとつといってもかなりの量だったらしい)を盗んだ罪で19年間牢獄にいたジャン・バルジャンはようやく仮出獄となったが、そんなバルジャンに世間の目は冷たかった。唯一優しくしてくれた司教様の銀の食器を盗んでしまったバルジャンはまた警察につかまってしまう。しかし司教様がそれを助け、この優しい心に救われたバルジャンは改心をし、自分を縛り付けている仮出獄書を破ってしまう。

その後成功したバルジャンは市長となったが、自分の代わりにつかまった男を救うため、
バルジャンをいまだ追跡していたジャベール警部に正体を明かす。
しかし、自分の忠告で工場を辞めさせられ、娼婦となり、果てに死の床にいるフォンティーンの娘コゼットを育ててるため、ジャベールからまた去り、コゼットを使用人同様扱っていた宿屋の主人のティナルディエから引き取り二人で親子として暮らすのであった。

1832年、社会不安のパリの貧民街でバルジャンとコゼットはティナルディエ夫婦そしてその娘
エポニーヌと再会し、コゼットはそこで出会った学生活動家マリウスと恋に落ちる。

革命の混乱は高まり、アンジョルラスをリーダーとした学生たちは政府軍と闘うため
バリケードを作る。その中でマリウスは闘うことを決意し、コゼットへの手紙をエポニーヌに託し た。
マリウスに片思いをしながら、手紙をバルジャンに預けるエポニーヌ。その帰路、
政府軍に撃たれ、最初の犠牲者になるのであった。バルジャンを未だ追いつづけるジャベールはスパイとして学生との接触を図ったが、自分の正体が明かされ、逆につかまってしまう。
そこにコゼットの恋人の存在を知ったバルジャンが一緒に闘うためにバリケードにやってくる。
逆の立場で再会した二人だったが、バルジャンはジャベールを学生の目を盗み逃がすのであった。

戦闘の夜、学生たちの抵抗も空しく、落城。命を取り留めたバルジャンは瀕死のマリウスを
背負い、地下道を歩き、そこでまたジャベールと再会するが、バルジャンの懇願にジャベールは従うのだった。ジャベールはその後自殺する。

コゼットの介抱でマリウスは回復し、二人は結婚する。その夜、バルジャンには人生の終わりが告げられたのであった。

 
-見所ー

うーん、上のストーリー紹介わかっていただけたでしょうか?とにかく内容ぎっしりのお話なので簡単にまとめられないんですよね.あと、各キャラの心情とかも受け止めた方によってだと思うので、あまり突っ込みませんでした。

今一番好きなミュージカルです。00年2月12日現在で4回観てます。ロンドンで3回。日本で一回。多分近日中にもう一回観にいって、本帰国までにあと4回は観たいです。

見所はやはり歌と演技でしょうか?このミュージカルは歌でのみで表現しなければいけないんですね。セリフはほとんどないので。これが本当に凄いです。役者さんの底力みたり ーってなものです。演技面で特に重視してみてしまう人物はやはり、バルジャンとジャベー ルです。
特にジャベール!これは難しい役だと思うんですよね。特に最後に自殺するところ。自分の責務を放棄してしまった、自分の存在さえも否定してしまった時のあの演技!最後はほとんど叫びながら歌い上げる!私にとっては一番の見所かも。ちなみに私のベストジャベールは村井国夫さんです!イギリス版ばかり観てますが、99年夏に見た村井さんはすばらしかったわ。またみたいです。(村井さんにひとつやってもらいたい役があるんですよ。実はファントム。合うと思いません?
村井さんのファントムみたーい!でも絶対無理だけど)

ビジュアル面でどうしても重視してしまうのは、アンジョラスです。(当たり前?)やはり彼は美しく(?)ないと駄目ですね。カリスマ的存在だし。私が今まで観たアンジョはみんなかっこいいです。
嬉しいことに。私のベストアンジョはポール・マニエル史です。もー、むちゃくちゃかっこよかったです!もう一度観たいと思っているのですが、もうやってないんですよ。今は何に出て るのかなぁ。

なんだかミーハ-で、見所説明になってないですね。とほほ。
とにかくすばらしい作品なので、まだ見てない方は是非観て下さいませ。ストーリーに書けなかったけれど、愛すべき人物がたくさんいます。(ガブとかね)

CDもお勧めです。是非劇場の感動を家でも味わってくださいませ。

劇場に行く時はハンカチを忘れないで下さいね。