不機嫌な王様
















「キスしろ。」












夜中のキッチンに響いた、サンジの突然な言葉。
不可思議な内容。
そして王様のような態度。
あまりの驚きにゾロは逆に平然としてしまう。
「…何言ってるか自分で分かってるのか?」
サンジはニヤニヤと笑って煙草を吹かしているだけ。
返事はない。
テーブルと床の上には山のような酒の空ビン。
最後の一滴を飲み干す目の前のソレ。
「おい…酔ってんのか…?つーか酔っても良いがんな酔い方すんな…」
ヘラヘラと笑うサンジに腹の底から怒りが湧いて来る。
「聞いてんのかよ!」
怒りにまかせて怒鳴った言葉は、サンジの耳を通過してしまった。
自分でもよく分からない事に苛々した。
まだ笑うか……こいつは。
笑うサンジに愛想が尽きて席を立とうとする。
「なぁ…待てよ…」
酔って掠れたサンジの声。
しかし瞳は真っ直ぐに俺を見る。
「俺、お前のこと愛してんだけど。」
事もなげに呟かれた台詞
「…マジか…?」
呆然と呟く俺の言葉に、サンジは煙草をテーブルで捩消した。
「大マジ…ウソップじゃあるまいし、一切ねぇよ。つか、お前ブァカだろ!絶対!!」
指差して笑うな…この眉毛!!!
こいつと居ると苛々する…。
「てめぇの方が馬鹿だろうがよ!」
サンジは笑ったまま。
そして一言。










「絶っ対にオトすから。覚悟しとけよ?ゾーロ☆」











言われた内容の恐ろしさと初めて名前を言われた嬉しさがあった。
煙草に火を付けるサンジ。
突っ立ったままの俺。
去り際に一言言ってやった。










「てめェこそ覚悟しとけよ…?」











絶句するサンジ。
呆けてやがる…。
笑いが込み上げた。


















END






アッハッハ!!!
文才ねぇ!!!助けて!!
なんつーか…ぶっちゃけ…。
サンジは自分から嗾けて相手から逆に…っつーパターンが萌える。
テーブルの上に足を掛けて座ってて、ゾロの言葉で椅子から転げ落ちたら…。
アタシはもうダメかもしれない…。
……back…