ほんとはね
ほんとはね……大スキだと思う
些細。
たぶん、そん時はお互いが重大な事だと思ってて。
気付けばもう…引けなくなった。
些細。
そう………些細な事でケンカした。
原因はたぶん俺。
分かってるんだ。
行為を拒んだのは俺。
それしか無いのかと怒鳴ったのも俺。
真剣な表情で語った言葉に一喝したのも俺。
恋愛なんてまだよく分かってないのは俺。
たかが二年の差がこんな時に物を言う。
どうしてこうなったんだろう。
でも今更考えても無駄で。
もう起こってしまった事はもう戻らなくて。
溜息を吐きながら。
必死に考えていた。
行為におけるアンタは、酷く年相応のカオをする。
だからそのカオを見るためには俺の身体を一瞬だけ明け渡してもいいぐらいで。
そう思ってしまうから。
そんな自分が怖くなる。
アンタが俺を弄る、えっちいその動きも。
表情も声も匂いも温度もキツさも熱さも。
好きで、好きで、堪んない。
もっと欲しくなる。
欲しくなるから…。
だから怖いんだよ。
キスして。
言葉を確かめ合って。
お互いを見つめて。
笑い合って。
セックスして。
セックスして。
セックスして。
言葉を貰って。
語り合ったり。
全てを話して。
全てを分かった気になって。
お互いを分かり合ってると信じて。
もしアンタが俺に飽きたら…。
俺はどうなるの?
アンタが俺の前から消えるなんて事は耐えらんない。
俺の視線を無視するのさえ嫌だ。
許せない。
だから…。
だから……、このままアンタが俺のものになればいいのに。
そうしたら、俺が厭きたら心残りもなく捨てられるでしょう?
だからほんとは欲しくなかった。
アンタの気持ちも心も身体も。
全てまるごと受け止めて、絡まって、ハイおしまい。
ほんとは大スキだから。
だから大嫌い。
END
なんでだろう……跡部出てないよ?
てゆうか、ゴミバナにあるリョ受けって攻めが出てませんよ!!
今気付いたよ!!ゴメンね!!
跡部様はヘタレです。
リョーマは雄雄しい。つか猛者。