少女進化論
学校からの帰り道、一緒に歩いた。
ふと、夕日に照らされた横顔が妙に頼もしく思えた。
笑ってしまう。
『好き』だと気づいた。
学校ではあまり話しかけないようにしている。
これは、一護から提案された事。
拒否権は私にはない。
死神としてアイツを巻き込んだ以上、日常生活の事は優先してやりたいと思っている。
だからこれは数少ない一緒にいられる時間だ。
死神の仕事は数少ない時間に入らない。
そんな悠長な甘いことを言ったいたら間に合わない。
全てが死んで終わってしまう。
学校という所はおもしろい。
勉強は楽しい。
おしゃべりも楽しい。
教室のざわめきも好きだ。
部活もおもしろいと聞く。
しかし一護は部活というものをやってはいない。
その理由を聞いたら、ぼそりと小さく言われた。
『出来るだけ家族と一緒にいたい』……らしい。
一護は家族思いのいい奴だ。奴らしい理由だと私は思う。
目線を上げると奴は呆けながら空を見つめていた。
落ち着いた所が、奴が大人らしく見える所だと思う。
まぁ……チャドの方が大人…というより親父臭いが……。
「…ルキア」
呼びかけられて、はっと思考が鮮明になる。
「どうしたのだ……?」
見つめた先には仏頂面の一護の顔があった。
そして目の前に電柱。
…危ない所だった。
「ぼうっとしてんな…危ねぇだろうが…」
手を掴まれて引き寄せられる。
思わず心拍数が上がった。
今まで何も感じなかったものが…。
一護と居るだけで感じるようになった。
これが人間というものなのか。
私には分からない。
全ての意味を含めて。
私は一護に感謝したい。
仏頂面のコイツに。
「ありがとう」
一護の顔が赤くなったのは、夕焼けの所為だけではない。
照れる一護の表情に、何故かつられて赤くなってしまった。
やはり、私はコイツの事が好きだと思う。
END
イッチゴオオオオ!!!!
つーわけで、ブリーチ。
やっぱルキアに愛。
なんつーかこの二人は・・・小さな恋のメロディみたいな。そんなノリ。