woderful days



















カーテンから漏れ出る光が覚醒を促す。
胸に或る温かい感触を手で探って無意識のうちに抱き寄せた。
まだ寝たい。
「……ん………」
小さくうめいた高い声。
あ?今言ったのは俺じゃねーぞ……??
手探りで温かい感触を確かめる。
柔らかくて小さな身体。
……遊子か………?
また俺のベットに潜り込んだのか……。
そう納得して、胸にある頭を撫でる。
………あ?髪……長くねーか………!?
そう言えば感触も違う……。
髪を探っていくと、腕の中の身体が身を捩った。
「……や………」
遊子ではない声。
夏梨………は、こんな声じゃねぇ。
と、すると………。








「……ルキア」








溜め息を吐く。
やっと覚醒して目を開くと、案の定そこにはルキアがいた。
俺の腕を枕代わりにして胸に顔を埋めている。
そういや……夕べは寒かった。
時計を見ると7:30。
そろそろ起きっか……。
手に力を入れると軽い痺れがあった。
それを気に留めつつ身体を起こすと、ピンとシャツが伸びている。
………あ?
ルキアの手がしっかりと俺のシャツを掴んでいた。
……勘弁してくれよ……。
「おい……ルキア」
肩を揺する。
しかし全然起きる気配はない。
そろそろ着いた肘も痛くなってきた。
「……ルキア……」
直も揺する。
その時、ルキアが目を開けた。
長い睫が頬に陰影を作る。
開口一番に発した言葉は、寒いの一言。
そう言って、俺の胸に潜り込む。
お前……俺のこと、男だと思ってねぇだろ………。
………いいか。
けどまぁ……まだ起きなくてもいいと思う自分がいる。
布団を上げてルキアを抱き寄せる。
軽い身体は何の抵抗も無しに腕の中にすっぽりと収まった。
熱い身体。
その感触に安心する。
そして目を閉じた。

































「何故起こさなかった!」
ルキアが怒鳴る。
「……いや……お前寝てたし……」
俺の言葉に一瞬ルキアは怯んだ。
「……つっ……二人して遅刻していたら意味がないであろうが!!たわけ!」
腕を組んで俺を睨む。
「つーか、てめぇ!向こう向いてろ!」
パジャマの上着を脱いでる俺にルキアは言葉を放つ。
「……ひよっこめが……糞餓鬼の身体を見たって何とも思わぬぞ。さっさと着替えろ。」
つっ……ヤロォ………。

































この日、二人揃って学校を遅刻したのは言うまでもない。















END













寒いとルキアさん、こっそりと潜り込みます。
朝、起きてきたコンが見て…激怒!!!
そのまま朝からデスマッチ。
しかし……ぬいぐるみだしな…。
完敗!!
……姉さん!!!