| 2009年3月29日 四旬節第5主日 |
ヨハネによる聖福音
さて、祭りのとき礼拝するためにエルサレムに上って来た人々の中に、何人かのギリシア人がいた。 彼らは、ガリラヤのベトサイダ出身のフィリポのもとへ来て、「お願いです。イエスにお目にかかりたいのです」と頼んだ。 フィリポは行ってアンデレに話し、アンデレとフィリポは行って、イエスに話した。 イエスはこうお答えになった。「人の子が栄光を受ける時が来た。 はっきり言っておく。 一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。 だが、死ねば、多くの実を結ぶ。 自分の命を愛する者は、それを失うが、この世で自分の命を憎む人は、それを保って永遠の命に至る。 わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。 そうすれば、わたしのいるところに、わたしに仕える者もいることになる。 わたしに仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」 「今、わたしは心騒ぐ。 何と言おうか。 『父よ、わたしをこの時から救ってください』と言おうか。 しかし、わたしはまさにこの時のために来たのだ。 父よ、御名の栄光を現してください。」 すると、天から声が聞こえた。 「わたしは既に栄光を現した。 再び栄光を現そう。」 そばにいた群衆は、これを聞いて、「雷が鳴った」と言い、ほかの者たちは「天使がこの人に話しかけたのだ」と言った。 イエスは答えて言われた。 「この声が聞こえたのは、わたしのためではなく、あなたがたのためだ。 今こそ、この世が裁かれる時。 今、この世の支配者が追放される。 わたしは地上から上げられるとき、すべての人を自分のもとへ引き寄せよう。」 イエスは、御自分がどのような死を遂げるかを示そうとして、こう言われたのである。
(ヨハネ 12:20-33)