| 主日と週日の福音朗読について |
■主日のミサにおける福音朗読配分は、次のように3年周期になっています。
A年: 年号を3で除し、余剰1の年 例 2008年(主日A年、週日第2周年) 主日に、マタイによる福音書を主に朗読 : B年: 年号を3で除し、余剰2の年 例 2009年(主日B年、週日第1周年) 主日に、マルコによる福音書を主に朗読 : C年: 年号を3で除し、余剰0の年 例 2010年(主日C年、週日第2周年) 主日に、ルカによる福音書を主に朗読 それぞれA年、B年、C年と呼ばれています。 A年にはマタイ、B年にはマルコ、C年にはルカの各福音書がおもに朗読されます。 年号を3で割ると1余る年をA年、2余る年をB年、3で割り切れる年をC年とします。 これは、周期がキリスト紀元第1年に始まったと想定するためです。 つまり紀元1年はA年、2年はB年、3年はC年であったと考えるのです。 2008年はA年にあたります。 そして2009年はB年、2010年はC年と、3年周期が繰り返していきます。
2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年主日の周年 A B C A B C A B C週日の周年 2 1 2 1 2 1 2 1 2:
■週日のミサの朗読配分は2年周期となっていて、2008年は第2周年(偶数年)にあたります。 ただし、2年周期になっているのは週日のミサの「年間」の第1朗読だけで、週日のミサの「季節」の第1朗読と、週日のミサの「季節」と「年間」の福音朗読は1年周期、すなわち毎年同じ箇所が朗読されるのです。 週日の福音前の朗読は通常1つで、第1朗読だけになります。(下表参照)
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主日週日 年季 朗読順 朗読書 主日のミサ3年周期
季節 第1朗読 旧約聖書/復活節:使徒言行録 第2朗読使徒の手紙/復活節:ペトロの手紙・ヨハネの手紙・黙示録 福音朗読マタイ(ABC年)マルコ(B年)ルカ(ABC年)ヨハネ(ABC年) 年間 第1朗読旧約諸書 第2朗読使徒の手紙 福音朗読マタイ(A年)マルコ(B年)ルカ(C年)ヨハネ(ABC年) 週日のミサ2年周期
季節 第1朗読(1年周期)旧約諸書/降誕節:ヨハネの手紙、復活節:使徒言行録 福音朗読(1年周期)4福音書/四旬節・復活節:ヨハネ 年間 第1朗読(2年周期)旧約諸書・使徒の手紙・黙示録 福音朗読(1年周期)1-9週:マルコ、10-21週:マタイ、22-34週:ルカ ■主日と祭日には福音前の朗読はふつう2つです。 原則として、第1朗読には旧約書、第2朗読には使徒書が読まれます。
■祝日と記念日と週日には福音前の朗読はふつう1つです。 旧約書または使徒書が読まれます。
■主日と祭日と祝日には、その日に固有の朗読箇所があります。 記念日のなかにも固有の朗読箇所を持つものがあります。:
典礼暦は、11月末あるいは12月初めの「待降節第1主日」から始まり約1年が巡ります。 そして、次の年の「待降節第1主日」から新しい年の典礼暦となります。 したがって、例えばA年である2008年の典礼暦は前年の2007年12月2日の待降節第1主日から始まるので、この日から約1年間の主日のミサでの福音は、主としてマタイによる福音書から朗読されるのです。(註:典礼暦の始まりである待降節第1主日は、移動祝日ですので、その年から次の年までの典礼暦年は正確に1年ではありません。そのため約1年という表現を使います。)
この典礼暦の約1年間はサイクルがあり、「待降節」などの「季節」以外に、「年間」と呼ばれる期間を定められたようにめぐっていきます。 「季節」には、待降節、降誕節、四旬節、そして聖なる過越の3日間と復活節があり、「待降節」→「主の降誕」→「降誕節」→「年間」→「四旬節」→「聖なる過越の3日間」→「復活節」→「年間」→「待降節」というサイクルを繰り返していきます。