リニア彗星 C/2001A2

リニア彗星C/2001A2が3月末に急増光しました。3月中旬に発表された予報光度より 4〜5等近く明るくなっています。望遠鏡では中心が星に分離しない球状星団のように 見えました。写真では強い中央集光が見られますが、眼視では中央集光が強いようには 感じませんでした。月明かりの中の撮影でしたので写真は大分カブリが生じています。 この日の彗星の光度は約8.2等級と見積もりました。月明かり下での見積もりですので 実際にはもう少し明るいのかもしれません。この彗星は近日点通過の5月24日にむけて 日本からは一時観測が出来なくなりますが、6月下旬から観測可能になり地球最接近 (地心距離0.244AU)となる7月1日頃には明け方の東天高度30度以上まで 上がり、観測条件も非常に良くなります。ひょっとすると肉眼彗星に大化けするかも しれません。近日点距離q=0.779035AUですので、今後の動向に要注意です。

撮影日:2001年3月31日19時38分より15分露出
カメラ:PENTAX KX
レンズ:TAKAHASHI FS128(レデュ−サー使用F6.0)
フィルム:FUJICHROME PROVIA 400F
撮影地:静岡県秋葉神社第一駐車場