1999年11月〜2001年12月
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2001年12月14/15日<ふたご座流星群>
 ふくろうの会のメンバーと愛知県南知多町山海の桜公園近くにて、毎年の一年を締めくくる「ふたご座流星群」を観測してきました。
 観測結果は、ふくろうの会HPの「2001ふたご座流星群」のページに掲載しました。

2001年12月7日<大府市吉田公民館 親子星空教室>
 大府市吉田公民館にて、9組(約30名)の小学校4〜6年生と父兄を対象とした星空教室に講師として行ってきました。
 清里で撮影したしし群のビデオを上映し、とても盛り上がりました。その時の様子は、ふくろうの会HPの「大府市吉田公民館 親子星空教室」に掲載してあります。

2001年11月24日<ふくろうの会 忘年会>
 2001年ふくろうの会忘年会が、半田の「田丸亭」にて、とりおこなわれました。
 今年は、「しし座流星雨」直後ということで、皆さん自慢の写真を持ち寄り、大いに盛り上がりました。
 また、お楽しみの銘酒は、「森伊造 極上の一滴」、「百年の孤独」といったプレミア物や、「久保田の千寿」などで、これまた大いに盛り上がりました。

2001年11月17日〜19日<しし座流星群 遠征観測>
 ふくろうの会のメンバーと清里のペンションスケッチブックにてしし座流星群の観測をしてきました。
 絶好の快晴に恵まれ、アッシャー博士の予報も的中し、すばらしい流星雨に出会えることができました。
 流星群の観測結果は、「しし座流星群」のページに、
 その他、お楽しみ旅行記は、「しし座流星群観測記」に掲載しました。
 また、ふくろうの会HPの「2001しし座流星群」のページには、仲間が各地で観測した流星の画像や音声付の動画も掲載しています。

2001年10月8日<土星食、遠征観測>
 ふくろうの会の田口氏、杉本氏と能登半島まで土星食の観測に行って来ました。
 7日9時に知多半島東浦IC前のコンビニに集合、機材を積みなおして車2台で出発。知多半島道路→名古屋高速→名神高速→北陸自動車道→能登道路のルートで片道ほぼ6時間、往復の全走行距離は約760kmでした。
 観測地は能登道路終点の穴水町でした。初めは非常に気になる天候でしたが、なんとか薄雲を通してですが、土星食の全行程を観測することができました。詳しくはこちらをご覧ください。

2001年9月15日〜16日<ふくろうの会合宿 スターフォーレスト御園>
 愛知県北設楽郡東栄町にある「スターフォーレスト御園」に行って来ました。
 仕事の関係で、遅れて参加したため、バーベキュー大会は参加できませんでしたが、プラネタリウム鑑賞、60cm反射望遠鏡と屋外観測所の30cm反射望遠鏡での観望会を楽しんできました。
 また、帰りには、高校生時代に数回お邪魔した「御園天文科学センター跡」にも立ち寄って来ました。
 合宿の様子は、こちらに詳しく掲載しています。ぜひご覧ください。

2001年8月17日〜19日<乗鞍岳>
 ふくろうの会の杉本氏、田口氏と一緒に行ってきました。
 ふくろうの会オートガイダーズ全員集合のはずでしたが、3号こと河合氏は所用で不参加でした。
 17日は途中までよく晴れていたのですが、夜半前の早い時間に曇ってしまいました。しかし、翌朝には雲が下界に降り、すばらしい雲海からのご来光を魔王岳から拝むことができました。
 18日は宵から翌朝まで快晴で、やや透明度が落ちてはいましたが、それでもすばらしい天の川や時折流れる流れ星を堪能することができました。また、オートガイダーでの撮影もこなし、その結果はこちらに掲載してあります。
 今年、初めて2泊しましたが、風呂さえあれば何泊でもしたいすばらしい場所です。なんといっても真夏に凍えるほどの寒さ(19日未明に6.1℃でした)が味わえるのはここだけです。

2001年8月16日<木星食>
 夜半過ぎの午前3時ころ、月齢26の月に木星が隠される、「木星食」が起こりました。
 自宅から5分ほど自動車で走っ、東の方角が開けた農道で観測しようと、午前1時半ころ現地へ向かいました。しかし、天候は悪く、2時半ころにはポツリポツリと雨が降り出してしまい、残念ながら観測をあきらめ帰宅しました。
 自宅でインターネット中継で潜入を見ましたが、後日、TVで見た美しい映像にさらに悔しさが増してしまいました。次回のチャンスは2034年10月26日、33年後です。
 

2001年7月5日<部分月食>
 日本全国で月の北半分が隠される部分月食がおきました。しかし、夕方までは良く晴れていたのに、夜になると全天が雲に覆われ、早々に観測をあきらめてしまいました。
 いったんはあきらめたものの、やはり未練があり、自宅前の道路で薄明るい雲を眺めていると、すこし雲の薄い部分がやってきて、欠け始めた月を見ることができました。これはと思い、急いで簡単な機材を用意し外に出ると、なんとポツリポツリと雨が降り出してしまいました。
 機材を玄関におき、インターネット中継を見ようとしましたが、どうも全国的に悪天候のようで中継は行なわれていませんでした。
 せめて最大食付近でもと思い、再び外へ出ると、今度は薄雲を通してですが結構長い時間の雲の切れ間があり、なんとか撮影することができました。
 あまり良い画像ではありませんが、こちらに掲載しましたのでご覧下さい。

2001年6月23日〜24日<半田空の科学館 天文工作教室>
 コルキットの10cm反射望遠鏡を作る、「天文工作教室」が開催されました。
 かつては、小学生中〜高学年を対象に、コルキット4cm屈折望遠鏡の製作を指導してきましたが、2年前から主に中学生を対象にコルキットKT−10(10cm反射ドブソニアン望遠j鏡)の製作を指導しています。私自身は2回目の指導となる3年目の今年は小学生中心の応募で指導は大変でしたが、完成の喜びを共に楽しむことができました。
 また、来年度は、もう少し値ごろな、5cm屈折望遠鏡を計画しているそうです。
 こちらのページにに製作過程を順に追いながら、今回の「天文工作教室」を紹介していきます。ご覧下さい。

2001年5月25日〜27日<しらびそ高原>
 ふくろうの会のメンバー4人と、長野県下伊那郡上村のしらびそ高原へ行って来ました。
25日(金)の夜は、何とか晴れて、星空そして、夏の天の川を見ることができました。しかし、しらびそ本来の空ではなく、ガスが多いため低空は星がかくれ、天頂付近でも5等台がぎりぎり、南知多町山海の好条件の時と同程度の見え味でした。
 それでも、ビクセンオートガイダーによる直焦点撮影を試みたのですが、なんと思いもよらぬ事故が発生し、たった一こまでリタイヤとなってしまいました。その事故の内容を以下に報告します。
 @元電源に商用電源を使用し、無線用安定化電源を調整して12Vを供給していました。この安定化電源を夜露から保護するつもりでケースに入れておいたところ、放熱が不足し、パワートランジスタがダウンしてしまいました。これが、二コマ目の最中に発生しました。
 Aメンバーの一人が使用していた別の安定化電源を借り(この時、そのメンバーは別の理由でリタイヤしていました)、これから電源を供給しようとして、勘違いから逆接してしまいました。
 B電源を逆接したことにより、モニターに6Vを供給している三端子レギュレーターが火花と音を発して、見事にはじけてしまいました。
 Cニッパーでこの三端子の足を切り、回路から離し、モニターは乾電池で作動させ、再度、撮影準備に入りました。ところが、AGAの設定中、赤緯方向のテストがちっとも終了しないのに気づき、AGAを中断し、コントロラーの作動をチェックしたところ、コントロラーの赤緯方向が故障していました。
 Dおまけに、最初の一コマ目は、ピンボケでした。
 以上の通り、今回は全くの成果なしで終わってしまいました。
 しかし、仲間との撮影ツアーでは楽しいこともありました。旅行記についてはこちらを、オートガイドについてはこちらをごらんください。画像付で紹介しています。

 <山荘の管理人が交代>
 しらびそ山荘の時代から大変お世話になっていた「黒川管理人」が昨シーズンをもって引退されていました。十年近くのお付き合いでしたので大変さびしくなりました。
 新しい管理人は「小森支配人」です。年齢的に、前の黒川管理人ほどの風格はまだですが、とても優しく、温かみを感じさせる方でした。

2001年4月29日<アイベルツアー>
 ふくろうの会のメンバーと、三重県津市にある「テレスコーペセンター アイベル」へ行ってきました。ふくろうの会では、今年11月のしし座流星群を高感度CCDで撮影しようと計画していて、そのための機材を購入したのです。
 そして、自分の購入品は、以下の3点で、いずれも、操作性を向上させるためのパーツです。
 @ボーグ、6×30ファインダー
 Aボーグ、金属鏡筒→ターレットアダプター
 Bビクセン、クラッチ用ノブ
 これらを、次回のしらびそまでに準備し、テストする予定です。

 また、アイベルさんでは、最近HPを立ち上げ、個人HPのリンクを依頼されました。ふくろうの会HPはすでにリンクされているので、個人のまでどうかと思いましたが、結局リンクしていただくこととなりました。

2001年4月27日<ビクセンオートガイダー続第4回テスト撮影
 先週に続いて、テスト撮影です。場所は同じ、いつものビニールハウス横です。
 今回の天候は、ほぼ無風、それほど寒くもなく、適当な透明度で好条件でした。
 しかし、極軸を合わせようとした時、「あれ!これ以上極軸が回らない!」
 そう、ビクセン赤道儀の泣き所。
 それは、極軸望遠鏡のパターンを合わせるため、赤経軸を回さなければならないことです。
 通常の使い方なら、鏡筒が三脚に当たることはないのですが、ガイドプレートに載せた状態では、鏡筒側が下になると、すぐに三脚にぶつかってしまいます。今回は、ちょうどこの時角にあたってしまい、正確な極軸合わせができませんでした。
 つまり、この春の時期は、極軸合わせができないのです。「春は撮るな!と言う事か?」
 これは、設計上の問題なのでしかたありませんが、撮影結果にもろに現れてしまいました。ガイド中もAGAのLEDが赤緯方向に偏って点灯しており、「おかしいなあ?」とは思っていましたが...。
 次回は、5月25日からしらびそへ行く予定です。それまでに、赤緯体をひっくり返して付け直しておこうと思います。

2001年4月22日<ビクセンオートガイダー第4回テスト撮影
 久しぶり、約2ケ月ぶりのテスト撮影です。
 場所は、南知多町山海、いつものビニールハウス横です。
 天候は北風が強く、やや寒いぐらいを気温。普通なら、透明度が良いはずなのに、やはり春は透明度が悪い。
 写野はレグルスを中心にして、ガイド星をレグルスとデネボラでテスト撮影。
 今回は極軸がよほど合っていたらしく、AGAの中心を示す緑色のLEDが頻繁に点灯する状況でした。結果も、良好で、ガイド星にデネボラを使用して30分露出しても、ガイドエラーは認められませんでした。

2001年3月4日<極軸望遠鏡の調整
 ビクセンオートガイダーAGA−1によるガイド不良の原因として、『極軸が正確に合わないのは、極軸望遠鏡がズレているから』ではないかと推測し、調整を試みることにしました。
 ビクセンの取り扱い説明書を読みながら、GPDの極軸望遠鏡を試してみましたが、ほとんど極軸望遠鏡にズレはなく、ほぼ正確に調整された状態でした。「極軸望遠鏡を調整すれば、もっとマシな写真が撮れるのでは ・ ・ ・ 」と期待しましたが、失敗の原因はそうではありませんでした。

2001年2月24日<ビクセンオートガイダー第3回テスト撮影
 ついにビクセンAGA−1一式が揃ってしまいました。そこで、自主改造した部分も含め、正常に動作するかのチェック、およびさらなる長時間露出への挑戦を行なうため、「いつもの場所」南知多町山海桜公園付近のビニールハウス横へ行ってきました。
 同行者は田口さん、杉本さん、そして、HPで知り合ったしょうせいさんでした。杉本さんは早々とヘリコイド故障で脱落、新兵器ワテックのCCDカメラで遊んでいました。私と田口さんは順調にテスト撮影をこなし、合間にしょうせいさんが持ってきたニンジャ400ドブソニアンでスカイウォーカーを堪能しました。40cmあると山海の空でもすごく見えることを体験し、欲しくなってしまいましたが、なにしろデカイ、高いでとても手が出ません。
 さて、テスト撮影の結果ですが、ガイドエラーが4/5で、今ひとつでしたが、貴重なデータが得られました。詳しくは「オートガイド」のページに掲載してあります。ぜひ、ご覧下さい。

2001年1月16日、17日<太陽柱(サン ピラー)を観察
 「太陽柱(サン ピラー)」とは、大気中の氷の結晶が太陽光を反射して、空に光の柱が観察される現象です。この太陽柱は寒さの厳しい日の朝や夕暮れにまれに見られ、国内では北海道では観察されるが、中部地方では珍しいそうです。
 その珍しい現象が2001年1月16日と17日の朝、二日続けて観察され、それを私の父・石川三雄が見事、写真に捉えました。
 16日、名古屋の最低気温は−2.8℃とこの冬一番の冷え込み、そして17日は−0.6℃でした。しかし、知多地方では17日の朝の方が冷え込みが激しく、普段はめったに凍らない池までも、しっかりと氷が張っていました。そして、この17日の朝には、これまで見たことないほど実に見事な太陽柱が観察されたのでした。
 私は、会社への出勤途中、車から眺めていましたが、父は昨年の2月17日に太陽柱を初めて観察して以来、撮影のチャンスを狙っており、ついにその姿をカメラに収めることに成功したのです。その時の画像を、「星空撮影隊」に掲載したのでこちらをご覧下さい。

2001年1月14日<ビクセン・AGA用専用ケース作成
 いよいよ、ビクセンAGA購入を睨んで、動き出しました。
 まず、借用中のAGAセットを利用して、専用のキャリングケースを作成しました。ケーブル類の接続の手間を省くため、いろいろと工夫をしてみました。詳しくは、こちらをご覧下さい。
 また、DD−1コントローラーの改造も一気に済ませてしまい、久し振りのケース加工や電気配線を楽しんでしまいました。

2001年1月11日<オートガイドAD 2回目テスト撮影結果>
 昨年12月23日に撮影した、ビクセン オートガイドアダプターの2回目テスト撮影結果を「星空撮影隊」に掲載しました。
 今回の撮影では、なんとか点に写すことができ、光明が見えてきました。

2001年1月10日<21世紀最初の皆既月食>
 天気予報では絶望的。すっかり諦めて寝たものの、午前5時20分頃に目がさめました。
 インターネットの中継でも見ようと、パソコンを立ち上げ、トイレに行ったついでに玄関を出て空を見上げるとビックリ、真正面に皆既中の月が飛び込んできました。
 大慌てでカメラに望遠レンズを装着し、玄関に置きっぱなしの三脚に載せ、玄関を出たところで数枚を撮影しました。
 とにかく着替えて車に乗り、予定していた自宅近くの高台(通称:タンク山)へ向かいました。
 しかし、観測地へ向かう途中は、時々雲の切れ間に見えていた月が、現地についてからは結局一度も完全な姿を見せることはありませんでした。
 今回の皆既月食は、全国的な悪天候にもかかわらず、ほんのわずかな雲の切れ間から、しかも自宅で見ることができるという幸運に恵まれました。
 次の皆既月食は2004年5月4日です。それまで、赤銅色の月を見ることはできません。
 皆既中の月の画像を「星空撮影隊」に掲載しました。こちらをご覧下さい。

2001年1月3日<四分儀座流星群観測会&新年会>
 恒例の四分儀座流星観測会&新年会に行って来ました。
 予定では南知多町のH邸に22時集合でしたが、、天文年鑑によると極大時刻は21時。これでは、見逃してしまうと、暇な仲間5名は19時過ぎにいつもの牛糞広場に集合して21時50分までの約2時間観測しました。牛糞広場とは、畑の脇にある広場で、たいていは牛糞が広げてあるのでこう呼んでいます。この場所は、地形的に風がさえぎられ、車を数台駐車するスペースもあるので、強烈に匂わなければ時々は利用している観測場所です。
 しかし、観測の結果は、たったの1個。HR=0.5という散々な目にあいました。とりあえず、いくつかの流星を観測しておいて、あとは存分に飲もうと思っていたのに・・・。おまけに、風はおもいっきり冷たかったし・・・。

 新年会は風邪で欠席3名。結局、6名がH邸に上がりこみ、宴会です。酒は、関谷醸造で最高の『吟』。これは、うまい!!。時々、交代で外に出ては空を見上げた結果、去年を上回る、合計9個の流星を観測しました。
 予定していた写真撮影はしなかったため、残ったフィルムは、1月10日の月食へ持ち越しとなりました。

 <観測結果>

No. 時刻

観測者

20:46 Tagu
25:33 Ishi、Tama
25:52 Kawa、Sat
26:00 Haya
26:05 Haya、Sat
26:08 Sugi、Haya、Sat
26:41 Ishi、Sat
27:13 Kawa
28:08 Tama

2001年1月1日<21世紀の初日の出
 昨夜からの強風と厚い雲のため、新世紀の初日の出は難しい状況でした。
 それでも、家族で、昨年と同じ、自宅近くの場所へ見に行きましたが、雲や強風、それにかなりの冷え込みのせいか見物人は昨年の半分もいませんでした。
 しかし、日の出の時刻が迫るにつれ東の空から晴れ間が広がり、さらに風も急に弱まって、穏やかな初日の出を拝むことができました。
 そして、朝日に「今年一年も、天候に恵まれ、星空や天文現象を楽しめますように」とお願いしました。

2000年12月23日<半田空の科学館・大観望会&納会観望会>
 半田空の科学館にて今年最後の観望会が開催されました。ふくろうの会の会員が持参した望遠鏡8台と、ふくろう望遠鏡(32cmドブソニアン)の合計9台を駐車場にならべ、木星、ガリレオ衛星、土星、金星、二重星団hx、アンドロメダγ、アルビレオ、M31、プレアデスの観望を行ないました。
 私は、C11を持ち込み、二重星団hxの担当でした。LPS−P1フィルターのテストもと思い、ボーグの接眼パーツで取り付けてみました。しかし、正立プリズムを使用するとピントの出ない事が判明。シュミカセ接眼部からの変換リング全体を短くする必要がありました。
 さて、観望会は快晴に恵まれ、多くの方に楽しんでいただけましたが、途中、曇ったかと思ったらすぐに雨が降り出し、大慌てで撤収。撤収終了と同時ぐらいにひどい降りになってしまいました。こんな観望会は初めての体験でした。

 大観望会終了後、仲間と南知多町山海のいつもの場所で、納会を兼ねた観望会&撮影会を行ないました。
 雨はすぐに上がったものの、ベタ曇りの状態が夜半まで続きました。しかし、やがて雲が切れ始め、午前0時を回る頃には快晴となりました。風は強いが透明度が良く、今年最後の星見には最高の条件でした。
 まず、GPDにC11を搭載し、あらためてLPS−P1の眼視テストを行ないました。M42で見比べたところ、フィルターなしに比べ、星雲の輪郭部分やすじ状模様、暗黒帯とのコントラストが上がりシャープに見えました。しかし、アトムUとも比較したところ、アトムUの方がより効果が感じられました。LPS-P1の眼視効果は、認められるものの期待したほどではなく、やはり眼視専用のフィルターの方が良さそうです。
 次に、協栄産業から購入したプレートを初使用して、写真鏡にボーグ100ED、ガイド鏡にボーグ76を搭載。再び借り物のAGA-1を使用しての写真撮影を行ないました。ガイド鏡はバランスのためファインダーはなし、主鏡にはLPS-P1を装着、今回は慎重に極軸調整を行ないました。ガイド星はファインダーなしでも導入に特に苦労はなかったのですが、強風でガイド星がゆれ、モニターでもはっきりとずれているのがわかります。最後には、ガイド星が無いのにエラーも出ずにガイドを続けていました。きっと写真は失敗です。次回、1月3日の四分儀座流星群でフィルムの残りを撮影してから現像しようと思います。

2000年12月13日<フィルターの分光透過光度測定>
 手持ちのフィルターについて、日本分光(株)製・スペクトロフォトメーターで分光透過光度測定をしてみました。
 なかなか、おもしろい結果が得られ、他のも測定したくなってしまいました。測定の結果は、こちらの「光害カットフィルター」のページをご覧下さい。

2000年12月 9日<LPS−P1フィルター入荷
 やっとLPS−P1フィルターが入荷しました。
 LPS−P1フィルターは、主な光害の元である水銀灯の輝線スペクトルのみをカットする薄膜干渉フィルターです。従来の光害カットフィルターとは違い、透過するバンドが広く、カラーバランスの崩れにくいのが特徴だそうです。
 今回、協栄産業東京店から納入されたのは、販売元「有限会社アイキャスエンタープライズ IDAS事業部」、製造元「株式会社アヒコファインテック」で、分光光度計の測定結果が添付されていました。出荷検査成績書のつもりでしょうか?ロット番号は000731E6、測定日は00年8月3日でした。
 さっそくボーグ76の接眼部に取り付け、眼視観察してみました。
 以前、覗いた事のある別の光害カットフィルターでは、「視野が全体に暗くなり、見にくいけど良く見ると、対象天体はくっきり見えている」、そんな印象でした。
 しかし、このフィルターは透過光量が多いためか、背景が少し暗くなる程度で、観察しやすいのですが、星と背景のコントラストもやや向上した程度で、明確な効果は感じられませんでした。月明かりが良くなかったのでしょうか?
 次回は、月の無い時に、C11に装着して観察してみようと思います。
 LPS−P1フィルターのボーグ接眼部への接続方法と、分光光度測定結果をこちらに掲載しておきました。

2000年12月 2日<東海市立横須賀小学校・星空観察会>
 東海市の横須賀小学校にて6年生とその保護者を対象とした星空観察会がありました。ふくろうの会から派遣された講師は、私も含めて5名。5台の望遠鏡を校庭に用意して、月、金星、木星、土星の観察を行ないました。
 雲の流れる状況で、金星は残念ながら見ることのできなかった人が半分以上出てしまいましたが、月、木星、土星については全員観察することができました。私は,BORG100EDにビクセンのズームアイピースを使用して、月の全体を観察してもらいました。
 観察者は、6年生60名とその保護者および兄弟で、合計150名以上。5台の望遠鏡でも長い行列ができ、ゆっくりと解説を聞いてもらうわけには行きませんでした。おまけに、あいかわらず私のGPD赤道儀は赤緯モーターが不調です。音ばかりうるさくて、きちんと動いてくれません。買い替えかなあ。

2000年11月25日<ふくろうの会・忘年会>
 半田の「田丸亭」でふくろうの会の忘年会がありました。
 本日のお楽しみは、幻の焼酎『森伊蔵』と『100年の孤独』。
 まさか、半田でこれが飲めるとは思いませんでした。
 来年は、『魔王』ともう一つは名前を忘れましたが、青いビンで、今年は4本注文して2本しか入荷しなかったものがあるそうです。でも、来年入荷するかどうかはわかりません。

2000年11月24日<大府吉田公民館・親子星空教室>
 会社を定時であがり、大府吉田公民館で行なわれた、親子星空教室へ行って来ました。
 ふくろうの会から派遣された講師は、私とAさんの二名。まず、Aさんが星座早見盤の説明と今夜見る天体のスライドを使った解説を行ない、続いて私が7月16日の月食のスライドを上映しました。
 その後、外に出て、3台の小型望遠鏡を使って、木星、土星、スバル、オリオン大星雲などを観察してもらいました。
 星空教室終了後、近くの喫茶店でAさんと中学生用の理科の副教材で使用する星空の写真について打ち合わせ。「知多半島の風景と星空」をテーマに、子どもたちの身近な風景と星空を写真で紹介する企画について、最近Aさんが撮影したと言う写真を見せてもらいました。
 結局、「子どもが見てわかりやすい写真を撮るというのは、これまで撮影してきた天体写真とはジャンルが異なり、なかなか難しい」という事となりました。
 帰宅して車を降りると、空に冬の大三角がきれいに見えていたので急いで機材を積み込み、先ほどの話し合いを思い出しながら撮影してみました。画像は、「星空の風景」に掲載しておきましたのでご覧下さい。

2000年11月19日<しし座流星群>
 早起きして、自宅近くで少しだけ観測してきました。月はしし座の大鎌のすぐ東に移動し、その明るさも衰えていました。また、透明度が昨日同様に良く、自宅近くでも4等星まで見えていました。しかも、快晴で風も少しでした。
 しかし、4時5分から30分間空を眺めていても1個しか飛ばず、もうあきらめて帰りました。昨年は極大日2日後でもけっこう見えていたことを思うと、今年はやはり少ないようです。これもアッシャー博士の予報通りとすると、来年は流星嵐が期待できます。

2000年11月17日〜18日<しし座流星群>
 ふくろうの会のメンバーと南知多町山海の桜公園付近でしし座流星群の観測を行なってきました。最近入会した会員の歓迎会を兼ねた観測会を行なう予定でしたが、夜半過ぎまでは曇りの天気予報だったため、これは中止となりました。しかし、有志メンバーと家族、9名が集まりにぎやかにやってきました。
 天候が回復するまで他のメンバーは、最近購入した機材の試験をしたり、人の機材を借りてどのパーツが合い、どれを購入すべきかを検討したり、あるいは、おでん、おしるこ、ビール、ウイスキー、看板娘でちょっとした宴会をしたりしていました。
 夜半過ぎ、1時ごろから雲が切れ始め、1時30分から観測態勢に入りました。下弦の月がしし座の大鎌すぐ西にあってかなり明るかったのですが、空気の透明度が良く、しし座の大鎌の星は楽に確認できたし、月から離れた場所では4等星も見えていました。ただ完全な快晴とはならず、雲の通過の多い状況でした。雲の高さや流れから、局所的に発生した雲が頭上を通過しているようでした。
 5時30分まで4時間の観測でしし群の流星を28個観測し、特に4時台に多く観測できました。しかし、今年のしし群は、数が少なく、しかも明るい大きなものが無いという印象でした。
 ≪観測結果≫
1h30m〜2h00m
2h00m〜2h30m
2h30m〜3h00m
3h00m〜3h30m
3h30m〜4h00m
4h00m〜4h30m
4h30m〜5h00m
5h00m〜5h30m
ふくろうの会HP』に観測結果のグラフと流星の写真があります。ご覧下さい。

2000年11月04日<オートガイドアダプターの結果>
 やっと、しらびそでの写真が出来上がりました。しかし、結果は見事な失敗。原因は極軸が合っていないという超基本的失敗でした。
 結果は、こちらのページに失敗写真と共に掲載しておきました。ご覧下さい。

2000年10月27日〜29日<しらびそ高原>
 ふくろうの会のS氏、H氏、T氏と4人で、半年振りにしらびそへ行って来ました。今回の目的は、以下の3点でした。
 @K氏から借用したビクセン・オートガイドアダプターによるテスト撮影
 A「おんびら」の「松茸そば」を食べること。
 B「大牧酒店」で予約注文限定醸造の「春田打 しぼりたて生原酒」を注文すること。
 上記3点については、それぞれのページをご覧ください。画像を掲載しておきました。
 また、撮影した星の写真はデジタルCDを依頼したため、一週間後のあがりです。あまり自信はありませんが楽しみです。

2000年10月14日<宵の明星
 最近、週末は天気の悪い日が続いていましたが、今日はすばらしい天気でした。日差しは強いが、空気が乾燥して実に気持ちの良い秋空で、夕方には透明度のすばらしい夕陽と夕焼けを見ることができました。
 そんな夕焼け空にきらきら輝く宵の明星を見つけました。
 今日は、半田空の科学館で「天体写真撮影教室」が行なわれたため、そこへ向かう途中、自宅近くにてデジカメで撮影してみました。デジカメは自動露出でしたので、空に向かってストロボを発光してしまいました。そのため、露出が心配でしたが見事に写っていました。画像を「星空撮影隊」に掲載したのでご覧下さい。

2000年 9月23日〜24日<ふくろうの会・合宿>
 ふくろうの会のメンバーと知多半島の南、三河湾国定公園に浮かぶ「篠島(しのじま)」へ合宿に行って来ました。
 知多半島の先端、師崎(もろざき)から海上タクシーで5分。激しく降る雨の中、荒れる海を渡って行きましたが、結局、明け方まで雨は降り続き、しかも大雨警報まで出る始末(先週、記録的な大雨で知多地方にも大きな被害が出たところでした)。
 知多半島から篠島へ単身赴任している方によると、「南知多よりも、さらに空が暗く、星が良く見える」とのことでしたが、今回は残念ながら見ることはできませんでした。
 しかし、宿泊した「高峰荘」では、新鮮な海の幸満載のお料理で、楽しく会員同士の懇親を深めることができました。合宿の様子は、こちらをごらん下さい。

2000年 9月 4日<フジカラー デジタルフォトCD>
 やっと乗鞍で撮影した写真が出来上がって来ました。会社に来る写真屋に依頼してちょうど一週間、正確には中四日で仕上がるそうですが、会社が土日休みのため、月曜に出すと、翌週の月曜に仕上がってきます。
 まず、同時プリントを見てちょっとがっかり。あまり天の川が写っていませんでした。しかし、フォトCDをパソコンで見ると、同時プリントとは大違い。明るく、鮮やかに天の川が写っていました。しかし、1536×1024ピクセルでは少々ザラツキが出るため、ガンマ値や明るさをいじってやや暗めとし、目立ちにくいようにして「星空撮影隊」のページに掲載しました。
 フォトCDがこれほどきれいな画像でできてくるとは思いませんでした、A4に印刷するとザラツキが目立ちましたが、HPで使用する分には申し分ない品質と思います。ヘタな同時プリントはいらないほどですが、同時プリントを見せないとCDを作ってくれないそうで困ったものです。
 フォトCDのそのままの画像もここをクリックすると見ることができます。しかし、700kB以上あるので覚悟してください。

2000年 8月26日〜27日<乗鞍岳> 
 ふくろうの会のK氏、T氏と3人で、夏休み恒例の「乗鞍詣出」へ行って来ました。ルートは、知多半島⇒県道、R155⇒刈谷市⇒知立市⇒豊田市、R419⇒藤岡町⇒小原村⇒岐阜県瑞浪市、R363(途中、県道)⇒山岡町⇒岩村町、R257⇒恵那市、R19⇒中津川市⇒長野県山口村⇒南木曾町⇒大桑村⇒上松町⇒日義村⇒木祖村、R19から県道へ⇒奈川村⇒安曇村、途中R158経由して県道乗鞍線⇒乗鞍岳と全て下道のエコノミールートです。
 出発8時45分、途中で色々寄り道しながらでしたので、乗鞍岳の鶴ケ池駐車場到着は17時過ぎでした。県道乗鞍線のゲート封鎖は18時なので少々ぎりぎりでした。途中で立ち寄った「いつもの店」は後日「お気に入り『いつもの店2』」として掲載する予定です。
 駐車場に到着すると既に前日から泊まり込みの天文マニアが多数おり、大きな望遠鏡が置いてありました。特に鶴ケ池駐車場のポールポジション(南西角)には高級な機材が並んでおり、我々の機材は貧弱すぎて恥ずかしくて出せません。まず、駐車スペース2台分の場所取りをし、到着の無事を祝ってビールで乾杯。暗くなる前に夕食を済ませました。その時の天候はまだ曇っていましたが(山頂付近だけ雲に覆われていた)、晴れてから組み立てていては懐中電灯の明かりで他の人に迷惑をかけるので取りあえず機材を組み立て、ビニール袋をかぶせておきました。日が落ち、薄明も終わるころはかなり気温が冷えてきます、防寒着を着込み天候の回復を待っていると20時ごろから雲が切れ始め、夏の天の川が見え始めました。K氏にとっては3度目の乗鞍で初めての(前回は一晩中雨、前々回は1コマのみで曇った)、T氏は乗鞍デビュー戦の、私も4年ぶりの乗鞍で見る星空です。20時30分ころから撮影を開始し、途中、ガスの通過もありましたが快調に撮影は進みました。周りでもフィルム吸引のポンプや中には発電機(環境保護の観点からすると発電機の使用は良くないと思いますが...)の音も(うるさく)響いていました。結局、北東方面で一晩中雷光がありましたが、03時の撤収(03時に乗鞍スカイラインのゲートが開き、御来光を見る観光客が上がって来るため、機材を片付け駐車スペースを空けなければならない)まで快晴が続き、夏から秋の星空を十分に楽しむことができました。また、流れ星を20個ほど見ることができ、中には痕の残る大きなものもありました。
 私の場合、撮影は主に広角レンズで星座を中心に、それもせっかく山が見えているのでコロナ観測所や山の稜線をいれた低空の構図で撮影していました。しかし、たまたま両側の方が知り合い同士だったらしく、我々の機材の間を通ったり、写野の方向で集まって話していたり、突然、懐中電灯をつけたりとマナーが悪くていやな思いをしました。ここでは主に直焦点撮影が多いとはいえ、機材の周りにはどんな配線があるかもわかりません、普通、他人の機材の近くへは寄らないのが常識だと思うのですが...。おまけにこっちは広角レンズなのでひやひやです。往々にしてグループで来ている人たちは、周りの人が見えず、自分勝手になる傾向にあります。自分自身も振り返って注意しましょう。
 今回の主な目的の「BORG100EDのファーストライト」は、乗鞍出発の前日に「ビクセンLVズームアイピース」が「アイベル」から送られてきて、なんとか機材が揃いました。この機材で観察した天体は、「M1、6,7,8、11、13、15、16、17、20、22、23、30、31、33、36、37、38、45、57、81、82、101、hx、NGC253、7293、木星、土星など」でした。さすがに口径10cmの光量とEDのシャープさで球状星団をきれいに分解し、星雲も良く見えました。C11+ナグラー13mmの迫力にはかないませんが十分満足できる結果でした。
 翌朝、いつもならゲートの開く7時には下山するのですが、たまたま自転車レースがあり12時30分まで道路封鎖でした、しかたないので魔王岳に登ったりして時間を潰していましたがおかげで大渋滞にはまり家に着いたのは22時近くでした。写真は翌日、写真屋に出し、今回初めてCDサービスを依頼することにしました。天体写真がどんな風に仕上がって来るのか楽しみです。写真ができあがったらHPに掲載する予定です。
 さて、先日の新聞発表によると2003年に乗鞍スカイラインは無料となるそうです。そのため、観光客の自家用車増加による環境への影響を懸念し、上高地と同じくマイカー規制が行なわれることになりそうです。そうすると機材の運搬ができませんので乗鞍での星見も残すこと3年。あと3回しか来れないわけです。ここにいる大勢の天文マニアはどこへ行くのでしょう。やはり「しらびそ」でしょうか。ちょっと心配です。

2000年 8月19日<テレスコープセンター・アイベル
 ふくろうの会の仲間と三重県津市にある望遠鏡ショップ「テレスコープセンター・アイベル」へ行ってきました。
 今回の獲物は、「BORG100ED金属鏡筒」です。天文雑誌の広告では二級品となっていました。二級品とは、「レンズの汚れ、キズ、ホコリ」などのある製品のことですが、BORGのHPによるとレンズは全て中川氏の検査済みで、メーカー保証もあります。ですから安心して購入できるし、BORGのダイレクト価格と同じ値段です。
 他にも「鏡筒バンド、アリガタプレート、変換リング2種、ビクセンのLVズームアイピース」を購入しました。一緒に行った仲間も、「ビクセンのオートガイダーとCCDカメラ、中古の300mm望遠レンズ、ツアイスの双眼鏡アダプターや掘り出し物のパーツ等」を買い込んでいました。
 また、現在の店長(前の店長は辞めたそうです)は、某A社東京店(横浜店だったか?)でトミーの中川氏とご一緒だったそうです。
 来週、アイベルは店を閉めて、胎内の星祭りへ行くそうです。我々は、乗鞍岳へ星見に行く予定ですが、そこでBORG100ED+LVズームのファーストライトをするつもりです。

2000年 7月22日<1999S4リニア彗星
 リニア彗星は、地球最接近間近。西の空に夕方見えるようになりました。リニア彗星を見るにはもっとも好条件のはずです。
 観測地は、「くじら座μ星の接触観測」をした愛知県常滑市・常滑港としました。北から西向きに南へと約180度が海に開け、観測しやすいだろうと考えてのことでした。そして、確かに、ここは視界がよく、半分が海に面しているため空は暗いのですが、道路照明が明るく、直接目に照明が入るため、暗いものを見るにはあまり適してはいませんでした。
 現地には19時頃到着、すぐに機材の組み立てを撮影開始。ツアイス8×56双眼鏡でははっきりと確認できましたが、カメラのファインダーでは見えませんでした。しかたなく付近の星から推測して構図を決め撮影しました。 結果は「星空撮影隊」にあります。しかし、残念ながらあまり写っていませんでした。

2000年 7月16日〜17日<20世紀最後の皆既月食
 前日夜は土砂降りの雨。それが、朝には上がり、午後には快晴となり、前日の天気予報では絶望的だったのが、日本全国でもっとも確率の高い地域となっていました。天気は悪いと前日までの予報を信じ、全く準備を進めていなかったので大慌てで機材を揃え、半田空の科学館へ向かいました。
 科学館では,午後7時から「ふくろうの会」の例会。午後8時30分から駐車場で「月食観望会」が市民開放で行なわれました。私は、科学館屋上観測所で写真展展示用の写真撮影を行ないました。
 空の状況は、皆既直後の数分間、流れ雲に隠された以外は完璧な快晴で、皆既中は天の川こそ見ることはできませんでしたが、さそり座、いて座、夏の大三角など、いつもの観望会の時以上に暗い星まで見え、天頂付近では4等級近い星まで確認できました。また、月のすぐ下にある小惑星ベスタは簡単に見つかりましたが、北の空にあるリニア彗星は名古屋からの光害がひどく、残念ながら確認にいたりませんでした。
 月食の写真は、「星空撮影隊」のページに掲載しました。また、「ふくろうの会ホームページ」でも「月食観望会」の様子を掲載する予定です。

2000年 7月 8日〜9日<1999S4リニア彗星>
 台風一過の快晴、しかも手ごろな風が吹き、湿気も少ないさわやかな天候で,自宅でも年に1度見えるかどうかの天の川が見えていました。忙しかったのですが、再び、南知多町桜公園付近(通称:ビニールハウス横)へ行って来ました。現地に到着したのは、9日午前1時。仲間のT氏はすでに来ていてセッティングを済ませたところでした。また、付近には、同業者と思われる方もいるようでした。
 現地での空の状況は、天頂での最微光星が5等級、天の川がカシオペアからいて座まではっきりと見えていました。風があり、やや肌寒く、おかげで蚊に悩まされることがありませんでした。
 午前1時ころ、ボーグ76(28倍)で推定位置を探すと、すぐに見つかりました。先週に比べ、かなり増光しているようにみえました。午前3時ころまで観測していましたが、移動も確認でき、10’ほどの尾もあるようでした。
 自宅で、ステラナビゲーターで付近の星の光度を調べ、光度を推定するとやはり8等台の様です。増光したと思ったのは、透明度が良かった影響の様でした。
 (「ふくろうの会ホームページ」のトピックスに画像があるのでご覧下さい。)

2000年 7月 1日〜2日<1999S4リニア彗星>
 明け方の空で増光しているはずの1999S4リニア彗星を見るため、愛知県南知多町のいつもの観測地(桜公園付近)へ行って来ました。
 久し振りの梅雨の晴れ間で快晴ではありましたが、とにかく湿気が多く、透明度は今ひとつ。また、夜露がひどく、カイロを持っていかなかったため、たびたびティッシュでレンズを拭く羽目になりました。天頂での最微光星は4等級、なんとか天の川が見えていました。
 リニアの高度が上がるのを待ち、2日午前2時50分ころ、ボーグ76(28倍)にて推定位置を探したところ、かすかにボンヤリとした光芒が確認できました。付近の星との比較では8等級台と思われます。 

2000年 6月 2日〜4日<しらびそ高原>
 仲間といっしょに、しらびそ高原へ行って来ました。しかし、晴れと晴れの合間にはまったようです。行くときは快晴だったのに、到着すると雲が張り、初日は全く星が見られませんでした。翌日は、午後から雷とともに土砂降りとなり最悪でしたが、夜半過ぎに晴れ間が少し広がり、天の川は見ることができました。でもすぐに曇ってしまい、結局、写真は1コマも撮れずに終わりました。
 最終日の朝は、お決まりの様に気持ちのよい天気でした。これが実に悔しいのですがしかたありません。次回は10月最終週に行く予定です。

2000年 5月21日<極大期の太陽黒点
 久しぶりに晴れた日曜日。太陽黒点を初めてデジタルカメラで撮影してみました。肉眼では大きな黒点と、さらに広がる半暗部。その周りに無数に散らばる小黒点がはっきりと確認できました。しかし、撮影してみると、ピントが分かりません。周りが明るすぎて液晶が見にくいのです。結局、適正露出もよくわからず、はっきりとは写りませんでした。

2000年 4月29日<極大期の太陽黒点
 この日は、アマチュア無線のALL JAコンテストの日。電波の伝播コンディションは今ひとつでしたが、極大が近づき大黒点が次々と出現している太陽にどんな黒点があるか見てみました。そうしたら、大きな2つの黒点があり、目玉の様にも見えました。

2000年 3月10日 <くじら座μ星の接食観測
 ふくろうの会のメンバーと知多半島西海岸の常滑市、常滑競艇場の駐車場にて観測してきました。
 水路部の予報を基に、南限線を地図上に求め、中心と北に100m、南に100mの三箇所でビデオ撮影による観測をしました。
 私は、中心から北に100mでの観測を担当し、C11(28cmシュミカセ)直焦点によるビデオ撮影を行いました。やや薄雲のかかる天気で、4.4等のμ星は見にくく、潜入したのか雲に隠れたのか、判断に悩むこともありましたが、ビデオから求めた潜入、出現時刻は以下のようになりました。
 ★潜入=18h59m26s
 ☆出現=18h59m31s
 ★潜入=19h00m09s   カーナビによる観測位置は、
 ☆出現=19h01m19s        北緯 34度52分47.8秒
 ★潜入=19h01m46s        東経136度50分01.1秒でした。
 ☆出現=19h02m24s
 ★潜入=19h02m30s
 ☆出現=19h02m39s
 三箇所の観測結果は、まとめられて、6月発行の「ふくろうの会機関誌・UME星」に発表される予定です。

2000年 1月 3日  <りゅう座流星群観測新年会>
 南知多町内海にて、ふくろうの会のメンバー数名が集まり、りゅう座流星群観測新年会をしました。年々、観測より新年会の方に比重が重くなってきていますが、とりあえず、1個は見ました。
 メンバー全員での観測結果:観測数5個(散在2個)
     群流星の出現時刻:1月4日03h30m頃
                                  03h45m
                                  03h57m
                                  04h07m
                                  04h13m

2000年  1月 1日 <二千年紀最初の日出
 自宅近く、知多郡阿久比町にて、二千年紀最初の日出を家族と見てきました。
 およそ20人ほどの見物人に混ざり、美しい下弦の月、茜に染まった東の地平を見ながら、日出を待ちます。
 7時1分33秒、地平の山の端がピカッと光ったかと思うと、真っ赤な太陽が次第に姿を現しました。おもわず、シャッターを切ります(まるで、昨年夏の日食の時の様に)。周りでは、拍手をする人、手を合わせて拝む人、日出をバックに記念撮影する人などがいました。
 そして、すっかり太陽がまぶしくなった後、朝日を背に浴びながら家に戻ったのでした。
 (写真は、星空撮影隊に掲載しました。)

1999年12月31日 <千年紀最後の日没
 知多郡東浦町にて、千年紀最後の日没を見てきました。
 地平すぐ上空にたなびく雲があり、地平高度1°でいったん雲に隠れた太陽は、再び姿を現すと直後、ゆらゆらと揺れながら、まるで千年紀の最後に手を振るように地平へ突き刺さり、沈んで行きました。
 そのとき、真横から日の光を浴びていた私の影は、宇宙空間へ無限に続いたのでしょう。
 (写真は、星空撮影隊に掲載しました。)

1999年12月30日 <C11改造
 懸案だったC11のチューンアップを行いました。
 1.まず、迷光を防止し、コントラストを向上させるため、鏡筒内側に植毛紙を貼りました。
 @組み立て時に同じ位置になるよう、補正板、補正板を押さえるリング、鏡筒トップリングにマジックで印しをしてから、六角ねじをはずして補正板を取り外します。
 (はずしてビックリ。補正板はまん丸ではありませんでした。いいかげんに縁が削ってあってガタガタ、トップリングの中での遊びが大きく、小さなコルク片が当ててありました。念のため、位置をマーキングしておきましたが、これで、中心は合っているのでしょうか?)
 A鏡筒内側の寸法を測り、植毛紙を裁断します。
 (サイズの合う六角レンチが無かったので、主鏡セルとトップリングが外せませんでした。そのため、内側の六角ナットが邪魔なので、主鏡セルの六角ナットとトップリングの六角ナットの間に植毛紙を貼ることにしました。)
 B植毛紙の裏紙にカッターナイフで1〜2cm幅で切れ目を入れます。
 C中央の裏紙を1〜2cm幅だけ剥がして、鏡筒の内側に張ります。
 D裏紙を少しづつ剥がしながら植毛紙を貼っていきます。
 (鏡筒が太くて短いため、結構簡単に貼れました。)
 E副鏡バッフルの内側と外側にも植毛紙を貼ります。
 (副鏡バッフルは黒いエンボス地のプラスチック製で、迷光処理は不十分と思われます。また、副鏡セル?と思われる、副鏡のすぐ横はなぜかピカピカに反射していました。内側、外側全てに植毛紙を張りましたが、曲線のため
型紙を取ってやりましたが、ぴったり合わせるの至難の業です。かなり妥協してしまいました。)
 F接眼バッフルの外側にも植毛紙を貼ります。
 (当然、主鏡の摺動部分以外に張りました。内側は、でこぼこの塗装が施してあり、細くて貼りにくそうだったので貼りませんでした。)
 G主鏡や副鏡、補正板のホコリを払い、印しを合わせて組み立てます。
 (補正板を押さえるリングを六角ネジで止める力加減が今ひとつ良く分かりません。外したときの感触を思い出しながら締めましたが、緩すぎないか?あるいは、締めすぎて歪んでいないか?と少々不安が残ります。)
 以上の作業を、約2時間で行いました。補正板側から主鏡を覗き込むと、作業前に比べ、明らかに鏡筒の中が暗くなり、以前の様に反射している部分はなくなりました。結果が期待できそうです。
 2.次に、光軸の調整を夜に行いました。
 @倍率は135倍、天頂プリズム使用で、木星を視野に入れます。
 (もちろん、高倍率で作業するため、極軸を合わせた赤道儀に載せます。)
 A木星のピントをずらして、ドーナツ状にします。
 B副鏡のカゲがドーナツの中心に来るよう、副鏡の光軸調整ネジで調整します。
 (私のC11は、ネジが右に回しきった状態でしたので、全体に少し左へ緩めてから調整しました。最初、回しすぎて木星が視野の外へ出てってしまいました、一度に回すのは30°ぐらいが良さそうです。)
 C倍率は215倍、天頂プリズム使用でカペラを視野に入れます。
 D少しピントをずらしてドーナツ状にして、回折リングの中心に副鏡のカゲが来るように、副鏡の光軸を調整します。
 (回折リングはきれいに見えていました。しかし、なぜかまん丸ではなく、少しいびつなような気がします。シーイングの影響?、光学系の不良?、なんか不安です。)
 木星をもう一度、見てみると、調整前にはピントをずらすと木星が均一にボケるのではなく、偏ったボケ方をしていたのが、調整後にはキレイに全体が均一にボケるようになり、模様も以前より、はっきりと見えるようになりました。
 とりあえず、目的は達成できたようです。

1999年12月14日 <ふたご座流星群>
 半田空の科学館・ふくろうの会のメンバーと、知多郡南知多町桜公園付近の農道にて観測してきました。
 曇りがちの天候で、全天の雲量は6〜8、視野内の雲量は2〜4程度。薄雲で透明度も悪く、最微等級は3等とかなり悪い条件での観測でした。
 21時から計数を始めて、25時まで(途中、全面曇ってしまい、約1時間中断)の観測時間約3時間に61個の群流星を観測しました。
 昨年は快晴で、一晩に300個以上の流星を見ることができたのに今年は残念でしたが、飽きない程度には明るい流星が飛び、今年最後の流星群を楽しむことができました。

1999年12月 6日〜16日 <わし座新星
 12月 1日に発見され、 4日に3.5等まで増光した、久しぶりの肉眼新星ですが、情報を仕入れるのが遅れ、残念ながら肉眼での観測は逃してしまいました。しかし、双眼鏡ではバッチリ見ることができ、しばらく光度変化を追跡しました。
 12月 6日:会社帰りの18時頃、知多郡東浦町石浜にて、8倍40mmミザール
             双眼鏡で観測。星図と見比べると、わし座δ星と22番星とで三角
      形を作る位置に、はっきりと確認できました。22番星(5.6等)より
             わずかに暗い、5.7等と見積もりました。また、90mmF2.8にて、固
      定撮影もしておきました。
 12月 7日:昨日と同じ機材、観測場所にて。新星の明るさは、ほとんど変
      わっていません、5.7等と見積もりました。
       (この日の写真を「星空撮影隊」に掲載しました。)  
 12月 8日:この日も、前日と変化ありませんでした。減光が止まっている
      ようでした。
 12月10日:少し、減光していました。22番星よりもはっきりと暗く、星図で
      確認して、6.1等と見積もりました。観測地の空は明るく、8×40
      双眼鏡での確認は、かなりきびしくなってきました。
 12月14日:月齢7の月明かりと、薄雲のため、最微等級6.5等でしたが、
      新星は確認できませんでした。
 12月16日:14日よりも透明度はよかったのですが、月齢9の月明かりの
      ため、やはり最微等級6.5等で確認できませんでした。今後は、さ
      らに月明かりの増加と、地平高度が低くなることから、私の観測
      地による、この双眼鏡での追跡は困難と思われます。

1999年11月20日 <しし座流星群>
 11月19日の明け方、日本でもHR200以上のしし群の活動が観測されました。しかし、私は前日の疲れのため明け方に起きることができず、2度も続けて悔しい思いをしてしまいました。
 しかも、今年はしし群をまだ一つも見ていません。そこで、たとえ少なくても一つくらいは見ておきたいと、明け方に自宅近くで見てきました。
 午前3時15分〜4時30分にしし群7個、散在4個でした。
 とりあえず、今年もしし群を見ることができました。

1999年11月17日〜18日 <しし座流星群>
 しし座流星群を観測するため、長野県根羽村池の平へ行ってきました。
 会社終業後、一路、R153へ向かい、豊田、足助を抜け、稲武へ。いつもの店「岡正」が定休日のため、少し手前の「レストラン稲武」で仲間と集合。
 しかし、夕食を取って外へ出ると、一面のベタ曇り。結局、朝まで晴れず、途中の薄曇の時に、仲間が見た、たった一つの流星のみに終わってしまいました。
 なのに、眠気をこらえての帰宅途中、ヨーロッパでは大流星嵐が起こっていたなんて・・・。

1999年11月16日 <水星日面通過>
 出勤前の6時48分〜7時3分頃、水星の日面通過を観測してきました。
 東の低空に雲があり、なかなか太陽が現れずにやきもきしましたが、なんとか雲間から観測することができました。
 ボーグ76の対物前にND400+8+8+2を取り付け、K18mm(28倍)で見ると、悪シーイングでゆらゆらと波打つ太陽の縁に、ポチッとくっついた小さな黒丸が印象的でした。

1999年11月13日〜14日  <ふくろうの会・合宿>
 半田空の科学館・ふくろうの会の合宿で、奈良県吉野郡大塔村にある、「大搭コスミックパーク・星のくに」へ行ってきました。
 朝、7時に半田を出発し、桜井市の素麺屋さん、「千寿亭」で昼食を取り、午後2時半ころに到着しました。 
 まず、プラネタリウムを見て、その後、大塔温泉・星乃湯で長距離ドライブの疲れを流し、夕食後に、第2天文台で観望会をしていただきました。
 第2天文台は、スライディングルーフにミード40cmシュミカセが置いてあり、M15、M2、NGC253、木星、土星などを見せていただきました。
 観望会終了と同時にあたりは霧に包まれてしまい、これ以上の観測はできませんでした。しかし、お手伝いに見えていた、高野山天文同好会の方々と懇親することができました。
 そして、帰り道、橿原市付近のホームセンターで1/4インチのタップとダイスを発見、即座に購入。さらに、三重県津市の「テレスコープセンター・アイベル」に寄りBORG65(中古)、LV4mmを購入しました。