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| (2011.2.23 新設掲載 2.26.28 加筆) 同軸ホーン再製作編 アルティックのデュプレックスユニットを使った同軸型ホーンスピーカーを作っています。 |
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パンチングメタルを採用 |
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| ストーテクノの新しいスピーカーシステムは、ようやく調整の段階に入りましたが、またしても新しいアイデアが浮かび、即、実行しました。 これは、中域用ホーンの中に高域用ユニットをマウントすることです。工作オヤジの私は、ホーンのマウス付近にブリッジ架けて、これにツィータを取り付けようと考えました。最初はホーンツィータを使おうとしましたが、なかなか好適な物がありません。そこで、これまでのテストで弦楽器の再生に威力を発揮したオーラムカンタスのリボン型Model 2を採用することにしました。このツィータは外形で74×120×85oほどで、2.5kHzから使える優れものです。 始めにブリッジを10o角のアルミの角棒を組み合わせて作りました。しかし、途中で更に一捻りして、棒ではなくパンチングメタルを取り付け、これにユニットを抱かせることを考え付きました。こうすれば、ツィータがホーンから前になって音像が飛び出すことがありませんし、ブリッジを取り付けるより工作が容易です。 |
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| 材料のパンチングメタルは、ネットで見つけた大阪の「粟村打抜金網株式会社」に工作を相談しましたが、とても親切に対応してくれて精度の高い品物ができました。この材料は、孔径Φ6、ピッチ7o、開孔率77パーセントのもので、JBLの「蜂の巣ホーン」に使われているものより開孔率が高い素材です。今回は、1.6o厚の材料を2枚作ってもらいゴム系の接着剤で貼り合わせました。予想どおり、これで1枚のときにあった鳴きがピタリと止まり、拳で叩いてもコツコツとしかいいません。ホーンに取り付けてみると、透過率が高いので写真のようにホーンの中が綺麗に透けて見えます。 塗装も自前で パンチングメタルの塗装は今回、自分でやってみましたが、孔の部分が多いのでスプレー塗料の大部分が飛び散って無駄になりました。抜き穴加工したばかりの素材は油だらけですから、下準備として洗浄剤でキチンと「脱脂」した後、両面を3回ガン吹きしました。 せっかちな私ですが、塗料の硬化を早めるためバーナーでやんわり加熱した後、ストーブの前に置いて養生してから3日ほど暖かい場所に置き、塗膜が十分安定してからホーンに取り付けました。こうしないと、ホーンにネジで締め付けたときに圧力で固着してしまうからです。これもペインター(?)樫村氏に教わった方法です。持つべきは友ですね。 中域用ホーンの上下はフランジがあるので留めやすかったのですが、左右は、ホーン壁の斜面に固定用スクリュー穴(6o)をあけたので、鉄工用のドリルが使えず苦労させられました。FRP製のホーンはガラス繊維が大量に含まれているため意外に硬く、ボール盤を用いても木工用の錐が忽ち切れなくなりました。 |
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4Wayのユニットを密集配置
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| 上の写真のように、中低域と中域、中高域、高域の4つのユニットを、ほぼ同軸に密集配置しました。リボンツィータを中域用ホーンの中心でなくオフセットしたのは、中域ホーンから出る信号をツィータのボディーが邪魔しないよう配慮したものです。 この状態で聴取位置からは、デュプレックスユニットのスロートの奥まで見通せます。中高域とリボンツィータのクロス周波数を2.5kHzに設定してあるので、半波長は6.8pと計算され反射や解析が気になりますが、何とか許容できる範囲かなと考えています。 |
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| (2011.2.25 掲載 2.28 加筆) 075のレイアウトを変える |
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| 中域用ホーンの中に高域用ユニットを吊ると、音像が極限まで小さくなります。これこそ私がスピーカーに求めてきたものです。始めに中域用ホーンとオーラムカンタスのリボンツィータを2.5kHzクロスで繋ぎましたが、ボーカルを聴くと恰も歌い手の口元が見えるようです。デジタルディレイで振動板位置を仮想的に合わせると、音場感が良く再現され拡がりや残響もゆたかに聞こえます。 |
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| 次に、前回まで最上部にレイアウトしていた075ツィータを、中低域用ホーンの中に入れてみました。写真のフランジは、加須市にある「ビバホーム工作室」の中野氏や大谷氏の協力を得て作ったものです。これには20oの集成材とアルミの複合板を用いました。 このレイアウトでユニットの中心距離は最大で15cmに収まっています。ユニットが増えたので多少、定位が甘くなるかと心配しましたが、聴取位置までの距離が4.5メートルあるため、全く気になりません。それどころかスピーカーに近づいても一つのユニットから音が出ているような感じです。 075を加えたので帯域分割を増やしてクロスを2.5kHzと10kHzに変更してみましたが、私の耳には全てのユニットが違和感なく繋がっています。わざわざ075を加えて帯域分割を増やさなくとも不満は無いのですが、この075ユニットのフォルムが好きなので、「科学の徒」にあるまじき振る舞いをしてみました。 |
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| 上の写真は、片チャンネル分のシステム全景です。4Wayの部分が1ボックスに纏まっているのでスマート(?)です。しかし、バッフル上部に開けた角穴を塞がないと、しっかりした低音感が得られないため、ここにメクラ板を取り付けたので前より格好が悪くなりました。もう少し小さくして黒色にしたほうが良さそうです。 スピーカーの下の木製ラックの中に見えている可愛い管球式のアンプは、彩球オーディオ倶楽部の松本 登氏の作品で、これは、075を駆動するパワーアンプとして借りたものです。聴感テストの結果が良ければ、モノラルにして1ペア製作を依頼しようかと考えています。 続く |
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