板橋しゅうほうさんの名を天下にとどろかせたペイルココーンの紹介です。
東京三世社刊’80年11月10日刊
月刊OUT(みのり書房)’77年−’78年11月号
となっていますが、実際にはランデヴー(みのり書房)にも連載されていました。
それだけではなく、アニメック(ラポート)では、外伝ともいうべき「熱中ジアーラ」が掲載され、最後は、ペイルココーン第2部として数頁書かれています。
「熱中ジアーラ」連載前のアニメック7号’79年
では、
「緊急座談会 いたはし・しゅうほう新連載を語る」
が紹介されていて興味深いのは、OUTのKさん(実はもうOUTの編集者ではなかったのですが)がほとんど座談会をくってしまっているのが面白いです。
(このインタビューの中で触れられているのですが、多くのマンガが活版であるのに対して、オフセット印刷でしか仕事をされていなかったようです)
アニメックに掲載された「熱中ジアーラ」は3話だけで、アニメック8号9号10号でオチがつくことなく終わってしまい、単行本にもはいっていませんが、最後の最後で「熱中ジアーラ」は、ペイルココーン第2部というタイトルに途中からなっているのです。
そのあとすぐ、東京三世社からペイルココーンの単行本がでているのですが…
幻のペイルココーンだったということなのでしょうね。
さて、
アニメック7号の座談会によるとどうやら、ペイルココーンは、シリアスではじめそのまま続ける予定だったようです。
ところが、人気が最低であったため、最終回であそんでしまおうとギャグにしてしまったところ人気が急上昇し、連載がのびたのだとか。
盛り込んであるパロディは私の年令でもわからないものが結構多く、ええいメモリ5だ!(ビッグXのパロディ)とか、ジグタロボ(鋼鉄ジーグのパロディかな?)などなどもりだくさん。
このように、ペイルココーンは途中でギャクになってしまったにも関わらず、ストーリーとしてはソリトイという物語の核をしっかりと押さえているため破綻していないあたりがすごいのではないかと思います。
板橋しゅうほうさんの作品はこのころのものが一番好きです。
単行本未収録と思われるOUTの読み切り、OUT’78年10月号のカムイ外伝をハロディにした「咬胃」等。
この作品は、構成もタッチも、アメコミのコミックスをまねてにせの広告までいれているあたりこだわりが最高です。
この「咬胃」もそうなのですが、タイガーマスクを板橋しゅうほう先生はお好きだったのでしょうか??ペイルココーンといい、「咬胃」といいパロっているようですし…
P.S
記憶モードになりますが、ランデヴー誌上では、ペイルココーンの制作現場という記事があり、この場面はマット合成でつくられたなどの冗談もあり、しかも
MAT合成用コスチューム(帰ってきたウルトラマンのMATの制服)
ZAT合成用コスチュームなどがあり爆笑したのをいまでも鮮明におぼえています。
おかあさん…僕のあのランデヴーどこにいってしまったんでしょう…
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