| ●コミックトム(坂口尚) ▼ コミックトム坂口尚作品関連号についてのページです。
シリーズ「12色物語」連載開始。「雪の道」 「白い色にたくして謳う若き音楽家の純白の魂12色の独白劇が白をキャストに幕を開ける」
「蜃気楼」巻頭カラー 「赤」のイメージで鮮烈に贈る鬼才の異色シリーズ第2弾!! 単行本と比較して驚くのはほとんどリライトされている事です。カラーページの部分にもタッチがふえています。ベタ、スクリントーンなども。 7P目「いつまでつづくんだこの戦は…」のあと その他、パースの取り方構図なども変更されていますが、基本的に作品として、大きな違いがあるわけではありません。
この号には坂口尚氏の作品は掲載されていません。しかし、読者の声のコーナーで、「大反響『12色物語』の感想文大特集」が組まれています。17歳の時の自分の描いた「朝凪」の主人公ピヨートルの似顔絵がなぜか掲載されました。坂口尚氏の色紙の応募のとき、葉書のすみに小さくかいたもので、ほぼ原寸。
坂口さんのマンガを文章にするのは無理なんですという投稿もあって、それはうなずける話です。そうなんです。でも、書くしかない。そう思いながら、ホームページを作っています。
坂口尚さんに聞く 「根性マンガを描いてます!!」 「12色物語」の最終話「夜の結晶」が掲載されたコミックトムには、坂口尚さんのインタビュー記事があります。 「僕の場合はだいたい短編ですので。(笑)とにかく絵を描くことが好きなので、キャラを作り出すのは苦にならない、というか楽しいですね。ストーリーを作るというのはあまり得意じゃなかったので、毎回落ち込んでます。どうして僕ってこんなに才能ないんだろうって。」 「ストーリー作りはテーマから入りません。イメージがせばまってしまうので。 「自分の本に古本屋では会いたくない(笑)という気持ちで取り組んでいます。絵が好きだから、いいかげんな絵を描きたくないんです。もっとも後になって見ると、自分の作品は全部嫌いになってしまうけれど。(笑)」 「時々、詩を読むのは好きですよ。話の凝縮と単純化の中に、密度の濃い世界を感じるからです。僕も創作のさい、そういう方向をめざしています。自分の作品は他人からはよくポエジーみたいに言われますけど、体裁はどうあれ、自分の中では熱血ものだという気がありますね。どのくらい根性を通せるかという、一生懸けた根性を描いているつもりはあるんです。坂口漫画は根性ものだ!!(聞け少年誌の編集者よ!!)と。(笑)」 「集中したい時は、それに合った音楽を聴くと、不思議に場面が浮かんできて乗れますね。それぞれの作品にそれぞれの曲がある。例えば「窓辺のふたり」の時はジェームス・ラストのピアノ曲ばかり聴いていたし。」 このインタビューのなかで、一番重要だと思われるのは次に引用する言葉だと思います。 「表面的には弱者に見えても、何かに耐えて耐えて、耐えた分だけ自分を作り上げていくというのが一番の強さじゃないかと思うんです。時代とか周囲に対しても、どこにいようが、NOと言うべき時にはNOと言い続けられる強さ。これが大切じゃないか。自分もそうありたいと。」 「石の花」でのブランコの台詞、「世界中でたった一人だろうと否なら否といいつづけろ」「真の戦士になれ!」 この台詞が思い起こされますね。 (宮内さんの投稿記事より)
「ぶぅぅめらぁん」最終回 野宿している老人がタバコをすうイラストファンタジー(セリフなし) この号のMY TOM欄には、「新春メッセージ」として坂口尚さんの「石の花」連載開始に向けたコメントが掲載されています。 坂口尚 来年号から、戦争を題材にした長編「石の花」がスタートしますが、昨年の秋から構想を練り、どうにかこうにか、二、三本のストック体勢で発車出来そう。
「石の花」連載開始(巻頭カラー)☆鬼才・坂口尚、待望の新連載開始!!
「石の花」の連載−この号のみ休載。
「石の花」の冒頭にでてくるポストイナ鍾乳洞。 「石の花」燃える山河(講談社漫画文庫の第2巻抵抗編に収録されています) 巻頭カラーページ 銃を手にしたクリロの水彩画。潮出版社、講談社のものともに単行本には収録されていません。 ■「石の花」のユーゴでのカラー見開きの取材報告 ザグレブ・フィルムのアニメーターとの意見交換の時の写真や、各地の写真が掲載されていますが、坂口氏の映っている写真の数が少ないのが残念です。
なお、ユーゴスラビアでの取材の詳細は1988年「波」10月号(新潮社)にかかれたものが、講談社漫画文庫「石の花」第5巻に転載されています。
「燃える山河」の雑誌と単行本の比較ですが、普通白地の中に小さく人物が描かれるというのは手抜きです。 【関連】 ■新版「石の花」
VERSION連載開始1号前のCOMICトム予告より 【関連】 【参考】 ■コミックトム背表紙 ▲このページのTOPへ 2002/04/26 加筆 ▲もどる |